20位 : DF 車屋紳太郎 (川崎フロンターレ) → 49票→ 日本代表候補に選ばれた経験の左SB。左利きで縦へのスピードがあってクロスの精度もまずまず。ビルドアップに貢献できる点も大きな魅力と言える。「サイドを頻繁に駆け上がって味方を助けるプレーでチームに貢献する。」という旧来型のSBとはタイプは異なる。多彩な能力を持ったハイブリット型の左SBとも言える。178センチと日本人のSBとしてサイズがある点も武器の1つでCBでプレーすることもできる。
19位 : DF 岩波拓也 (ヴィッセル神戸) → 56票→ 残念ながらリオ五輪の本大会はオーバーエイジでDF塩谷が招集されたこともあって出場機会なし。2度目の世界大会で屈辱を味わったが苦い経験をバネに日本に戻って来てからは所属の神戸で好プレーを続けている。神戸は2ndステージは2位と優勝を狙える位置に付けており、守備の要であるDF岩波に対する評価も上がってきている。186センチの高さと抜群の精度を誇る右足のキックが大きな武器となる。
18位 : MF 鎌田大地 (サガン鳥栖) → 57票→ 類稀な攻撃センスを持ったアタッカーとして大きな期待を集めている。今シーズンから鳥栖を率いるフィッカデンティ監督はトリプルボランチ気味の「4-4-2」を採用することもあって最も力を発揮できるトップ下でプレーする機会が多い。好不調の波が激しい点は課題と言えるが創造性溢れるプレーができる数少ないJリーガーの1人である。「運動量の少なさが課題」と誤解されることが多いが走行距離はJ1屈指。
16位 : MF 遠藤航 (浦和レッズ) → 59票→ リオ五輪代表チームのキャプテンとしてアジア制覇を達成。手倉森JAPANの顔だったMF遠藤航は定期的にフル代表に召集されている。ボランチだけでなく右SBで起用された試合もあったが守備的なポジションであればどこでもプレーできるポリバレント性は代表に定着するための大きなアピールポイントになる。移籍先の浦和では3バックの中央でプレーする機会が多いがフィード力の向上は目覚ましい。