■ G大阪なのか?徳島なのか?15位に滑り込んで辛うじて「J1残留」を果たしたG大阪の監督人事に注目が集まっている。岡山を3位まで躍進させた木山監督も候補に浮上したが木山監督は岡山にとどまる可能性大となった。代わってG大阪の新監督候補に浮上したのは徳島のポヤトス監督になる。11月11日(金)の朝に複数のスポーツ紙が一斉に報じたが当のポヤトス監督も「数日前にG大阪からのオファーが届いたこと」を正式に認めた。
G大阪に行くのか?徳島にとどまるのか?が注目されるが本人のコメントを聞く限りでは現状は5分5分である。徳島に残ることも十分に考えられる。大半のJ1のクラブの2023年の監督が決まっていることを考えるとポヤトス監督の招聘に失敗するようだとG大阪は大きなハンディを背負うことになる。結論を出す時期を引き延ばしてもポヤトス監督にメリットは無いことを考えると「近日中に結論が出る。」と考えられる。
G大阪は2022年に片野坂監督を招聘したがチーム作りは成功しなかった。松田浩監督になってオーソドックスなサッカーを展開するようになってから勝ち点を積み上げるようになったが、再度、ポヤトス監督にオファーを出すということはフロントは「何が何でもポジショナルプレーをチームに浸透させたい。」と考えているのだろう。再チャレンジすることは決して悪くないが成功をおさめるためには大改革が必要となる。