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2025-10-06

テレビ局で働いていた頃の思い出


一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである

会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。

最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。

ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。

今はフリーランス映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。

でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑

から、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。

え、なに。守秘義務エンタメ業界にそんなものはない。特定個人企業名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。



1.テレビ局奴隷だった頃

小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対あい面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。

勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)

就職活動の結果、テレビ局内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生ピークだったかもしれない。

入ってみたら想像とは違った。

配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから

自分ADとして入った。一般的ルートである。珍しい新卒だと、最初カメラマン大道具という珍しいパターンもあるにはある。

仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから出演者から下請け制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代イベント運営仕事をしておけばよかった。

正式じゃない企画会議デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。

ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。

それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……

明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」

とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。

職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。

仕事ができる人でもそうだった。

疲労が極限に達すると、おそろしいくら残酷になる。ある時、先輩ディレクター女性AD現場の配置関係口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。

その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。

その女性があまり文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。

「おい、さーや。おい、デブ自分でどけてみろ!!」

と、その男ディレクターは言った。

自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。

案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。

男性ディレクターは、そんな様子をさらからかっていた。これが、疲労人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。

あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。

皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。

バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」

何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。

この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。

そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディー楽曲テレビ披露していた。

被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持であるアナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。



2.新しい道に目覚めたキッカケ

30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。

身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。

さて。この頃の俺は、ディレクターになる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的ディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。

この時代視聴率がすべて。それがルールだった。

から企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。

なんで、あん会社で働いてたんだろう……と言うと、理由ひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。

ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけしまおう。皆そういう認識だった。

今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間本質の一部である

人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである

一度だけ、飲み会の場でそういう発言したことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。

自分らはテレビ局奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。

そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。

地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。

その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパー ハードボイルド グルメリポート』だった。

たことある人がいるかもしれないが、世界ヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。

最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。

あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。

「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。

俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの

画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。

自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。

上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。

テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。



3.貧乏になったのと未来

退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。

でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。

そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑

最初は大変だった。フリーランスになったもの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃん仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。

初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパート引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。

後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。

今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画仕事でも、ドキュメンタリー編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。

特に大きかったのは、サブスク動画配信サービスでの番組制作仕事だ。2025現在アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。

ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放ものストーリーである社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。

その動画配信サービスプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。



4.人の幸せってこういうこと?

一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である

朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。

テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。

今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。

年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である結婚はできないかもしれない。

でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分自分でないみたいで。

あのグルメリポート番組感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分感謝してる。

不安しょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分いるから、足掻いていた頃の自分いるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう

もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

2025-05-01

ふと思ったんだが週刊紙ってなんで

ガードが甘く売れてない若手タレントをピックアップして推しまくらないの?

適当に人気出たら事前に集めておいたスキャンダル記事書いて収穫したら大儲けじゃん?

2024-02-19

anond:20240219030339

男性身長よりも声だとおもう

声の大きさ、

発音の明確さ、

音程(聞きやすいかどうか)、

口周りの清潔さ。

背が低いと声も高くなりがちだけど正比例ではないし努力いくらでも補正できるからモテたい人は気にするといいよ

ボイトレだけで違うから

 

正直男性手タレ結婚したくはねえけど声優ならいいよねー

2024-01-27

松本人志の件、問題本質

直接的に問題となっているのは既報通りの性加害があったかどうかで、それはしっかり裁判に明らかになるのだろうと思う。

一方で、この問題本質吉本興業、ひいてはテレビ業界芸能界蔓延している「強者弱者を虐げて構わない」というカルチャーなんだろうと思う。

一度テレビ局で働いてみればわかるが、基本的バラエティ現場での力関係大御所タレント芸人プロデューサーディレクター、中堅や若手タレント、その他スタッフの間には明確な序列がある。ましてやいわゆるAD若手芸人と言った現場最下層の人間に至っては、人権など贅沢品と呼べる扱いだ。

松本相方浜田スタッフに怒鳴り散らかしているのは当人や周りが悪びれもせずネタにするほど日常的な姿だし、それはなにもダウンタウンに限った話ではなく多くの芸人タレント共通メンタリティだと思う。

目の前の1人のスタッフや若手が尊厳を持った個人で、家に帰れば自慢のパパであり息子なのだろう、という最低限のリスペクトすら失ってしまった人間は、おそらくタクシー飲食店での些細なミス劣化の如く怒鳴り散らすだろうし(そういえばかつて番組フリートークで散々そうしたネタ開陳し、客も大笑いしていた)、後輩が連れてきた初対面の女性を好き放題、欲望の捌け口にできる錯覚を抱くであろうことは想像に難くない。

