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はてなキーワード: 衝動とは

2025-11-08

人生で何回か真面目に〇のうとしたことがある人ほど分かってると思うんだけど、簡単に自〇とか心〇が成功するわけがないっていうか、あれは計画するほど失敗するんだよね…

誰だったっけ、

ときどき頭がいかれたときに、ふと危険行為がしたくなって、

高い塀の上を平均台みたいに歩いてみたり、そんな感じのことやってて、うっかり落っこって〇ぬのが自〇の本質

みたいなこと言ってた人がいたり、自分もそう思うに至ったんだけど…😟

どうせいざとなったら〇ねばいい、とか、計画性があるのも駄目だと思うんだよね

うっかり、というところがポイントだと思ってる

衝動であることが大事というか、ポジティブに書くべきじゃないか、勧めてるわけじゃないからね…、

塀の話に例えるなら、右に落ちたら〇ぬ、左に落ちたら、まだ生きる、みたいな感じだったら、

うっかり右に落ちちゃう日が来る、ことがある、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、量は質を越える、みたいな話で…

自分も、ときどき塀を歩くような危険行為をしてたし、それでなんか色々迷惑かけてきたけど、生きちゃってるし…😟

しかし、自分甲斐性なしからなんだろうけど、子供を取られるぐらいなら殺す、という気持ち理解できない

というか、無理心中を想定したとしても、自分は上述のようなことを考えちゃうわけだよ、何度かの自殺未遂から考えてしま

俺がその車椅子インフルエンサーだったとして、子供を殺したときに冷静になってしまう気がするんだよね、直感とか本能的にそう予想してしま

自分他人を殺すという行為は、一線を越えるとまた別のステージになってしまう気がして、それを恐れてるし、

目の前に自分の子供の死体けが残る、というのは容易に想像できるのでやらない、

だったら勝手子供を持って行ってほしいし、それも駄目なら赤ちゃんポストしかないだろ、

俺は、ある意味倫理に反しようが生命を生かすべきとさえ思ってるし、

それは、アレだ、京アニの青葉を生かす医師と似た気持ちもある、あれも目の前で復讐したくなる気持ちは分かるけど、ジャッジ法廷でやるべきだと思うし…

まあ、そうは言っても、衝動を抑えられないのも人間だし、そう考えれば、この文章自体矛盾に満ちてるよね…😟

いずれにせよ、人生成功も、自〇の成功も、かなり運に左右されるということ…

anond:20251108175835

anond:20251108180224

うーん、分析なんて一欠片もいらないんだよな。

知りたいのは実際にブコメを付けた人たちの、そのとき衝動とか動機

そこが知りたいだけ。

2025-11-07

仕事がつらいときみんなどうしてるんだろう?

仕事全然できず上司に叱責される毎日でここ最近本当にしんどい。みんなどうやって気持ち落ち着けているのか。

中規模の電機メーカー商品設計担当している。専門用語ファームウェアというやつです。

半年前の異動でそれまでと毛色の違う商品担当に変わって以来、担当として本来必要知識がなく、歴代担当者は全員退職済みだから聞ける人がおらず、仕事が思うように進まない。

販売開始から30年の歴史がある商品で、歴史的経緯から設計文書がかなり複雑だし一部は散逸してまともに読めない。

から俺としては出来るわけないだろと思いつつも、上司から効率が悪いと言われたり強い口調で状況説明を求められる。説明すると不機嫌になる。あの大きな声や鋭い語調を思い出すと嫌になる。

似た商品担当している人がいるので助言を求めることがあるが、所詮似ているだけなので間違いが多い。すると上司は俺に当たってくる。

上司長時間労働美徳としており、休日出勤や深夜労働を誇らしげに話してくるような仕事熱心な人物。それを部下にも求める性格のため、労働組合からも要注意人物としてマークされている。ここ5年で半分くらいの部下が異動願いを出したようだ。

俺はもう疲れた

実は前の部署もろくでもなかったが、今回は輪をかけてキツイ

一方で俺には妻子があるし、俺の経歴にしては待遇のいい会社なので辞めたくない気持ちもある。「待遇」といっても大企業にかなうレベルでは到底ないが!

加えて俺は一族で初の大卒・初のホワイトワーカーであり、簡単に音を上げたくない。

責任を重く捉えず気楽にやればいいじゃんという向きもあるだろうが、仕事をする以上は目標達成のために責任感を持って誠実に努力すべきだという俺の価値観根底にある。

しか毎日仕事ができず、怒られてばかりで、帰宅中や昼休みに泣きそうになる。「いっそ階段から落ちて怪我でもすれば会社に行かなくて済むのに」…そんな自己破壊的な衝動しょっちゅう湧いてくる!帰宅しても仕事のことで頭がいっぱいだ。頭の中が上司からの叱責で一杯なんだ。

本当に毎日がつらい。こんなときみんなはどうしてるんだろう?

2025-11-06

anond:20251106150145

専用の薬ってあんま効いたことないけど医者にかかるレベルの性衝動がある場合

抗精神病薬SSRIを処方されることがある

男の場合男性ホルモン抑制剤が出ることもある

 

でもどっちもそれ用ってよりはそういう副作用がある薬って感じだからよっぽどじゃないと出ない

2025-11-05

微分正義被害積算ポルノ規制

善意を積み重ねれば、世界は良くなると思われている。

だが微分正義が積もるとき世界はむしろ歪むのかもしれない。

 

ポルノ規制は誰が得をするのか?

