■ 梅雨の時期に投入した日本列島J1は14節が終了した後、代表戦のための中断期間に突入した。週末に行われたJ1の15節は「2週間ぶりのリーグ戦」だったが日本列島が梅雨の時期に投入したこともあってあいにくの天候になった試合が多かった。静岡市にあるIAIスタジアム日本平で行われた清水 vs 横浜FMも前半途中から激しい雨が降ってきたが天候と同様で試合もかなり荒れた。両チームを合わせて6枚のイエローカードが提示された。
しかも、前半の24分までに5枚のイエローカードが提示されたので「特に序盤は荒れた。」と言える。横浜FMはDFティーラトン、MFマルコス・ジュニオール、FW遠藤渓がイエローカードを受けて、清水はMF竹内涼とFWドウグラスが前半の早い段階でイエローカードを受けている。「イエローが出て当然」というシーンもあったが、「このくらいでイエローを出さなくても良かったのでは?」と思うシーンもあった。
もちろん、試合が荒れ気味になるのは主審だけの責任ではない。ほとんどの場合、両チームの選手にも原因や責任があるので、主審だけを責めるのはフェアではないが、「序盤に簡単にイエローを出したこと」が両チームの選手をエキサイトさせてよりコントロールするのが難しい試合になったのは間違いないところである。担当したのは中村太レフェリーだったが「良いパフォーマンスではなかった。」と言える。