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年度末の一日にあたり

今日で三月もおしまいです。
早いもので、今年も3か月、四分の一が過ぎたのですね。
なんと、あっという間です。

玉川上水の桜3

企業や学校では年度とか学年の終わりにあたる日です。
そういえば、卒業シーズンでもあり、先日は秋篠宮佳子内親王殿下が国際基督教大学をご卒業されたと報道を目にしました。
とってつけたようで、大変失礼ですがご卒業おめでとうございます。

個人的には、お正月に数年ぶりに休暇が取れて、一人残された母親に孝行が出来ました。
おまけに、大晦日から浅草寺へお参りし、念願がかなった嬉しい正月でした。
ところが一転、正月明けて二〇日ごろに母が店の前で体調不良で倒れ、大腿骨を骨折、そして入院した病室で夜中にベッドから落ちて手首を骨折、という大事故に。
幸いにして、母は日頃から仕事したり散歩したりと、足腰を鍛えていたため治りは比較的早かったです。
「早く治れば花見に連れて行ってやるぞ」とにんじんを与えていましたので、約束通り神代植物園へ連れて行きました。

母が入院している間には、残念なことに実家のにゃんこくんが亡くなりました。
実家に寝泊まりしていた兄の横で寝ていたのですが、夜中に容体が悪化したそうです。
年齢のせいか内蔵の病気があったため、冬を越せるか実は僕は心配していたのですが・・・。
入院中の母を一時退院させて、最期を見届けさせ、その晩に荼毘に附しました。

巨大猫2

退院して、一緒にのんびり暮らしたい、と願っていた母には相当な痛手で、毎晩泣いているそうです。
「うず」を亡くした時の僕の嘆きようが、今になって本当にわかったと、ことあるごとに言っています。
父が亡くなったときには泣いたりしていなかったのに、と(たぶん兄が)言われていたそうです。

実家のこの子は、「うず」の弟のような存在で、「うず」の三つ下でした。
のんびりしたい「うず」にまとわりついていたようで、でも大きくなってからは仲良しのようでした。
ふたりが一緒にいると、なんだか丸々とした狸が二匹うちの中にいるようでした。
悪かったなぁ、と思うのは僕が「うず」と引き離してしまったこと。
仲良く育った「うず」は僕のうちに、そしてこの子は実家に残りました。
今頃は一緒に虹の橋の見える場所でのんびりしていることでしょう。

靖国桜

あぁ、明日の11時に新元号の公布があるそうです。
あたらしい時代にふさわしいいい元号となるでしょう。
とはいえ、「平成」のときには違和感がものすごいあった。
今回はどう感じるのか・・・。
でも、新天皇ご即位の前に公表するのは、今上天皇陛下に対して不敬な気もします。
剣璽渡御の儀と新元号の公布は同時に行うのが本来と竹田恒泰さんは言っています。

この期に及んでは仕方がないけど、伝統は大事に大事にしていきたいですね。

Tag : 多摩文化武蔵野歴史

『俺の』カツカレー大復活

国民的人気メニューである「カレーライス」、そして「トンカツ」。

これら二つのメニューを一緒くたにした剛毅な一品。
「カツカレー」
誰が考えたのだろう、なんと天才的な・・・。

俺のカツカレー

その昔、こんなCMがありました。
「ハンバーグ!」「カレー!」「ハンバーグ!」「カレー!」・・・「ハンバーグカレー」・・・。
知っている人はどのくらいいるだろう。
僕個人としてはかなりインパクトのあるCMだった。
レトルトかなんかだったと思うけど、これもまた同じように子供の大好きなメニューを一緒にしたもの。

しかし、「カツカレー」は大人も大好きなメニュー。
数年前、まだ肉食を禁じていなかった頃には、ゴーゴーカレーでも食べた。
とてもうまかった。

三品

因みに、早稲田にある三品食堂には、ミックスという「カレー」+「牛丼」+「トンカツ」という最強メニューがある。
肉食を禁じていた頃は、イカかつカレーというメニューで我慢していた。
ま、これはこれでいけますけどね。

カツカレー

肉食解禁したいまでは堂々食べれる。
パワーアップしてうまくなったマイ・カレーに、三鷹の惣菜屋さんで買ったトンカツを載せて食べる。
いやはや、最高の食事ですぞ。

東京都美術館『奇想の系譜展 江戸絵画のミラクルワールド』

昨日、上野公園で桜を見た記事を書きましたが、本当の目的はこちらです。

上野公園にある東京都美術館の企画展。
奇想の系譜展 江戸絵画のミラクルワールド

江戸時代を代表する絵師、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の作品を一気に展示しています。
因みに企画展の名称ですが、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄の『奇想の系譜』という本に由来します。
開催期間は、2019年2月9日(土)~4月7日(日)ですので、もうじき終わりです。
観ていない人は急いでください。
ついでに桜も見れますよ~。

