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はてなキーワード: 人の力とは

2026-05-10

地方進学校から東大に行った私が、大学一年生に祈ること3

第三部 内容で勝ち、現実で負ける

大学卒業して、私はある大手会社に入った。

社名は伏せておく。

商社系の、若手にもそれなりに権限が回ってくると言われている会社だった。

入社した最初の年、私はそれなりに評価されていた。

配属された部の課長論理的な人で、私の作る資料の精度をある程度評価してくれた。

問題は二年目以降に始まった。

最初に明確な摩擦が起きたのは、ある社内会議だった。

ある新規プロジェクトの立ち上げに関する会議で、部長が明らかに前提条件の数字を間違えていた。

市場規模の試算根拠が五年前の業界レポート依存していて、その後の市場の変化を反映していなかった。

私は会議の中盤でそれを指摘した。

すみません。その市場規模数字ベースになっているレポートが古いです。直近三年で市場構造が変わっているので、現状の数字はその試算より三〇%程度小さいはずです。私の試算では、こちらになります

私は自分ノートPCの画面をプロジェクターに映した。

試算表は、出典付きで再現可能な形にしてあった。

部長はしばらく画面を見ていた。

それからゆっくり言った。

「うん、わかった。数字の話はまた別の機会にしよう。今日方向性の話をしている」

「いえ。方向性市場規模を前提にしているので、市場規模が違えば方向性自体が変わります

部長はもう一度、私を見た。

今度は少し、目に疲れがあった。

「君の言うことはわかった。あとで個別に話そう」

会議は、私の指摘を反映しないまま進んだ。

会議のあと、廊下で同期の一人に呼び止められた。

「お前、ああいう言い方やめたほうがいいぞ」

「内容として間違ってるか?」

「内容は合ってる。けど部長の顔、潰しただろ」

「顔の話なんかしていない。事業の話をしているんだ」

同期はため息をついた。

「そう。そうなんだよ。お前はいつも事業の話しかしない。だから、お前以外のみんなが何の話をしてるのか、お前にはわかってないんだよ」

そう言って行ってしまった。

私はその言葉をしばらく考えた。

考えた末に、こう判断した。

あいつも結局、内容で勝てない側の人間か。

そして忘れることにした。

二週間後、私はそのプロジェクトのチームから外された。

理由は表向きには、「別のプロジェクトに君のスキル必要から」だった。

私が回された別のプロジェクトは、ほとんど何も動いていない塩漬けに近いものだった。

私は課長に直接抗議した。

「私の指摘が間違っていたのですか」

課長は少しだけ困った顔をした。

「指摘の内容は間違っていなかった」

「では、なぜ外されるのですか」

「内容ではない。理由は内容ではないんだ」

「では、何ですか」

課長は少し沈黙した。

それから、こう言った。

「君は正しい。けれど、君と一緒に仕事をしたいと言う人間がいない」

その瞬間、自分の中の何かが冷たく固まったのを覚えている。

私は課長を見た。

できるだけ感情を出さずに言った。

「では、正しさよりも好かれることのほうが評価されるのですか」

課長は私を長く見た。

それから言った。

「そうじゃない。仕事は一人ではできないから、一緒に仕事ができる人間になることも能力のうちなんだよ」

私は頷かなかった。

その夜、自分の部屋で長い時間考えた。

考えた末に、自分結論を一文字も変えなかった。

会社は、正しさを評価しない組織だ。

から転職する。

私はその三ヶ月後、最初転職をした。

このパターンが三十代を通じて繰り返された。

三回、転職した。

会社が変わっても結末は似ていた。

最初半年は、私の能力と精度が評価される。

次の半年で、私の指摘が人を傷つけるようになる。

一年経つ頃には、何かのプロジェクトからかに外される。

私は毎回、辞めるとき同じことを思った。

「この会社も、私を理解できなかった」

四回目の転職活動とき、私は四十二歳になっていた。

そのとき初めて、こう思った。

もしかして問題は私のほうにあるのか?」

これに気づくのに二十年かかった。

二十年だ。

君がこれを二十二歳のうちに気づければ、私より二十年得をする。

二十年は長い。

本当に長い。

ここでKの話に戻る。

Kとは大学卒業してからほとんど連絡を取らなくなっていた。

年賀状最初の二、三年は来ていたが、私が返さなかったので自然と途絶えた。

Kがどうしているかを知ったのは、私が三十五歳のときだった。

ある業界誌の記事だった。

Kは新卒で入った会社で、地味に出世していた。

記事は、ある業界中堅企業新規事業立ち上げに関するものだった。

Kはその新規事業責任者として、写真付きで紹介されていた。

写真の中のKは、大学ときと同じように口を大きく開けて笑っていた。

少しだけ太っていた。

記事を読んで、いくつかのことを知った。

Kの新規事業最初、大失敗していた。

市場の読みを間違えて、最初半年予算の三分の一を失った。

普通なら、その時点で責任者は外されるはずだった。

けれどKは外されなかった。

なぜか。

Kは失敗の途中で、社内の他の部署人間を何人も巻き込んでいたからだった。

営業課長

開発の係長

経理の若手。

現場派遣社員

Kは新規事業のために、社内のいろいろな人間に頭を下げて知恵を借りていた。

失敗が見え始めたとき、その人たちがKを助けた。

「これはKだけの責任じゃない。自分たちも一緒に考えた案だ」

そう言ってKを庇った。

Kは結果として責任者の座を維持し、二年目に軌道修正成功した。

記事インタビューで、Kはこう答えていた。

最初半年で失敗したのは僕のせいです。市場の読みが甘かった。けど、その失敗を直せたのは僕一人の力じゃないです。社内のいろんな人が一緒に直してくれた。だからこれは、僕のチームの成果なんです」

私はこの記事を何度も読んだ。

そして初めてわかった気がした。

Kは最初から、「一人で正解を出す」ことを目指していなかった。

Kは最初から、「みんなで間違えて、みんなで直す」ことを戦略としていた。

私はずっとKを軽く見ていた。

Kは内容で勝てないから、人と仲良くするのだと思っていた。

違った。

Kは内容で勝つことの限界を、最初から知っていた。

から内容で勝つかわりに、内容を直せる関係を作ることに力を注いでいた。

Kは、私が二十年かけても気づかなかったことを二十二歳のときにはもう知っていた。

たぶんKは、もっとから知っていた。

中学校高校のうちに、一度、自分より頭のいい人間出会っていたのだろう。

そこで、自分が一人では勝てないことを学んでいたのだろう。

Kは十二歳か十三歳のうちに負けていた。

そしてその負けから、人と一緒にやることを学んでいた。

私は十八歳まで負けなかった。

その代償が、その後の二十年だった。

四十代に入ってから、私の人生加速度的に静かになった。

両親が立て続けに亡くなった。

父が先で、母がそのあとだった。

葬式地元で行った。

私は長男として喪主を務めた。

葬式に来た親戚や、父の昔の同僚や、母の友人たちは、私のことを「東大を出た立派な息子」として扱った。

私はその扱いを受け入れた。

受け入れるしかなかった。

葬式最後、母の友人だったという、私の知らないおばさんが言った。

「お母さん、あなたのことをいつも自慢してたのよ。東大に入ったときも、いい会社に入ったときも。でもね、最近お母さんこう言ってたの。『あの子結婚はしないのかしらね』って。心配してたわ」

