GK 櫛引政敏 (清水エスパルス→鹿島アントラーズ) 1993年1月29日生まれ 186センチ/82キロ→ 青森山田高時代から将来を嘱望されてきた守護神。「リオ世代のキーパーの中では実力も経験値もダントツ」という時期が長かったが、福岡のJ1昇格の立役者となったGK中村航(福岡→柏)が急成長。レギュラー落ちの危機を迎えていたが、GK中村航は怪我のため代表入りを辞退した。スケールの大きいキーパーであるがポカミスが多いのが難点。MF柴崎岳(鹿島)とは同学年。中学・高校のチームメイト。
GK 杉本大地 (京都サンガ→徳島ヴォルティス) 1993年7月15日生まれ 186センチ/79キロ→ 五輪代表メンバー23人の中に京都U-18出身の選手が3人いる。その3人とはFW久保裕(ヤングボーイズ)、MF原川(京都→川崎F)、GK杉本(京都→徳島)。ともに1993年生まれで同学年となる。同じ京都U-18出身で1学年後輩のGK山田(京都)も定期的に五輪代表に選出されている五輪代表クラスのキーパーであるが今回は先輩のGK杉本がメンバー入りを果たした。GK櫛引に次ぐ2番手キーパーになるだろう。
GK 牲川歩見 (ジュビロ磐田→サガン鳥栖) 1994年5月12日生まれ 194センチ/88キロ→ 怪我で代表を辞退したGK中村航(福岡→柏)に代わって緊急招集された第3キーパー。194センチの長身が魅力。2014年9月に行われた仁川アジア大会のときはGK牲川が主戦キーパーだった。「世代有数のキーパー」と言われているが所属の磐田ではリーグ戦出場はゼロ。経験値の少なさは気になるところ。ちなみに名前の読み方は「にえかわ」。『牲』の意味を辞書で調べると「祭りで神に供える動物。いけにえ。」。
DF 松原健 (アルビレックス新潟) 1993年2月16日生まれ 180センチ/70キロ→ 早生まれの1人。FW宇佐美率いるプラチナ世代が中心だった時期の年代別代表で右SBとして活躍した。右足のキックが最大のウリでビルドアップ能力の高さが大きな魅力になっている。アギーレ監督の評価が高くてアギーレJAPANのときに日本代表に初召集されている。心配されるの試合勘不足。2015年は怪我の影響もあってリーグ戦の出場はゼロだった。180センチなのでSBとしてはサイズに恵まれている。
DF 山中亮輔 (柏レイソル) 1993年4月20日生まれ 171センチ/65キロ→ 「人材難」と言われている左SBのレギュラー候補の1人。今回のメンバー23人の中では唯一の左利き。セットプレーのキッカーとしても期待されている。所属クラブでは2列目で起用されることもあるが五輪代表での主戦場は左SB。破壊的な左足を持っており、サイドでボールを受けてから縦に突破してクロスを上げるプレーも得意にしている。攻撃力は高い。DF山中の左足は五輪代表の大きな武器となる。
DF 植田直通 (鹿島アントラーズ) 1994年10月24日生まれ 186センチ/77キロ→ 186センチとサイズに恵まれているだけでなく、スピードがあって、パワーがあって、闘争心があって、キック力もある。「CBとしては日本サッカー史上屈指の素材」と評される日本期待の大型CB。何度かフル代表にも召集されている。2015年は鹿島でポジションを奪えずにスタメンから外れる試合が多かったので試合勘の問題は拭えない。今大会で存在感を発揮してフル代表入りの足がかりを作りたい。
DF 岩波拓也 (ヴィッセル神戸) 1994年6月18日生まれ 186センチ/72キロ→ U-16のときからDF植田直とCBコンビを組んできた大型CB。CBとしてのタイプは全く異なるがDF植田直と同様で早くから「将来の日本代表の守備の要になる選手」として大きな期待を受けており、ここまではまずまず順調に伸びてきている。スピードは無いが、空中戦に強い。最大のウリはフィード力。長いパスも短いパスも正確でかつ質が高い。フィード力に関してはすでに「日本人CBの中で屈指」と言える。
DF 室屋成 (明治大学) 1994年4月5日生まれ 174センチ/65キロ→ 唯一の大学生。青森山田高時代から能力を高く評価されておりベスト8に入った2011年のU-17W杯でも活躍。Jリーグ入りではなくて大学進学を選択したのは驚きだった。同じ明治大出身ということもあって「長友2世」と評される。本人は「SBとしてのタイプは違う。」と否定的であるが「抜群の走力を持っている点」や「1対1の強さ」など共通項は多い。現在は大学3年生。進路先が大いに注目される。
DF 亀川諒史 (アビスパ福岡) 1993年5月28日生まれ 176センチ/68キロ→ 福岡の「J1昇格」に大きく貢献したサイドプレーヤー。右SBも左SBもどちらも遜色なくこなすが今回の予選は左SBが主戦場になるのではないか。身体的な能力が高くて「守備力の高さ」に定評のある選手だったが福岡移籍後の攻撃面でのレベルアップが著しい。リオ世代のSBはまずまず人材が豊富であるが「リオ世代のSBの中では頭1つ抜け出た。」という印象がある。早期のフル代表入りも十分に考えられる。
DF 奈良竜樹 (FC東京→川崎フロンターレ) 1993年9月19日生まれ 180センチ/77キロ→ 札幌U-18出身。2011年のシーズン終盤にJリーグデビュー。高校3年生とは思えないほど成熟したプレーを見せて札幌の「J1昇格」に大きく貢献した。この活躍が認められてロンドン行きを決めた直後にCBの人材難で苦労していた関塚JAPANに飛び級で選出されて大きな話題となった。180センチとCBとしてどちらかというと小柄であるが鍛え上げられた強靭なフィジカルを生かした守備力が高く評価されている。
DF 三竿健斗 (東京ヴェルディ→鹿島アントラーズ) 1996年4月16日生まれ 180センチ/71キロ→ 12月30日(水)に発表された「残り2枠」のメンバーに選出された。23人の中ではMF井手口(G大阪)と並んで一番下の学年となる。DF登録になっているが本職はボランチ。ユースから東京Vのトップチームに昇格するとプロ1年目からレギュラーに定着した。わずか1年で常勝軍団の鹿島に引き抜かれたことが潜在能力の高さを如実に示している。サッカーダイジェスト選定の2015年のJ2のベストイレブンに選ばれた。
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