無心庵山居日記
市中にて心静かに山居生活を送る
許せない新語・造語
少し遅ればせながらだけど、どうにもこうにも許せないのがメディアの造語である「生前退位」とかいう言葉です。
NHKが皇室に関するこの情報を、政府や宮内庁に先駆けて報道してから始まったと思います。
そもそも、皇室関することについて、たかだかメディアがタレントや議員のゴシップ記事のように、スクープするなど許されない。
ことは我が国に関する重大事だ。
こんなところから、メディアの増上慢な態度が見えてくる気がします。
そして、「生前退位」とかいう造語。
無礼ではないでしょうか。
天皇陛下はまだご健在であられるのです。
言葉の意味が通じればばいいという問題ではないでしょう。
ご健在な方に対して「生前○○」?
庶民や芸能人なんかが、「生前葬」などとかいって、生きている頃に事前に自分の葬儀をするのはいい。
自分で勝手に自分を死んだものとして仮想してすることだ。
だが、我ら国民の統合の象徴にして、実質「国家元首」の陛下に対して使う言葉ではない。
NHKは定年退職する職員に対して「生前退職」とかいうのでしょうか?
ご健在なうちに天皇の位を皇太子に譲ることは「譲位」という。
歴史的にも実際あったことだ。
その言葉を使わずに敢えてこの無礼な造語を使うとことに悪意すら感じる。
多くの国民がこの失礼な言葉に違和感を感じていながらも、いまだに使い続けている。
年末には「流行語大賞」などという下らない恒例行事に出てきそうで反吐が出る。
政治家や著名人の言葉に難癖をつけることを「言葉刈り」といい、マスコミはこれが大好きで、得意です。
当然、追求されるべき失言だけではありません。
言葉の一部分だけを切り取ったり、その発言をしたときの状況など無視して攻撃の材料としています。
典型的な例は・・・政治の話になりますが、昨参議院選の直前に、安倍首相が「選挙のためにはなんでもする、そんな政党に負ける訳にはいかない」という発言を「選挙のためならなんでもする」という部分のみ切り取って報じました。
悪意以外の何物でもない。
人の言葉は制限しておきながら、自分達の言葉や言論には徹底して甘い。
自分達は言論の自由を謳歌しながら、他人には言論統制。
ムカムカしてきます。
陛下はご自身で反論することさえできないのです。
そのようなお立場であられるのです。
国民もメディアも、最大限気を遣うべきです。
天皇は我らがどんなに愚かでも、我らの幸せを常に祈って下さるご存在なのですから。
NHKが皇室に関するこの情報を、政府や宮内庁に先駆けて報道してから始まったと思います。
そもそも、皇室関することについて、たかだかメディアがタレントや議員のゴシップ記事のように、スクープするなど許されない。
ことは我が国に関する重大事だ。
こんなところから、メディアの増上慢な態度が見えてくる気がします。
そして、「生前退位」とかいう造語。
無礼ではないでしょうか。
天皇陛下はまだご健在であられるのです。
言葉の意味が通じればばいいという問題ではないでしょう。
ご健在な方に対して「生前○○」?
庶民や芸能人なんかが、「生前葬」などとかいって、生きている頃に事前に自分の葬儀をするのはいい。
自分で勝手に自分を死んだものとして仮想してすることだ。
だが、我ら国民の統合の象徴にして、実質「国家元首」の陛下に対して使う言葉ではない。
NHKは定年退職する職員に対して「生前退職」とかいうのでしょうか?
ご健在なうちに天皇の位を皇太子に譲ることは「譲位」という。
歴史的にも実際あったことだ。
その言葉を使わずに敢えてこの無礼な造語を使うとことに悪意すら感じる。
多くの国民がこの失礼な言葉に違和感を感じていながらも、いまだに使い続けている。
年末には「流行語大賞」などという下らない恒例行事に出てきそうで反吐が出る。
政治家や著名人の言葉に難癖をつけることを「言葉刈り」といい、マスコミはこれが大好きで、得意です。
当然、追求されるべき失言だけではありません。
言葉の一部分だけを切り取ったり、その発言をしたときの状況など無視して攻撃の材料としています。
典型的な例は・・・政治の話になりますが、昨参議院選の直前に、安倍首相が「選挙のためにはなんでもする、そんな政党に負ける訳にはいかない」という発言を「選挙のためならなんでもする」という部分のみ切り取って報じました。
悪意以外の何物でもない。
人の言葉は制限しておきながら、自分達の言葉や言論には徹底して甘い。
自分達は言論の自由を謳歌しながら、他人には言論統制。
ムカムカしてきます。
陛下はご自身で反論することさえできないのです。
そのようなお立場であられるのです。
国民もメディアも、最大限気を遣うべきです。
天皇は我らがどんなに愚かでも、我らの幸せを常に祈って下さるご存在なのですから。
大型台風過ぎて、秋風はまだ?
