■ 苦しみながらも何とか残留を果たす。J2の最終節を最下位の22位で迎えた金沢だったが優勝&自動昇格がかかった札幌を相手にアウェイでスコアレスドロー。大きな勝ち点「1」を獲得して21位に浮上して入替戦への進出が決定。すると1戦目は1対0の勝利で、2戦目も2対0の勝利。J3で2位になった栃木SCに連勝して無事にJ2残留を確定させた。昇格2年目の今シーズンは非常に苦しいシーズンになったが最低限の目標だった残留を果たすことが出来た。
とにもかくにも入替戦の初戦で勝利できたのが大きかった。後半終了間際にCKからMF小柳のゴールで大きな勝利を手に入れることが出来た。2戦目は(金沢のホーム戦ではあったが)隣県の富山市での開催ということでスタジアムがどういう雰囲気になるのか?は全く予想できなかったが7,000人を超えるサポーターが終結した。これだけ多くの人が富山まで足を運んでくれたとなると選手は頑張るしかない。
栃木SCとの入替戦で救世主になったのは栃木SCの下部組織で育ったFW中美だったが、彼以外にもMF秋葉、MF熊谷アンドリュー、FW安柄俊、MF可児、MF安東が期限付き移籍中となる。すでにFW中美とMF秋葉とMF熊谷アンドリューとFW安柄俊に関しては「残留のオファーを出す見込み」と報じられているが、残留に貢献した選手たちを引き留めることが出来るのか?がまず最初の大きな注目ポイントになるだろう。