ミルキィホームズありがとう!
この作品に出会えて本当に幸せでした!!面白い事に意味がある!!
アニメの究極的な楽しみ方の一つを提示した作品でした!!
ブシロードとJC.STAFF
森脇真琴・ふでやすかずゆき・池端隆史が織り成す奇跡!
最後まで目が離せませんでした!!
感想ついに最終回。寂しい!!ミルキィホームズがトイズの力を取り戻しながらも結局は失ってしまいました。元の鞘に収まるという形はこの作品に相応しいです。
面白かったのは、アンリエット=アルセーヌが彼女達にバレた事ですね。ルックスではなくて、おっぱいの感触でシャロに正体をバレてしまう点も面白いです。
過去にシャロがアンリエットのおっぱいとぶつかったシーンを回想させて
全部伏線にしてしまうところが素晴らしかったです。
何よりバレた後のアルセーヌさんの反応が可愛過ぎました。
この点が見られただけでも、今回は良かったですね。
またアルセーヌが隕石を出して地球に落ちてしまう展開。
脚本のふでやすかずゆきさんは富野由悠季アニメ大好きですから、
このの隕石が地球に落ちるという展開は、
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のオマージュでしょう。
作り手目線で見ると、物語の最後は隕石を落として盛り上げたい
富野的な気持ちはとてもよくわかります。
結局、彼女たちは力を失って
最初となんら変わらない状態、つまりふりだしに戻ったわけです。
まさにサブタイトル通り「ミルキィホームズの帰還」です!!これでは彼女たちはシリーズを通して何か成長したのか、
変わったのかという所もあるかと思います。
(彼女達の力の失いぶりに、市民達のしらけ具合が最高です)この点に関しては彼女達にとっては
トイズの力を使って守るということが重要ではなく、気持ちで横浜を守りたい。
そして、どんな状況に陥っても純粋な気持ちで物事に取り組んでいこうとする事を
彼女たちは学んだのかもしれません。そして彼女たちの居場所があの屋根裏であった事もシリーズを通して気づいたのでしょう。
もっと言ってしまえば、彼女たちが元気に仲良くしていればいいのだと思うのですよ。
それだけで、見ている側は幸せなのですから。
最初に戻ったということで、2期をやるなら1期のノリでOKだと思います。みんなアルセーヌ=アンリエットの記憶を失いましたし、トイズの力も失わせて
いつでも2期を始められる形に整えた所に、スタッフの計算高さを感じさせます。
まとめいやーとてもとても素晴らしかったシリーズでした。
中々お目にできない企画だったように思えます。作品の評価というのは、シリアスやギャグといった
ジャンル(ベクトルの向き)で評価されるのではなく
このベクトルに対して、どこまで突き抜けられていたかという事が重要だとです。言い換えれば、ベクトルの向きではなく、ベクトルの量こそが重要だと思うのです。
その意味でミルキィホームズは果てしなく因果地平へ突き抜けていたと感じました。
この突き抜け方は最終回、宇宙へ飛び出すといった形で表現されていました。
この作品は最終回の「もうどうでもいいわ」
という台詞に象徴されるように
この作品は内容はどうでも良かったのです!!
大事なのは瞬間ごとの彼女達の輝く面白さなのです!!といいつつ、内容はぶっ飛んでいましたが、
キャラの心情や構成には全くブレが無く一本筋通している所がカッコイイ!!
ふざけているように見えて、実はきちんとすべきはきちんとしている!
だからこそ、ふざけた展開ができるのだと思います。
でも、
・こんなおバカで荒唐無稽で頭を空っぽにして見られた作品があったでしょうか!
・それでいて、シリーズ構成がきちんとしている作品があったでしょうか!
・こんなに何もかも自由だった作品があったでしょうか!原作のアニメ化によくある、アニメと原作と違うといった余計な事にも煩わせないですし
こんなに頭のネジが外れていても、それを許容できる内容。
自由な発想と表現で盛り上げ、アニメの魅力を発揮した作品の一つでしょう。
正直、この作品が合わない人がいるのは承知をしていますが
この作品を見ることで、新たな自分の楽しみや視点を獲得して欲しいと思います。
様々な事が学べると思いますし、私も色々な事を学びました。森脇真琴・池端隆史・ふでやすかずゆきが揃った稀有すぎた孤高の作品。
それがミルキィホームでした!!!森脇さんは「お願いマイメロディ」でのキャリア、
ふでやすさんの「けんぷファー」でのキャリア、
池端さんの「ぽてまよ」等々のキャリアがここぞとばかり発揮されました。
そして、各回の絵コンテに湖山さんや桜井さんといった
ギャグに強い方も多数参加した事がクオリティの底上げに繋がりました。よくよく考えると、スタッフは豪華でした。
作画も沼田誠也さんが引っ張り、話の暴走に合わせて動かしていました。
でも見せるときは見せる絵でしたし、楽しく動かしていたのが好印象です。
また毎回、坂井久太さんのアイキャッチが可愛かったです。
この作品をマッドハウスが制作というのは感覚的にわかるのですが、
JCが作ったというのはまさに意外中の意外。JCの松倉Pの采配がとても光りました!!
ありがとう、シャロ・ネロ・エリー・コーデリア他にも明智小衣・銭形次子・長谷川平乃・遠山咲もありがとう!!
そして最後にアルセーヌ様。
私はあなたの虜になりました。私を怪盗帝国の一員に加えて下さい!!
