■ GK鈴木彩艶への差別は問題日本代表はアジア杯のGLを戦っている最中になるが2試合目のイラク戦は1対2で敗れた。これで1勝1敗。初戦のベトナム戦も4対2とすっきりしない内容の勝利だったことを考えると「エンジンがかかっていない。」と言わざる得ない。首位通過の可能性は消滅しており、GL突破をかけて3戦目でインドネシアと対戦することになる。引き分けでもGLが確定するがインドネシアに負けるようだとややこしい展開になる。
戦力的には日本の方がかなり上なので「ゴールラッシュ」が期待されるがここまでの2試合で計4失点。守備陣が批判の対象になっている。攻撃陣は2試合で5ゴール。それなりには結果が出ているがベトナムとイラクを相手にともに2失点というのは不甲斐ない。ベトナム戦はセットプレーから2失点してイラク戦は日本の右サイドを崩されて失点。2試合連続でスタメン出場した21歳のGK鈴木彩が特に批判を浴びている。
代表選手である以上、プレーに関して批判をされるのは「仕方がない。」というしかない。21歳の若手とは言っても代表プレーヤーである。ただ、彼に対する人種差別的な言動は全く容認できない。インドネシア戦に向けた会見の席で森保監督もそういう差別に関して強く批判をしたが当然の話である。選手を守る意味でもJFAは、今回、差別的な言動をした人(おそらく複数人)に対しては厳しく対応する必要がある。