10位 : MF 豊川雄太 (ファジアーノ岡山)→ 1月に行われたU-23アジア選手権で活躍。知名度が飛躍的にアップして勢いに乗った状態でJ2初挑戦となったが40節終了時点で36試合に出場して9ゴールを記録。途中出場が大半で出場時間は1,257分にしか過ぎないことを考えると超ハイペースでゴールを決めてチームを助けた。手倉森JAPANのときは献身性が光ったが岡山では強引なプレーも多くてアグレッシブな仕掛けがチームに好影響をもたらした。
9位 : MF 町田也真人 (ジェフ千葉)→ 「運動量が豊富。技術が高くて創造的なプレーができるが得点力は低い。」というのが昨シーズンまでの一般的な評価だったがプロ5年目で大ブレイク。41節終了時点で31試合で11ゴールと見事な活躍を見せている。昨シーズンまでは60試合で1ゴールのみだった選手とは思えない。後半戦は2トップの一角でプレーする機会も多かった。昨オフにチームメイトの大半がチームを離れたことが刺激になったのか。
8位 : MF 福満隆貴 (レノファ山口)→ 2015年はJ3で35試合で19ゴール。得点ランキングで2位に入ったが今シーズンは41節終了時点で3ゴールのみ。得点の部分ではチームに貢献できなかったがそれでも昇格初年度の山口の攻撃の中心としてトップ下の位置から多くのチャンスを演出した。アグレッシブなプレーが持ち味でトリッキーなプレーもできる。スルーパスの本数はリーグ1位で、シュート数ならびにエリア外からのシュート数はJ2屈指。
7位 : MF 堀米勇輝 (京都サンガ)→ 「甲府の下部組織が生んだ最高傑作」と言われながらついに甲府では活躍できず。昨オフに決意の完全移籍となったが愛媛FC時代の恩師である石丸監督の下、攻撃の中心として素晴らしい活躍を見せた。創造性溢れるプレーが魅力で左足のキックの精度はJ2屈指。「(プロの世界では)石丸監督の下でしか活躍できていない。」というのが現状であるが、FWエスクデロとのコンビネーションは魅力的だった。