06位 : ガンバ大阪→ 怒涛の9連勝でJ1残留を勝ち取ったG大阪だったがオフの動きはあまり活発ではなかった。CBのレギュラーのDFファビオ(→未定)が抜けたが主力級の選手の退団や流出はDFファビオのみ。CBが補強ポイントだったが韓国代表のレギュラーのCBであるDFキム・ヨングォン(広州恒大)を獲得。高い経験値を持っており、左足のフィードは絶品。リーダーシップもあるアジア屈指のCBの補強に成功した。
同じ新戦力のDF青山直(ムアントンU)がバックアッパーに回るだろう。「CBの枚数が少ない点」と「DFキム・ヨングォンは欧州志向が強くて夏に抜ける可能性がある点」は気になるがDF三浦弦とDFキム・ヨングォンのCBコンビはJ1屈指と言えるだろう。それ以外のポジションの入れ替えは少なかったが2018年のJ2で躍動したMF田中達(熊本)を獲得。突破力のある選手なので切り札的な存在になるかもしれない。
05位 : 横浜Fマリノス→ 13ゴールのFWウーゴ・ヴィエイラ(→スィヴァススポル)と8ゴールのFW伊藤翔(→鹿島)が退団したがFW李忠成(浦和)とFWマルコス・ジュニオール(フルミネンセ)とFWエジガル・ジュニオ(バイーア)とMF三好(札幌)の獲得に成功したことで攻撃力アップに成功した。FWマルコス・ジュニオールはスピードのあるストライカーで、FWエジガル・ジュニオはテクニックがあって周りを生かすプレーも出来る。
五輪代表のMF三好の加入も大きなプラスと考えられるので中盤から前目のポジションのタレント力は相当にアップした。CBは昨夏に加入したDF畠中とDFドゥシャンとDFチアゴ・マルチンスがいるので問題なし。世代交代は進んでいたのでDF中澤が引退した影響は最小限にとどまるだろう。DF山中(→浦和)の流出は驚きだったがタイ代表のDFティーラトン(神戸)を獲得。彼がどこまで穴を埋められるか?である。