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ハロウィーンよりも日本ならではの・・・

毎年、この時期のこのイベントに関する記事を書くのは頭が痛い。

この時期のイベントとはいわずもがな、ハロウィーンである。
この日本においては歴史の浅いこのイベント。
僕はこの底の浅い空騒ぎには辟易してるものの、完全否定まではできないところがある。

ハロウィン2

そもそもこのイベントは、メディアや業界が盛り上げた・・・というか、けしかけたところがある。
つまりはつくられたブームといえる。
底が浅いというのは、そんなブームに易々と若者が乗っかって大騒ぎしているからだ、

ただ、僕は完全否定しないのは一時期住んでいた浦安市でハロウィーンを体験しているからだ。
そのころはまだ空疎なブームよりもずっと前のことだった。
ご存じの通り、浦安といえばディズニーランドの城下町である。
このため、そこでのハロウィーンイベントはそれなりの土壌があってのものだったのだ。

イベントとはいっても、町中でちょっとした飾り付けがされるだけのことで、若者が暴れたり街を汚したりという種のものではない。
街に自然に溶け込んだイベントだったので好感を持てた。
僕の住んでいたマンションも家主が飾り付けをしていた。
感じのいいご夫婦だった。

ハロウィン

それを思い出すと、毎年渋谷などで大騒ぎして街を汚すこのイベントはがっかりする。
しかし、クリスマスもまた、バブルのときのようなケバケバしさはなくなり、落ち着いたものになりつつある。
ハロウィーンもまた、時間の経過とともに日本風にこなれていくものだろうか・・・。

とはいえ、日本人諸君よ。
この時期のイベントを祝うのであれば、明治節があるではないか。
海外のものばかり有り難がるのではなく、日本のものを見直さないか、と思うばかりだ。

Tag : 文化

百円玉の価値が下がってゆく・・・

その昔、消費税がなかった時代には百円玉はとても使い勝手の良い通貨だった。

その昔、1990円とか2980円のように切り捨ての価格設定が流行る前には、百円玉はとても使い勝手のよい通貨だった。

いろんなことが、この百円玉の価値を下げていった。
ほんとですねぇ。
百円玉で買えたものや出来たこと、そんなものが少なくなってきた気がします。

例えば、缶コーヒー。
自販機で一枚入れれば買えたのに。
菓子パンもチョコレートもなんだって百円で買えた。
ワンコインといえばいまは500円のことだが、昔は百円のことだった。

百円ショップというのも、いまでは嘘っぱちだ。
少なくとも購入者の視点では、税込みで110円(食べ物は108円)する。

かくして、いまどきは百円玉で買えるものの方が少なくなってきた。
夢も希望もあったものではない。

「がんばれ!ロボコン」のガンツ先生はよいことをすると、百円ならぬ百点をくれたのに・・・。



なんと残念な時代になったものだ。
コンビニへいってみるとよい。
百円で買えるものの、なんという少なさよ。

いやはや、昔はよかった・・・(;。;)

我が国のおかしな減税事情

解散総選挙を視野に入れてか、不明ではあれどこのところ「所得税減税」が報道を賑わせている。
総選挙もあるが、ときの首相がネットなどで「増税メガネ」などと揶揄されているのを、本人が非常に気にしているとの話もある。
国民がこのようなことを口にするのも無理はない。

なにしろ、この岸田首相は着任以来、増税路線まっしぐらだ。
家族や親族など一族郎党は財務官僚が多いらしい。
よって当然の如く財務省には覚えが良く、自身も一所懸命財務省の命に従っているようだ。
とにかく、この首相は公私の棲み分けが苦手なようである。
ご子息が政務官同行したところ同行したところ、大使館の車を使用して土産物ショッピングしていたとか・・・。
日本国首相でありながら、ご自身の政治基盤である広島のためにG7首脳会議を開催したとか・・・。

今回、検討されている所得税の減税措置だ。
税収の増加分を還元するための措置だという。
簡単に言えば、所得のある世帯には1人あたり四万円、非課税世帯には同じく7万円。

・・・・なるほど、貧しい方々には手厚く保護しようというのが目標のようだが・・・。
この給付方法に疑問が湧く。
というよりも、いままでなんで気がつかなかったんだろう、とさえ思う。

青山散歩2

なんで、税金払っている人の方が、還元額が少ないんだ?
所得のない世帯には、中には年金給付金や生活保護で暮らしいる方々もいる・・・というか大半はそうだろう。
本当に平等にやると、高所得世帯がもっとも還元額が多くなる、当然だ。
ある程度社会主義的になるのはやむを得ない。
日本はそのような社会なのだ。

だが、今回のような真逆なことを堂々とやられると、さすがに庇う気も起きない。
と、いうか本来の趣旨をあっという間に忘れ去っているようだ。
もっとも、財務省にいろいろと注文や待ったをかけられて、このような現象が起きるのだろう。
 