私は笑顔で答えた。

「ええ、心配かけました」

その夜、実家の、自分高校時代に使っていた部屋で一人で酒を飲んだ。

机の引き出しを開けると、高校時代模試の成績表がまだ残っていた。

一番上の成績表は、高校三年の十一月のものだった。

全国偏差値、七十六。

順位、全国八位。

その紙を長い時間見ていた。

そして思った。

この紙が、俺の人生で一番輝いていた瞬間の証拠なんだろうな。

三十年前の紙だ。

私はその紙を引き出しに戻した。

戻して、引き出しを閉じて、また酒を飲んだ。

涙は出なかった。

涙が出るような感情ではなかった。

もう少し乾いた、静かな何かだった。

母が亡くなって少し経った頃、私はMに偶然、駅で会った。

Mはすぐに私に気づいて「お前、変わらないな」と言った。

私はMに気づいていなかった。

Mは髪が薄くなり、少し太っていた。

スーツの肩のあたりがくたびれていた。

けれどMの表情は、駒場ときよりずっと穏やかだった。

私たち駅前の安い居酒屋に入った。

Mは結婚していた。

子供が二人いた。

の子中学生で、下の子小学生だと言った。

仕事は、私が風の噂で聞いていた通り、ある官庁にいた。

Mは私の近況を聞かなかった。

たぶん聞かないほうがいいと判断したのだろう。

代わりに、駒場の頃の話をいくつかした。

「お前、覚えてる? あの語学クラス和訳の輪。Kがやってたやつ」

「ああ」

「俺、あれに助けられたんだよ」

「助けられた?」

「うん。俺さ、地方から出てきて、最初お前と似たような感じだったじゃん。一人でやれば全部できる、みたいな。けどKがしつこく誘ってくれてさ。最初は俺も、うざいと思ってたんだよ。けど何回か行ってみたら、自分が見えてないところを他のやつが見えてたりするんだよな。それで俺、考え方を変えたんだ。一人で全部やる必要はないって」

私はハイボール一口飲んだ。

Mが続けた。

「あれが俺の人生の、たぶん一番大きな転換点だった。あそこでKに引っ張ってもらえたから、俺、人と一緒に仕事ができる人間になれたんだよ。今の仕事、俺一人じゃ絶対できないからな。役所って根回しの世界から