おそらく、これは個々人の責任に帰するものでなく、彼ら自身がかつてはひどく虐げられながらも頭角を表し、のしあがった自負があるからこその傍若無人なのだろう。

そうした振る舞いが許されること自体成功証明であり、その地位を手に入れるために辛酸を舐めながらのしあがってきたのだ、という自負もあるのかもしれない。

中高の部活動で、先輩に虐げられた1年生が、みずから先輩となった時に後輩を好き放題に使えると錯覚するのと同じ構図だ。

つまるところの問題本質他者に対する絶望的なまでのリスペクトの欠如であるなら、それはダウンタウン特有問題ではなく、芸能界全体に蔓延する極めて前世紀的な価値観にあると思う。

そこまで視点を広げない限り、今回の騒ぎも単なる松本個人スキャンダルとしてワイドショーネタに消化されて終わり、不幸は再生産され続けることになる。

2023-09-25

紅白ディズニーイベントジャニーズ

ディズニー界隈でもジャニーズ界隈でもないので分からんのだけど、なんでディズニー企画ジャニーズ「出さなきゃいけない」の?

ディズニー吹き替え声優とか

ミュージカルのもので歌った人とか

ミッキー(中の人などいない)ご一行ご招待とか

歌える踊れる範囲だけでもなんとでもやりようがあるんじゃないの?

なんでジャニーズ

ディズニーアニメ映画吹き替えにあのクソ下手タレントゲスト枠なんてあったっけ?

ただの便乗のくせに「ジャニタレ出せないの困る」って言ってるように見えて「引っ込め」としか思わんのだけど

2023-07-10

若いタレントにすり寄る中年芸人

最近、人気の若手タレントにすり寄る中年芸人の姿をよく見かける。その努力には感動するが、あまり上手く行っていない感じがする。さんま鶴瓶ダウンタウン凄さがわかる。

2023-04-13

すばらしいおっぱい

私は、すばらしいおっぱいの持ち主だ。

 

下着屋に行けば、フィッティングルーム

販売員に「まー!お客さまお綺麗なお胸で!」と絶賛され、

ベッドでぺろんと男に披露すれば見とれられて褒められ揉まれ

友人とスーパー銭湯旅行に行ったときには「おっきいね」と羨ましがられ、

服を着た状態でも、ふとした拍子に他人から褒められる。

胸を強調した服などほとんど選んでいないというのに。

 

水着写真SNSにアップすれば、誰かのおかずに使われた。

褒め言葉として実際に本人へ直接報告するよくわからん輩がこの世には一定存在する。

 一回の写真で2人程度に言われてから二度と薄着の写真はアップしなくなった)

 

乳首なんてそれはそれはキレイで、その美しさ西洋美術のごとし。

肌が白いのもあって、日本AVパッケージよりバロック期の絵画に近いと、自分でも思う。

 

手タレ、足タレというもの存在するように、

胸タレというニーズ社会にあればいい線いけるんじゃないか

いやいっそ、ルーヴル美術館にうっかり貯蔵されもいいと思う。

 

冗談はおいといて。

そんな感じで、思春期の頃から胸はずっと褒められ続けてきた。

10代、20代の頃は溢れる性欲がようしゃなく人間のかたちをして近づいてくるので

まあまあ…いやけっこう…いやかなり……嫌な想いもしてきたけれど、

自分の胸という存在のものコンプレックスを感じたことはほとんどない。

 

「ふーん、私っていいおっぱいなんだ」と思って生きてきた。

 

せっかくならと補整下着気合いを入れて下垂を避け、

安物だけれど定期的にクリームを塗り、

おなかが出すぎるとそれはそれで美しくないので、

体型維持もほどほどに気合いを入れてきた。

 

出産経験がないので当然授乳経験もなく、その過程で生まれる胸の変化も当然未経験だ。

それがさらに、おっぱいの美しさキープにもつながっているんだと思う。

 

思春期の成長過程でこのおっぱいを手に入れて20年近くたつが、

胸に関してだけは本当に一度も惨めな想いをしたことがなかった。

 

おかげさまで30代半ばになった先日も、

フィッティングルームで絶賛された。

 

しかし、しかしだ、私は褒められてももう何も感じなくなってしまった。

「おきれいですね!」(ええ、キレイでしょ)

「おおきいね」(ええ、そうなんです)

