親から子へ、孫から子へ引き継がれる夢の絆。
花咲くいろはは、継承と夢の物語なのでしょう。
改めて喜翆荘はP.A.WORKSだと再認識します。
困難も対立も乗り越えるには
原点に返る、つまりお客様と向き合う事でしょう。
親子3代が揃う描写は圧巻でした!
感想改めて思う喜翆荘=P.A.WORKS
この作品は制作会社P.A.WORKS10周年作品です。
という事で、おそらくこの作品の企画の根幹はP.A.WORKSにある。
つまり花咲くいろははP.A.WORKSの今のありようを
喜翆荘を通して表現したい作品なのではという想いを(勝手に)思っています。
自分の夢に付き合わせることが忍びないと思う女将。
P.A.WORKSの社長、堀川憲司さんもそう思っているのでしょうか。
男性より女性のパワーが強く感じるのは喜翆荘もP.A.WORKSなのかって思ったりします。
まぁぶっちゃけ今回の話を観て、喜翆荘もP.A.WORKSも
こうした衝突は起こっているのでしょうね。
でも、衝突があるぐらいにみんな必死なのでしょう。
もっといえば、地方の制作会社で10年という短期間で
ここまで登り詰めたP.A.WORKSはそれだけ頑張っているという事でしょう。
おそらく困難や苦労は相当のものがあったでしょう。
でも、それを乗り切って今の「花咲くいろは」があるのでしょう。
衝突そして和解
喜翆荘が消えるって事で、みんなが本当にするべき事を見失い
空回りや衝突が起きたのが今回でしたね。
往々にして仕事は、プレッシャーが困難な状況になるほどに
本当の目的を見失ってしまう傾向に陥ってしまいがちです。
能登さんの怪我も目に見えないプレッシャーが彼女を襲った例だという解釈です。
喜翆荘の存続危機によって、女将の顔ばかりうかがってしまったみんな。
でもそれは、本当に大事な事ではない。
女将が言うように一番大事なのは、お客様を満足させること。
最後には、この事がみんなは再確認しましたね。
友達の輪、ならぬ働く者同士の輪でしょうか。
後半はみんなで一丸となって働く描写が良かったですね。
こういう一丸となって、みんなで仕事をするのは素晴らしいです。
親子3代の喜翆荘
たぶん、私がこの作品で見たかった絵は上の二つだったと思います。
みなさんも見たい絵だったのではと思います。
親子3代で一つの場所で働く光景。親から子へ、また親から子へ。
人の本質的な営みを感じさせてくれます。
3世代が働き、一緒に営むことを人の本来の間の自然なありようだと
思っている私にとってはとてもありがたい描写でした。
エニシングが女将を「スイさん」と言ったことで、
エニシングが本当の意味で若旦那になった瞬間ですね。
ここでは親から子への継承が行われていますね。
ステンドグラス越しの夕焼けの光を受ける女将の後ろ姿をみる緒花のカット。
ものすごく良かったです。ステンドグラスの使い方、光の使い方って
こうしたやり方もあるのだと思いました。
ステンドグラスといえば出崎統さんですが、
花咲くいろはの監督の安藤さんが出崎さんの直系であることを感じさせる瞬間です。
まとめ
喜翆荘の存続問題は置いといて、
まずは女将と従業員の対立に関しては解決しました。
祭りの景色をこうしたアングルで撮るのは魅力的ですね。
そしてぼんぼり祭りがどうなるのか、
またぼんぼり祭りを通して、みんなの夢、緒花の夢はなんなのかが気になります。
そんな緒花の夢というのは、P.A.WORKSの夢でもあるのでしょうね。
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感想改めて思う喜翆荘=P.A.WORKS
この作品は制作会社P.A.WORKS10周年作品です。
という事で、おそらくこの作品の企画の根幹はP.A.WORKSにある。
つまり花咲くいろははP.A.WORKSの今のありようを
喜翆荘を通して表現したい作品なのではという想いを(勝手に)思っています。
自分の夢に付き合わせることが忍びないと思う女将。
P.A.WORKSの社長、堀川憲司さんもそう思っているのでしょうか。
男性より女性のパワーが強く感じるのは喜翆荘もP.A.WORKSなのかって思ったりします。
まぁぶっちゃけ今回の話を観て、喜翆荘もP.A.WORKSも
こうした衝突は起こっているのでしょうね。
でも、衝突があるぐらいにみんな必死なのでしょう。
もっといえば、地方の制作会社で10年という短期間で
ここまで登り詰めたP.A.WORKSはそれだけ頑張っているという事でしょう。
おそらく困難や苦労は相当のものがあったでしょう。
でも、それを乗り切って今の「花咲くいろは」があるのでしょう。
衝突そして和解
喜翆荘が消えるって事で、みんなが本当にするべき事を見失い
空回りや衝突が起きたのが今回でしたね。
往々にして仕事は、プレッシャーが困難な状況になるほどに
本当の目的を見失ってしまう傾向に陥ってしまいがちです。
能登さんの怪我も目に見えないプレッシャーが彼女を襲った例だという解釈です。
喜翆荘の存続危機によって、女将の顔ばかりうかがってしまったみんな。
でもそれは、本当に大事な事ではない。
女将が言うように一番大事なのは、お客様を満足させること。
最後には、この事がみんなは再確認しましたね。
友達の輪、ならぬ働く者同士の輪でしょうか。
後半はみんなで一丸となって働く描写が良かったですね。
こういう一丸となって、みんなで仕事をするのは素晴らしいです。
親子3代の喜翆荘
たぶん、私がこの作品で見たかった絵は上の二つだったと思います。
みなさんも見たい絵だったのではと思います。
親子3代で一つの場所で働く光景。親から子へ、また親から子へ。
人の本質的な営みを感じさせてくれます。
3世代が働き、一緒に営むことを人の本来の間の自然なありようだと
思っている私にとってはとてもありがたい描写でした。
エニシングが女将を「スイさん」と言ったことで、
エニシングが本当の意味で若旦那になった瞬間ですね。
ここでは親から子への継承が行われていますね。
ステンドグラス越しの夕焼けの光を受ける女将の後ろ姿をみる緒花のカット。
ものすごく良かったです。ステンドグラスの使い方、光の使い方って
こうしたやり方もあるのだと思いました。
ステンドグラスといえば出崎統さんですが、
花咲くいろはの監督の安藤さんが出崎さんの直系であることを感じさせる瞬間です。
まとめ
喜翆荘の存続問題は置いといて、
まずは女将と従業員の対立に関しては解決しました。
祭りの景色をこうしたアングルで撮るのは魅力的ですね。
そしてぼんぼり祭りがどうなるのか、
またぼんぼり祭りを通して、みんなの夢、緒花の夢はなんなのかが気になります。
そんな緒花の夢というのは、P.A.WORKSの夢でもあるのでしょうね。
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