10位 : 横浜Fマリノス→ J1屈指のサイドアタッカーであるMF齋藤学とMFマルティノスを擁していることもあってサイドアタックがチームの中心となる。悪い時期は2人がサイドからドリブルでガンガン仕掛けだけのサッカーになってしまうがMF天野純をトップ下、MF扇原をWボランチの一角で起用するようになってから攻撃のバランスが良くなった。中央とサイドをバランスよく使うことが出来ているときの横浜FMの攻撃は迫力がある。
9位 : 鹿島アントラーズ→ 石井監督時代の成績は12試合で7勝5敗。ACLとリーグ戦を並行して戦うタフな日程だったことを考えると決して悪くない成績だったが大岩監督になってから5連勝。一気に勝ち点「3」を積み上げて首位ターンに成功した。基本的なスタイルは代わっていないが大岩監督になってからFWペドロ・ジュニオール、MFレアンドロ、MF中村充といった攻撃に特徴のある選手が生きやすいサッカーになっている。
8位 : ガンバ大阪→ ここ最近は選手の入れ替えが激しい。2014年の三冠を支えた選手の多くがチームを去って、ユースから昇格してきた20歳前後の選手がチームの一大勢力になっている。クラブとしての転換期を迎えているが今シーズンのG大阪は3バックと4バックを上手く併用して戦うことが出来ている。長谷川監督はうまい具合に選手の良さを引き出すことに成功しており、フル代表に多くの選手が招集されたことがその証と言える。