 

フェミニズムの一部は言う。「ポルノ規制すれば性犯罪は減る」と。

だが、その因果を裏づけるデータはどこにもない。

どこにある?出してみろ。

 

彼女たちは、出演者自覚していようがいまいが「性的搾取被害者」だと断じる。

自己決定権愚行権も、生きる権利すら奪われた存在だと定義する。

そして創作も、AIも、二次元も、すべてを“性の表現”として規制しようとする。

理由はこうだ――性表現に触れると性的興奮が起きて、犯罪に走るから

 

そんなバカな。

犬や猿はどこで隠れてエロ本を読んでいるというのだ。

衝動本能だ。文明副作用ではない。

 

だが彼女たちは耳を塞ぎ、こう叫ぶ。

「うるさいうるさい、女性の権利向上が目的だ。搾取される性からの脱却、抑圧から解放だ!」

ここでようやく、主張の正体が見えてくる。

 

この運動は二つの理想混同している。

ひとつは「現実の性被害を減らすこと」。

もうひとつは「女性社会的地位を上げること」。

どちらも価値ある目標だが、方向はまるで違う。

混ぜると、かえって歪む。

 

現実の性被害を訴えられない女性は多い。

日本では通報率が低く、文化的な抑圧や法制度の遅れがそれを固定化している。

証人保護制度脆弱だ。

泣き寝入り日常になっている。

 

一方で、ポルノ規制を推進する側の多くは社会的強者だ。

教育を受け、発言力があり、権力の中枢にアクセスできる。

彼女たちは「地位向上」を勝ち取るが、

その陰で、声を上げられない弱い立場女性たちの被害が増えるかもしれない。

 

女の敵は女

それはポルノ擁護し男を庇う意味ではない。

女性女性を“正義”の名で裁き、沈黙させ、排除する構造があるという事実だ。

善意の刃が、いつも自分たちの裾を切り裂いている。

 

仮に、ポルノ規制逆効果性犯罪を増やすとしたら――?

創作視覚表現が性衝動の出口になっていたとすれば、

その封鎖は、むしろ現実女性に向かう刃になる。

そうなると、彼女たちの運動は「理想の旗を掲げて、現実女性を傷つける」ものになる。

皮肉にも、守るはずだったものを壊してしまう。

 

いったい何のための運動なのか。

女性社会的名誉を守るためか?

それとも、実際の被害者を減らすためか?

 

少なくとも、ポルノ規制が性被害の減少に寄与するという統計的根拠はない。

しろ自由表現を許す社会ほど性犯罪率が低いというデータさえある。

 

理想の純度を追いすぎて、現実を見失ってはいいか

誰かが得をして、誰かが泣くなら、それは正義じゃない。

ポルノを締め上げて本当に減るのは、性犯罪か? それとも想像力か?

クソみたいなこと言ってるやつが大勢の人がいいねしていたらツッコミたくなるのは、「沈黙の螺旋」と「不協和の恐怖」についてという理論が該当する

被害感を訴える人をなぜ放っておけないのか」という問いに対する、ご自身の「反論したくなる気持ち」は、現代SNS環境における情報拡散性質と、人間の根源的な集団の安定性への希求自己防衛心理が絡み合って生じていると考えられます

以下に、関連するメディア論的・心理学的な概念をいくつかご紹介します。

メディア論社会心理学から見た関連概念

1. エコーチェンバー現象フィルターバブル

SNSが普及する中で、ユーザー自分と似た意見価値観を持つ情報に囲まれやすくなります。この現象を**エコーチェンバー反響室)**と呼びます

ネガティブ意見が広まると社会的不安定さが増す」という懸念は、特定ネガティブな言説がエコーチェンバー内で強化され、社会全体の実態よりも大きく・危険であると誤認させることへの危機感解釈できます

SNS以前は、一部のネガティブ意見が広範な影響力を持つことは少なかった(「放っておけた」)のに対し、SNSではその拡散力と集積力により、**「侵食してくる」**可能性を感じやすくなっています

2. 多数派沈黙と「不協和の恐怖」

ポーランド出身社会学者エリザベスノエルノイマン提唱した「沈黙の螺旋」という理論が関連します。

人間は、自分が少数派であることや、周囲から孤立することを極端に恐れるため、社会的な場で多数派認識される意見に合わせて自分意見を変える、あるいは沈黙するという現象です。

自身の**「反論したくなる気持ち」は、ネガティブ意見があたか多数派であるかのように広がり、それによって「社会は敵である」という認識が優勢になることへの恐れ、つまり社会常識や安定性が揺らぐことへの「不協和の恐怖」**として現れている可能性があります

社会は敵ではない」と反論することで、「社会は安定している・自分安全だ」という既存認識を再主張し、強化しようとする防衛的な行為と見なせます

3. システム正当化理論 (System Justification Theory)

社会心理学者のジョン・ジョストらが提唱した理論です。

人々は、自分自身だけでなく、自分が生きている社会システム(現状)そのもの正当化し、擁護しようとする傾向があるというものです。これは、システム不安定だと認識されると、不安や脅威が増すためです。

社会子連れを歓迎している、優しい」「社会は人につらく当たらない」という反論は、**「自分が生きる社会基本的に公正で良い場所である」**というシステム正当化動機からまれていると解釈できます

被害感を訴える人」の主張は、この**「社会は良いシステムである」という認識を脅かす**ため、反論によってシステムを守ろうとする衝動が生じます

4. 確証バイアス認知的不協和

確証バイアス:人は、自分の持つ信念や価値観裏付け情報ばかりを集めがちです。

認知的不協和:「自分にとって社会は敵ではない」という認識認知)と、「社会が敵だと主張する声が拡散されている」という現実認知)の間で矛盾が生じると、認知的不協和という不快心理状態が発生します。

