1人目 : MF 堂安律 (ガンバ大阪ユース→ガンバ大阪) 1998年6月16日生まれ 172センチ/70キロ→ 高校1年生のときから名門のG大阪ユースで攻撃の中心として活躍してきた左利きのアタッカー。「宇佐美以来の逸材」、「宇佐美2世」と表現されることもあるがプレースタイル的には同じG大阪ユース出身のMF家長(大宮)によく似ている。左足が得意でキープ力が高くて決定的な仕事をすることができる。W杯出場は逃したが「98ジャパン」のときは左SBでプレーした。ユースの先輩2人と比べると運動量も多い。
2人目 : MF 藤本寛也 (東京ヴェルディユース) 1999年7月1日生まれ 172センチ/59キロ→ 手倉森JAPANの10番を背負い続けてきたMF中島翔(FC東京)など多くの才能溢れるアタッカーを世に送り込んできた東京Vの下部組織でプレーする左利きのアタッカー。1999年生まれなので当時はまだ中学生だったが高校1年生がチームの大半だった「98ジャパン」では攻撃の中心を担った。技術が高くてイマジネーションが豊富。線の細さは否めないがMF中村俊(横浜FM)のような選手になれる可能性がある。
3人目 : MF 三好康児 (川崎フロンターレ) 1997年3月26日生まれ 167センチ/64キロ→ 「ミヨッシ」の愛称を持つ左利きのアタッカー。風間監督の評価は高くてプロ1年目の2015年はJ1で3試合に出場している。吉武監督が率いた「96ジャパン」では攻撃の中心として活躍。2013年のU-17W杯のベスト16入りに貢献した。ドリブルが得意でラストパスも出せる。層の厚い川崎Fの攻撃陣の中でどこまで出場機会を確保できるか。ずっと川崎Fの下部組織でプレーしてきたのでサポーターの期待は大きい。
4人目 : DF 藤谷壮 (神戸U-18→ヴィッセル神戸) 1997年10月28日生まれ 178センチ/61キロ→ 名将のネルシーニョ監督が才能に惚れ込んだ右アウトサイドの逸材。高校3年生ながら2015年はJ1で5試合に出場している。178センチと日本人のSBにしては大柄で長いストライドを生かした迫力のある攻撃参加が魅力の1つ。神戸の下部組織はかなり環境が整備されてきたのでDF岩波を筆頭に優秀な選手が続々と出てくるようになっている。現段階では2020年の東京五輪の右SBのレギュラーの最有力候補か。
5人目 : DF 町田浩樹 (鹿島ユース→鹿島アントラーズ) 1997年8月25日生まれ 188センチ/74キロ→ リオ世代にはDF岩波(神戸)、DF植田直(鹿島)、DF西野(G大阪)など185センチを超える大型CBが何人かいるがいずれも右利きである。鹿島ユース育ちのDF町田は日本サッカー界にはほとんどいなかった「左利きの大型CB」として将来を嘱望されている大器。テクニックも水準以上で左SBでもプレーできる。順調に成長して4年後に迫った2020年の東京五輪のときの日本代表チームの守備の要になることが期待される。
7人目 : MF 増山朝陽 (ヴィッセル神戸) 1997年1月29日生まれ 173センチ/72キロ→ 名門の東福岡高出身。「ヒガシのクリロナ」と呼ばれて高校時代から注目を集める存在だった。父親は日本人で母親はスペイン系のフィリピン人のハーフ。本家のFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)と同様でルックスの良さも注目に値する。2015年は高卒ルーキーながらJ1で9試合に出場。類まれなスピードを持っており順調に成長できると「東京世代のエース」になれるポテンシャルを秘めている。
8人目 : DF 野田裕喜 (大津高→ガンバ大阪) 1997年7月27日生まれ 181センチ/73キロ→ 名門の大津高出身。高校2年生だった2014年から特別指定選手として地元のロアッソ熊本の練習に参加しており2014年のJ2の最終節の福岡戦(A)でJリーグデビューを飾った。攻撃的なポジションであるならばいざ知らず経験値が必要なCBの選手が高校2年生の段階でJリーグ出場を果たすのは異例中の異例。2015年もJ2で4試合に出場。熊本入りも噂されていたがG大阪に加入することが正式に発表された。
9人目 : FW 吉平翼 (大分トリニータU-18→大分トリニータ) 1998年1月5日生まれ 171センチ/70キロ→ GK西川(浦和)やMF清武弘(ハノーファー)など少なくない数の日本代表選手を輩出してきた大分の下部組織出身。このたびトップチーム昇格が決まったが実兄(=双子の兄)も大分の下部組織でプレーした。典型的なストライカーでゴール前でのダイナミックなプレーが特徴。2015年はJ2で4試合に出場。得点力不足に苦しんだトップチームのスタッフからも大きな期待を受けていた。J3でどのくらいの活躍ができるか。
10人目 : FW 小川航基 (桐光学園高→ジュビロ磐田) 1997年8月8日生まれ 180センチ/70キロ→ 「日本には大型CBがいない。」と言われたのはもはや過去の話。危機的な状況にあったのはひと昔あるいはひと昔半ほど前の時期のことである。逆に圧倒的に不足しているのはスケール感のあるフォワード。先の選手権で大きなインパクトを残したFW小川航は「久しぶりに出てきたストライカーっぽい大型フォワード」と言える。「得点パターンが豊富な点」と「メンタルの強さ」に大きな可能性を感じる。
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