■ にわかに面白くなってきた自動昇格争いJ2は「22チームによるホーム&アウェイ方式」なので各チームは年間で42試合を戦うことになる。6*7(or 7*6)=42なので「7試合×6クール」と分けることもできるし、「6試合×7クール」と分けることもできる。自動昇格を目指すチームの場合、42節を6つのクールに分けて「7試合を4勝1敗2分けペースで乗り切ること」を目標にしているチームもある。このペースを維持できると「2位以内の確率」は高くなる。
また、14*3=42なので、28節を終了したというのはイコール年間の全日程のちょうど2/3を消化したことになる。長丁場のJ2のリーグ戦もいよいよ中盤戦から終盤戦に入ってきたが、ここに来て自動昇格争いが面白くなってきた。一時は首位の湘南と2位の福岡の2チームが抜け出して3位以下との差が大きく広がったがここに来て2位の福岡が失速気配。直近の8試合では4勝4敗と勝ち点が伸び悩んでいる。
一方で、首位の湘南は相変わらずいいペースで勝ち点を積み上げている。29節を終えた時点で2位の福岡との差は「5」。湘南が独走態勢に入りつつある。湘南はここ13試合で9勝1敗3分けと素晴らしい成績を残しているが、名古屋もここに来て5連勝。勢いを取り戻しつつある。2位の福岡と3位の名古屋の差が「3」。一気に接近してきた。徳島や長崎なども2位との差を縮めて来たので分からなくなってきた。