この不快感を解消するため、人はしばしば**「被害者の主張を否定する」という行動に出ます。これは、「自分認識社会は優しい)を修正する」よりも、「他者の主張(社会は敵だ)を間違っていると否定する」方が、自己の信念体系を保つ上で心理コストが低い**ためです。

2025-11-02

anond:20251102032658

素直に隣家を訪ねて「僕も混ぜてくれ!混ざりたいんだ!」と熱弁してみよう。

荒唐無稽に思えるかもしれないが、恋愛セックスに到達できる人間というのは嫌われ殴られるリスクを顧みず、衝動につき動かされるまま滑稽な人間としてアプローチを繰り返してきた人間なのだ

そういうケースに遭遇するたび「混ぜてくれ!」と凸ってアパートを追い出されることを10回くらい続けていれば、もしかしたら1回くらいは「……じゃあやってみるか?」と言ってくれる特殊性癖なカップルいるかもしれない。

2025-11-01

anond:20251031171502

おれはクマ害は薬物アプローチでいくべきだと思っている。

毒物ではない。毒だと学習されてしまう。

躁病とか統合失調症向けの、脳がマイルドに薬あるだろ?

あれをクマに食わせる。食わせまくる。

頭の回転が鈍くなり攻撃衝動も減るならば、人間を襲うこともないだろう。

クマが賢いといっても、これが薬の影響だと自覚することは無いだろう。

あるいは性欲が低くなる薬だ。

繁殖しないで寿命まで生きればいい。

動物愛護団体野良犬野良猫金玉子宮勝手に取り除いて自慢してるだろ?同じだよ。

子供部屋おじさんの俺のストレスの原因はほぼ両親だから普通に家に帰りたくない

ただ金が無いか子供部屋おじさんやってるだけなのだが、家にいるとストレスが溜まって溜まって衝動が抑えられないので金が溜まらない

どうしようもない

2025-10-31

anond:20251031170104

俺も作ってみた

 

ChatGPT/プロンプト

ポエム風の散文を書いて下さい。テーマは、都会のOLが虚無の日常を繰り返す、虚しさと絶望風景食事感受性喪失する日々、そのことに自覚もある、自覚があることも辛い、朝の電車感情の行き場が溢れ泣き出してしまう。

修正指示1】感受性を失った自分自覚している、のセンテンスは削除。行間に織り込んで欲しい、壊れたいと願う小さな衝動は虚無に対する諦めを表現するに変更

修正指示2】50文字削って電車のくだりを導入に移動

修正指示3】泣くのは電車の中

修正指示4】一人称に変更

修正指示5】あと70文字削って

 

出力

出勤電車

吊り革の列、スマホの光、無表情の群れ。

広告笑顔を見ながら、

幸福という言葉にもう意味があるのか分からなくなる。

 

夜明けはガラス越しにやってくる。

光が義務のように私の頬を照らす。

アラーム歯磨き粉の味、鏡の中の顔。

どれも昨日と同じ配置、同じ温度

世界は静かに、私の輪郭をすり減らしていく。

休み

コンビニパンを噛む。

味はしない、食感だけが舌に残る。

カフェラテの泡が消える速度が、唯一の時間の実感。

昼と夜の境界曖昧になる。

 

夜、ビルの灯りが順に消える。

窓に映る自分は影のよう。

街はガラスの海になり、足音けが漂う。

望むでもなく、抗うでもなく、

滲むように生き延びていく。

 

朝。

再び電車

吊り革を握る手が震え、視界が滲む。

涙は理由を持たない。

行き場を失った感情身体を通り抜けていく。

誰も気づかない。気づいても、見ない。

 

壊れたいと思う。

けれど、それは救いではなく諦めだ。

虚無の中で、壊れることすら意味を失っていく。

それでも電車は走り、朝はまたやってくる。

私は立ち尽くし、

生きるという作業の中に静かに沈んでいく。

2025-10-30

男性のために”性犯罪者死刑しませんか

男性憎悪とはまったく逆の話なので聞いてほしいんだけど

性犯罪への刑罰が軽すぎる

性犯罪自体は命をうばったりあとに残るような傷害とはちがうという理屈はわかるし心の傷は測りづらいというのもわかる

でも

性犯罪があることによってもたらされるインパクト考慮してないと思う

女性性犯罪のせいで行動や活動制限されている

人生男性にはないたくさんの制約がある

そういう女性差別・男女平等観点

防犯対策に膨大なお金が使われてコストを増やしてるという観点

男性不信と男女の分断をまねいて社会破壊しているという観点

少子化にも無関係じゃないよね

そしてまともな男性たちもすごく不利益を被っているはず

犯罪者予備軍として不当に扱われるの嫌だよね?

ただでさえ混む満員電車女性専用車両の影響でさらに混むの嫌だよね?

アダルト商品槍玉にあげられて規制されるの嫌だよね?