2期を信じます。
いや1期で完璧にやりきっているので無くても構わないのですが。 本当に本当にありがとうございました!!
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感想ついに最終回。寂しい!!ミルキィホームズがトイズの力を取り戻しながらも結局は失ってしまいました。元の鞘に収まるという形はこの作品に相応しいです。
面白かったのは、アンリエット=アルセーヌが彼女達にバレた事ですね。ルックスではなくて、おっぱいの感触でシャロに正体をバレてしまう点も面白いです。
過去にシャロがアンリエットのおっぱいとぶつかったシーンを回想させて
全部伏線にしてしまうところが素晴らしかったです。
何よりバレた後のアルセーヌさんの反応が可愛過ぎました。
この点が見られただけでも、今回は良かったですね。
またアルセーヌが隕石を出して地球に落ちてしまう展開。
脚本のふでやすかずゆきさんは富野由悠季アニメ大好きですから、
このの隕石が地球に落ちるという展開は、
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のオマージュでしょう。
作り手目線で見ると、物語の最後は隕石を落として盛り上げたい
富野的な気持ちはとてもよくわかります。
結局、彼女たちは力を失って
最初となんら変わらない状態、つまりふりだしに戻ったわけです。
まさにサブタイトル通り「ミルキィホームズの帰還」です!!これでは彼女たちはシリーズを通して何か成長したのか、
変わったのかという所もあるかと思います。
(彼女達の力の失いぶりに、市民達のしらけ具合が最高です)この点に関しては彼女達にとっては
トイズの力を使って守るということが重要ではなく、気持ちで横浜を守りたい。
そして、どんな状況に陥っても純粋な気持ちで物事に取り組んでいこうとする事を
彼女たちは学んだのかもしれません。そして彼女たちの居場所があの屋根裏であった事もシリーズを通して気づいたのでしょう。
もっと言ってしまえば、彼女たちが元気に仲良くしていればいいのだと思うのですよ。
それだけで、見ている側は幸せなのですから。
最初に戻ったということで、2期をやるなら1期のノリでOKだと思います。みんなアルセーヌ=アンリエットの記憶を失いましたし、トイズの力も失わせて
いつでも2期を始められる形に整えた所に、スタッフの計算高さを感じさせます。
まとめいやーとてもとても素晴らしかったシリーズでした。
中々お目にできない企画だったように思えます。作品の評価というのは、シリアスやギャグといった
ジャンル(ベクトルの向き)で評価されるのではなく
このベクトルに対して、どこまで突き抜けられていたかという事が重要だとです。言い換えれば、ベクトルの向きではなく、ベクトルの量こそが重要だと思うのです。
その意味でミルキィホームズは果てしなく因果地平へ突き抜けていたと感じました。
この突き抜け方は最終回、宇宙へ飛び出すといった形で表現されていました。
この作品は最終回の「もうどうでもいいわ」
という台詞に象徴されるように
この作品は内容はどうでも良かったのです!!
大事なのは瞬間ごとの彼女達の輝く面白さなのです!!といいつつ、内容はぶっ飛んでいましたが、
キャラの心情や構成には全くブレが無く一本筋通している所がカッコイイ!!
ふざけているように見えて、実はきちんとすべきはきちんとしている!
だからこそ、ふざけた展開ができるのだと思います。
でも、
・こんなおバカで荒唐無稽で頭を空っぽにして見られた作品があったでしょうか!
・それでいて、シリーズ構成がきちんとしている作品があったでしょうか!
・こんなに何もかも自由だった作品があったでしょうか!原作のアニメ化によくある、アニメと原作と違うといった余計な事にも煩わせないですし
こんなに頭のネジが外れていても、それを許容できる内容。
自由な発想と表現で盛り上げ、アニメの魅力を発揮した作品の一つでしょう。
正直、この作品が合わない人がいるのは承知をしていますが
この作品を見ることで、新たな自分の楽しみや視点を獲得して欲しいと思います。
様々な事が学べると思いますし、私も色々な事を学びました。森脇真琴・池端隆史・ふでやすかずゆきが揃った稀有すぎた孤高の作品。
それがミルキィホームでした!!!森脇さんは「お願いマイメロディ」でのキャリア、
ふでやすさんの「けんぷファー」でのキャリア、
池端さんの「ぽてまよ」等々のキャリアがここぞとばかり発揮されました。
そして、各回の絵コンテに湖山さんや桜井さんといった
ギャグに強い方も多数参加した事がクオリティの底上げに繋がりました。よくよく考えると、スタッフは豪華でした。
作画も沼田誠也さんが引っ張り、話の暴走に合わせて動かしていました。
でも見せるときは見せる絵でしたし、楽しく動かしていたのが好印象です。
また毎回、坂井久太さんのアイキャッチが可愛かったです。
この作品をマッドハウスが制作というのは感覚的にわかるのですが、
JCが作ったというのはまさに意外中の意外。JCの松倉Pの采配がとても光りました!!
ありがとう、シャロ・ネロ・エリー・コーデリア他にも明智小衣・銭形次子・長谷川平乃・遠山咲もありがとう!!
そして最後にアルセーヌ様。
私はあなたの虜になりました。私を怪盗帝国の一員に加えて下さい!!
2期を信じます。
いや1期で完璧にやりきっているので無くても構わないのですが。 本当に本当にありがとうございました!!
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