大宮アルディージャ→ 磐田と並んで「優勝候補の一角」に挙げられながら40節を終えた時点で13勝16敗11分けで勝ち点「50」。14位と低迷している。早々にJ1復帰の可能性が消滅したが3年連続でJ1昇格に失敗したことになる。「落ちそうで落ちないクラブ」として有名だった大宮はJ2に定着しつつあるが就任2年目となる高木監督の退任は決定済み。横浜FCや長崎をJ1に初昇格させた高木監督も大宮では結果を出せなかった。
後任監督は大分でヘッドコーチを務めていた岩瀬氏の就任が確実視されている。2018年の終盤に柏の監督を任されて2試合だけ指揮を執っているが浦和ならびに柏で指導者としての経験を積んできた。今シーズンは片野坂監督の元でいろいろと学んできたと思うが岩瀬氏にとっては大きなチャレンジとなる。コーチとしての評価はかなり高いが監督とコーチは別物である。どんなチームを作るのか?が注目点になる。
ずっと柏で指導者としての経験を積んできたことを考えるとパスをつなぐサッカーに取り組む可能性は高い。3年連続で結果を残せずに、かつ、監督が交代することを考えると「今オフに選手が大幅に入れ替わっても不思議はない。」と言える。すでに契約満了が発表されたのはDF酒井宣とDF畑尾とDFマクシメンコの3人になる。ラトビア代表のDFマクシメンコは17試合の出場のみ。定位置を確保することは出来なかった。