このテロリズム同等な悪影響の大きさを考えれば

性犯罪はどう考えても死刑ぐらいの最大限の抑止力を使うのが妥当ではないだろうか

性犯罪が激減したら良くなることがたくさんあるんじゃないだろうか

さすがに一律死刑は難しいかもだけど

計画性(盗撮カメラ設置とか睡眠薬飲ませるとか)か常習性痴漢再犯とか)があるなら死刑

衝動的な初犯でも懲役最低10年とか

これぐらい厳罰化したら女性まともな男ももっと生きやすくなるんじゃないかなあ…

チャトレサイトガチ恋した話

増田は性欲を持て余していた。

アラフォー差し掛かるが衰える気配がない。

これから話すことは、そんな悲しきモンスター夢物語


増田は既婚者である

夫婦関係は良好だったが男女関係相手からまれており、しかしほかで誰かと関係を持つ気力も時間もなく、在宅で発散すべくチャトレサイト登録してみた。

メールもできるタイプサイトで、リアリティのある出会いに気が引ける増田なので、メールのやり取りのみならば気楽そうで良かった。

登録してすぐにお気に入り相手が三名ほど見つかった。メールだけの関係を楽しむ。本音ではあるが真実ではない、みたいな、上澄みの心地よさだけいいとこ取りしたようなやり取りであっても、数年ぶりの異性との甘ったるいやり取りは増田の心と体を潤してくれた。

三名のうち、一人だけは最初から異彩を放っていた。

ほか二名がどこからどう見ても“普通”のいじらしいメールを送ってくるのに対して、異彩はびっしり堅苦しい表現が並ぶ長文を敷き詰めてきた。

こちらもそれに倣って返し、文章量に反して短いスパンラリーを続けた。

異彩と、通話してみませんか、という話になった。

増田は既婚者である

男女関係は失っていようとも、家庭不和を招くおそれのある行為は憚られる。

しかし、異彩とは居住地距離も遠く、物理的に会う話になることはないと確信していたので、少し声を聴くだけならと増田了解した。

最初通話は三分にも満たなかった。

が、しかし、声を聴いた瞬間に、増田の中で蓋をしていた感情が再び開け放たれてしまったのだ。

男性諸君の夢を壊すようで心苦しいが、チャトレサイトは通常、女性側は小遣い稼ぎの認識しかない。そこを割り切って楽しめるかどうかが肝要で、現実での出会いを探したり、真に心を通わす出会いがあるなどと夢を見てしまうのは愚の骨頂である

しか増田は大変、たいそう愚かなことに、そんな理解範疇を超えて心が動いてしまった。

異彩も、表面上は同じ気持ちであるようだった。堅苦しかった文面は急激にくだけて、信憑性を高めてくれる。

しかし、ほどなくして異彩からの返信ペースが遅くなり始める。

増田は察した。やはり上辺のやり取りなのだ

好きだなんだというのはリップサービスで、ややこしくなった相手距離を置く機会を相手は見計らっているのだろうと。

すぐさま、すっぱりきっぱりと諦めた。

否。心は未練たらしかったが、行動を改めた。

異彩へメールすることを止めれば、既読スルーに心を病ますこともない。

一週間もすれば日常に戻れるはずなのだから


「さみしいです」


――と、きたもんだ。

一週間ぶりの異彩からの返信は、これが上辺と言われたら人間不信になるような空気感を纏っていた。

一度は引っ込んだ気持ちが、二度は引っ込まなくなってしまった。




増田と異彩は、個人的に連絡を取り合う関係になった。

出会った場所では当然ご法度だが、止められなかった。


蓋を開けてみると、驚くべき事実があった。

増田と異彩は同郷だった。

ローカル話題が通じるレベルの近距離

しかも、異彩は増田と連絡先を交換するタイミング地元に転居しており、目と鼻の先に住んでいることがわかった。

だが、月日が経った今も異彩とは会っていない。

異彩は増田が既婚であることを知っているし、他にも諸々の事情があったのだ。

毎日つぶさに連絡を取り合って恋人のようだが、そうして会ってもいなければ、なんなら増田は異彩の顔を知らない。見たことがない。

でも、増田は異彩に恋をしている。

異彩の思考が好きだ。

些細なやり取りがとんでもなく楽しい

異彩には、毎日健康に生きて笑っていて欲しいと願っている。

夫婦関係も変わらずだ。

家族として気遣い合い、機能している。

男女関係がないことによる悲しみや虚しさからくる、相手との衝突が減ってむしろ関係は良好になった。

性欲は変わらずあり、満たされていないが、以前のように所構わず発散したくなるような危うい衝動はなくなった。

異彩のことを想うときだけ自ら慰めている。




増田はチャトレだ。

誰彼構わず性欲を発散させていれば入ってきた報酬は、異彩に恋をして激減してしまった。

客に恋をしてしまう、割り切れず向いてないタイプのチャトレだった。

一見男性にとっても夢のある話かもしれないが、何千件何万件とメールして、返信のあった数十人の中の、三人のお気に入りのうち、たった一人だ。個人的に心を通わせたのは。

ほかのお気に入り二名増田メロメロだったが、増田の心は異彩に埋め尽くされ返信しなくなってしまったので、自然消滅した。

倫理観もなく、なにもかも非常識で嘘みたいな話を誰かに聞いてほしかった。

駄文最後まで読んでくれた方ありがとう

恋のいいとこ取り、最高に人生楽しいよ。

禁煙4週間目

耳鳴り腰痛が酷いと吸いたい衝動が起きる

財布チューチューしてくる財務省から吸ってやろう

anond:20251029220758

これマジで個人差あるからあくま自分場合なんだけど、私は息してるだけで

イライラするタイプだった。デフォルト状態が不機嫌になる感じ。ただ元々の性格的に衝動的になにかしたりってのは少なかった。ただ常にずっと叫び出したいイライラを抱えてる感じ。