「まあ、うらやましい!」(そうでしょう)

 

そんな風に、何を言われても脳内で冷静に同意するばかりだ。

昔は、嬉しかった。

キレイだと褒められるのも、大きいと羨まれるのも。

他がコンプレックスだらけだった私にとって、唯一の自慢だったから。

 

でも、もうその新鮮さも20年も経てば流石にすべて失われてしまった。

 

先日、フィッティングルームで「こんなにお綺麗なのだからバストが目立つ服をきてみては!?」と言われて、

いかに美しいシルエットかを鏡越しに説明されたけれど、すごく萎えしまった。

販売員さんはすごくテンションがあがっていたけれど。

 

すばらしいおっぱいは、

これからもできる限りそのすばらしさを保ちたいと思う。

でも、なんだろうな。この切なさは。むなしさは。

いいものを持っているのだろうと思うけれど、何なんだろうな。

 

いつしか、その努力もむくわれないぐらい

おっぱいが垂れちゃってしぼんじゃうときが来るだろう。

そのとき、私はどんな気持ち自分の胸を見おろすんだろうな。

2022-08-30

anond:20220830031804

俺も手タレいけるかもってくらい手がキレイだし女の子に褒められる

ちんタレとか出来たらいいのにな

2022-06-09

変身願望が理解できなかった思い出と現在

ちょいとフェイクも入ってる事を先に明言しておく。内容がだいぶアレなので。

もう別れて6年ほど経つが、当時付き合ってた男が若干DV傾向のある自称バイセクシャルだった。過去彼氏がいた事もあったそうだしまあ実際そうだったんだろう。あけすけな性事情を今カノに話しまくるのもどうなんだと今にして思うが、当時は恋は盲目だったので人生大変だったね、と同情していた。

そんな盲目女が現実に開眼するに至った原因が、彼の変身願望?だった。

ぶっちゃけるとネカマである。それもSNS上で、彼は唐突にLGBTs問題和歌に興味のある架空若いレズビアンOLとして活動を始めたのだ。細かい設定シート、好きな化粧のブランドから住んでいるマンション間取り、働く会社給与や平均残業時間まで作り上げられた。

いや理解できん。

理解できんが彼の変身はパーフェクトだったらしく、本当のレズビアン女性から人生相談されたりしていた。その顛末がどうなったのかは知らない。

30代後半のDV男に相談を持ちかけてしまった見知らぬ彼女が良い結末にたどり着いた事を願うばかりだ。

やがてSNS上にだけ存在していた女……仮にアユミとしておくが……彼女存在現実侵食し始めた。私はアユミ恋人ミキ仮名)という事になり、日々アユミ設定資料的なあれこれについて語る彼を眺めるだけになった。時々写真投稿のため手だけ出演させられたりした。決まって場所はお洒落カフェだ。「ミキデート♡」というシチュエーションらしい。

そろそろついていけなくなってきた。アユミはLGBTs問題についてめちゃくちゃ真剣に語っている。実際彼は真剣勉強して語っている。レズビアンOLの皮を被って。和歌に関する蔵書も増えた。本の感想について語り合ったりもしているらしい。

彼女持ちの30代バイセクシャル男性では受けないと思ったのだろうか。なりきりにハマる前、彼の口癖は「女はこれだから」だった。

これだから、の対象になってみたかったのだろうか。

真面目に今でもよく分からない。

架空アユミ侵食される日常だが、稀に現実に戻ってくる。そうなると彼は単なるDV気味の男になり、皿を床に叩きつけ私にハサミを含む文具を投げつけ目の前で布団に包丁を突き立てたりした。下世話な話だが、彼との性行為暴力に近く強姦に近い状況も多々あった。ミキラブラブくそもあったもんじゃない。

付き合いたての頃は何やら洗脳されて「私が悪かった、嫌がったのも悪かった、怒らせてごめんなさい」と平謝りしていたが、この頃になるともはや嵐が過ぎ去るのを待ち、怒り心頭の彼がパソコンの前に座ってアユミになるのをスン顔で見届けるばかりになっていた。

というかアユミのお陰で萎縮洗脳状態から目が覚めたのかもしれない。

そんな訳であれこれあったがとうとう別れた。彼はミキと別れた報告をするのが嫌だと渋っていたがそんなもん知った事か。

6年が経ち、その間特に連絡も無く私は実家に戻って人生スタートしていた。

していたのだが、先日いきなり連絡があった。携帯電話番号を変えていなかったからだが、まさか今更連絡があるとも思わずうっかり出てしまったのだ。

どうやらアユミは今インスタグラム世界にも手を出し元気にしているらしい。そして電話実家の近場へ行く用事があるので手タレ???)として久しぶりにミキと会うというシチュエーション写真が欲しいという依頼だった。