私は頷いた。

Mが私をちらっと見た。

「お前は行かなかったよな、あの輪」

「うん」

「何で行かなかったんだ?」

しばらく答えられなかった。

それから、ようやく言った。

「行く必要がないと思っていた」

Mはそれ以上聞かなかった。

私たちはもう一杯ずつ飲んで別れた。

Mは終電で帰っていった。

最後に「また飲もうな」と言った。

私も「うん」と言った。

私たちはその後、一度も飲まなかった。

二人とも、それをわかっていたと思う。

家に帰る電車の中で、私はずっとMの言葉を考えていた。

Kに引っ張ってもらえたから、俺、人と一緒に仕事ができる人間になれたんだよ。

Kは私のことも引っ張ろうとしていた。

「気が向いたら、声かけて」

「お前さ、たまには誰かに頼ってもいいんじゃない?」

「一緒に間違えて、一緒に直せばいいんじゃないかな」

Kは私に何度も手を差し出していた。

私はその手を毎回振り払っていた。

Kを軽く見ていた。

軽く見ることで、自分プライドを守っていた。

そのプライドのために、人と一緒に何かをするということを、生涯、覚えそこねた。

電車の中で初めて認めた。

あいつは、ずっと間違えていたわけじゃなかった。

あいつは、正解を一人で出すことを最初から諦めていただけだった。

から、みんなで間違えたあと、みんなで直すことができた。

俺は、一度も間違えないために、一度も誰とも直せなかった。

これを四十五歳の電車の中で、ようやく言葉にできた。

涙はまた出なかった。

代わりに、車両のドアの上の広告文字が妙にはっきり見えた。

人生は、一度きり」

そんなことが書いてあった気がする。

正確には覚えていない。

四部 一年生の君へ

ここまで書いてきたことを、まとめる必要はないかもしれない。

ただ、もう一度だけ君に語りかけたい。

君がもし、私に少し似た人間なら聞いてほしい。

勉強がそれなりにできる。

一人でいることを苦にしない。

周りが少し幼く見える。

雑談時間無駄だと感じる。

「言い方」を装飾だと思っている。

人に頭を下げることを敗北だと感じている。

もしそうなら聞いてほしい。

その感覚は、君が地頭がいい証拠ではない。

君が、自分より上の人間にまだ会っていない証拠だ。

君が会っていないのは、君が悪いからではない。

たぶん環境のせいだ。

地方進学校

中堅校で一番頭がいい子。

学年で目立つ秀才

そういう環境にいると、自分の上が見えない。

自分天井が見えない。

から自分能力過大評価する。

過大評価しているという自覚も持てない。

これは君の責任ではない。

ただ、これからは君の責任だ。

なぜなら君は今、東京大阪や、その他の大学に出てきている。

そこには君と同じか、君より上の人間が必ずいる。

中学生ときからもっと厳しい競争経験してきた人間が必ずいる。

そういう人間に、君はこれから確実に出会う。

そのとき、どう振る舞うか。

それが君のこの先三十年を決める。

選択肢は大きく二つある。

一つは、その人間を軽く見ることだ。

あいつは要領がいいだけだ」

あいつは育ちがいいだけだ」

あいつは一人で考える力がない」

そう評価して、自分プライドを守ることだ。

これは簡単だ。

すぐにできる。

何の努力もいらない。

プライドが守られる。

気持ちがよい。

私が選んだのはこっちだ。

そして、その代償をこの四十七年間で払い続けている。

もう一つは、その人間に頭を下げることだ。

「すごいですね」

「教えてください」

「どうやってそんなに上手くやるんですか」

そう聞くことだ。

これは難しい。

プライドが傷つく。

気持ちが悪い。

自分が小さく感じられる。

けれど、こっちを選べる人間は二十年後、ほぼ確実に生き残る。

なぜなら、こっちを選んだ瞬間から、君の能力自分能力だけでなくなるからだ。

君は自分より上の人間能力を、少しずつ自分の中に取り込んでいけるようになる。

これは私が二十年かけて気づいたことだ。

人間が成長するのは、自分一人で勉強しているときではない。

自分より上の人間に、自分の間違いを笑いながら指摘されたときだ。

そしてもう一つ。

性格をよくしろ

これは道徳の話ではない。

君が長く生き延びるための技術の話だ。

性格をよくする」というのは、誰にでも愛想よくすることではない。

人と一緒にいるときに、その人が「君と一緒にいて楽だ」と感じるように自分の振る舞いを設計することだ。

これを十代後半のうちにやっておかないと、後からやり直すのが本当に難しい。

人間性格は、二十代の前半まではまだ柔らかい

二十代の後半から急速に固まる。

三十代に入ると、ほとんど固まる。

四十代になると、もう変わらない。

私は四十代の自分を見て、それを知った。

君は今、二十歳前後だ。

君の性格はまだ柔らかい

固まる前に修正してくれ。

修正方法は難しくない。

ただ、毎日こう言える人間になることだ。

「ごめん」

「教えて」

「ありがとう」

自分が間違っていた」

この四つを軽く、自然に言える人間が長く生き延びる。

この四つを重く、特別なこととして言わなければならない人間は、私のように誰とも何も直せなくなる。

この四つの言葉はみんな、同じことを言っている。

「私は完璧ではない」

「私は、あなたの助けが必要だ」

「私は、変われる」

それを認められる人間が、変われる人間だ。

ここで最後に、一つだけ付け加えたい。

私はこれまで、「人に合わせるな」「集団は誤答を選ぶ」「会議ノイズだ」「調整は知性の敗北だ」と思ってきた。

その認知は、地方進学校の中では半分は事実だった。

けれど社会に出てからは、別の事実があった。

集団はたしかに誤答を選ぶこともある。

けれど、その誤答を修正する力もまた集団の中にある。

一人の人間は、自分の誤答を自分ではなかなか直せない。

人間は、自分の見え方の中で考えるからだ。

自分の見え方の外側にある誤答には、自分一人では気づけない。

から誤答を直すには、自分の見え方の外側を持ってくる必要がある。

それを持ってきてくれるのが他人だ。

正確に言えば、他人と作る関係だ。

この関係若いうちに作っておかないと、君の認知は君一人の中で閉じる。

閉じた認知は、いずれ現実とずれる。

現実とずれた認知は、現実によって罰せられる。

その罰が、私の四十代だった。

君には、その罰を受けてほしくない。

この手紙を、ここで終える。

書きながら何度か、自分のことが嫌になった。

いや、本当のことを言えば、何度か自分のことをまだ正当化したくなった。

「あの会議で、俺は本当に正しかった」

「あの上司が、俺を理解できなかったんだ」

「Kは、俺ほど深くは考えていなかった」

そういう声が、今でも私の中で聞こえる。

たぶん、その声は死ぬまで消えない。

けれど私は、その声をもう信じない。

その声を信じてきた人間の末路が、私だからだ。

私は君に、私と同じになってほしくない。

私はもう、どこにも戻れない。

母も父も、もういない。

KともMとも、もう会わない。

私の若い頃のクラスメイトたちは、たぶんそれぞれの家庭で、それぞれの夕食を食べている。

私には夕食を一緒に食べる相手がいない。

これは自業自得だ。

誰のせいでもない。

けれど君は、まだ間に合う。

君はこれから出会人間に、頭を下げられる。

これから「ごめん」「教えて」「ありがとう」自分が間違っていた」を毎日言える。

これから人と一緒に間違えて、人と一緒に直せる。

それを君のうちに習慣にしてほしい。

二十歳の君の習慣は、四十歳の君の人格になる。

四十歳の君の人格は、君の人生のものになる。

二十歳の君が人に頭を下げることを覚えれば、四十歳の君は誰かに助けられる人間になる。

二十歳の君が自分の間違いを認めることを覚えれば、四十歳の君は間違える前に人に相談できる人間になる。

二十歳の君が雑談大事にすることを覚えれば、四十歳の君には夕食を一緒に食べる相手がいる。

これは綺麗事ではない。

私という見本が、空席のまま証明している技術の話だ。

最後に、もう一度だけ。

正しさは、人に届かなければ現実を変えない。

一人で正解を出せる人間より、人と一緒に間違えて直せる人間のほうが長く生き残る。

集団はたしかに誤答を生む。

けれど、誤答を直す力もまた集団の中にある。

その集団に、君が入っていけるかどうか。

それが君のこれからの三十年を決める。

私は入っていけなかった。

その理由をたくさん書いてきた。

けれど本当の理由は、たぶん一つだ。

私は怖かったのだ。

人と一緒にいて、自分特別ではなくなることが怖かった。

その怖さを、私は「孤独を選ぶ強さ」と自分に言い聞かせていた。

それは強さではなかった。

ただの臆病だった。

君が私と同じ怖さをもし持っているなら、その怖さに名前をつけてやってほしい。

「臆病」と。

名前をつければ、君はその怖さに対処できる。

名前をつけずに、それを「強さ」と呼び続ければ、君は私になる。

長くなった。

これで終わる。

君が今夜、誰かと夕食を食べられますように。

君が明日の授業で、誰かに「教えて」と言えますように。

君が来週、自分より少し上の誰かに頭を下げられますように。

君が来月、自分の間違いを笑って認められますように。

君が来年、誰かと一緒に何かを失敗できますように。

君が十年後、誰かと一緒にその失敗を直せていますように。

君が二十年後、私のように、見知らぬ若者へ誰にも頼まれない手紙を書く人間にならずにすみますように。

これは説教ではなく、

これは祈りだ。

四十七歳の、一人の失敗した人間から祈りだ。

どうか。

私のようには、ならないでくれ。

2026-02-24

バスティライスを蒸らすことが出来ない増田住まい泣き出がとコスラムを吸いらぃ手間簾馬(回文

おはようございます

最近ほんとうんと早くに寝ちゃうので、

ゲームというゲームはやってない状況がヤバいわ!って感じの、

スプラトゥーン3の今シーズンカタログコンプリートは早々に最終週の追い込みポイント1.5倍であるにせよ、

そっちまで手が回らないのよね。

かと言って

もうNIKKEはやることが無いし周回のデイリーミッションに、

今のNIKKEとリコリス・リコイルコラボ企画は次のハードの解禁がされるまで持て余しているし、

ソロレイだってすぐに終わっちゃうし。

で!そうだ!

私にはバスティライスがあったんだ!って突如思い出して、

バスティライスに挑戦してみるの!

いきなりビリヤニ風なのを作ろうとしたら到底高難易度ステージ

安直キーマカレーレトルトのをかけて食べたらそれでいけるんじゃね?って思ってたのよ。

で、

それが大失敗したってのが前回までの話。

いや一口目はキーマカレーバスティライスとで、

うま!って美味を感じる私の舌でダイレクトに感じることが出来たんだけど、

まりにも脂っこくクドくて

その理由を最新のAIに尋ねてみるとそれは日本のお米を前提に設計されたキーマだからっていうのが理由らしいの。

と言うわけで、

提示されたのが次「いなばカレー」なのよ。

あの缶に入っているカレー

私が今まで史上一度すら食べたことのないジャンル缶詰カレー

それは小麦粉とか油とかを使ってないので、

バスティライスにはぴったりかも知れないという最新AIが叩き出した計算結果に基づき、

私はバスティライスとイナバのカレー缶詰バスティライスに挑戦するの。

2回ぐらいバスティライス調理をやったんだけど、

湯取り法ね。

なんかお店で食べるバスティライスとぜんぜん長さが違うし、

もともとバスティライスは炊き上がったものパラパラしているとは言え、

私の茹で上がったバスティライスはボソボソなの。

お店で食べるものはふんわりとパラパラでボソボソというイメージは無いのよね。

こ、こんなにもバスティライスですら炊く?湯がく?のが難しかったとは!って

まず、

にの味のカレーで食べようか!?って迷いより、

そもそもとして

バスティライスが上手く調理できないいきなりの壁に粒立ててぶつかったの!

これムズくね?って。

なんで私の茹でる炊くバスティライスはこんなにもお世辞にも言えないぐらい不味いのか!

ボソボソしていて全くお店のものとは敵わないの。

なんか品種が違うのかしら?

いや品種の違いのせいにしても仕方がないので、

でもきっと炊き方に最適な解があるはずだと思うのね。

ここはAIには頼らず私自身の勘で炊き上げたバスティライスカレー缶詰で食べるってのがミッションなの。

とりあえず、

ボソボソとはいえ

食べられないことはないので、

いなばカレー缶詰を掛け混ぜていただくと

一応は美味しいのよね。

でもこれはカレーが美味しいだけで

私が炊き上げ茹で上げたバスティライスが上手くカレーを受け入れられてないの。

これが合わさって2人の力が集まったら凄く美味しくなるような気がするのよね。

うーん、

こんなにもバスティライスを炊くのが難しいとは!

なかなか強敵だわ。

これどうしたらいいのかしら?って

たここは最新のAIに尋ねてみると

ダム」っていう第一興商業務通信カラオケブランドじゃない方ダムって方法があって、

要はフタをして超弱火の蒸らしの時間必要だってことらしいの。

ダムるのが重要ってわけ。

しかも本格的なビリヤニとかではダムの専用の釜みたいな鍋みたいなのがあって、

フタをしてパン生地封印して蒸らしきるって方法があるんだって

わ!私のフライパンじゃ蓋を閉じてもダムれないわ!って

たこれどうしよう?って感じなのよね。

フライパンでお手軽ダムられる方法を探す旅に出ないと!

って旅支度をして私は風呂敷を括った棒をしょって、

ちょうどスヌーピーがなんか家出するときに背負って担いでいく棒と風呂敷みたいなやつを想像して欲しいぐらいな様まで私は格好を仕上げたんだけど

ふと気付いてその風呂敷を括ってあるバンドル棒を放り投げたの!

わ!

もしかして炊飯器ダムれるんじゃね?って

まだ試していないけど、

これはちょうどいいダム専用マシンとして使える可能性がイチかゼロなのよ!

ちょっとこれは試していいかも知れない炊飯器ダム方式だわ。

炊き上がったバスティライス

いなばカレーを混ぜて

それを炊飯器に入れて保温スタートダムり?

