1人目 : FW 山崎凌吾 (徳島ヴォルティス) 攻撃CBP/90分 : 39位
ドリブルCBP/90分 : 33位
パスCBP/90分 : 62位
クロスCBP/90分 :
シュートCBP/90分 : 23位
→ 鳥栖時代からポテンシャルを高く評価されていたが徳島で才能が開花した。2016年は40試合で5ゴールという成績だったが2017年は27試合で11ゴールを記録。FW渡に次ぐ「第2の得点源」として活躍している。187センチとサイズがありながらドリブルが大きな武器になっており、ドリブルCBP/90分が33位。フォワードとしてのポテンシャルはFW渡に匹敵するレベルで、大きな可能性を秘めた選手と言える。
2人目 : DF 高瀬優孝 (ザスパクサツ群馬) 攻撃CBP/90分 : 33位
ドリブルCBP/90分 : 48位
パスCBP/90分 : -
クロスCBP/90分 : 2位
→ 昨シーズンの秋に左膝の前十字靭帯断裂という大怪我を負ったため前半戦はプレーすることが出来なかった。7月16日(日)の福岡戦(H)で今シーズン初出場を飾ったがクロスCBP/90分はJ2で2位。昨シーズンのJ2で最多のクロス数を記録した実力は錆びついていなかった。予め分かっていた話ではあるがチャンスメーカーとして極めて優秀な左SBのDF高瀬の穴は大きすぎた。左足のキックの精度は高い。
3人目 : MF 島屋八徳 (徳島ヴォルティス) 攻撃CBP/90分 : 24位
ドリブルCBP/90分 : 40位
パスCBP/90分 : 73位
クロスCBP/90分 : 21位
シュートCBP/90分 : 87位
→ 昨オフに山口から徳島に移籍。常時スタメンというわけではないが攻撃において重要な役割を担っている。上のとおり、攻撃に関する主要な5部門すべてで100位以内に入っているが、これはJ2の中ではMF秋山陽(名古屋)、MF石津(福岡)、MFガブリエル・シャビエル(名古屋)、MF島屋(徳島)の4人だけ。様々な形からチャンスを演出することができる。山口時代と比べるとプレーヤーとしての幅が広がった。
4人目 : MF 佐藤優平 (モンテディオ山形) 攻撃CBP/90分 : 27位
ドリブルCBP/90分 : 74位
パスCBP/90分 : 34位
クロスCBP/90分 : 64位
→ 今シーズンの前半戦は怪我のため試合に絡めなかった。ようやく怪我が治ってここまで12試合に出場しているが上の通り、攻撃に関する4部門全てでベスト100に入っている。これはJ2では11人のみ。豊富な運動量を駆使してチャンスに絡むシーンは多い。ラストパス/90分も1.723で33位。動きながらプレーし続けることが出来るが、なおかつ、最終局面では精度の高いパスを味方選手に通すことが出来る。
5人目 : FW 古橋亨梧 (FC岐阜) 攻撃CBP/90分 : 30位
ドリブルCBP/90分 : 8位
パスCBP/90分 : 86位
クロスCBP/90分 : 96位
→ 大卒ルーキーながら左ウイングの位置でレギュラーポジションを確保。攻撃の中心として旋風を巻き起こしているFC岐阜の主役の1人になっている。J2の中でも上位クラスのスピードを持っているが、なおかつ、テクニックもある。思い切りのいい仕掛けからチャンスを作る場面は多くて33節を終えた時点でアシスト数がJ2ではDF駒野(福岡)と並んで最多。調子を崩すことなく文句なしの活躍を続けている。
6人目 : FW 船山貴之 (ジェフ千葉) 攻撃CBP/90分 : 29位
ドリブルCBP/90分 : 32位
パスCBP/90分 : 98位
クロスCBP/90分 : 16位
ラストパス/90分 : 26位
→ 松本山雅時代は絶対的な得点源として活躍したが2015年に川崎Fに移籍した後は得点力が落ちている。決定的な場面でシュートを外す場面が多いので印象は良くないがチャンスメーカーとしては相変わらず優秀。攻撃に関するスタッツはあらゆる部門で上位に位置する。ラストパスの本数は41本で28位タイ。ラストパス/90分は1.851本で26位。精度の高い右足からチャンスを演出する場面は多い。
7人目 : FW 田中パウロ淳一 (FC岐阜) 攻撃CBP/90分 : 6位
ドリブルCBP/90分 : 3位
パスCBP/90分 : 23位
クロスCBP/90分 : 51位
→ 「J2の中では屈指のドリブラー」と言えるFW田中パウロ淳一は攻撃CBP/90分が6位、ドリブルCBP/90分が3位。パスサッカーが中心となるFC岐阜の攻撃にアクセントを加えている。ドリブルに注目が集まるが左足のクロスもまずまず正確でクロスCBP/90分は51位となる。課題は状況判断能力。味方をうまく使うことが出来るようになると自身のドリブルがさらに生きるようになるだろう。目下の課題と言える。
8人目 : GK 白井裕人 (ツエーゲン金沢) セーブCBP (通算) : 1位
セーブCBP/90分 : 4位
→ 金沢の正キーパーというと過去2年はGK原田が務めていた。昨オフに松本山雅からGK白井が加入すると彼がレギュラーを獲得してゴールマウスを守っているがどの試合でもファインセーブを見せてチームを救っている。通算のセーブCPBは17.98。2位のGK笠原(水戸)が13.24なので断トツの数字を叩き出している。また、セーブCBP/90分も4位。今シーズンのJ2の中ではもっとも目立つキーパーの1人に挙げられる。
9人目 : MF 松本怜 (大分トリニータ) 攻撃CBP/90分 : 26位
ドリブルCBP/90分 : 50位
パスCBP/90分 : -
クロスCBP/90分 : 1位
→ J2で屈指のスピードを持っているMF松本怜は左右のWBで起用されている。MF岸田やMF山岸智やMF岩田などとポジション争いを繰り広げているが打開力という意味ではJ2でも上位レベルと言える。チャンスメーカーとして評価が高いがクロスCBP/90分はJ2で1位。「縦に仕掛けてからのクロス」でたくさんのチャンスを演出していることが分かる。ラストパス/90分もJ2で41位なのでまずまずの数字を残している。
10人目 : GK 佐藤優也 (ジェフ千葉) セーブCBP/90分 : 29位
パスCBP/90分 : 1位 (キーパー限定)
守備CBP/90分 : 1位 (キーパー限定)
→ エスナイデル監督になって千葉のサッカーは大きく変わったがもっとも大変なポジションはキーパーである。広大なスペースを管理する必要が出てきたが夏にGKルイス・オヘーダが加入するまで正キーパーとして起用されていたGK佐藤優の頑張りぶりは数字を見るだけでよく分かる。守備CBP/90分はキーパー陣の中では1位となる8.903。J2のキーパーの平均値は4.00なので異次元の数字を叩き出している。
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