奇想の系譜展1

僕は個人的に好きなのは・・・というか、参考にしたいと思っているのは狩野山雪、伊藤若冲、長沢芦雪、鈴木其一あたりでしょうか。
特に好きなのは長沢芦雪です。
「龍図襖」、「群猿図襖」、「猛虎図」などは見れてよかった。
最も見たいのは、和歌山県の錦江山無量寺障壁画 「虎図」です。
これぞまさしく芦雪って感じ。
可愛いらしい様な、独特の表情をした虎が襖から抜け出してきそうな構図。
今どきのコミック画のようで、新鮮な驚きがあります。
残念ながら、この日は出品されておりません。
なかなかお寺から持ち出されることはないのでしょうねぇ。
コミカルで愛嬌のある水墨の鳥獣がいると思えば、師である円山応挙のような美しい着彩画もある。

伊藤若冲もなかなか。
この人は絵もそうですが、経歴が個性的です。
なんと、趣味で絵を初めて、四十代には早々とリタイア(家は青果卸)し、以降は絵画に没頭するという羨ましい経歴。
「旦那芸」と呼ばれるその画業と作品ですが、写実でも写意とも違う、非常に美しい日本画です。

曽我蕭白は有名な画家ではありますが、やはり常人には「うっ!」ときてしまう。
サイケデリックな色彩と異形の人物、鳥獣・・・
狂気の画家ですよね。
芸術性は認めますが、家には飾りたくはないです。

なにしろ8人もの高名な画家の作品が一度に見れるのです。
鑑賞には時間がかかります。
二時間以上はかかると思います。
ぜひ、行ってみてください。

奇想の系譜展2

Tag : 文化歴史芸術日本画美術

上野のお山は桜が満開

今年もさくらは関東で満開中です。
咲いてから満開まで、あっという間ですね。
一昨日くらいまでは駅前の桜並木も三分咲きくらいでした。
いまは、まるで綿帽子みたいな花が、真っ黒けなソメイヨシノの木や枝にもっさりと。
早くに咲いた桜は、早々と葉桜になってる木も。

さて、上野公園に行ってまいりました。
あんまり天気はよろしくなかったですね。
曇り模様。
行った目的はおそらく明日公開する記事に書きます。
いつものように、大江戸線の上野御徒町から・・・。

上野さくらまつり1

日頃は交差点でちょいと曲がって不忍池へ行きますが、今日は桜が満開ということもありまっすぐ公園へ。
公園の入り口にはたくさんの提灯が並んでいます。
協賛企業(?)のようです。
園内の通路には人出がぎょうさん。
みんな満開の桜がお目当てです。
観光客も多いようです。
外人さんもたくさん。

上野さくらまつり5

そして、桜が満開となると見たくないものもありますね。
通路沿いにはブルーシートを張って、場所取りの人々、既に宴会中の方々。
そして、ゴミ捨て場・・・。
楽しく桜見物するのですから、固いことは言いませんが、雅ではありません。

上野さくらまつり2

しかし、まぁ、いまではすっかりと有名になった日本のお花見。
そして、さくらの花。
我々ほどの有り難がり方ではないでしょうけど、外人さんもうっとりとして見ています。
誰もかれもカメラを持って写真撮影、スマホで自撮り。

お山をくだると、そこには不忍池があります。
池のほとりも桜並木があって、向こう岸に並んでいます。
どうやらあっちも満開のようですね・・・。

上野さくらまつり4

弁天様はお祭りの様で、境内に屋台が並んでいました。
どこもかしこも人でいっぱいです。
因みに今日は平日ですよ。
池の中はまだまだ枯れた茎がたくさん。
蓮の葉がわさわさとなるのはまだまだ少し先のようですね。

上野さくらまつり3

上野公園は桜の花見の名所です。
今年は来る機会があって観ることが出来ました。
昨日、実は神代植物園へ行ってきたんです。
足の骨折が治って、歩けるようになった母を連れて・・・。
約束だったのでね。
果たせてよかったけど、ちょっと風が強くて砂埃が大量に舞ってました。
車の運転のためにコンタクトをしていたのですが、目が痛くて仕方なかった。
まぁまぁ、そのぶん桜で目の保養ですよ。

