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藍色の海の上なり須磨の月

「藍色の海の上なり須磨の月」

藍色の海の上なり須磨の月

正岡子規の俳句です。
この散らしは、下から詠むことになります。
したがって、上段の「須磨の月」のあとに落款印が押されています。

季語は月です。
いうまでもなく、月は秋を示す言葉とされています。
新月でもなければ、年中見ることが出来るはずですけどね。
月ってやつは。
でも、これまたいうまでもなく、秋は名月の見れる季節ですから、やはり秋の季語となるのです。

正岡子規は須磨の保養院で療養していたそうです。
そのときに、月が見れたのでしょうか。
濃い藍色の海の上にですね。
海の色と月の明かりを対比しているのですね。
須磨の海辺を走りました。
昼間だったので、子規の見た光景はまったく見れませんでしたが・・・。

ムーディな光景です。
夜に月明かりで浜辺をあるくなどと・・・。

秋の弧月2

Tag : 多摩武蔵野自然俳句文化

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無心庵ひょっとこ斎

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