ご無沙汰しています
永らくご無沙汰致しました。
今年に入ってからですが北海道の廃校廃村に囚われることなく北海道の地方史や文芸作品を書き綴りたい思いから、自力でサークルを設立することに致しました。
それが『北海道郷土史研究会』というサークル名になります。
サークルを立ち上げてから
『開拓地のラブレター』(文芸)
『黄色いダイヤ 幌別鉱山黄溪集落の記憶』(郷土史)
『もうひとつの陸上自衛隊 過去の記憶と決別できぬ思い』(文芸)
『おじいちゃんのアオハル 東旭川村の戦前・戦中・戦後と戦争の影』(郷土史)
現時点で4種の同人誌を発刊しております。
現在、新刊の発刊に向けて編集作業を続けております。
ブログ開設から10年以上の歳月が流れました。
今後についてSNSはX(Twitter)を中心に発信し、同人誌発刊の方に力を入れたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
北海道COMITIA16に出店します
いつも、当ブログをご覧いただき有難うございます。
令和4年(2022年)12月3日(土)
11時〜15時
札幌コンベンションセンター1階大ホールにて開催されます
同人誌即売会 北海道COMITIA16にサークル参加します。(サークル名 Them HEYANEKO)
場所 G-04番
赤枠で囲った場所が、当サークルの場所です。
当日頒布する同人誌は、以下の通りです。
新刊『消えた学び舎を追う』1500円
※校舎が現存しない学校跡を取り上げました。掲載校は以下の通りです。
滝上町上白鳥小中学校 広尾町協成小学校
当別町三番川小中学校 稚内市峰岡小中学校
新ひだか町三石町延出小学校二川分校
美深町御車小学校&小車水銀鉱山
八雲町富岩特別教授場
岩見沢市栗沢町二見澤尋常小学校(万字炭鉱)
網走市能取小学校美岬分校・西能取小学校
このうち滝上町上白鳥小中学校は白鳥松布地区の住居分布図、入植者氏名、昭和10年頃&20年頃暮らしていた氏名を掲載。
また美深町小車水銀鉱山は水銀鉱山開発から閉鎖までの沿革、水銀鉱山で働いていた方の聞き取り、小車地区住居分布図、水銀鉱山周辺の分布図を掲載しました。
既刊は以下の通りです。
『月形炭鉱 興亡十六年史』700円
B5サイズ42ページ
『積丹町浜婦美 今昔資料集』 700円
B5サイズ27ページ
『拓魂-北海道・戦後開拓集落探訪記-』 1000円
B5サイズ76ページ
『ルルモッペ-へき地の暮らしと学び舎の記憶-』 1000円
B5サイズ70ページ
『上雄柏・学校跡整備と花壇に込めた想い』 500円
B5サイズ23ページ
これらは在庫僅少です。
もし、ご都合があいましたら是非足をお運びください。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
網走市西能取
網走市西能取(令和4年9月探訪)
網走市西能取は戦後開拓集落である。
元々は昭和10年に塩田正夫氏ら10数戸が入植したが次々と離農していき、塩田氏のみ残った。
昭和21年春、7戸の開拓者を皮切りに続々と開拓入植者が現れた。
入植者の出身地は地元のほか満洲や樺太からの引揚者もいた。塩田氏は開拓者に自身の経験を教え、手厚く接した。
しかし昭和40年代に入ると離農する人々が現れ始め、昭和47年3月に西能取小学校は閉校した。
学校の沿革は以下の通りである。
昭和27年 開校(8月)
昭和37年 開校10周年記念式挙行(9月)
昭和38年 校長住宅に農村公衆電話設置(11月)
昭和42年 西能取地区電気照灯(12月)
昭和47年 閉校(3月)
令和4年9月、A.D.1600氏と訪れた。
西能取バス停留所から左折し、砂利道をひた走る。
学校跡から行き過ぎたことに気が付き、元来た道を戻り学校跡へ到着した。
西能取小学校跡。
学校跡周辺は広大な畑が拡がっている。
しかし、家屋は全くない。
学校跡の裏手にあった住宅へ行ってみることにした。