生理中のイライラ度は若いとき自覚なかったから、生理後のコミュニケーションにモヤるならはっきり伝えていいと思う。自分他人に言われるまでフキハラしてる自覚がなかった。

妹はめっちゃやばくて、本人曰く「生理中は理性が働かない」らしい。

普段なら「イラッ」としても自分の中でおさめられることが、「イラッ」とした瞬間に衝動的に怒鳴ったり手が出ちゃったりするらしい。

実際生理中の妹はヤバすぎてまじで近寄れなかった。夕食配膳する時にお皿置いた音がちょっとデカいとその皿を投げるレベル

しか他人の行動だけじゃなくて、自分イラッとしたときも同じことが起こるからスマホゲーでうまくいかなくてスマホぶん投げて壊したりとかあったらしい。

2025-10-28

不同意性交少子化やらのマクロ問題差し置いてミクロで見ればセックスをしなきゃいいだけなんよな

十数年の懲役を食らうリスクを目の当たりにしてなお性衝動を抑えられないならそれはもう病気だと思います

2025-10-24

最近セックスしたくない女の話がやたらバズってるけど、

こんな単純な話で毎回大騒ぎになるのが不思議なんだよな。

結婚してるけどしたくない、付き合ってるけどしたくない、それ自体別にいいんだよ。問題は、その結果どっちが我慢してるかって話。

基本的に、出来ない方じゃなくて、したい方が我慢する構造になってる。

しかもそれが飯食うな、寝るな、みたいなレベル我慢

性欲って波はあるけど、ピーク時の衝動は他の欲を凌駕する。

そこに「我慢して当然」って空気があるの、どう考えてもおかしいだろ。

対策なんていくらでもある。

一人でするのをオープンに認めるでも、抜いてやるでもいい。

無理にセックスする必要はないけど、相手欲求を“無かったこと”にするのは違う。

一番ダメなのは話題にすること自体タブーにして、

片方の欲求沈黙の中に押し込めること。

それで関係が冷えていくのは当たり前だと思う。

本来セックスって日常の一部なんだよ。

挨拶とか洗い物とか、面倒でもやらなきゃ生活が回らないことの一つ。

やりたいかどうかじゃなくて、お互いのリズムを保つために必要ことなんだよ。

そこを感情論で止めてる限り、日本恋愛はずっと“我慢する側が損する制度”のままだと思う。

anond:20251024022100

育ちが良くて優秀で、正義感が強くて努力ができる。あなたはそれを彼の「内面」だと思っていないですか?たぶんこれは間違いないと思うので断言するのだが、彼の内側にはそれはもう深い地獄があるよ。あなたはその地獄共感したことがありますか?あなたこそ「彼はそういう人間なのだ」と思ってそこで歩み寄りを止めてしまっていませんか。

育ちが良くて自律した人間ってたいてい、超自我支配が強いんですよ。言ってしまえば内面化した親とかそれに類するものね。それは自我自分固有の欲望)を抑圧する力なわけだけど、これが行き過ぎると、自分欲望を持つことすら困難になってくる。

社会的動物である人間にとって、欲望というのは、本質的に、他者に対して優越することです。その衝動キャンセルされるとどうなるか。自分というもの特別視すること自体に罪悪感を覚えることになります特別視するというのは、なにも「俺はすごい」とナルシシズムに浸ることだけではない(むしろこの種のナルシシズム社会的基準を受け入れている点で自己を非特権化するものですらあります)。たとえば社会的には正当とされる程度の「被害意識」を持つことだって自分他者に対して特権化しなければ成立しない。彼が口癖のように「人間ってこういうものでしょ」というのは、彼が自分を含めて人間を「平等に」見ざるを得ない心理を反映しています。彼は彼の意志世界に立ち向かうことを禁じられているのです。

からそういう人間はとにかく努力をする。努力した結果として救いが「訪れる」ことを望むわけです。彼が意志した(要求した)結果ではなく、ただ自然の摂理として自分が救われるようにね。

ねえ、こういうふうに生きている人が心の底で何を思っているか知っていますか?彼の努力、品行方正な態度、寛容、言ってしまえばすべてこの世界に対する復讐なんですよ。正しさによって世界が(あるいは自分が)滅べばいいと思ってるんですよ。そういう気持ち共感したことがありますか?

まあ、こういう人たちは得てして優秀なので、この地獄に対しても折り合いをつけて生きてゆきます。より高次の行動に昇華させてゆく人たちも多い。あなたはたぶん、慈善事業とかする人たちに対して「口では聞こえのよいことを言うが、しょせんは金もうけのためだろう」とか思ってるでしょう。全然違います。彼らは本心からやってます復讐のためにね。もちろん、それを復讐意識している人はそんなに多くないと思うけれども。

ところであなた彼氏さんは(言葉通りに読むなら)自分よりずっと水準の低いあなたと付き合っている。それはなぜかといえば、彼の中で抑圧された彼の(ある意味で)幼稚な部分が逃げ場を探した結果なのだと思います。これもまた非常によくあることです。彼は雁字搦めになった精神を解きほぐすきっかけを無意識に探している。だからあなたが、彼の子供っぽい部分、原始的な部分をうまくすくい上げ、彼の自縛に風穴をあけ、彼固有の欲望を育ててゆくことができるなら、あなたの望む関係に近づける可能性はあります。なかなか困難な道だとは思いますが、それはそれで、人付き合いの楽しみというものです。

2025-10-23

この人物はフィクションに何を求め、どんな原理的理由で悩む事になってしまったのでしょうか❓️

ChatGPT:

