今日(10/23)は、ラーブロ仲間のkenちゃん。さんの記事を見て我慢できなくなり、こちらへやって来ました。
お店は、幡ヶ谷にある「そばはうす 不如帰」です。大変有名なお店ですが、恥ずかしながら初訪です。
暖簾には、ちょっと見づらいですが、「鳴かずとも鳴かせてみせう不如帰」と書いてあります。
ちなみに、歴史上の人物では
「なかぬなら殺してしまへほととぎす」(織田信長)
「鳴かずともなかして見せふほととぎす」(豊臣秀吉)
「なかぬなら鳴まで待よほととぎす」(徳川家康)
「鳴かぬなら それでいいじゃん ほととぎす」(フィギュアスケート選手 織田信成)
となっています(笑)
また、「OPEN」の札の後ろの看板は、ホトトギスがラーメンをついばんでいるイラストです。
お店の、オープンは、2006年1月11日11時11分11秒だそうです(驚)
こちらの特徴ですが、トンコツスープ+魚介スープ+蛤(ハマグリ)スープのトリプルスープです。
そのスープ、ハマグリのダシががっつり効いて、美味しいと大評判です。
もう一つの特徴は、木曜日に「裏不如帰」という店名で、煮干しを強烈に効かせたラーメンを出していることです。
最近のチャレンジングなラーメン店で見られる、曜日限定のネクストブランド営業を実践しています。
左が、「不如帰」のメニュー、右が木曜の「裏不如帰」のメニューです。
今回のお目当ては、とある携帯サイトの会員限定メニュー「はまぐりの秋~森住味噌のらーめん」900円(1日10食限定)です。
仕事の都合もあり、12時前には何とか入店する予定でした。ですが、いやー迷った!記憶と携帯地図で、6号通り商店街沿いと見当をつけていたのですが、周辺をウロウロするも全く見当たりません。実は、6号通り商店街から、さらに路地を1本入ったところだったんですね~!
結局、お店へ到着したのが12時15分頃、前に行列3名でした。
この時間だともう諦めモード、ちょっぴり残念ですが、今日はレギュラーメニューにしようと思ってました。
で、券売機を見たら、一番右上に「あ、あった!」、思わず声が出てしまいました。この時点で12時25分、ちなみに、ワタシでこの日最後の限定の1杯でした(^^ゞ
会員限定なので、食券を渡して携帯チケットを見せます。そうしたところ、こんな紙をいただきました。
限定ニューのみ、〆ライス用意だそうです。
店内はモノトーンで統一されていて、洗練されたイメージです。卓上もきれい。
調味料と一緒に、なぜかクリスタル(?)な熊さん。
女性向けに可愛い髪止めも完備です。
はい、お待たせしました。「はまぐりの秋~森住味噌のらーめん」完成です。
メニュー名称の「森住味噌」ですが、ちゃぶ屋@護国寺の森住店主が調合して生産しているラーメン専用の味噌だそうです。
具は、サイコロ状のローストチャーシュー、ハマグリ、ローストきのこ(エリンギとシメジ)、もみじに型抜きされたニンジン、ネギです。
左上に白く見えるのが、ホワイトソースです。
で、注目のスープは、森住味噌と「不如帰」のスープがブレンドした、ハマグリの香る味噌味、とってもまろやかで優しいお味でした。
ふくよかなだけど力強い味わい、上質な素材が活きている旨み、さらに深いコクで、いやー、これは実に美味しいです。
スープにかけられているホワイトソース、少しずつ溶かして食べると、スープにコクがプラスされます。ホワイトソースですが、味わいとしては、バターをトッピングした味噌バターラーメンの感じ。これもお見事!
麺は、この限定専用という細縮れ麺。
スープの絡みが良く、スルスルと行けてしまいます。
蛤、美味い!これ、サイコーです。
美味い、旨い、ウマイ、で麺と具を完食。限定用というライスをお願いします。
で、やって来たのがこれ、なんとホワイトソースがかけられて、バーナーで軽く炙られていました。ライス・オン・ザ・プチ・グラタンな状態、素晴らしい!
このままライスと、プチ・グラタンで食べると、ややアッサリとしたドリアといった風情です。そこに、先ほどの味噌ラーメンスープを投入。残しておいたローストチャーシューも、トッピングしてみました。
そして、完成したのがこちら。
ホワイトソースのミソリゾットです。味わいが正に洋風でリゾット感覚、ホワイトソースの比重が多いですが、そのソースとハマグリのみそスープがこれほどマッチするとは、実に驚きました。これも、最高に美味いですね~!
半ば諦めていたのにありつけたこともあり、凄く美味しくって、とっても満足な一杯でした。なんで、もっと早く来なかったんだろ!これは、レギュラーメニューも制覇しに来なくっちゃ!
お店のデータはこちら、とらさんサーチをご覧下さい。