これ上手く行きそうなんだけどなぁって思うの。

こういう時の炊飯器の低温火力は重宝しそうじゃない?

我ながら炊飯器を使ってみようとする

自分AIを頼らないアイデアの気付きに

人類もまだまだいけるじゃん!って思ったのよね。

きっと炊飯器ダム蒸らし上手く行きそうな気がするわ。

とは言えこれもなんか

炊飯器を引っ張り出して装置を稼働させる大がかりな展開になりそうなので、

もういきなり炊飯器を準備するのが面倒だなぁって思い出したりはしないけど、

その面倒くささに負けないぐらい

美味しいバスティライスダムの蒸らしが出来たら良いなぁって心底思うのね。

ちょっとやってみるわ!

炊飯器いかもしれない!

うふふ。


今日朝ご飯

枝豆おにぎりしました。

所望していた納豆巻きがなかったので

なんか激辛キムチ入りの納豆巻きならあったんだけど、

いきなり私はキムチ入り納豆って気分ではなかったので

食べたら美味しいのかも知れないけど、

通常レギュラー納豆巻きが無かったので

枝豆おにぎりにしたってわけ。

もち麦たっぷり入っていてプチプチして美味しいわ!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ストレートウォーラーに、

って思ったけど、

そうだ!ルイボスティーウォーラーにしよう!って思って、

ルイボスティホッツウォーラーにしたんだ!ってのを今思い出したわ。

暖かくして今日も元気に出発よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2026-02-06

選挙投票するという時、俺たちみたいな小さな粒でも集まれば大きな流れを作れるんだ

という気持ちになる

アクシズを押し戻す名もなきジェガンやギラドーガのような

1人だけの力じゃ何もかわらないけど、一人一人の力が合わさると流れを作れる

そういう大きな可能性を感じながら投票している

2026-02-04

アップデートに失敗したはてな化石たちへ

増田に生息してる高齢弱者男性たち、マジで視界に入るだけで吐き気がする。

2026年にもなって「高市総理リウマチは仮病」とか揶揄してんの?

マジで今の時代病気障害ネタにする奴は人間以下のガイジって空気、読めないのかな。

お前らみたいな脳みそ腐ったインセルネットでイキってるの、本当に日本の損失でしかない。

今の若い子たちは、指定難病リウマチと戦いながら人工関節で国を支えるサナちゃん推してんの。

討論会欠席だって握手のしすぎで手が腫れて痛みに耐えてるんだからゆっくり休んで!」ってなるのが正常な人間の反応だろ。

それをサボりとか仮病とか叩くとか、お前らマジで救いようのないASDコミュ障なんだな。

自分の狭い価値観しか物事を語れないあたり、発達障害特有のこだわりが強すぎてマジで引く。

ぶっちゃけはてな界隈高齢ガイ男性たちは、一刻も早くネットから隔離されるべき。

お前らのやってることは冗談じゃなくて、ただの差別

障害いじめ犯罪って習わなかったの?

あ、お前ら自身社会バグから自分たちの醜い姿が見えてないのか。

リウマチ患者の苦しみを1ミリ理解せず、匿名掲示板でシコシコ叩きに精を出してるお前らが、一番終わってるんだよ。

2026年アップデートについてこれない時代遅れのゴミは、さっさとログアウトしろ

サナちゃんリウマチ公表して「同じ痛みを持つ人の力になりたい」って言ってるのに、それを嘲笑うお前らの存在のものが、この国の癌なんだわ。

お前らみたいな社会ゴミカス弱者男性に、総理を語る資格なんて1ミリもない。

いい加減、自分の醜いツラを鏡で見て、自分がどれだけ差別主義者のモンスター自覚しろよ。

2026-01-25

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能クズはいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導けるありえないほど有能な人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが歯車になる程度の能力と意欲があるなら歯車として健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

2026-01-21

あらゆることを男のせいにするというのは、男を「あらゆる良くない現象」に対処可能能力が完全に備わっていて、かつ「あらゆる良くない現象」に対処すべきだった存在とみなすのと同じだ

まり、男を神扱いしているようなもの

なぜ男をなんでもできる神のような存在と見たがるのか?

その理由ひとつ世界未来にたいする不安がある

男がこの世界のすべてを操っていると思い込むことで、男にはあらゆる不満や不快解決能力があると信仰することで、この世界はすみずみまで男に掌握されていて、あらゆることが男の管理下にあるのだ、という「安心」を得られる

──この世界人の力対処できないことなんてない。男ならあらゆる良くない現象解決できる。だから自分たちはすべて男に任せればそれでいい。そのはずだ。そうでなければおかしい──

世界がすでにわかりきられたものであってほしい、制御可能ものであってほしい、そういう願望を抱くこと自体は悪いことでもなんでもない。公正世界仮説陰謀論が、それ自体悪いものということはない

ただ、それは現実ではない。事実ではない。誰かを過大評価し、あらゆる責任押し付け、神や悪魔と崇め奉っても、その誰かは「あらゆる良くない現象」を解決することはできない

男をいくら理想化しても世界は誰の思い通りにもならない。世界は誰の管理化にも置かれない。不安や不満が完全に解消されることはない

あらゆることを男のせいにして、制度常識を都合よく書き換えていっても、その先にはその上で不満や不快いくらでも現れる

その現実逃避に終わりは来ない

自分自身の力をもっと、もう少し試してみれば、何か違ったのではないか。そんなことは考えられない。そんな発想を思いつきたくない

自分になにかを変えられる力があったかもしれないと思えば、少なくとも自分にも責任があったことになってしまうから

自分にある力を認めたくない人たちの起こした活動が、いま社会を捻じ曲げて、社会に将来の不満や不快の種をまいている

そうして、自分のしたことの結果をまた男のせいにするのだろう

2026-01-13

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能はいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導けるありえないほど有能な人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが歯車になる程度の能力と意欲があるなら健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能はいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導ける人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが歯車になる程度の能力があるなら健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能はいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導ける人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが歯車になる程度の能力があるなら健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

2026-01-11

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能はいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導ける人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが歯車になる程度の能力があるなら健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

2026-01-08

anond:20260108110044

ウラジーミル君と僕は、同じ未来を見ている。

行きましょう、プーチン大統領ロシアの、若人のために。そして、日本の、未来を担う人々のために。

ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。

2025-12-29

最近人間選民思想が醜すぎる

Z世代のイーロン信者とか特にそうだ AGIを作ってカルダシェフスケールを上げるためには無能はいらないと信じ込んでる

努力して、才能があって、精神的にも達観していて、物事自分人の力と頭だけで成功に導ける人物ぶっちゃけ少数派で、いうなら異常者なんだよ

そういう天才聖人君子しか生かせない社会無能を食わせることさえできない社会がどうやって星間文明になるんだよ

無能だろうがカスだろうがガイジだろうが健康で文化的な最低限度の生活を営めるのが日本社会と違うのか

2025-12-26

映画RUN/ランを見た

増田セレクションの一作として見た。サスペンスミステリの佳作って感じ。74点。

 

慢性の病気持ちの主人公車椅子で家からほとんど出られない生活しか大学進学を目指し必死勉強する中、ひょんなことから母親自分用ではない薬を自分に飲ませているのではないかという疑念を抱く。薬の調査を進めるにつれて恐ろしい真実が……

というお話

 

日見たサーチの監督作品らしいんだけど前作でも思ったんだけどたぶんこの監督サスペンスミステリ好きなんやろな。

あるべき展開をちゃん論理的に抑えていて好感が持てる。

例えば薬の調査をする場面。普通であればサッと検索すればええやんという話になるが、インターネットが切られている。ここで検索の阻害と母親に対する疑念と強い拘束を表現しているのもよいし、その後、電話で薬を販売した薬局電話をするも当然相手こちらの家のことを知っているので母親に知らされるかも!と思い当たり慌てて電話を切るのも心理として自然でよい。