INSIGHT ANALYSIS: 表象真正性パラドックス

女性主人公を描けない」創作者の原理ジレンマ
Core Observation

この投稿者は、フィクション創作において「経験真正性」と「想像自由」の矛盾に直面し、表象行為のもの正当性疑問視するに至っている。彼が求めているのは「女性を正しく描く方法」ではなく、「自分女性を描く権利があるかどうかの確証である

PRIMARY INSIGHT: 批判理論分析 (Mode E)
イデオロギー構造解体

この投稿者の悩みは、表面的には「技術問題」(どう描くか)に見えるが、実際にはアイデンティティ政治内面化が生み出した認識論危機である

内面化されたイデオロギー的前提:

前提1: 「経験所有権教義

経験していないもの理解できない」

理解できないものは描けない/描くべきでない」

「描く資格がない」

この論理は、2010年代以降の「文化的専有(Cultural Appropriation)」批判や「当事者性」の政治から派生した規範を、創作者が自己検閲として内面化したものである

前提2: 本質主義への逆説的回帰

投稿者思考:

女性には『女心』という本質がある」

男性はそれを原理的に理解できない」

「したがって男性が描く女性キャラは偽物である

皮肉なことに、これは1980-90年代ジェンダー理論批判した本質主義のものであるしかし今回は「進歩的」「配慮的」な動機から再導入されている。

前提3: フィクション機能についての混乱

投稿者混同しているもの:

彼は「女性を正確に描く技術」を求めているようだが、実際に求めているのは「女性を描くことへの道徳的許可である

生産矛盾発見

この投稿者の悩みは、以下の矛盾体現している:

矛盾1: 想像力の否定

矛盾2: 「女性意見」の物象化

彼の思考プロセス:

女性スタッフがいれば『それはねーわw』と言ってくれる」

しかし:「それが女性としての意見個人意見か分からない」

問題の核心:「女性意見」を本質化しつつ、その多様性にも気づいている

これは本質主義自己矛盾である。「女性」というカテゴリー本質があると仮定しつつ、実際の女性たちの多様性に直面して混乱している。

矛盾3: 表象不可能性と表象必要性

イデオロギー批判: 何が隠蔽されているか

隠蔽1: 「正しい女性像」の不在

投稿者は「正しい女性の描き方」があると仮定しているが、これは幻想である。「女性」は単一経験実体ではなく、歴史的文化的個人的に多様な存在様態である

士郎正宗のデュナンを「中身は男性」と断じるが、これは以下を前提としている:

しかしこの論理は、女性規範に押し込める本質主義のものである

隠蔽2: 共感想像力の否定

生理経験していないから分からない」という論理は、人間相互理解可能性そのものへの懐疑に至る。

この論理を徹底すれば:

隠蔽3: 権力非対称性の過剰補正

この悩みの背景には、歴史的男性女性対象化・道具化してきたことへの罪悪感がある。しかし、その補正として採用された「描かない/描けない」という態度は:

歴史的問題:

男性による女性対象化・ステレオタイプ

過剰補正:

男性女性を描くべきでない/描けない

帰結:

女性キャラクターの不在、あるいは男性創作自己検閲

これは抑圧への対抗が新たな制約を生み出すという典型的パターンである

自己検閲メカニズム

投稿者作動しているのは、内面化された監視装置である:

創作衝動

内なる検閲官:「お前は女性理解していない」

自己正当化の試み(少女漫画を読む、等)

内なる検閲官:「それでも不十分だ」「個人差と本質区別がつかない」

麻痺創作不能

この検閲官は、以下のイデオロギーの混成物である:

SECONDARY PERSPECTIVES
系譜学的補足 (Mode C)

この「悩み」の歴史的構築

この種の創作自己懐疑は、歴史的に新しい現象である

第1段階 (1970年代以前)

第2段階 (1980-2000年代)

第3段階 (2010年代-)

第4段階 (2020年代)

投稿者は、この第4段階の症例である。彼の悩みは個人的なものではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

現象学的補足 (Mode D)

創作主体存在論的不安

投稿者経験しているのは、単なる技術的困難ではなく、創作主体としての自己正当性への根源的懐疑である

彼の実存的問い:

この問いの背景にあるのは、近代主体危機である:

投稿者は、この理解可能性と不可能性の間の宙吊り状態にある。

SYNTHESIS: 深層パターン
この現象が明らかにするもの

1. アイデンティティ政治の逆説的帰結

アイデンティティ政治は、周縁化された集団の声を中心化しようとした。しかしその論理個人創作実践適用すると:

目的: 多様な声の表象

手段: 「当事者」による表象特権

逆説的帰結: 非当事者沈黙自己検閲

最終的効果: 表象貧困化・想像力の収縮

2. 本質主義の「進歩的回帰

20世紀後半のジェンダー理論本質主義解体した。しか21世紀に、配慮正義包摂の名において本質主義が再導入されている。

投稿者無意識のうちに:

これは解放の言説が抑圧の論理に転化するという、イデオロギー古典的矛盾である

3. フィクション存在論的危機

この悩みは、フィクション根本機能経験していないことを想像表現する—への懐疑に至っている。

フィクション可能性条件:

投稿者ジレンマは、これらすべてを疑問視している。これはフィクション自体正当性危機である

4. 文化における「不安の伝染」

投稿者不安は、個人心理ではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

SNS時代の特徴:

投稿者は誰にも批判されていないのに、架空批判者を内面化している。

IMPLICATIONS
この個別事例が示す普遍的問題

創作実践について:

