2009年12月23日、年に1度の埼玉ラーメンイベント「サイロック」が、麺匠 喜楽々@東川口で開催されました。
SAI・ROCK(彩岩)とは、埼玉県の有名ラーメン店が協力して、1杯のラーメンを共同で制作する、夢のコラボ企画です。
2007年は、浦和に移転する前の羅麺屋 匠@春日部で、「肉・魚・砂糖・乳製品を一切使用しない無化調ラーメン」というテーマで実施されました。
2008年は、「ラーメン交流戦(コラボ)」と題して、栃木ラーメン軍団雷麺'z(ライメンズ)と埼玉ラーメン軍団彩岩(サイロック)の塩ラーメン対決という形で実施されました。
そして、今年2009年で第4回目です(ポスターには何故か5回目の表記!?)。
今回はhi-snowさんと一緒に行きました。
寒い中一人でぼーっと待つのは辛いですが、話し相手がいると待ち時間もあっという間ですね!
しかししばらくの後、ワタシのすぐ前の先客に遅れた1名合流。ってか、それ割り込み!《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
まぁ、しょうがないっしょ!
行列中に、今回のメニュー説明が配られました。
2009年サイロックの一杯は、
「ナマズを使った美味しい味噌ラーメン」
限定180杯
850円
です。
この日は、前日までとはうって変わってポカポカ陽気。
行列場所も日の当たる場所で、暖か。
風もなく、並びは楽でした。
でも並んでいたら、スタッフの方よりカイロのプレゼントがありました。
有難うございます!こういった心遣いは、とても嬉しいですね!
それからドラム缶に、炭火の簡易ストーブ。
そばまで行くと、暖かいです。
開店時50人程の行列。結構な並びですが、去年と比べると、だいぶ並びは少ないです。
10:30定刻に、SAI・ROCK2009開始。
入口脇の仮設レジで食券(伝票)を購入して、入店する仕組みです。
レジでは例年通り、幹書房の埼玉ラーメンマップや麺家うえだのカップ麺、焦がし醤油ラーメンのTシャツが売られていました。
10:48入店。
二人でラーメンの話をしていたら、待ち時間もあっという間ですね!
カウンター上には、サイロックのカラーポスター。
サイロック軍団の紹介インフォ。
和風ラーメン凪 東勇志さん ・・・富士見の風雲児
羅麺家 匠 望月智行さん ・・・浦和の賢者
麺屋 番 藤枝大亮さん ・・・川口の業師
麺匠 喜楽 柴田浩平さん ・・・川口のダークホース
麺屋 信玄 佐藤祐介さん ・・・鶴ヶ島の一番星
近喜屋 清水茂行さん ・・・川越の貴公子
津気屋 榎本岳幸さん ・・・浦和の若大将
麺家 うえだ 上田美小枝さん・・・ラーメン界のジャンヌダルク
麺家うえだのみさえちゃんなどは、お台場ラーメンPARKの方に行っているらしく、サイロック調理担当は、川口の業師、川口のダークホース、鶴ヶ島の一番星でした!(笑)
カウンター上には、クリスマの雰囲気を盛り上げる小物が!(笑)
そして待つことしばし、「ナマズを使った美味しい味噌ラーメン」完成でーす♪
表面から見える具は、赤カブの酢漬け、春菊、キンピラゴボウです。
スープは、「ナマズ」でしっかりとしたコクを、「豚頭」で上品な甘みを醸し出しているそうです。
味噌味の決め手の味噌ダレは、埼玉産の米と大豆を原料とする「弓削田醤油」の白味噌とのことです。
そのスープ、味濃いめで冬にハマる濃厚な仕上がり、正直ナマズの味というか風味は分かりませんが、とても美味しいです。
また、味噌の麹が感じられ、風味がとても良いです。
麺は中太でしっかりと手揉みされた、このイベント専用の自家製麺です。
埼玉産地粉「ハナマンテ(東山40号)」のブレンド粉を使用。
しっかりとしたコシとモチモチした食感、強い縮れが生むスープの絡みの良さと口中で弾ける食感、そして麺自体の風味の良さ、とても秀逸な麺でした。
具のキンピラは、甘めで濃いめの味付け。
これだけでも、美味しいです。
春菊を避けると出てきたのは、おでんや煮物の「鍋底大根」のような大根の煮付け。
物凄く味が染みていて、サックリした食感、美味です!
もう一つ出てきた具が、パンフでは「豚バラ肉の味噌漬け」となってましたが、実際は豚の生姜焼き。
これも味濃いめで、味噌味スープに負けません。
生姜味の焼肉ダレが味噌スープに溶け出して、生姜味噌スープもまた格別美味!
赤カブの酢漬けだけは、味噌味スープや麺と一緒に食べるには、ちょっと微妙。
でも、キンピラや生姜焼き、麺とスープなどをいただいて箸休めに赤カブ漬けを食べると、口中がすっきりとリフレッシュされます。
美味かったぁ〜!
一風変わった具材でしたが、ドッシリスープにモチモチ麺とバラエティに富んだ具で、とても楽しく満足できました!
埼玉ラーメン軍団のコラボレーションは、ますますパワーアップしてますね!ごちそうさま!