Tag : 多摩武蔵野文化散策自然

川合玉堂の「行く春」長瀞の水と桜

都内の九段下から千鳥ヶ淵、北の丸公園などの景勝を眺めながら行く先は東京国立近代美術館。
皇居の近くにあるこの館は、同じく皇居に隣接する出光美術館とはまた一味違う趣があります。
場所柄、桜の季節もよいし、若葉の頃もとても美しい庭園のようなロケーションです。

その東京国立近代美術館で毎年この時期に展示される日本画作品。
それが、川合玉堂の「行く春」です。
所蔵作品展 MOMATコレクションとして3月19 日-5 月26 日の期間中展示されるそうです。

この作品は長瀞へスケッチ旅行をした際に川下りを楽しんだ玉堂が捉えた風景を切り取ったものです。
川の対岸は切り立つ崖、そして流れの中を行く水車船、こちらの岸に自生する桜の花びらが夢のように散って舞います。
実際にはこのような風景は長瀞ではないそうです。
対岸の崖のモデルは長瀞赤壁という場所がモチーフと思われますが、川の流れが逆になっているそうです。
描かれている船もこの時代には長瀞で見てかなったもののようです。
これらはすべて玉堂の頭の中で再構成されたもので、それが実に長瀞らしい情感あふれる景色となっているのが玉堂たるゆえんです。

御岳渓谷1
(※画像は長瀞ではありません)

いいですね。
川の流れに、桜の花吹雪・・・。
水の流れに落ちて舞う桜の花びら。
夢のような春の情景です。

井の頭池の桜2
(※画像は長瀞ではありません)

僕は近代日本画では川合玉堂がもっともすばらしい画家の一人と思う。
それは狩野派や円山派をしっかりと学んだ確かな技術。
柔らかな景色の底流に、その確かな技術に裏打ちされた力があると思う。

どうも、以降の日本画作品にはあまり魅力を感じないのです。
時代の趨勢とはいえ、ほとんどの日本画は西洋画の影響を受けてしまっている。
本来、その線と色彩が命のはずなのに、線は衰退し色彩は濁っていると思う。

狩野芳崖や橋本雅邦のころは、まだ近代日本画は黎明期だったかもしれないが、確かな日本画らしさがあった。
たんに僕が好古趣味なだけかもしれないが、玉堂もまた僕は若いころの作品の方が好きだ。
二十代に描いた「鵜飼」などはそのスケールに驚愕する。

そんなことを考えつつも、皇居のお濠をながめつつ、この絵を見に行けたらと思う。

九段下1

Tag : 文化自然日本画美術芸術

旬の季節が近い、グレープフルーツ

グレープフルーツがおいしい。

最近では年がら年じゅう食べれます。
なので、この果物の旬がよくわかりません。
なんだか、夏っぽいから、夏だ。
などと思っていましたが、実は4月から5月らしい。
どうりで、いま出回っているものは、身がたっぷりでジューシィーです。
普通のホワイトとルビーがありますが、どちらもいいけど選ぶとしたらルビーかな。

グレープフルーツ

僕は子供の頃、この果物は決まった食べ方をしてました。
それぞれの天地上下を別々に輪切りカット。
そして、砂糖をかけてスプーンでそれぞれの袋からほじくって食べる。
実を食べつくしたら、上下ともしぼってジュースを楽しむ。
こんな感じです。

いまは普通に、外皮も内皮も手で向いて味付けなしで食べてます。
酸っぱいのが最高。
実がたっぷりと入っていると、どんな食べ方でもおいしい。
子供っぽいけど、昔の食べ方もたまにしたくなる。
ついつい、惜しくて普通に食べてしまいますけど。

あんまり日本産のはないそうですね。
アメリカのフロリダ産が本場のようです。
最近では南アフリカ産がよく出回っています。
安くて美味しいければ、なんでも結構。

果物がおいしいと、その前のごはんをついつい食べ焦ってしまいそう。
因みに、にゃんこくんは酸っぱいにおいがするだけで逃げちゃいます。

「We are the world」・・・偽善よさらば

通っているジムで久しぶりの楽曲を聞いた。
非常に懐かしい。
これを知っている人は少なくとも若者ではない。

「We are the World」



アメリカン・ポップスが絶頂の時期にリリースされた名曲だ。
歌い手は当時のきってのシンガーがこぞって参加したものだ。
慈善事業のために超一流アーティストが名を連ねた夢の競演。
USA for Africa・・・アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングである。

