※ 2016年11月27日(日)の時点。
名古屋グランパス→ 無念のJ2降格となった名古屋は今オフに草刈り場になる危険性があったがすでにFW川又の磐田移籍が決定的で、MF永井謙も「残留交渉は決裂した。」と報じられたので名古屋に残る可能性は限りなくゼロに近くなった。DF闘莉王やDF竹内彬やMF小川佳などチームを支えてきたベテランは契約満了でチームを離れることが決まっており、さらにはMF田口やMF扇原やMF杉森などが流出する可能性もある。
特にチームの生え抜きであるMF田口が抜けるようだとダメージは大きいので彼の動向が要注目と言えるが、その一方で風間監督の就任は確実。元日本代表のFW佐藤寿(広島)の加入が正式に決定した。スピードや運動量の部分での衰えは顕著なのでどのくらいの活躍が出来るのか?は未知数と言えるが、パスをつなぐサッカーになることは確実。FW佐藤寿にとっては一番いい移籍先と言えるのではないか。
また、ブラジル人のFWマリーニョ(ヴィトーリア)を加入できる可能性が高まった。動画を見る限りでは相当なスピードとテクニックを持った左利きのアタッカーである。2013年に神戸でプレーしたMFマジーニョに似た雰囲気があるが、J2の中でスペシャルな選手になり得る。彼が攻撃の中心になるはず。さらにCBの即戦力としてDFシャルリス(セアラー)の加入も有力となった。軸となる選手は徐々に決まって来ている。
日本人選手で獲得に動いていると報じられたのはMF野津田(新潟)、DF吉田豊(鳥栖)、MF宮原(広島)の3人であるが、J1でトップクラスの左SBであるDF吉田豊をJ2に降格した名古屋が引き抜くのは不可能に近い。彼の獲得に関しては実現の見込みはほぼゼロだと思うが、MF野津田とMF宮原に関しては広島ではあまり出番がないと思われるのでチャンスはある。能力の高い選手なので獲得できると戦力アップにとなる。