■ ブレイクすると予想される若手Jリーガーは?1月7日(土)に募集を開始した順位予想バトル(J1編)の参加者数は1月18日(水)の夜の時点で235名となった。鹿島・浦和・川崎F・神戸・FC東京・広島などが上位候補で、横浜FM・仙台・新潟・札幌・甲府などが下位候補で、大宮・磐田・鳥栖・C大阪などが中位候補と言えるが、ここまでに寄せられた235名の投稿の中で『今シーズンのJ1でブレイクすると思う若手選手は誰ですか?』の回答結果に注目してみた。
名前が挙がった選手を見るとリオ世代と東京世代の選手が多い。このあたりの年代の選手は若手と言えるが、1991年生まれや1992年生まれの選手の名前を挙げた人も少なくなかった。「複数回答可」なので多くの選手の名前を挙げた投稿者も何人かいたが投票数をカウントしてベスト20に入った選手をカウントダウン方式で書き出していきたいと思う。ちなみに5票以上を獲得できるとベスト20に入ることができる。
17位 : MF 井出遥也 (ガンバ大阪) → 5票→ 5票を獲得したのは全部で6人。この6人が17位タイとなる。1人目は今オフに千葉からG大阪に移籍したMF井出。2016年は千葉で35試合で5ゴール4アシスト。攻撃の中心となって大活躍してもおかしくないだけのポテンシャルを持っているのは明らかだったが好不調の波が激しくてついに千葉で軸になって働くことはできなかった。もどかしいシーズンになったが才能を買ったG大阪が引き抜きに成功した。
17位 : FW 呉屋大翔 (ガンバ大阪) → 5票→ 大学時代は関西の学生リーグでゴールを量産。ゴールマシーンと言われて即戦力でG大阪に加入したが14試合で1ゴールのみ。プロ1年目は期待に応える働きは出来なかったがゴール前で面白い動きができる選手である。FWパトリックが長期離脱中でフォワードの補強が上手くいかなかったG大阪は「フォワードが弱点」と言われているがプロ2年目のFW呉屋が爆発してくれると明るい光が差してくる。
17位 : DF 松原后 (清水エスパルス) → 5票→ 父親は清水でプレーした松原真也氏。叔父はアトランタ五輪代表の松原良香氏。「サッカー解説者としてお馴染みの松原良香氏の甥」ということで注目を集めたが2016年の途中に左SBのレギュラーを確保。28試合に出場して1ゴール4アシスト。多くのチャンスを演出してJ1昇格に貢献した。182センチ/76キロと日本人のSBとしては大柄で攻撃力がある。スケールの大きな左SBとしてさらなる飛躍が期待されている。