ゴールキーパー編→ カタールW杯は2022年11月21日に開幕して12月18日に決勝戦が行われる。チーム数は32か国、7都市で開催される予定になっている。言うまでもなく、最近のW杯は6月~7月にかけて開催されている。2018年のロシアW杯も6月14日~7月15日に行われる予定なので冬開催というのは異例である。日本はもちろんのこと、欧州の国も普段のリーグ戦のスケジュールを変更する必要があるのでちょっと大変である。
まだ5年8カ月先の話なので「2022年のカタールW杯はまだまだ先の話」のように感じるが、『今から5年8カ月前』というと2011年8月あたり。あっという間に月日は過ぎていくのではるか昔のことには思えない。カタールW杯のときにどんな選手が日本代表に選ばれるのか?を考えてみたいと思うがカタールW杯のときの年齢を出してみるとこういう感じになる。
・1983年生まれ → 39歳 ・・・ 川島永嗣、今野泰幸、徳永悠平
・1986年生まれ → 36歳 ・・・ 本田圭佑、長友佑都、岡崎慎司
・1989年生まれ → 33歳 ・・・ 香川真司、清武弘嗣、権田修一
・1992年生まれ → 30歳 ・・・ 宇佐美貴史、柴崎岳、武藤嘉紀
・1995年生まれ → 27歳 ・・・ 南野拓実、中村航輔、関根貴大
・1997年生まれ → 25歳 ・・・ 中山雄太、小川航基、三好康児
・1999年生まれ → 23歳 ・・・ 大迫敬介、伊藤洋輝、齊藤未月
・2001年生まれ → 21歳 ・・・ 久保建英、松本凪生、食野壮磨 ・2004年生まれ → 18歳 ・・・ ???
■ 主軸となると考えられるのはリオ世代の選手稀にMF遠藤(G大阪)のような特別な選手が出現するが基本的には20代前半から30代前半が日本代表の中心となる年代である。今のハリルJAPANもこの年代の選手がほとんどになる。5年後にこの年代に相当するのは「1989年生まれ~2001年生まれ」あたり。MF香川(ドルトムント)やMF清武(C大阪)がギリギリのライン。MF本田圭(ACミラン)やDF長友(インテル)に関しては年齢的に難しいと考えられる。
また、ザックJAPANやアギーレJAPANのときは北京世代(1985年生まれ~1988年生まれ)が主力を担っていたが今のハリルJAPANはMF清武(C大阪)やMF原口(ヘルタ)やMF山口蛍(C大阪)やDF酒井高(ハンブルガーSV)などロンドン世代(1989年生まれ~1992年生まれ)の選手がレギュラーとして活躍している。おそらくカタールW杯のときはリオ世代(1993年生まれ~1996年生まれ)が中核を担うと予想される。
キーパーというポジションはサイズはもちろんのこと、高いレベルでの経験値が必要となるのでユース年代やプロ入り当初はほぼ無名だった選手がいきなり檜舞台に登場して日本代表の主力クラスになる可能性は他のポジションと比べるとかなり低い。GK川口(SC相模原)、GK川島(FCメス)、GK西川(浦和)、GK林彰洋(FC東京)、GK権田(鳥栖)、GK中村航(柏)はユース年代の頃から将来を嘱望されてきたキーパーである。