一番手のライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズ、スティーブ・ペりー・・・。
スティービー・ワンダーとブルース・スプリングスティーン兄貴の共演はなんか笑える。
シンディー・ローパーのキチガイっぷり・・・・。

小林克也の「ベストヒットUSA」という音楽番組が深夜にあって、毎週いろんな曲のPVを見れた。
結構、アメリカ万歳な時代だった。
この曲も大ヒットしていた。
実際、いい曲だったと思う。

久しぶりにこの曲を聴いたのだけど、時代の移り変わりを感じた。
当時は本当にアーティストもリスナーも慈善事業の一環と歌を歌い、レコード(この頃はもうCDたっだ?)を買った。
慈善事業というものが、実際いいことをしているものと誰もが共感した。
だが、今この曲を聴くと寒気がする。
、決してこれらのアーティストに問題がある訳ではないし敬意を持っているのだが・・・。

いま、この曲がリリースされたら、万人がこぞって賛意を示すだろうか。
平和、核無き世界、人類平等、人権、反戦、友愛、世界市民、憲法9条・・・。
どれもこれも嘘くさい。
これらの美しい言葉はすべて「偽善」にしか聞こえない。
声高に叫んでいる人の中には純粋にこれらを信じている人もいるだろう。
だが、ほぼ間違いなく利用されているだけと思う。
「DUPES」ってやつだ。
つまり「騙されやすいお馬鹿さん」、「共産主義社に利用されているお馬鹿さん」。

このような時代の移り変わりに失望する。
美しい言葉から感じるものは、薄汚い「偽善」だけだということだ。
お釈迦様の言葉を借りれば「末法の世」、クリスチャンなら「黙示録」。
五島勉の「ノストラダムスの大予言」でも、こんな時代の描写があったと思う。
1999年から実に20年以上経過しようとしているのに、より深刻になっている現実。

こんな世の中でも、終末予言のさらに未来の先行きなき時代でも・・・絶望してはならない。
実際、NETやニューメディアなどでこれらの「偽善」が徐々にばれてきている。
騙されない賢い人々が増えている。

さぁ、僕がこの世を去るときには、終末感のない世の中であることを期待したい。

Tag : 芸術

「新元号」まであと一週間

あと一週間で四月になりますね。
新年度のスタートという意味もありますが、今年の注目は「新元号」でしょう。
ご譲位の一か月前倒しに発表されると言われています。

「明治」「大正」「昭和」「平成」と続く、新元号はなんでしょう。
メディアなどでも、スクープしようと躍起になっているようですが、ことはことです。
安直にメディアなどにスクープされてよいものではありません。
なにやら人気投票みたいなものも行われているようで、「平和」「和平」「安久」などが上位らしいです。
いやはや、「平和」・・・とか、ちょっと、いや相当いやですね。
左のイデオロギー臭がぷんぷんします。

元号は、七世紀に「大化」から始まって、日本独自の元号が連綿と続けられてきました。
これはチャイナの大帝国からの冊封から逃れるために独自の元号を採用したものです。
なんと日本は皇帝と並び立つ「天皇」という称号を関する君主がいて、独自の「元号」を持つ。
古人はしたたかに日本の独立を図ってきたのです。

采菊東籬下2

元号の決め方は、従来に国内外を問わずすでに採用されていないものが使われるそうです。
そして、意味の悪いもの、意味の悪い言葉と読みが被るもの、難解な字などはNG。
近年では、M・T・S・H・・・明治・大正・昭和・平成などのようにイニシャルが極力被らないようにするなどの工夫もあるそうです。
これらの候補はいままでは漢籍から引用したものだったのですが、今回より日本の古典も参考にされるのだとか。

こんな条件をクリアしたものが、晴れて候補になるそうです。
元号は一発で選ばれるものは珍しく、たいていは数回候補に挙がっては落選して、を繰り返すため結構候補は絞られるのだとか。
ただし、「昭和」は過去に候補に挙がらなかった「一発」のケースだそうです。



おととしの「虎の門ニュース」のお正月スペシャルで竹田恒泰さんが候補を絞り込みました。
次が竹田さんの予想した候補です。

安延 永明  安化 永光 建和 文承 弘栄 建安 安長 文弘 弘徳

「安」とか「建」なんてのが多いみたいですね。
安寧とか安全とかいう語感と、「建設」のように作り上げていく印象が好まれているのでしょうか。
でもひょっとすると、いきなり日本の古典から選ばれたものにする可能性もありますね。
そうなると、まったく予想できません。