もう、国会と財務省の解体を抜きに日本の将来は語れなくなってきた。
数年後は発展途上国になっているかもしれない。
それほど酷い有様だ。

4Kリマスターの劇場版二作品が公開されるが・・・

こちらの動画がリメイク・ヤマトのHPに掲載されていた。

あぁ、またリメイクの1stとさらばをやるんだ・・・と思っていたのですが、なんとよく見てみると原作をそのまま劇場でやるようだ。
いや、こんなので客入るのかいな・・・僕だっていずれの作品もDVDやCATV録画で持っている。
コアなファンであれば、同じように持っているはずだ。



こちら「4Kリマスター」と書いてある。
さてさて、どのような効果の作品なのであろうか・・・。
僕は最近の動画技術について、疎いのでどんな風に当時と違うようになるのか皆目分からない。

立体的に見えるわけではあるまいが・・・。
映像が美しくなるにしても、所詮アニメ作品なのでもとのセル画以上の映像にはなるまいが・・・。

一応、説明のようなことがこちらに書かれていた。
とはいえ、やっぱり言葉で説明されてもよくわからないのだ。

公開日は「劇場版 宇宙戦艦ヤマト」が12月8日~、「さらば宇宙戦艦ヤマト」が来年1月5日~のようだ。
ちょっと、見るべきか見ないべきか判断に困るな・・・。

宇宙戦艦ヤマト2

Tag : 文化映画

秋の味覚にありつけないストレス

なんだかなぁ・・・。

秋の味覚はたしかに出そろった。
柿も食べたし、代表格の秋刀魚も食卓に並んだ。
・・・
けど物足りない。

やっぱりさんまのせいだ。
ひと頃、一瞬だけど秋刀魚の水揚げが近年にない豊漁という情報があった。(コチラ
それにぬか喜びしたのも一瞬。
またしても不漁説が流れ出した。
店頭価格が一尾 480円とか冗談みたいな値札が踊っていた。
そんな価格じゃホッケの開きの方がよっぽどコスパいいじゃん。
かくして、一尾 130円くらいだった二尾が、今年最初で最後の秋刀魚だった・・・なんてね。

令和元年の初サンマ

さみしいなぁ。
秋に秋刀魚がたったの二匹だなんて・・・。
これらの原因はいろいろと言われています。
たとえば、近隣国がそれまでの食習慣にはないのに魚を食べるようになったからだ、とか。
それまでは親潮にのって回遊してくる群れが、日本近海まで南下しなくなったからだ、とか。
乱獲の原因は近隣国だけではなく、実は日本の漁業者に問題があった、とかね。
何が本当の原因なのかわかりません。

実は本当は水揚げできるのに、豊漁だと単価が落ちてしまうので、漁業者が儲かるように調整しているのではないかと疑ってしまいます。

あぁ、さんま、さんま。
大根おろしにお醤油掛けて、いざ白米と一緒にいただきたいものだ。

Tag : 文化

夢にうなされる一昔前のお薬動勢

プチプチプチプチ、プチシルマ♪

プチプチプチプチ、プ~チ~シ~ル~マ~♪



と言うわけで、耳に強力なインパクトを残すこのCMはいま現在でも健在で、世の中に流れているそうだ。
ついこの前、なにかの弾みで見た。
圧倒的なその場の支配力だった。
おそらく、その日は朝から晩までこの曲が脳裏から離れなかったと思う。

その昔だと、今は亡き志村けんと研ナオコが共演しているのもある。
それはそれで強力だ。

2005年とあるので、当時ももちろん僕は肩こりや腰痛に悩まされていただろう。
しかし、この商品は使ってはいなかった。
いまも使ってはいないが・・・。
(たまに使うのは、ロイヒ腧膏とかせんねん灸だ)



この当時は研ナオコもまだ若いですね。
動きがいまに比べて若々しいです。

肩こり、腰痛は避けて通れない、国民病である。
だが、この肩こり・腰痛は外国人にはない症状らしい。
我ら日本人固有のもので、なんとも残念だ。
因みに「肩こり」「腰痛」という言葉を作ったのは、かの大文豪・夏目漱石とのことだ。
大先生もいらないことを・・・。

Tag : 文化

新旧交代!おニューのポットで冬はホットに。

使い古したポットを新調しました。

そんな大袈裟に記事にするほどのものではありませんが・・・。
ただ、このポットは古いです。
いつ買ったか覚えていないほどです。

もっとも古い記憶はまだ僕が前職の会社を休んでいたころです。
だから10年以上まえです。
あのころは、毎日家の中で過ごしていましたから、飲み物など一日中このポットから入れてたので。
お茶を入れるのが面倒で、ポットのなかに麦茶のパックを入れてしまってました。
なので、中に麦茶のカスというのか、なにかこびりついたのがとれなくなってしまってました。

そんな反省もありながら、使い続けていたのです。
僕はこういった日常の道具を買うときのポイントとして、「できるだけシンプルであれ」を心懸けています。
いろんな機能がついているものは壊れやすい。
だから機能は可能な限りシンプルなものがよい。

この原則は、床のフローリングの張り替えをしたときにさえ適用しています。
少し前に買替えたトイレのウォッシュレットもそうです。
長く使いたいのです・・・お金使いたくないから(本音)。