暮らしていた痕跡が残っていた。
正面に残るのはコンクリートの遺構。
井戸なのか貯水槽なのかは分からなかった。
屋敷を後にしようとすると、ふと整然と並ぶ樹木を見つけた。
近づいてみるとナシの木だった。
果樹も栽培していた名残である。
もう一度、学校跡へ立ち寄る。
植樹されたであろうナナカマドの実は紅く色づいていた。
参考文献
網走の学校史編集委員会1993『網走の学校 沿革を訪ねて』網走市教育委員会
能取開基60周年・開校55周年記念事業協賛会1969『能取史』
文学フリマ札幌に出店します
いつも、当ブログをご覧いただき誠に有難うございます。
さて、令和4年(2022)10月2日(日)
札幌コンベンションセンター 大ホール
(札幌市白石区東札幌6条1丁目)
12時〜16時 にて開催されます『文学フリマ札幌』に出店致します。
新刊は北海道・月形町にかつて在った月形炭鉱をテーマにした『月形炭鉱 興亡十六年史』(定価700円)を持参します。
また、既刊として
『積丹町浜婦美 今昔資料集』 700円
『拓魂-北海道・戦後開拓集落探訪記-』 1000円
『ルルモッぺ-へき地の暮らしと学び舎の記憶-』1000円
委託で
『観光を支えた索道をめぐる物語 蒲郡・富津・秩父』 700円
を持参します。
場所ですが『お-16』になります。
そして7月下旬に新型コロナウィルスに感染しました。
幸い重症化することなく回復し、復帰致しました。
健康の有難みを感じながら過ごしております。
健康の有難みを感じながら過ごしております。
北海道COMTIA15に出店します
何時も当ブログをご覧いただき有難うございます。
さて、令和4年(2022年)6月5日(日)11:00~15:00の間
札幌コンベンションセンター1階大ホール
(札幌市白石区東札幌6条1丁目 地下鉄東西線東札幌駅 徒歩8分)にて開催される
同人誌即売会 北海道COMTIA15 にサークルとして出店します。
積丹町の漁村集落・浜婦美にスポットを当てた
『積丹町浜婦美 今昔資料集』 B5サイズ カラー印刷 27ページ 定価700円
積丹町浜婦美集落の現状、過去の新聞報道記事、歴代校長&教職員氏名などを掲載。
大正3年(1914)に起きた山火事により浜婦美一帯が焼け、校長父子が火傷を負った出来事を掲載しました。
北海道内の戦後開拓集落をテーマにした
『拓魂‐北海道・戦後開拓集落探訪記‐』 B5サイズ カラー印刷 76ページ 定価1000円
新得町富村牛&足寄町茂喜登牛、江別市新野幌&世田ヶ谷、小平町下記念別、神恵内村清川、遠軽町弥生、士別市湖南&大英、大樹町光地園、今金町美利河別、滝上町拓雄を取り上げました。
各集落や学校の現状、歴代校長・教職員氏名・児童&生徒数、新聞報道記事を掲載。
拓雄については集落の聞き取りや入植&離農の推移、開拓入植当時の家屋間とり図などを掲載しました。
この2種類が新刊となります。
既刊本として
『精進川鉱山盛衰記』B5サイズ 23ページ カラー印刷 定価700円
『ルルモッペ-へき地の暮らしと学び舎の記憶-』B5サイズ 70ページ カラー印刷1000円
廃墟写真集『負の大地』横開きA5サイズ カラー印刷 73ページ 定価1000円
『上雄柏・学校跡整備と花壇に込めた想い』B5サイズ カラー印刷 23ページ 定価500円
既刊本4種・新刊2種、計6種類持参します。
場所ですが、L 19 になります。
赤枠で囲った場所になります。
新型コロナウィルスの蔓延によりどうなるか分かりませんが、無事に開催できることを願っております。
最後に私の近況ですが、今年の3月中旬に痔ろうを発症し2度にわたって入院・手術を行ないました。
幸いにして、手術後の経過は順調に回復してきております。
春の廃校廃村探訪はできませんでしたが、少しずつ再開させたいと思っています。
それでは、北海道コミティアでお会いできることを楽しみにしております。