更に文字通りの箱入り娘として育てられた結果、友人が一人もおらずかける相手がいない主人公電話番号サービス電話をかけ適当相手につないでもらうも、知らん女から電話がかかってきたので当然めちゃくちゃ邪険に扱われるも男殺しの必殺フレーズ貴方論理的な人のように思うのだけれど」で薬を調べさせる展開もニヤつく。

そして「その薬の色は」で熟したトメイトゥ母親がハサミで切り落とすカットに変わって「赤だよ」と知らされるのもいやぁ~な不気味さと恐怖心をあおる丁寧な描写で美しい。

タイムリミットがある中で薬の内容を明かすのを拒む薬剤師脱出ゲーム好きなのを目ざとく見つけて「これはゲームなんだけど」と聞き出そうとするもちゃんと失敗して、でも別方面からわかる会話劇もヒリつくし、その後、主人公自身母親に閉じ込められた家から脱出ゲーム」する展開のフリになっているものよい。

趣味科学をやっている設定もちゃん調査脱出ゲームに生きてくる展開もよいし、車椅子からこその不自由感やアクション、逃亡の難しさに繋がっているのもちゃんと考えられているし、怪しんで薬を飲まなくなったことが最後脱出成功キーになっていく展開も完璧

そして散々母親からの逃亡に苦労した車椅子であること、が、最後母親による連れ去りのハードルとなる展開もよく考えられていてGreat。

物語ほとんどの展開がロジカルに積み重ねられておりここご都合主義やなぁって思うところが少なかった。

あと勉強中に見ているYoutubeサムネにサーチに出てきたフリー素材ネキが映ってたのは監督を追いかけている人に対してのサービスショットとしてちょうどいい塩梅だったかな。

 

なんで母親あんなことをしていたかは俺の中では誘拐した子供からそれがバレないように閉じ込めておきたかったのかなと思ったけど、後に「主治医12回も変わっている」という指摘からほな代理ミュンヒハウゼン症候群かぁってなったかな。母親自身虐待されていたと思われる傷もあるし、最終的に時が経って主人公母親自分と同じ目に合わせていることが発覚して暗いムードのまま作品が終わるのも虐待連鎖を描いているのかなと思ったけど、まぁ、別にここはどうでもよかったかな。

ぶっちゃけ主人公大学入学してゲートを杖を突きながらも歩いて通るってところで母親(が与えていた薬、閉じ込められていた家)の呪縛を乗り越えて文字通り一歩踏み出すというところで俺はオチてると思うので、その後の主人公もやっぱり闇落ちしてました展開はあんま興味なかった。

この作品が繰り返し描いてきた「表裏一体」の完結編として「医療従事者になって足の不自由人の力になっている」という未来は同時に「足を不自由にした人間に捕らわれ続けている」ということを描いたんだろうとは思うけど、言うほどそれ対応してるかと思うし、脱出を描いてきたこ作品カタルシスとしては蛇足に感じましたまる

 

気になったことといえば、母親治療薬とは全く関係な薬を娘にガバガバ飲ませることで足の麻痺喘息、心疾患の症状を副作用で起こさせていたんだけど、こいつ医療関係者じゃないからそんな適当な薬を障害が出るレベルチャンポンで飲ませてたらたぶん死ぬやろ。無茶苦茶しすぎちゃう?っていうのはちょっと思ったかな。

まぁ一回死んでるしもう一回死んだらそれはそれって思ってたんかもしれんけど。

 

程よい緊張感と謎とき脱出ゲーム感があってちゃんとしたサスペンスミステリを見たいに人には普通オススメ

オススメしてくれた増田ありがとう

あ、あとタイトルの出し方が超オシャレ。

2025-12-22

怠惰な友人に腹が立つ

いつもゲームしてやるべき事をやらない友人のことを私だけがライバルだと思って恐れている。

友人の才能が世に見つかったら、少しでも友人が本気を出したら私なんてあっという間に追い抜かされてしまう。

ずっとそんな予感がして背中チリチリしてるのに当の友人はゲームしてやらない言い訳ばっかりしている。

友人に負けたくないけど友人の力はこんなもんじゃないのに。

怠惰な友人に腹が立つのと同時に安堵して最近友人と話してると気分が悪い。身勝手すぎる。

しかしたら私が買い被りすぎてるだけなのかなとやっと思い当たったけど、事実フォロワー数とかはボロ負けしている。才能とカリスマがすごいんだ友人、なんなんだよあのスター性は、怖えよ。



さっき↑の感情に気づいたので増田に書きに来た、以下気づいた経緯。

まりにも友人に対してイライラするから何かおかしいなと思ってたんだよな。友人に期待してる……とも違うし…別に友人が怠惰からってこんなイラつかなくてもよくない?と不思議に思ってたら謎の焦燥感と恐れの存在に気づいて理解した。

からずーーーっと、本気出されたら一瞬ですごく遠いところに行かれると思っていて、だからなるべく先に先に焦りつつ進んでいた。

だけど数年ずっと停滞したまんまでそろそろ年齢的な人生リアリティも迫っていて、なのに変わらず追い抜かされずゲームして寝て口先だけ達者で、焦ってる私が馬鹿みたいなんだが

早く私の事一瞬で追い抜かしてくれよ。私がコツコツ積み重ねたもの全部無視して一足飛びで私が欲しいものを掴んで、友人は私の事ライバル視なんてしてないから私は祝福するしかなくて裏でワンワン泣くけど友達ではあるから友人の活躍を見ない訳にもいかなくて、私の全てをめちゃくちゃにしてくれるんじゃなかったのかよ。

書き出すとただの性癖で情けなくなってきた、マジですまん友人。でもすごいやつだろお前は、なんでこんなことになってんだよ…………

なんで「頑張るぞ〜」って言った翌日になんの恥ずかしげもなく「今日一日中ゲームしてたわ〜」とか言えるんだよーーーー腹立つーーー

私が見てる友人の才能の恐ろしさは確かにあるんだよ、あるんだよーーーーー

2025-11-01

都市伝説赤ちゃん本能母親を求めるというデマ

赤ちゃん本能母親を求めるという話がネット上の会話で見られるがこれの根拠・出典ってどこだろう?

専門的な団体などでもこのような話が書かれているがどうも信じがたい。

赤ちゃん本能母親を求めるという話が信じられない理由について

赤ちゃん本能母親を求めるというのを誰が確かめたのか、どこかに書かれている様子がない

専門的な団体ならば解説してくれて良さそうなものに思う

父親育児が広く行われるようになったが、父親では赤ちゃんとの愛着形成は難しいとか、対応が難しいなどと言われているのは見た記憶がない

・一人では生きて行けず周りの人の力必要赤ちゃんが、父親より母親が良いなんて無駄なことをする余力があるとは考えにくいのでは

地方公共団体などの資料を見ると母親とではなくて、養育者と愛着形成するなどのように書かれている

・三歳児神話社会的には科学的な根拠がないとされているが、赤ちゃん本能母親を求めるならば、母親の優位性が認められてしまうのでは?

根拠って流石にアカゲザルを用いた愛着形成研究じゃないよね・・?

