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「SHIROBAKO」6話のイデポン宮森発動編の元ネタの使い方について 

SHIROBAKO6話「イデポン宮森 発動篇」を視聴。
今回は元ネタの使い方がとても上手かったと思う。

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それは、イデポンの元ネタ「伝説巨神イデオン」という
地球とバッフクランの敵味方の両者が、
わかりあおうとする気分もありながらすれ違い・勘違いの連続で
最後まで「わかりあえないまま」、人類はやり直しという
ラストを迎える作品を元ネタとして使いながら
遠藤さんと下柳さんの両者が「わかりあえる」展開を迎える点にある。

「わかりあえない」作品を元ネタに使って
「わかりあえる」を描く作品に仕立て上げる。中々小技が効いている。

siro6001.jpg

また前回で板野一郎さんがモデルの北野三郎さんと遠藤さんが会っているのもポイント。
それは板野さんがアニメーターとして知られ始めた作品は「伝説巨神イデオン」だから。
イデオンの板野サーカスは、イデオンのメカアクションに大きく貢献している。
だから前回、北野さんと遠藤さんが会っていたのも、
板野さんとイデオンの関係を知っていれば、今回の伏線として見ることもできる。

siro6000.jpg

あとはイデポン展にいる時の音楽が、イデオンのOP曲「復活のイデオン」で
イデポン展から出たらEDの「コスモスに君と」に似ている曲が流れるのは面白かった。
あとイデポン本編の映像も少し流れたが、
湖川さんのアオリを意識した作画も中々よかった。
 
siro6-1000.jpg

そして最後に玄馬宣彦さんであろう、鉛筆書きの爆発の作画がすごく良かった。
イデオンを元ネタ回にしながらも、今ガンダムUCで乗りに乗っている
玄馬さんの作画をここぞという場面でもってくるのは、上手いなぁと思った。
 
今回の絵コンテはゆゆ式の監督でもあるかおりさん。
 
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[ 2014/11/14 12:44 ] ニュース | TB(2) | CM(0)
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SHIROBAKO 第6話。 8話爆発カット問題を解決するべく、イデポン宮森が発動する。 以下感想
[2014/11/15 02:12] 窓から見える水平線
SHIROBAKO第6話です。 みゃーもり頑張りました! 第6話「イデポン宮森発動篇」 今回の1枚はこれかな。 みんなに制作の仕事が向いていると言われて照れているあおいちゃん。
[2014/11/14 22:26] アニメなので

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