要するに久々に会って手だけ写ってる写真が欲しいとの事だ。どうやらミキとは別れたけれど今では良い友人という設定らしい。

知らんがな。

無論お断りした。アユミさんこれからもお元気でと挨拶したらもはや40代DV気味男は嬉しそうだった。

この男と付き合って1番の弊害は、ネット上で見かけるバイセクシャルレズビアン性同一性障害など性自認女性と名乗っている人の裏に40代の男が潜んでいるんじゃないかと一瞬考えてしまう事だ。我ながらど失礼なのだがどうしてもアユミが頭をよぎってしまう。

そろそろ忘れたい。

というか、そろそろ忘れてたところに電話がかかってきたので思い出してしまった。着信拒否にしてなかった私が悪い。すぐに設定した。

ここまで散々書き散らしてしまったけれど、変身願望を持っている人がここまでちょっと……だいぶアレとは思わない。同居人カッターを投げつけ、ほぼ非合意の性行為暴力ちらつかせながら強要する男がセクシャルマイノリティに対する性暴力被害について語っているという割とグロ状態は相当特殊だと分かっている。

分かっているんだけど私の中にはささやか偏見の種が埋め込まれしまっていて、それが大層悔しい。

そして、偏見とかそういうのを抜きにしてしみじみ思うのが、変身願望理解できないな……という事なのだった。好悪とか抜きで真面目に理解できない。何が彼を、彼女を、そういう行為に駆り立てるのだろうか。

それとも理解できないのが普通なんだろうか。それもよく分からない。

2020-10-22

anond:20201022132923

女性全体を広告等に採用したとしても

それは「好感発生器」としての機能を期待したモノ化でしかないし

性的消費としてバッシングされてるのが、手タレ足タレみたいなパーツ商売に限ってるようには見えないので

全然納得感がない

2020-01-29

匂わせ裁判で勝訴したーーーー!

いえーーーい!!みんなで焼き肉行くよーーー!

って何のことかと言うと私こと売れてないタレントちゃん、某若手タレントさんと交際匂わせをSNSでっち上げられたので事務所社長弁護士さんに相談したら示談裁判になったのは勝訴で慰謝料と弁護料の一部いただきましたー!というお話

本当顔見知りの知り合い程度の人と交際されてる事にされてしま特定班さんのこじつけ能力にはめちゃくちゃびびったよね。

弁護士さん最近めちゃSNS関係お仕事増えてホクホクの恵比須顔だったよー。わたしちゃん場合本当に寝耳に水なでっち上げの匂わせだったけど、本当にガチ交際してて匂わせしてる人の誹謗中傷でも訴えられたら一発アウトらしいので、愚痴垢とかのひとたちほどほどになーーーー!

あと写真隅々みて匂わせだ!!!!みたいな事やってて裁判にまでなった方は精神的に病を得てしまっている感じでいらっしゃったので、そういうこと滅茶苦茶気になって、見えないものまで見ようとしてレストランでグラスにうっすら映り込んだ給仕さんまで匂わせ!!!●●くん酷い!!!!とか言い出したらそれ病気を疑った方がいいから気をつけろ!

2019-11-07

anond:20191106175146

男読者はとにかく見た目重視。だからアニメ漫画実写化には厳しいでしょ

 

あとたまにある男向け2.5次元舞台って明らかに3流のアイドルくずれのタレントしか出てこないから、誰だって冷める

女性芸能人場合メジャー活躍する若手女優タレントのほうが確実に美人、ないし可愛いからテレビ映画見てたほうがマシ

3流タレントは演技レッスンもまともに受けてないか舞台見てても恥ずかしくなる

 