あの研究は下記の点からこの議論には無効だと思う

・針金製の代理母と布製の代理母比較したものであり、代理母代理父で比較したものではない

・猿を対象としており人間に当てはまるか不明

赤ちゃん本能母親を求めるというデマ?はどこから広まったのか

可能性として次のものが考えられるのではないだろうか

・ジョン・ボウルビィの愛着理論日本では誤って広まってしまった説

乳児幼児の子育てが母親重視になってしまい、後天的だったり社会的な要因で「ママがいい」になってしまった説(因果関係が逆である説)

頂いた解説

ボウルビィとアインズワースの愛着理論研究で初期研究では確かに研究対象母親にして研究していたけど、それは当時の「養育者」がほぼ母親限定されていたからで、その後の追加検証として父親祖父母里親などで全く同じ条件で検証したところ母親と同じ結果が出たことが報告されている。

まぁ言ってる奴らは母親利権関係者か初期研究だけ引いてるかのどっちかだろうね。

少なくとも現状の科学的なスタンダードとしては子供本能的に求めるのは母親に限らず広く「養育者」であるとされてる。

時代背景もあったんですね。

2025-10-30

anond:20251030124543

ウラジーミル君と僕は、同じ未来を見ている。

行きましょう、プーチン大統領

ロシアの、若人のために。そして、日本の、未来を担う人々のために。

未来を生きる人々を、これ以上、もう待たせてはならない。

ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。

いま読んでも味わい深いな。

2025-10-07

クッソワロタ

組織犯罪対策部あなたマネーロンダリングの疑いがあります保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます2025年10月8 日までに送金しない場合資産は凍結され、あなた逮捕されます

受取银行: 三菱UFJ銀行

支店番号:岐阜支店-550

受取人名:ミズグチチユリ

口座番号: 0734010

ヘタすぎるスパム。もうちょっと設定考えろよww

----追記----

この口座、振り込み出来るのかちょっと試してみたら、実在するホンモノらしいw

おまーりさーん!コレ捜査してぇ〜〜

----再追記(251020)----

また来たよー

組織犯罪対策部あなたマネーロンダリングの疑いがあります保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます2025年10月21日までに送金しない場合資産は凍結され、あなた逮捕されます

受取银行: 住信SBIネット銀行

支店番号:サクラ支店(409)

受取人名:カ)ワ‐ルドコネシヨンカトウケン

口座番号: 1357376

受取银行: 三菱UFJ银行

支店番号:东支店-208

受取人名エグチマサシ

口座番号: 0275496

簡体字使ってるところが、スゴくマヌケw

----しばらくぶりに再追記(251030)----

また変な口座さらスパム来たよ〜

皆様、こんにちは。お手数をおかけして申し訳ございません。マネーロンダリングに関するメールです。日本では、詐欺によって年間1200億円以上が失われています。これらの犯罪者は、年間を通して東南アジア全域で活動しています私自身もこのことを経験しました。親友が全財産を詐取され、最終的に自殺しました。妻は4歳の子供を一人で育てることになり、大変な困難に直面しました。以下の銀行口座は、マネーロンダリング使用されていました。動機に関わらず、下記の電話番号電話するか、他の人に転送して、この詐欺通報してください。私たちはこの詐欺を終わらせなければなりません。一人の力には限界がありますので、皆様のご協力をお願いいたします。友人のような悲劇を最小限に抑えるために、皆で力を合わせていきましょう。次の被害者は、あなた親友や大切な人かもしれません。とにかくお願いします。

三菱UFJ銀行金融機関コード0005)

恵比寿支店(支店コード136)

普通 2041***

名義 ** 合同会社

**ゴウドガイシャ

なにこれ? カネを振り込めじゃなくて、通報しろ?? ここの口座もってるヤツへの業務妨害目的か?

... って書いてるうちに、もう一個来やがった

組織犯罪対策部あなたマネーロンダリングの疑いがあります保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます2025年10月31日までに送金しない場合資産は凍結され、あなた逮捕されます

三菱UFJ銀行金融機関コード0005)

恵比寿支店(支店コード136)

普通 2041***

名義 ** 合同会社

**ゴウドガイシャ

おんなじ口座じゃねーかww ふふ〜ん簡体字は使わなくなって、すこしは進歩したねw

(業務妨害に加担する?のもアレなので、一応伏せ字)

----またまた追記(251110)----

まーたヘンチクリンな雑スパム来たよw

警察政府は、銀行カードの売買や現金引き出しを厳しく取り締まるべきですか? 1週間前、私は500万円を騙し取られました。警察からは、マネーロンダリングに使われた銀行カードからお金が引き出されたとだけ知らされました。なぜ政府は、銀行カードの売買や現金引き出しにこれほど寛容なのでしょうか? 警察無能なのでしょうか? 騙されたお金はどうすれば取り戻せるのでしょうか? 解決策はあるべきではないでしょうか? 現金引き出しによって、1日にどれだけのお金が引き出されているのでしょうか? 被害者である私たち説明すべきではないでしょうか? 政府警察は何をしているのでしょうか? どうかこの問題真剣に受け止めてください。もし私と同じような被害者が他にもいるなら、ぜひ一緒に抗議活動に参加してください。この無力な政府に、この問題真剣に受け止めさせてください。

完全に同じ文言で、2回。ブラジルIPアドレス(186.194.22.126)とウクライナアドレス(5.58.39.13)から発信。

リンクも口座も書いてなくてどーしろってんだよ?? Fromヘッダのアドレス日本人っぽい名前だけど、コイツらに返信メール送らせて嫌がらせしたいってことなのか??

----さら追記(251112)----

また同一文面のスパムブラジル発信(138.185.19.122)で来やがったw

コレ真に受けて「抗議活動」とやらに賛同するメール返信送ると、コトバ巧みにカネをムシられる詐欺に巻き込まれるとか、ヤミバイトかに加担させられるのかなーw

てことは、Fromアドレスのヤツは悪いヤツ! さらしてやるww スパム業者に見つかってスパムカドカ送り込まれたらイイww

yuichiyamato99dreamer@fantia.jp

kinoshitarisa260@studio-fragile.jp

hayatachiba94@fc2.xxx

----しつこく追記(251114)----

しつこいねーw 一晩に4個も同じスパム送ってくるなw

4個ともブラジルIPアドレス 138.97.21.201 138.121.65.16 143.208.112.197 177.84.77.184

組織犯罪対策部あなたマネーロンダリングの疑いがあります保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます2025年11月15日までに送金しない場合資産は凍結され、あなた逮捕されます

金融機関三菱UFJ銀行

銀行コード:0005

支店名:本山支店

支店番号:670

普通口座:1098711

名義(カナ):カ)エムテイーケー

名義(漢字):株式会社 エムティ一ケ一

金融機関銀行→ ミツ検索三菱ufj銀行

なんと親切に銀行検索手順まで書いてあるww まぁ超大手有名銀行から検索するまでもなく、「振込」画面の最初のほうにMUFJのボタンがあってワンタッチ指定できたりするんだがなーw

あと、なぜか本文のエンコーディングbase64のとquoted-printableので2種類あるのはなんのせいだろ? 乗っ取られた?端末のOSの違いか??

----今度こそクソワロタ追記(251120)----

Fromヘッダの表示名が「警察?」って、お前自分が何者なのかわかってないのかw

From: =?iso-2022-jp?B?GyRCN1k7IRsoQj8=?= <mayuzumiyamaguchi86@horizonfarms.jp

組織犯罪対策部あなたマネーロンダリングの疑いがあります保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます2025年11月21日までに送金しない場合資産は凍結され、あなた逮捕されます

受取银行: 三菱UFJ銀行

支店番号:大垣支店-793

受取人名ケンジウエダ

口座番号: 0340007

金融機関三菱UFJ銀行

支店名:新宿新都心支店

支店番号:329

口座番号:0428917

名義(カナ):ニホンジェニュイン(カ

取引種類】普通

また簡体字使ってあるし、雑に口座二つ書いてるけど、2個のほうが1個より引っかかるバカ確率が上がるんですかねー? 二つ晒す方が両方BANされるリスクがあって、サギの効率的には良く無いのでは??

----また新しいパターン出てきてワロタ追記(251206)----

警察庁:お子様が窃盗の容疑で逮捕されました。以下のいずれかの口座に150万円の保釈金を振り込んでください。2025年12月7日までに振り込まれない場合、3年から5年の懲役刑が科せられます。ご不明な点がございましたら、警察庁までお問い合わせください。

金融機関三菱UFJ銀行

支店名:新宿中央支店

支店番号:469

口座番号:3279791

名義(カナ):カ)シュエットパール

名義(漢字):株式会社シュエットパール

そんなのメールで連絡してくるワケないやろww アホらし!

2025-09-24

政治家って別に世の中を変える理由がなくね?