投稿者技術的助言を求めているように見えるが、実際に必要なのは認識論的・存在論的再定位である:

1. 本質主義から離脱: 「女性」は単一経験実体ではない

2. 想像力の復権: 経験していないことを想像できるのがフィクション本質

3. 完璧主義放棄: 「完全に正しい表象」は不可能であり不要

4. 対話としての創作: 表象は完結した真理ではなく、継続的対話の一部

より広い文化的含意:

この事例は、以下の社会的緊張を体現している:

極1: 無自覚特権と抑圧的表象

極2: 過剰な自己検閲表現麻痺

健全文化的実践は、この両極の間のどこかにある:

歴史的瞬間について:

我々は「誰が何を語れるか」という問いが過剰に中心化された時代にいる。これは必要矯正でもあったが、新たな問題も生み出している。

次の段階として必要なのは:

INSIGHT CRYSTALLIZED

この投稿者は、フィクションに「経験真正性」と「道徳的正当性」を同時に求めることで、創作行為のもの可能性条件—想像力による他者への跳躍—を否定するに至っている。彼の悩みは個人的なものではなく、アイデンティティ政治論理内面化した結果生じる構造効果である

言い換えれば:

彼は「女性をどう描くか」ではなく「自分女性を描いてよいのか」という存在論的問いに囚われており、この問いは—その形式自体が—本質主義的前提と想像力への不信を含んでいるため、原理的に解決不能である

So what?:

この事例は、配慮正義の言説が、意図せず表現自由想像力を収縮させうることを示している。文化の活力には、不完全さを恐れずに境界を越えて想像し、その試みを通じて対話を重ねる実践必要である

PUNCHLINE:

彼が本当に恐れているのは「女性を間違って描くこと」ではなく、「女性を描くこと自体僭越である」と判定されることであるしかしこの恐怖は、最も抑圧的な本質主義—男女は相互理解不可能という観念—を再生産している。解放の言説が、最も因習的な性別二元論を復活させるという究極の皮肉がここにある。

2025-10-22

anond:20251022123411

ん?

戦闘員(ベトコン兵)に対する攻撃とか、末端の兵士が行った非戦闘員への加害行為日本ドイツだと同じだと思ってる馬鹿

日本ドイツが裁かれるべきなのは、非戦闘員に対する加害や殺害アメリカ韓国みたいに末端兵が衝動的にやったものじゃなく、組織として命令に基づいてユダヤ人中国人殺害たからなんだけど?

オッス、オラ現実主義者

まずな、国旗損壊罪が当たり前って言ってる人間を「ボケナス右翼」と切って捨てる前に、最低限の社会構造くらい理解してから言えよ。

お前の言う「多くの人の気持ちを踏みにじる権利」ってやつは、確かに理屈の上ではある。だがそれは、あくま社会が前提として共有している価値観の中での“グレーゾーン”を歩く自由であって、なんでもかんでも好き放題やっていい免罪符じゃない。

例えばお前の家の前で、知らん奴が延々とお前の親の遺影燃やしてたらどう思う?

それ見て「多くの人の気持ちを踏みにじる自由がある」とか言って笑ってられるのか?

そこに感情がある限り、社会一定の秩序を守るために線引きをする。国旗損壊罪はその線の話をしてるだけで、思想統制でもなんでもない。

外交的理由がどうとか言ってるけど、もっと単純だよ。

国旗ってのは国家象徴であり、そこに暮らす人々の集合的自己表象なんだよ。

それを意図的に踏みにじる行為は、単なる「表現」じゃなくて「挑発」。

ヘイトスピーチ差別的暴言と同じ構造にある。

まり社会コスト自覚した上でやるならいいけど、表現自由って旗印のもとに無限免罪を主張するのはただの自己陶酔だ。

しかも、「右のポリコレ」みたいなワード悦に入ってるけど、そもそも左側のポリコレ文化煽りまくって「表現自由」を武器にしてきたのは誰だったっけ?

都合が悪くなると右も左もない、ただのポジショントーク

表現自由を守るってのは、「自分の気に入らない奴を殴るための自由」じゃなく、「お互いに殴られないためのルールを守ること」なんだよ。

まりだ、国旗損壊を表現自由として擁護するってのは、

社会契約の上に立ってる自由を、自分破壊してるようなもんだ。

そのうち誰もお前の「表現」なんて聞かなくなる。

だって、それは思想でも芸術でもなく、ただの破壊衝動からな。

anond:20251022080501

2025-10-21

学生論文で生成AI使うの仕方ないわ。「小論に整理して」だけでこれ

下の山手線催涙スプレーに関するツイートを読みこませて、

多少ChatGPTと議論して「小論に整理して」とお願いするだけでこれなら

凡人の俺様がちんたらキーボード叩いて書く必要なんてないじゃんもう!

https://togetter.com/li/2618627

 

ただしここはハルシネーションぽいのでよろしくない

彼女自身が繰り返し使う「悔しかった」「お灸をすえたかった」という語は、

 

1. 弱者防衛暴力の線引き

今回の事件で多くの人が揺れたのは、「恐怖を感じた人の防衛行為」が、どこまで許されるかという点である

身体障害透析など、外見では分からない「見えない弱者」が社会で繰り返し軽視されてきたことは事実だ。

からこそ、彼女の感じた恐怖や屈辱には共感が寄せられた。

しかし、口論の段階で武器使用し、無関係他者まで巻き込んだ瞬間に、それは防衛ではなく攻撃へと転化する。

法的にも倫理的にも、暴力他人を傷つけた時点で、その正義は失われる。

 