僕は昭和天皇が崩御されて、時の官房長官である小渕恵三さんが「平成」と書かれたボードを示したのを覚えています。
「昭和」に慣れ親しんでいたので、「平成」とかいわれて相当違和感がありました。
今回は菅官房長官があのときのように示すのでしょうか・・・。

「平成の歌姫」とか、「昭和の大スター」とか、時代を象徴する言葉でもある「元号」。
明治以来、新元号は天皇の崩御にともなって発表されてきましたが、今回はご譲位。
哀しみのなかで公表されるものではありません。

いずれにしても、良き時代を作り上げるよい元号であってほしいものです。

年越し靖國神社1

Tag : 文化歴史

桜開花も花冷えの本日

昨日と一昨日あたりは、すこぶる暖かで昼間は汗ばむくらいの陽気だったようです。
実際、昨日はお休みだったので、日中外に出ていましたが暖かかった。
駅前の桜並木はちらほらと一分咲き。
近所のマンションの庭に咲いている桜の木は毎年早咲きです。
おかげさまで冬の間お世話になったダウンジャケットをクリーニングに出しました。
これでやっと、冬もおしまい!等と思ったのですが・・・。

花冷えの一分咲き

どうやら甘かったようですね。
今日は前日比マイナス15度の陽気。
花冷えと言いますが、まだ蕾なのに冷えても、ねぇ。

今年はどこかの公園へ桜を見物になどいけそうもなし。
近所に咲いている桜で我慢しなけりゃな・・・などと思っています。
あ、いや、できれば都美術館へ行きたいと思ってます。
そのときに上野の桜が見れるでしょうか・・・。
上野公園はすごい人出でしょうね・・・。

さて、本日は油断していました。
薄手の春秋用のコートの下は、これまた薄めのフリースです。
終日、教室で作品作りだったのでさほどの影響はありませんが、生き帰りは寒かった。
まだまだ、三寒四温の早春だったのですね。

今週末には満開の盛りを終えてしまうのでしょうか・・・。
短い期間にしか咲かない桜・・・。
だからこそ、価値があるのですけど。
この先、目まぐるしく花が楽しめる・・・。

梅、桜、木蓮、ハナミズキ、ツツジにアヤメ・・・。
今年もいい季節がやってきたんですね。
嬉しいなぁ・・・。

桜花1

Tag : 多摩武蔵野自然

ありがとう。平成のレジェンドがまたひとり・・・

今日はどの報道を見ても、こればかり。
MLBで活躍したイチロー外野手が45歳で引退を発表しました。
数々の金字塔をプロ野球とメジャーで打ち立て、日本の野球を世界に知らしめました。
元来、メジャーではホームランをガンガン打ちまくる大砲が持てはやされていたそうです。
イチローの登場により、MLBはそのスピードや技巧に目を奪われたとか。
それまでの大味な試合展開から、スピード感のあるベース・ボールの魅力を知った人も多いでしょう。
ジャパニーズ・ニンジャのようだと言われていたようです。

僕はさほど野球を知りません。
それでも、この選手のストイックさや、グラウンド内外での精神的な気高さを尊敬していました。
メジャーの選手は、道具を神妙に、大事に取り扱うイチローに対して、スピリチュアルなものを感じていたようです。
45歳まで過酷な競争の中で戦い抜いたということは、自己管理も人一倍、いや百倍も徹底していたと思われます。

僕はとある競技スポーツをしていましたが、転勤などという自己管理以前の問題で20代後半で断念しました。
同年代の選手にはやはり40代まで選手として継続したものもいました。
それなりに大変だったと思います。
イチローの場合は、はるか高い世界での実績ですから、尚更のこと素晴らしいと思います。
ただ、イチロー選手は50代までやりたいといったことがあるようですね。
(それを考えると、サッカーの三浦知良選手はホントに凄い)

数々の記録を樹立した訳ですが、イチロー選手は記録にだけ残る選手ではありません。
かれはまた、記憶にも残る選手でもあったと思います。
それを象徴するのはこの試合だったと思います。



それまで、クールな印象があったイチロー選手。
実は胸の中にものすごい熱い思いを燃やしていたようです。
それまでのイメージを覆すかのようなWBCの大会でした。

たしかこの大会はイチロー選手はあまり奮わず、チームリーダーとしてとても悩んでいたようです。
そんな悔しさ、葛藤を一掃するかのような強烈jなインパクトのあるヒットでした。
僕の記憶に鮮やかに刻み込まれた一打でした。

ありがとう。
イチロー選手。
グラウンドを去ってからの、活躍もまた期待しております。
プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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