グルージャ盛岡 C+主なin
FW 金弘淵 (福島ユナイテッド)
DF 福田友也 (町田ゼルビア)
主なout
FW 郡大夢 (ガンバ大阪) ・・・ レンタル終了
MF 牛之濵拓 (栃木SC)
MF 松田賢太 (→引退)
DF 石井圭太 (横浜FC) ・・・ レンタル終了
→ 昨オフ、明治大時代にDF長友(インテル)を指導したことで知られている神川監督を招聘した。大学サッカー界で名を馳せた名将がJリーグの監督にチャレンジしたのでかなり注目を集めていたが6勝12敗12分けで13位。思うような成績を残すことはできなかった。残念ながら1年限りで退任となったが天皇杯の2回戦で仙台をアウェイで5対2で撃破するなどショートパス主体の魅力的なサッカーを見せた。
可能性を感じさせる面白いサッカーを見せていたので1年での退任は勿体なく感じるが代わりに創生期のV川崎で活躍した菊池利三監督を招聘。引退後は故郷の岩手県で東京Vの公認支部となる「ヴェルディサッカースクール岩手」で監督やコーチなどを務めてきたがJリーグのクラブの監督を任されるのは初めて。地元の岩手のJリーグクラブを率いることになったので監督にとっては大きなチャレンジである。
盛岡というと「選手の入れ替えが激しいクラブ」という印象もあるが今オフの入れ替えは最小限にとどまった。主に右SHの位置から28試合で9ゴールを挙げたMF牛之濱(→栃木SC)が抜けた穴を誰が埋めるのか?が最大の注目ポイントになる。攻撃的なポジションの選手で即戦力と言えるのはFW金弘淵(福島)。福島では中心として活躍していた時期もある実力者でJ3通算では64試合で15ゴールと実績のある選手である。
若手では189センチの大型パサーのMF谷村、スピードやドリブルが武器となるMF安楽などのさらなる成長が期待される。神川監督時代と比べるとオーソドックスなサッカーに近づくと思われるが攻撃が魅力のチームで期待の持てる若手は多い。リーグワースト2位となる47失点を喫した守備陣は181センチのDF福田友(町田)を期限付き移籍で獲得。24歳のDF福田友にはCBのレギュラー争いに加わることが期待される。