女性向けの場合男性の若手芸能人のテレビ出演は長らくジャニーズの天下で、それ以外は排除されてたか舞台ジャニーズ以外の若手タレントを発見する貴重なチャンスになる

2019-10-22

白膠木簓が性欲の話しかさせて貰えないのを見ないとヒプマイ許せない


結論から言うとヒプノシスマイクとっとと女尊男卑設定撤回せえという話です。


白膠木簓、かわいいよね。

好きなんだよな〜糸目キャラが…髪色も可愛いし。胡散臭いスーツかわいい。声がちょっと高いところもかわいいね。

しかしどんなに可愛いと思っていても私は白膠木簓を素直に可愛いがる事ができない。

それもこれもヒプノシスマイク女尊男卑世界設定が白膠木簓の「お笑い芸人」という役職にとって、存在根本を揺るがすほど滅茶苦茶に邪魔からだ。

ヒプマイの女尊男卑の設定がTwitter話題になったのももう1、2年くらい前だろうか。

hip-hopの歴史が抱えている男尊女卑文脈をそのまま再現するのを避けたならなんで逆のことやるんだよ!というそのへんの話は既に散々言われている。

とは言えその時はまだヒプマイにハマる予定も無かったので、それは良くないねーそのうち良い方向に変わるといいねーくらいで眺めていた。ところがどっこい、白膠木簓が可愛いので、今すぐ何とかしてくれないと困る。問題になってから結構時間あったのに今まで何やってたんだキンレコ。



なぜ私がこんなに今すぐ女尊男卑撤回して欲しいのかというと、今なおお笑い世界がhip-hop文化圏に負けず劣らずのゴリゴリ男尊女卑社会からです。

白膠木簓が男芸人で、あの世界が女尊男卑なら、おそらく白膠木簓はアメトーークにもロンドンハーツにもガキ使にもさんまのお笑い向上委員会にも座王にもゴッドタンにもIPPONグランプリにもろくな出方はさせてもらってない。

そもそも雨上がり決死隊ロンドンブーツが今のタレントランクにいるのか怪しい。三四郎名前新宿ホストが知ってるのかすらも怪しい。

だって、こないだのリンカーン運動会若手予行演習観た?女芸人テレビに映る為には他の芸人キスすればいいとか言われるんすよこのご時勢に。こないだの踊るさんま御殿時間スペシャル観た?なんでモジモジした若手イケメンタレントに性欲チラつかせる以外で女芸人喋らせないんだよ。

だいたい男女関係なく芸人がモジモジした若手タレントと絡んで面白くなること自体が難しいのに、損な絡みさせてそれで女芸人面白くないと思わせるような悪循環自体がもう男主体の旧世代バラエティなんだよ、性の話以外でもっと面白い事言えたかもしれないし、言えなかったかもしれないけど、女芸人に常に性の話でしか入り口が用意されないのはなんでなんだよ。

ずっと推してる芸人が「女性性を押し出したようなネタしかテレビで拾ってもらえない」ってもう何年も前から言ってるんだぞ!

未だに男芸人が「女子供にはお笑いは分からない」って公共電波で言うんだぞ!

そういうのを全部無視して白膠木簓の事を考えるのも、忠実に男女パワーバランス逆転させた世界の白膠木簓の事を考えるのも、したくないんだよ!


記事タイトルは出来るだけ色んな人に見てもらいたくて極論にしたが(マジ最低なので反省します)、そういう今の女芸人の置かれてる立場を白膠木簓に再現して欲しいわけじゃないだ…

白膠木簓がR-1決勝残るなら他の決勝進出者誰がいい?とか、白膠木簓アマチュア時代に出たD関強かったけどIPPONグランプリだと弱気だよねとか、街ブラロケ行く白膠木簓とか、お笑い第七世代カウントされる白膠木簓とか、白膠木簓のANN0とか、そういう話をしたいんだ私は…


芸人の扱いに対する鬱憤書き連ねたけど、本当にちょっとずつだけどお笑い世界も長かったお笑い氷河期が終わり新しい芸人の新しい価値観が入るようになってきて、Aマッソみたいなのがテレビで売れ始めてたり、ゆにばーすはらちゃんがブス弄りがウケない時代になってきてると認識してたり、阿佐ヶ谷姉妹みたいなのがのらりくらりと立ち回ってたり、色々あって二進一退だけど新しい方向に進み始めている。

現実が進んでるのにフィクションが滞ったままでどうすんだ。

聞いてるかキングレコード

2019-08-04

朝風呂行ったらサウナのドアに手が挟まってヤケドした

手タレ引退危機...

2018-05-06

屁タレ

手タレ=手のアップを使われる手専門のタレント

足タレ=足のアップを使われる足専門のタレント

これがいるんだから、屁タレがいてもおかしくないよね?

2015-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20151018221551

あれ確か、わざとだよ。

食べ物って、静止してる状態を撮るより、動きを見せたほうが美味しそうに映るらしい。

あとピタッと固定するのは、手タレの人が訓練してできるようにするとかテレビで言ってたから、訓練が要る。

 
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