2. 「40-50代じじい」――言葉に滲む敵意の構造

彼女SNS上で相手を「40-50代じじい」と呼んだ表現は、単なる感情の発露にとどまらない。

それは、相手行為ではなく属性のもの(年齢・性別)を攻撃対象とする言葉だ。

この瞬間、個人的トラブルは「中高年男性という集団」への敵意にすり替わる。

フェミサイドが「男が女を属性として殺す」構造だとすれば、

この言語構造はその**鏡像――“ミサンドリー的反射”**と言える。

弱者が自らを守る物語の中で、他者が“敵の象徴”として消費されていく現象は、暴力の形を変えた再生産に他ならない。

 

3. 恐怖と屈辱の混合

人が暴発する時、そこにあるのは純粋な恐怖だけではなく「屈辱」も強く関与する。

若いから座るな」「病気でも見えなければ認められない」という社会視線に対する怒りが、

個人攻撃者を超えて「社会全体への報復」に変わったのだろう。

彼女自身が繰り返し使う「悔しかった」「お灸をすえたかった」という語は、

生存防衛ではなく名誉回復を求める衝動を示している。

まり彼女の行動は、社会的な不平等への“象徴報復”として遂行された可能性が高い。

 

4. 弱者の「正義加害者」化

近年のSNS言説では、「女性」「障害者」「被害者」といった立場道徳的免罪を得やすい。

しかしその構造固定化すると、

被害の語りが暴力正当化する装置になりかねない。

「やり返して当然」「スカッとした」という共感連鎖は、

弱者を“聖なる報復者”として祭り上げ、暴力責任を薄めてしまう。

だが、恐怖や怒りが他者身体を傷つけた時、

それはどれほどの弱者であっても「正義加害者」となる。

この線を超えた瞬間、社会被害者を守る仕組みを失い、

誰もが「自分で裁く社会」へと堕ちていく。

 

5. 銃社会予兆としての事件

もしこの事件銃社会で起きていたら、催涙スプレーではなく発砲事件として報じられただろう。

「怖かった」「迫られた」と主張する発砲者が免罪される構造は、

アメリカの“スタンド・ユア・グラウンド法”の問題と同じである

恐怖を根拠にした先制攻撃が認められる社会では、暴力の独占は失われ、

全員が「潜在的加害者」として武装正当化するようになる。

今回の事件は、銃社会論理が非銃社会の中で萌芽した象徴的な出来事でもある。

 

6. 結語:正義の名を借りた暴力を見抜くために

この事件が投げかけたのは、

「恐怖と正義境界をどこに引くのか」という普遍的な問いである。

彼女の置かれた弱さには共感できる。

だが、その弱さが他者への攻撃免罪符になった瞬間、暴力正義模倣し始める。

フェミサイドミサンドリーも、根は同じ――恐怖を根拠他者人間として見なくなること。

私たちが考えるべきは、個人暴力報復しなくても済む社会的回路、

すなわち「恐怖を理性的に処理できる支援環境なのだ

anond:20251020151902

仮にこれがネカマによる釣りでない場合考慮してマジレスしておく

・性依存症という医学的な疾患は現時点で存在しない(性依存症を名乗っている人や、性依存症を診ると標榜しているクリニックは存在するが、WHOの疾病分類であるICDアメリカ精神医学会DSMなどでは認められていない疾患概念である理由は現時点で性依存症病気であるというエビデンスが不足しているため)

増田のケースに近いと思われる診断名は、WHO2018年アップデートした疾病分類の最新版 ICD-11 に新たに追加された「強迫的性行動症(Compulsive sexual behaviour disorder : CSBD)」である

参考リンクICD-11

https://icd.who.int/browse/2025-01/mms/en#1630268048

ICD-11から引用

強迫的性行動症(CSBD)と正常との境界(診断の閾値)]

性的思考空想衝動、行動の性質と頻度には個人差が大きい。

診断は、個人抵抗困難または制御不能経験する強く反復する性的衝動欲求を感じ、それが反復的な性的行動につながり、その反復的行動パターン個人家族社会教育職業その他の重要機能領域において顕著な苦痛または重大な機能障害をもたらしている場合にの適用される。

性欲が強いなど性的関心や行動のレベルが高い人(例:性欲亢進)は、性的行動の制御障害機能障害・著明な苦痛を示さない限り、CSBDと診断されるべきではない。


増田自慰行為を「好き」「誰にも迷惑かけてない」と表現しており、性欲が強いことで具体的に困っていることや苦痛があるわけではない

まり、CSBDの診断に必須である「顕著な苦痛」および「社会的に重大な機能障害」がない

・「シコ猿すぎて恥ずかしい、情けない」とあるが、ICD-11では性的衝動欲求・行動に対する道徳的判断非難に関連した苦痛のみを根拠にして、病理を示すとは考えられない性的衝動欲求・行動についてCSBDを診断してはならないとしているので、普通じゃない気がして恥ずかしいからという理由では強迫的性行動症には当てはまらない

結論

おそらく増田はただの「性欲が強い人」であり、医学的に治療対象となるような病気ではない


【補足】林先生のQ&A

【3455】27 歳女。私は性欲が異常に強いのでしょうか。

https://kokoro.squares.net/?p=6170

2025-10-19

抑えられてるだけで同じ衝動はある件が炎上してるの見るとやっぱ自分の根はモンスター側だと思う(性系ではない)

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