■ 最もニュースバリューが大きかったのは・・・。カタールW杯のGLの3戦目のスペイン戦は12月2日(金)の早朝に行われる。日本代表にとっては大一番となるがその前日となる12月1日(木)もたくさんの移籍に関するニュースが流れた。カタールW杯での日本代表の戦いが終了すると次期日本代表の監督人事に注目が集まると思うがJリーグの移籍に関するニュースはさらにたくさん流れるようになるだろう。早くも12月に突入したがサッカー界の話題は尽きない。
12月1日(木)に流れた移籍のニュースの中で最もニュースバリューが大きかったのはDF昌子(G大阪→鹿島)の移籍になる。2020年にJリーグに復帰してG大阪に加入したが今シーズンが3年目。推定年俸は1億円と言われている。G大阪に加入したときに「5年契約を結んだ。」と報じられているので「G大阪との契約はあと2年残っている。」と考えられるが古巣である鹿島への復帰が決定的となった。「5年ぶりの復帰」となる。
G大阪JrユースでプレーしたDF昌子の帰還は、当時、大きな話題になったがなかなかコンディションが整わなかった。2020年は18試合、2021年は28試合、2022年は25試合のみ。特に片野坂体制の末期は序列が下がってスタメンから外れる試合も少なくなかった。終盤になると定位置を確保して「J1残留」に貢献したが「5年契約で推定年俸が1億円」という契約がG大阪にとっては非常に重い負担になっていた。