1人目 : MF 中村憲剛 (川崎フロンターレ)→ 2003年に川崎Fに加入。クラブ一筋でプロ17年目になる。入団時はJ2のクラブだった川崎FをFWジュニーニョとともに引っ張ってきた。J1屈指の強豪クラブに成長した川崎Fの歴史の多くに携わっており、クラブの象徴的な選手になっている。39才になったが「川崎Fで引退すること」ならびに「将来、川崎Fの監督に就任すること」はほぼ完璧と言える。これほどバンディエラという言葉が似合う日本人選手はいない。
2人目 : FW 高松大樹 (大分トリニータ)→ 2000年に高卒で大分に入団。2011年の1年間のみ、FC東京に期限付き移籍しているが、その年以外は2016年に現役を引退するまでずっと大分でプレーした。アテネ五輪代表チームでも活躍したが「ミスター・トリニータ」と呼ばれてクラブの象徴的な選手として君臨した。181センチとサイズに恵まれており、跳躍力を生かしたヘディングシュートが大きな魅力だった。オシム監督のときにフル代表でプレーした。