■ コスタリカ戦の敗戦のショックコスタリカ戦の敗戦のショックを日本中が引きずったままで月曜日の朝を迎えたがすでにMF高嶺(札幌)とMF山田康(山形)を獲得している柏の大型補強が止まらない。DFジエゴ(鳥栖)とMF仙頭(名古屋)の獲得にも乗り出しているがDF立田(清水)とDF片山瑛(清水)のダブル獲得が有力となった。一方でDF上島(柏→清水?)の移籍話も浮上中。仮にこの3件の移籍が実現するのであればトレードのような形になる。
DF立田とDF上島の立ち位置は良く似ている。ともにサイズがあってポテンシャルは高くて期待を集めているが安定感はない。DF立田はユース出身で高卒6年目。清水一筋となる。DF上島は2020年にJ2の福岡に期限付き移籍して大活躍した実績があるがそれ以外は柏でプレーしている。柏U-18出身から中央大に進んで柏に戻ってきた選手になる。DF上島がJ2の清水に移籍をするとなると結構な驚きである。
ただ、DF上島の移籍に関しては自身がInstagramで「???」というリアクションをしている。移籍話が進んでいること(or あること)を否定した風にも受け取れるが真相は不明である。DF立田が流出したとしてもDF上島を獲得できるのであれば清水にとってはプラスである。「1年でのJ2復帰」を目指す清水にとっては大きな補強になるが果たしてどうなるか?J2の昇格争いの行方を大きく左右しかねない移籍話と言える。
DF立田に関しては、先日、札幌への移籍話が浮上しており、スポーツ報知は「近く正式発表される見通し。」と報じた。11月26日(土)の出来事だったが柏に移籍するとなると大誤報だったことになる。「近く正式発表される見通し。」と報じられた移籍が成立しないケースは極めて珍しいが「ほぼ合意に近いところまで札幌移籍の話が進んでいながら覆った可能性」はある。札幌にとってはかなり残念なニュースである。