■ ACLとルヴァン杯も開幕J1は2節が終了した。ACLも開幕したので過密日程になるクラブも出てくるが「大本命」と言われた王者の川崎FはJ1のリーグ戦は2引き分けスタート。ホーム2連戦スタートだったことを考えると物足りない結果である。さらにACLもGLの初戦は黒星。昨シーズンに続いて出だしで躓いた。鹿島はACLのGLの初戦は勝利したがJ1のリーグ戦は開幕戦で大分に敗れるなど0勝1敗1分け。勝ち点「1」にとどまっている。
上位候補の2チームが出遅れた一方で昇格組の大分は開幕戦で鹿島を撃破。もう1つの昇格組の松本山雅も2節で大分に勝利した。毎度、昇格組は初勝利を挙げるまでに苦労するチームが多いことを考えると大分と松本山雅は好スタートを切った。前評判が低かった大分と松本山雅が早くも初勝利を手にしたことで(気の早い話になるが)J1の残留争いは面白くなってきた。今年も残留争いは盛り上がるだろう。
今シーズンのJ1はとにかく神戸に注目が集まっている。MFイニエスタ、FWポドルスキ、FWダビド・ビジャの3人は「VIPトリオ」と言われているがここまで1勝1敗。開幕戦はC大阪に0対1で敗れたが、2節はホームで鳥栖に1対0で勝利した。37才のFWダビド・ビジャが年齢的な衰えを感じさせないプレーを見せているのは好材料と言えるがまだチームとしては成熟していない。面白いサッカーは展開できていない。