仕事をしない政治家否定肯定もするものでもなく、真面目に仕事をする理由がないと思う。

だって世の中良くなるように変えるのって難しいじゃん。1人の力じゃ到底何も変えられない。大した成果が無くても給料は支払われるし、いくら日本不景気で悪くなっていると言っても100年後どうなっているかなんて関係ないし、何もしなくても死ぬまでに逃げ切れる。

政治家給料が高いのがいけない?給料を平均まで下げたとして政治家なんて誰がやるんだよ。完璧政策なんて無いし、仕事をしてもしなくても何をやっても批判される。お金がなければ活動出来ないし、自分生活に余裕が無ければ世の中の事なんか考えられないだろう。今でも仕事しない人が給料下がったら尚更仕事するわけない。

貧困少子化ジェンダー移民問題他色々時間と労力をかけて問題解決したとしてどうすんの?そんな事より自分メリットがある政策進めた方がいいじゃん。自分政治家になったとして膨大な時間と労力をかけて解決できるか分からない問題に関わるの嫌だもん。上手くいかなければ責任押し付けられるし。

どれだけ苦難があっても本気で世の中を良くしたいなんてそんな聖人のような人居るとは思わない。

2025-09-04

来年3月家事手伝い介護)にジョブチェンジだぜひゃっほー!

山奥にある公設キャンプ場の雇われ管理人という商売をしている増田です。

今日はみんなにグチを聞いて欲しくて書いたぜ!

ワイは来年3月職業家事手伝い介護) にジョブチェンジしそうやで!

わーい!   もうまじもうむり

経緯

グチ

ワイだけの力で今の形に持って来れたとは思ってないよたしかに根そりゃいろいろな人の力も借りたしだけどお前ら小役人共なにもしてないよねこちらがもっていった規格書にあーだこーだとぐつちぐちもんくつけてなおさせて稟議てはんこつくだけの簡単お仕事やってただけだよねそでもだれかの成果が必要だという事になったらこっちは出しゃばらずに役人共の成果にしたし取材対応以外で来たことがない市長がおれがやりました的に宣伝するのも協力したりしたけど実態はなにもやってないよねその上で周辺の細かい細々としたことをだしてきやがってふざけなよと言う話であり黒字化したのでおれの給料を上げようとしたら他の社団法人とのつりあいとかわけのわからない理由最低賃金を切り上げた水準から上げなかったのは一生恨むからなと思いながらここでしか仕事できないから仕方が無くなってきたんだがその果てがこの仕打ちかお前らマジ人間なのかざけんんな。

キャンプ屋も地方創生ネタ寄生する連中だって評判でクソだったのにインフラ整備をじぶんでやれといわれて手を出したのが間違いだったがはした金を出した程度で実績を主張してのっとるとかお前マジクソだからな一生うらんでやる二度とおまえのところの商品かわないからな。

はー。

もういや。

このまま行くと来年3月で今の社団法人指定管理から外れて、キャンプ屋が後釜に納まる見込み。うちの団体名目上市とは独立しているが実態は市が管理している団体なので改めて争って取りに行く事はできない。

そんで、そこで俺の仕事は終わり。解雇

そうすると、晴れて介護している両親の年金収入だけで生きている職業家事手伝い介護)の51歳のできあがり。ははは。

2025-09-01

フェミニストでありマスキュリスト人間立場があるのだろうか

フェミニスト、マスキュリストと言うと最近の風潮から嫌なイメージしかないが

この前神戸女性が殺された事件はちみつ精子男みたいなのがいるのを考えると、女性の生きづらさへの理解もっと広まった方がいいと思う

その反面、痴漢冤罪ホームレス男性割合の多さなどを考えると、生きづらさを抱える男性への理解も広まるべきだと思う

しか自分は軽度のフェミニストでありマスキュリストなんだと思う

しかSNSでどちらかを主張すると一方から叩かれ、非常に息苦しい

男性に対して犯罪者予備軍だの言うのは納得できないし、女性に対して無価値だとか言うのも納得できない

しかし生きづらさを抱える人の力にはなりたい

どうしたらいいのだろうか

2025-08-02

anond:20250802182958

前半のプライド高い奴の説明が、最近自分に感じてるもやもや言語化してくれた気がする

後輩ができてゴリゴリ中堅の立場になってやっとわかったよ、自分ミスを素直に認められる人の可愛さが

教えたい、育てたいって思う

言い訳したい事情があるのはみんなそう。だってミスしたくてしてる人なんていないもん。フォローし合うのが仕事だし、自分1人の力で綺麗にミスなく業務遂行なんてできないから。それをフォローするためにダブルチェックをしたり、他者の目や他の部署が絡むんだから

2025-08-01

IT人材流出をどうすればよいのか

____________________

※この物語フィクションです

登場人物団体名は(一部を除いて)架空のものです

実在人物団体とは一切関係ありません

____________________



表題のとおりである。やってしまった。一時は、自分責任を取る覚悟すらしていた。

あれからもう何年も経ってるし、私自身も別部署に異動している。定年も近いし、思い出の供養を兼ねて書いてみたい。

一般的部署名だと、地方市役所情報課にいた。係長という役職名ではないが、それが一番近い。

ある年度の3月まで、私がいた部署には実に頼りになる会計年度任用職員(※民間でいうアルバイトパート。あるいは契約社員)がいた。仮に、増田君と呼ぶことにする。

増田君が市役所にやってきた頃が懐かしい。今でも夢に見る。

最初の頃は、いかにも真面目そうな、控えめな青年という印象だった。履歴書を読ませてもらったところ、以前は都内のIT企業で3年ほど働いていたらしい。専門学校卒で、バリバリSEではなさそうだが、システム開発下流工程運用保守に携わっていたと話していた。

ただ、そこでの仕事想像を絶する激務だったようで、心身を病んで退職したと面接時に漏らしていた。私が彼の採用を決めたのは、誠実さである。前の職場メンタルを病んだと、正直に教えてくれた。それが好印象だった。

ほかの人が面接官だったら不採用にしていたと思う。それくらい、面接時の彼は緊張して、自分言葉で喋れない様子だった。たどたどしかった。そこを、私が苦心を重ねて、どうにか具体的な仕事エピソードをいくつか引き出すことができた。

そんなこんなで、私は悩んだ様子の面接同席者である上司を説得して、当時の情報課への任用を決めたのだ。



地方市役所での仕事は、民間と比べればのんびりしている。私の民間経験は3年もないが、それくらいはわかる。増田君も最初は少し物足りなそうに見えたが、本領を発揮するまでに時間はかからなかった。

情報課といっても、正規職員のITスキル玉石混交部署内のネットワークトラブル一つにしても、担当業者が来るまで誰も手が出せないという状況も珍しくない。そんな時、増田君がさらりと問題解決してしまう。

「あ、係長それ。ここの設定を変えれば直りますよ」

と、彼がコマンドプロンプトの画面を開いて、管理者権限の画面まで行って、なんかよくわからん通知履歴が並んでいる画面まで行くと、大抵はいろいろ直ってしまう。

彼は私たちの、お恥ずかしながら稚拙なIT知識馬鹿にするような素振りは一切見せず、いつも丁寧に教えてくれた。

IT担当正規職員コラボしての職員向けPC操作研修では、マニュアル通りの説明だけでなく、実務で役立つちょっとしたコツを参加職員に伝授していた。エクセルの知っていると便利なショートカットキーを教えたり(上書き保存とか、全部フィルタがかかるやつとか、プルダウンで同じ列の既入力が選べるもの)。

彼の研修は分かりやすいと評判だった。増田君は、ほかの部署からの依頼が多かった。顔が売れるようになっていた。



新しい業務システムを導入する際も、彼は非常に頼りになった。業者から提出された仕様書見積書について、我々正規職員では見落とすであろう技術的な問題点や、運用上の非効率な部分を指摘した。ベンダー業者に対して、専門的な用語を使って改善要求できるのは彼しかいない。

