■ 死活問題になり得るスタジアムグルメの充実度旧・国立競技場は「飯マズ・スタジアム」として有名だった。1964年に開催予定だった東京五輪のために作られたスタジアムなので昔の基準で設計・建設されている。仕方がないところもあるが、国立競技場の敷地内で火を使うことはできなかった。なのでチップスターなどのスナック菓子やフランクフルトやポップコーンなどが「国立競技場を代表するスタジアムグルメ」だったがクオリティとしては最悪に近かった。
当然のことながら国立競技場のコンコースなどの売店で売られていた商品は値段も高かった。周辺にあるコンビニなどで十分な量の食料を調達してからスタジアムに向かう必要があったので非常に面倒だったが、数年先に完成予定の新・国立競技場は最先端のスタジアムになるのでスタジアムグルメのクオリティが劇的に改善されるのは確実である。スタジアムグルメが新・国立競技場の名物になるのは間違いない。
「1人だけ」あるいは「男の友人だけ」でスタジアムに行く人には大きな問題にはならないが、「子供を連れて行く。」、「彼女と一緒に行く。」、「奥さんと一緒に行く。」、「サッカーにあまり興味の無い人と一緒に行く。」という割合が高い人にとってスタジアムグルメが充実しているのか?否か?はかなり切実な問題になってくる。子供・彼女・奥さんをサッカー観戦に誘ったときに成功する確率は段違いである。