おニューのポット

今回、買ったポットも湯沸かし機能とかそんなものは一切ありません。
お湯を入れるだけ、保温するだけ・・・。
安いから・・・(本音)。

ポットは毎日使っていますね。
そうそう、お湯を沸かすときのやかんも古びているなぁ・・・。
次はそれかな・・・。
もう真っ黒になっているし。

新しいポットでお茶やコーヒーを淹れて、温かく過ごしましょ。

Tag : 文化

【二十四節気】今日から「霜降」

今日から二十四節気の「霜降」です。

江戸時代の暦の解説書「暦便覧」には、「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と記されています。



朝晩の気温が低下することで、霜が降りてくることを指しています。
空気中の水蒸気が凝結して、霜が立つという現象が起きます。
寒さが一段と進む時期でもあります。

衣替えは今年はいつもよりも遅いタイミングになりそうですが、如何でしょうか。
上着などは使い始めていますが、スラックスなどは厚手の冬用の出番が遅いようです。
とはいえ、通勤の朝晩、とりわけ厳しいですね。

令和四年杵築大社紅葉3

この時期の旬の食べ物は、魚だと鮭です。
秋鮭は「秋味」といって、産卵のために元いた川に戻ってくる鮭です。
タンパク質が豊富で、他の魚よりも消化吸収がよいようです。

野菜では、さつまいも。
出荷されてすぐのものを食べるのではなく、2か月ほど貯蔵して水分が抜けたものの方が甘みがあって美味しいようです。
食物繊維も豊富なので、便秘気味の方にもおすすめです。
柿はビタミンCがたくさん含まれています。
いよいよ八百屋さんでも柿がたくさん並ぶ時期になりましたね。

季節の旬のものをいただくのは、健康にとてもよいものです。
風邪など召されぬようお気をつけて・・・。

Tag : 文化多摩武蔵野自然

政治の家業化にNOを突きつける

先日の日本保守党の結党記者会見で都度都度話のでました「政治の家業化」についてです。

これは分かりやすく言えば「政治家の世襲」とか「世襲議員」について糾弾することになります。
この点に関して、僕自身意見が変節してきたので、不明を恥じるばかりです。

僕はつい最近まで、この点に関してある程度寛容な立場でいました。
なぜなら、わかりやすくいえば故・安倍晋三元総理がいらしたからです。
世襲であったとしても、その資質を見定めるべきであり、世襲自体が悪いわけではない・・・と。

新聞

一般に(つまり政治ではなく)家業を継ぐというのは良いことも多いと思います。
「門前の小僧習わぬ経を読む」という言葉があります。
つまりは、まったくのさらから始めるのではなく、子が親の働く姿を見て育つため、最初から身についている事も多いです。
知識や経験、ノウハウ以外にも、始めからその仕事を将来やっていく、という覚悟も身につきます。
これは僕自身が自営業であった実家を出て、サラリーマンになった経験に基づいています。
親がサラリーマンであった、子弟にくらべて僕は覚悟や根性ができていなかったかもしれない。

だが、安倍元首相がお亡くなりになり、いまの自民党の内実を鑑みれば、それが甘い考えであったと知りました。
一度、下野して復活した自民党は、新しい態勢になり生まれ変わった・・・などと甘かった。
安倍元首相がむしろ特殊であり特別な存在であったのだ。
その他の世襲議員の醜いこと、醜いこと・・・。

江戸東京博物館朝野新聞

とりわけ酷いのが再エネ議連の腐った面々である。
かれらは政治家としての素養はもとより、そもそも国民のために良い政治をしようという信念すらないのだ。
自身の利権のために全精力を傾けている。

「政治の家業化」とは、まさにこのことである。
親から子へと受け継がれていた政治資金や事業者とのパイプをもつなげていく。
たとえそれが国民のためになることで、あろうとあるまいと・・・。

やはり世襲議員というものを認めてはならないのである。

サン・トワ・マミー・・・秋はもの哀しい

シャンソンの女王といわれた越路吹雪の大ヒット曲です。

何の脈絡もなくこの曲を紹介しますが、ただ、僕の心の中にポッと思念のように湧いたからです。
心の中をこの曲が急に湧き出て、埋め尽くした。
そんな感じですが、秋のもの哀しい雰囲気が思い出させただけかもしれません。



もともと、僕自身がこの越路吹雪のファンであったということもありません。
世代が違います。
どちらかというと、父が車に乗せていたカセットで聴いた覚えがあります。

この「サン・トワ・マミー」の意味はフランス語で「あなたなしではいられない」とのことです。
もともとはベルギーでの歌のカバーで日本語訳されたのがこの曲です。
しかも、原曲では男性が女性にフラれるという失恋ソングなのだそうです。
越路吹雪の歌では男女逆転しています。

だからといって、決してベタベタしたりしないのが越路吹雪の歌唱力ゆえでしょう。
決して暗くなりすぎず、カラリとしたりもせず、切なくて哀しい・・・まさしく女王の歌ですね。

うん、やはりこのような秋だからこそ僕の心に湧き出たのでしょう。
まぁ、しばらく恋もしてませんが・・・。

Tag : 文化芸術

プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
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「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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