今回は、錦糸町にあるつけ麺が名物のお店です。
お店の名前は、「麺や璃宮」です。オープンは、2007年3月、といってもリニューアルです。
以前は、豚骨ラーメンのお店でしたが、店主が一念発起して某店で修行、最新流行の、魚介トンコツつけ麺をウリにするお店へと変貌しました。
お店の場所は、JR錦糸町駅と半蔵門船住吉駅の中間位、訪問日は、9/27です。
店内は、厨房に向かって5席のカウンターが2列に並んだ、珍しいレイアウトです。
入店と同時に丁度1席空いたのでそちらへ。
写真は、後ろのカウンターから厨房方向を写したものです。後ろのカウンターだと、人の背中を見ながら食べるわけで、なにやら料理教室のような雰囲気もあります(笑)
着席すると、丁寧なご挨拶をいただき、オシボリが渡されます。卓上の様子です。
券売機はありません。卓上にあるメニューを見て、注文を伝えます。
オーダーは、「燻たまつけめん」850円にしました。ベーシックなつけめん(300g)に燻製の味付け玉子をトッピングしたものです。
混んでいたので、しばらく待ちました。
で、「燻たまつけめん」完成です。
なにやらどこぞで見たようなビジュアルです。海苔のいかだの上に魚粉が乗っかっているあたりが。
つけ麺で大人気、今や1時間待ちは当たり前の大崎の某店、10/21のメントレGに登場したお店にそっくりです! どうせならナルトを乗せると激似になるのですが(笑)
その魚粉ですが、かつお節主体で、抜群の旨みがあります。
若干褐色がかかった麺は、浅草開化楼製の極太縮れ麺。
ツルッツルの口当たりとで、噛むともちっとした食感が両立しています。
スープは、ゲンコツ、胴ガラ、モミジ、カツオ節、サバ節の材料から抽出されます。
で、そのお味ですがトンコツのコクと魚介のバランスが良く、なかなかいい味です。
見た目が似ている六厘舎との比較ですが、さすがに先達は、圧倒的なパワーと旨みで、素晴らしい完成度です。それと比較すると、ややアッサリしたシフトで、大人しく控えめな印象です。
大人し目といいつつも、比較の相手が凄過ぎるのであって、これはこれでまとまりいい感じです。
最新流行の味ですが、 ややライトなシフトで、食べやすいです。
チャーシュー、とても柔らかくって、箸で持ち上げようとするとバラバラになり、原型のまま持ち上げられませんでした。
燻玉は、割ってみたところ半熟加減が絶妙でした。
1度タレで味付けした後、桜のチップで1時間程度燻製にする燻製玉子です。その味は、びっくりな濃厚クリーミー、まるで重厚なチーズを食べているようで、これは当たりでした。
最後にはスープ割り、熱々に加熱して、ネギをちょっぴり追加してくれたようです。
こちらはほんわり魚介風味で、優しいホッとする味でした。
六厘舎@大崎(、または中華蕎麦とみ田@松戸、または次念序@鴻巣)のインスパイア系ですが、アッサリ目のシフトが食べやすかったです。
また、接客も大変丁寧で、帰ろうとすると出口の戸を開けてくれて、大変丁寧なお辞儀で見送りをしていただきました。
店外まで行列することもあり、今後、味の向上が期待できるお店ですねー!