GK 小島亨介 (大分トリニータ) なし
→ マカオがボールを保持して攻め込む場面はほとんどなかったので評価は難しい。
DF 大南拓磨 (ジュビロ磐田) 6.0
→ J1でレギュラーを確保する中、代表に招集された。攻め込まれるシーンはほとんどなかったので守備面でアピールするのは難しい状況だった。ビルドアップやセットプレーでアピールしたかったがセットプレーの時は一定以上の存在感があった。184センチの高さを生かした空中戦は武器になる。圧倒的にボールを保持して攻め込む展開だったことを考えるともっと高い位置を取って攻撃に絡んでも良かった。
DF 板倉滉 (フローニンゲン) 6.5
→ 先のとおり、守備面での評価は難しい試合になった。ほぼ攻められなかった。攻撃面ではセットプレーのターゲットマンの1人として存在感を発揮。終了間際の後半50分にはMF久保建のCKからダメ押しの8点目を奪った。ファーサイドのいい位置を取ってうまくミートした。後半22分に生まれたMF遠藤渓の4点目のゴールもアシスト。CBながら1ゴール1アシストの活躍だった。丁寧なパスでアシストを記録した。
DF 町田浩樹 (鹿島アントラーズ) 7.0
→ 同じく守備面での評価は難しい試合になったが0対0で迎えた後半7分にMF三好のCKから先制ゴールをゲット。なかなか点が取れないもどかしい試合になったが190センチの高さを生かした豪快なヘディングシュートを決めて大きな先制ゴールを奪った。このゴールが大量点のきっかけになったのは言うまでもないところである。左利きのCB。フィードもまずまずなので貴重な戦力になる可能性がある。
MF 松本泰志 (サンフレッチェ広島) 5.5
→ MF青山敏とMF稲垣が離脱していることも関係してJ1でレギュラーポジションを獲得中。これまでは試合勘の問題を抱えていることがほとんどだったがいい状態で代表に合流することが出来た。地位を確立したい試合になったが効果的なゲームコントロールは出来ず。膠着した前半に存在感を発揮したかった。1ボランチ気味の布陣に変更になった後半はうまくバランスを取ったがチャンスにはなかなか絡めず。
MF 齊藤未月 (湘南ベルマーレ) 5.0
→ 飛び級での選出となったが前半のみで交代。自分が下がった後にゴールラッシュを見せて8対0の大勝。いい気分ではないと思うが前半はほぼ全員の出来が今一つだった。「(MF齊藤未を含めた)誰か1人が極端に悪い出来だった。」とは全く言えない。「MF齊藤未が下がったから大量ゴールが生まれた。」とは全く言えないだろう。全体が良くない中でアグレッシブにプレーしたので最低限の評価は出来る。
MF 藤谷壮 (ヴィッセル神戸) 5.0
→ 大きなポテンシャルを秘めた選手になるが伸び悩み気味。DF西大伍が加入した影響で今シーズンは所属クラブで出場機会に恵まれない状況になっている。難しい状況になっているがラストの精度不足は相変わらず。サイドを突破してクロスを上げた時のクロスの精度の低さとアイディアの乏しさは今後の大きな改善ポイントになる。縦への突破は魅力いっぱいであるがこのままだと代表に生き残れないだろう。
MF 遠藤渓太 (横浜Fマリノス) 6.0
→ 本職とは言えない左WBで起用された。後半22分にはCKの流れからミドルシュートを突き刺して4点目のゴールをゲット。「ミドルシュートからのゴールが欲しい。」というタイミングだったので効果的なゴールになった。シュートコース自体は甘かったので「相手キーパーのレベルの低さにアシストされた。」というところはあるが結果を残すことが出来たのは大きい。膠着した前半にもっと存在感を発揮したかった。
MF 三好康児 (横浜Fマリノス) 7.0
→ あれだけフリーの状態になることが多くなると持ち味は出しやすくなる。自身のゴールはなかったが4アシストの活躍。MF久保建が招集されるなど競争が激しい中で結果を残した。セットプレーのときのキックの精度が抜群に高かったわけではない。簡単に処理されるボールも少なくなかったが大事な1点目のゴールをアシスト。後半15分のFW上田のゴールをアシストしたパスは意外性もあって非常に良かった。
MF 岩崎悠人 (コンサドーレ札幌) 4.5
→ 大量8ゴール。攻撃的なポジションの選手が軒並み結果を残す中、ほとんどチャンスに絡めなかった。8対0で大勝した試合でフル出場した攻撃的なポジションの選手がほとんどチャンスに絡めないというのは「問題あり」と言わざる得ない。最大の武器であるスピードが生きるシーンは前半も後半もほとんどなかった。ポジション争いが激しいので同様にこのままだと代表に生き残るのは難しくなる。
FW 前田大然 (松本山雅) 6.5
→ 活用できるスペースがほとんどなかった前半は完全に消えてしまったが2トップ気味の布陣になった後半は躍動。2ゴール1アシストと結果を残した。圧巻だったのは後半9分のFW上田のゴールをアシストしたプレーになる。持ち味であるスピードを生かしてサイドを切り裂いた。グラウンダーのクロスも精度が高かった。後半24分にはドリブル突破からゴールゲット。後半は随所に光るプレーを見せた。
FW 上田綺世 (法政大) 7.5 (MOM)
→ 前半はまさかの0対0。思うようなサッカーが出来ない中で投入されたが「後半だけで8ゴール」の立役者になった。45分間のプレー時間にも関わらずハットトリックを達成。五輪代表で結果を出し続けており、フォワードの競争の中で頭1つ抜け出た存在になりつつある。圧巻だったのは3点目のゴールになる。MF三好からの浮き球のパスを受けて倒れ込みながらシュート。彼らしいダイナミックなプレーだった。
MF 久保建英 (FC東京) 6.0
→ 7対0とリードを奪った状態で投入された。後半のクーリングブレイク明けに投入されたが試合が決した状態ということもあってあまり目立たず。チームメイトも「遮二無二に点を取ろう。」という感じでもなかったので持ち味を出しにくい状況になっていたが精度の高い左足のキックでDF板倉の8点目のゴールをアシストした。この年代の代表での実績は少ないので結果を出さないといけない立ち位置になる。
MF 中山雄太 (ズヴォレ) なし
→ MF久保建と同じタイミングで投入された。体の強さを生かして何度かボール奪取に成功した。この日もボランチの位置でプレー。五輪代表ではこの位置が主戦場になりそうだ。
→ 2019/03/20 【U-22日本代表】 こんな選手を招集したら面白いのでは?と思う選手 (20人) (前編)
→ 2019/03/20 【U-22日本代表】 こんな選手を招集したら面白いのでは?と思う選手 (20人) (後編)
★ 現在の投票数 → 6票
→ 最大で8人まで選択して投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
関連エントリー
2018/08/31 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (GK編)
2018/09/01 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (CB編)
2018/09/01 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (右WB編)
2018/09/01 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (左WB編)
2018/09/02 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (ボランチ編)
2018/09/03 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (アタッカー編)
2018/09/03 【2020年の東京五輪】 森保JAPANのメンバーについて考える。 (フォワード編)
2019/03/08 【J1】 「面白いサッカー」をしているチームはどこだ? (前編)
2019/03/09 【J1】 「面白いサッカー」をしているチームはどこだ? (後編)
- 関連記事
-