■ 何とか「J1残留」を果たした神戸9月中旬以降に5連勝を達成して何とか「J1残留」を果たした神戸はベテランのGK飯倉との契約を更新しなかった。36歳のGK飯倉は今シーズンもGK前川とのポジション争いになったがJ1で14試合に出場した。低迷した神戸は今シーズンもキーパーを固定できなかったが開幕から4試合はGK前川が起用された。ただ、4試合未勝利と出遅れた。5試合目からGK飯倉が起用されるようになったが流れは変わらなかった。
開幕から7試合勝ちなしとなったところで三浦淳宏監督は退任。8試合目と9試合目はリュイスコーチが指揮を執ったが8試合目はGK飯倉のまま、9試合目はGK前川が起用された。10試合目からロティーナ監督が指揮を執るようになったがロティーナ体制での9試合は全てGK前川が起用された。ただ、9試合で2勝6敗1分けと結果を出せずに監督は交代。吉田監督になってからはGK飯倉が起用されるようになった。
吉田体制になってからも固定は出来ず。24節のC大阪戦(H)でGK飯倉のミスから失点して0対3で敗れるとまたもGK前川と交代。ここからの2試合はGK前川が起用された。この2試合の成績は1勝1敗だったが京都に0対2で敗れた後、またしてもGK飯倉が起用されるようになった。ここからの4試合は3勝1分けと好調。4試合で2失点のみだったがラスト4試合はGK飯倉はベンチ外。32節からの2試合はGK前川が起用された。
32試合目となる湘南戦(H)で勝利して5連勝を達成。残留が有力になった。10月22日(土)に行われた延期分の静岡ダービーが引き分けに終わると神戸の「J1残留」が正式に決定したがラスト2試合は大卒1年目のGK坪井が起用された。ラスト2試合は川崎Fならびに横浜FMに敗れたが2試合ともGK坪井がスタメンで起用されて経験を積んだ。結局、GK前川は18試合、GK飯倉は14試合、GK坪井が2試合で起用された。