ぶっちゃけ、当市のシステム更新の際の入札仕様書は彼が作っていた。月給15万円でよく働いてくれたと思う。時間外勤務手当を全額支払ってやれなかったのは申し訳ない。代わりに、繁華街で彼にいい店をおごってあげていた。

とにかく増田君は、私たち業務効率を劇的に向上させた。

つの間にか、増田君はなくてはならない存在になっていた。情報課だけではない。他の部署職員も、PCシステムで困ったことがあると増田君に相談に来ることさえあった。彼はいつも嫌な顔一つせず、にこやかに対応していた。

増田君がいなかったら、うちはホント回らないよ」

私がそう言うと、彼はニコっとほほ笑んだっけ。「皆さんの助けがあればこそ!」と謙遜していた。

私は心底、彼に正規職員になってほしいと思っていた。彼の能力は、民間にいても通用するレベルだ。それが、こんな地方都市の役場で、しか会計年度任用職員という不安定立場で働いてくれている。申し訳ない思いがあった。

ある年の梅雨夏季にかけて、市の正規職員採用試験があった。もちろん、私は増田君に受験を強く勧めた。

彼も乗り気で、「ぜひ、頑張らせていただきます」と言ってくれた。

私は彼なら必ず合格すると信じていた。経験能力も申し分ない。面接で彼の熱意とスキルを伝えることができれば、きっと採用担当者も彼の価値理解してくれるはずだ。

公共機関において、増田君のような人を採用する道は2つある。

①公開競争試験、②個別選考というものだ。①が基本であり、②はその組織にとって必要な人を(形式的面接だけして)採用する場合に行われる。

いずれも、法律根拠がある。これ以外の採用方法違法であるコネ採用など論外。そうはいっても縁故しかいい人材にきてもらえない場合は、②が採られる。

弊市の場合は、国関係機関からの紹介により、マイクロソフトなど著名IT企業経験者や、自衛隊元幹部任期付きで採用する場合に②を採っていた。

かくして私は、増田君は①で余裕だと確信したのだった。試験前に人事課への連絡は一応しておいた。「増田君が受けるんですよ」と言ったら、人事課長は「やりますな~、説得できたんや」と言ってくれた。



ところで市の採用試験は、公平性を重視するあまり、良くも悪くも画一的である筆記試験面接試験(誰が担当になるかわからない!)、そして作文がある。性格適性検査も。

そこには、個々の応募者の持つ特別スキルや、これまでの業務での具体的な貢献度を採用側にアピールする仕組みが十分に整っていない~とまでは言わないが、怪しい部分がある。

面接では自己PRの時間があるが、限られた時間の中で彼のITスキルの深さや、市役所での具体的な功績をすべて伝えるのは難しい。彼の名が通っていると信じたい。

私は管理職として、彼の採用のために、もう少し積極的に動くべきだったのかもしれない。人事課や人事部長に彼の業務実績を具体的に伝えたり、彼が情報課にとってどれほど重要存在であるかを力説するなど。

だが、私は「公平な試験なのだから、本人の力合格するだろう」と、どこか楽観的に考えていた。正規職員非正規職員の間に存在する見えない壁を軽視していた。



増田から、「不採用でした。すいません(;∀;)」と聞いた時、私の頭が真っ白になった。まさか、と思った。

次に湧き上がってきたのは、彼に対する申し訳なさと、不甲斐なさだ。私がもっと、彼の採用のために根回しをしていれば。市役所採用システムのことを言っても仕方がない。ずっと昔からこうなのだ

うちの役場は、満年齢25才までしか公務員試験受験できない(正規職員場合)。増田君は、その年が最後のチャンスだった。以後はずっと会計年度任用職員である。彼の働きで月15万円は少ない感があるので、昇給だったらさせてやれなくもないのだが。

彼は、不採用の通知を受けてからも表向きは平静を装っていた。でも、以前のような輝きはなかった。そして、年が明けてしばらくした頃だった。

「大変すいません。私、3月末で退職させていただきたいと思います

理由を聞くと、「やはり正規職として安定した身分を得たいからです。こちらの市役所では叶わなかったので、他の道を考えようと思っています」とのことだった。

引き止めたい気持ちでいっぱいだったが、彼の言葉に返す言葉が見つからなかった。当然だ。私は、彼が市役所安心して働き続けられる環境提供できなかったのだから

彼は市役所を去った。最終日、彼はいものようににこやかに、「大変お世話になりました」と頭を下げていた。ほかの皆から花束と寄せ書きと寸志をもらっていた。「増田君。短かったけど、今までありがとう」って。

増田君は涙を流していた。「一人前になったら、またここに遊びに来ていいですか?」と言っていた。

増田君の背中見送りながら、心の中で「ごめん」とつぶやいた。

その日、彼といつかまた飲みに行く約束をした。彼が一人前になったら、またおいしいものを食べようって。またあの時のように奮発して、祇園にある寿司屋とかレストランとか、その後に風俗店も奢ってあげるって。



彼がいなくなってから情報課の業務は滞りがちになった。

以前なら増田君が解決してくれたようなPCトラブルも、今では業者に依頼することがある。時間コストもかかるようになった。ほかの部署に呼ばれても、迅速に対応できないことが多くなった。

当時進めていた新しいシステムの導入計画も、自信を持って進められなかった。ITベンダーの言いなりになっている感があった。

優秀な会計年度職員は、市役所にとって貴重な戦力だ。しかし、彼らの多くは任期が決まっている非正規雇用であり、正規職員への道は狭い。

せっかく市役所経験を積んで、組織に貢献してくれているのに。正規職員になれないばかりに市を去ってしまう人もいる。

私は、あの時、彼の採用のために尽くさなかったことを後悔している。そして、私のような管理者の下で、彼の才能が十分に活かされなかったことに責任を感じている。

彼のような専門スキルを持った優秀な人材を、市はどうすれば確保し、そして繋ぎ止めることができるんだろうか。



最後に)

皆様へ。愚痴に付き合っていただきありがとうございます

最後まで書こうか迷ったのですが、増田君は2025年現在京都府内にある役場正規職員として働いています

2025-06-28

すごく悲しいが自分人の力ですぐに解決できる訳では無いことを見聞きする度、俺はこの辛さを理解できない性格に育っていれば良かったのか?と思う

2025-06-19

狙うべき年収

個人意見です

 

まずは年収300万円

そのくらいあれば何とか生存場していけるし、その上で努力もできる

 

次に年収600万円

人によってはここで十分なこともある、もしここで十分となったら後はひたすら維持と私生活充実へ目を向けるべきだと思う

 

次に年収800万円

一般的な人がめちゃくちゃ努力して、リスクもおって何とか中年のうちに到達できるのがここらへん

ここらへんで十分という人がまず多いし

これ以上は一部の人生を諦める必要が出てくるので、ライフワークバランスを見極めるために一旦早めにここまで行くのは良いと思う

そっから手を抜くのは全然有り、というかそういう人めっちゃいる(年取ると手抜いても800万維持できちゃうしね)

 

次に年収1500万円

800万で満足しない人は1000万でも満足しないはず

から次に目指すべきは1500万なんだけど、ここはリスク結構取らないと厳しい

特殊会社に入るか、独立するか

ただ、上手くやりさえすればこの金額はいける、逆にここを超えると1人の力では厳しくなるので、マイルストンになる

ここまで来てから守りに入る人も大勢居る、周りから尊敬されるし、イキリ散らかすこともできるし、幸せ人生を歩めるはず

 

年収1500万で満足できなかった場合あなたはどこかおかし

この場合、一旦「いくらあれば満足するのか」を計算するべきだと思う

次のマイルストンは3000万、6000万と続くけど、色んなものを捨てる可能性が出てくるのでよく考えるべきだと思う

2025-05-31

anond:20250531021437

管理職っていうのは社外の偉い人の力学を知らないと話になりません

会食のためのスーツを買うのが第一歩です

今までの人とは違います

一段上の格好をしましょう

詳しくは百貨店に行って聞くのがよいですね

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