川崎フロンターレ S-
→ 連覇を達成した川崎Fは黄金期に突入しつつある。主力の多くは脂の乗り切った年代の選手になるが今オフも積極的な動きを見せた。ストライカーのFWレアンドロ・ダミアン(SCインテルナシオナル)、ユーティリティー性が高いMF山村和(C大阪)、DFエウシーニョの後釜候補のDF馬渡(広島)とDFマギーニョ(ヴィラ・ノヴァ)を獲得。やや手薄だったCBもDFジェジエル(クルーベ)を獲得して戦力アップに成功した。
この5人はいずれも能力の高い選手である。しかも、昨シーズンまでの川崎Fにはいなかったタイプなのでもともと充実していたチーム力はさらにアップしたと言える。3連覇を目指す上で最大の障壁になるだろう鹿島はDF昌子(→トゥールーズ)とDF西大伍(→神戸)が抜けて戦力を落としていることを考えるとダントツの優勝候補と言える。長丁場のリーグ戦で川崎Fに対抗できそうなチームは見当たらないと言える。
現時点では「鹿島以来で史上2チーム目の3連覇の可能性はかなり高い。」と言えるが、3連覇を逃すことがあるとしたら「ACLで勝ち進んだとき」だろう。2007年の浦和、2008年のG大阪、2017年の浦和、2018年の鹿島がアジア制覇を達成しているが、その年の各チームのJ1の成績は浦和が2位と7位、G大阪は8位、鹿島は3位。同じ年にJ1とACLのタイトルを獲得したチームはゼロ。両立させるのはかなり大変である。
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