昨夜から、今日の朝まで雨は降り続いて、台風は過ぎてゆきました。
東北の人には申し訳ないけれども、関東は直撃コースからそれたようです。
寝ていた間は分かりませんが、風もそれほど激しかった様子はありません。
植木鉢や、朝顔のスタンドなどは、壁に寄せたり対策したせいか、被害はありませんでした。
いまは夜。
おもての大気も落ち着いているようです。
気温もさほどの上昇はなくて、今夜もアイスノンはいらなさそう。
台風はいやなものですが、実は恩恵がたくさん。
関東の貯水量を東京都水道局のサイトで調べると、利根川推水系のダムに恵みをもたらしたようです。
水不足が不安と、7月頃は貯水率は50%前後でしたが、この台風でなんと67.5%まで補給できた。
最大の貯水量の矢木沢ダムはまだ50%程度ですが、二番手の下久保ダムが76%までに。
実はこのふたつのダムの水量が増えないので、関東の貯水率が上がらなかったのです。
慢心はいけませんが、一安心です。
さて、今年の米はどうでしょう。
昭和天皇は病床にあって、米の生育を気にされ、長雨を案じておられたそうです。
日本人にとって、秋はコメの収穫が最大の関心事。
暦はあと一日で9月になります。
秋を実感するのはまだまだ先で、下旬が近づいたころでしょうが、猛暑の再来はご勘弁ですね。
東北の人には申し訳ないけれども、関東は直撃コースからそれたようです。
寝ていた間は分かりませんが、風もそれほど激しかった様子はありません。
植木鉢や、朝顔のスタンドなどは、壁に寄せたり対策したせいか、被害はありませんでした。
いまは夜。
おもての大気も落ち着いているようです。
気温もさほどの上昇はなくて、今夜もアイスノンはいらなさそう。
台風はいやなものですが、実は恩恵がたくさん。
関東の貯水量を東京都水道局のサイトで調べると、利根川推水系のダムに恵みをもたらしたようです。
水不足が不安と、7月頃は貯水率は50%前後でしたが、この台風でなんと67.5%まで補給できた。
最大の貯水量の矢木沢ダムはまだ50%程度ですが、二番手の下久保ダムが76%までに。
実はこのふたつのダムの水量が増えないので、関東の貯水率が上がらなかったのです。
慢心はいけませんが、一安心です。
さて、今年の米はどうでしょう。
昭和天皇は病床にあって、米の生育を気にされ、長雨を案じておられたそうです。
日本人にとって、秋はコメの収穫が最大の関心事。
暦はあと一日で9月になります。
秋を実感するのはまだまだ先で、下旬が近づいたころでしょうが、猛暑の再来はご勘弁ですね。
ふっくら新品シーツにご満悦
ネット通販でベッドのシーツを購入。
実はいままで使っていたシーツは、「小うず」の爪で穴だらけになりボロボロに。
さらにその穴が拡がって、寝ている間に僕の脚や指に引っかかって破れたり切れたり・・・。
もうシーツの用をなさなくなりました。
あそこまでボロボロになったシーツは、見たことありません。
僕のベッドはちょっとサイズがあまり丁度のものがなくてネットでやっと見つけた。
ボックスシーツで、マットレスをガバッとくるんでゴムで止まるようなタイプ。
色はご覧のとおり、モカです。
ネットだと、布目を拡大したもののせいか、モカと言ってもベージュくらいの感じでした。
だけど、やっぱり配送されてきたのはモカでした。
これから冬になれば、あったかそうだし、まぁいいです。
さて、ベッドにシーツをかぶせ、ベッドメイクすると・・・。
なんだか気に入ったみたいです。
ちゃっかりと、ベッドで丸くなって、なんと頬ずりまでする気に入りよう。
頼むから、爪で傷をつけるなよ。新品なんだから!
今日は、爪きりだ!
実はいままで使っていたシーツは、「小うず」の爪で穴だらけになりボロボロに。
さらにその穴が拡がって、寝ている間に僕の脚や指に引っかかって破れたり切れたり・・・。
もうシーツの用をなさなくなりました。
あそこまでボロボロになったシーツは、見たことありません。
僕のベッドはちょっとサイズがあまり丁度のものがなくてネットでやっと見つけた。
ボックスシーツで、マットレスをガバッとくるんでゴムで止まるようなタイプ。
色はご覧のとおり、モカです。
ネットだと、布目を拡大したもののせいか、モカと言ってもベージュくらいの感じでした。
だけど、やっぱり配送されてきたのはモカでした。
これから冬になれば、あったかそうだし、まぁいいです。
さて、ベッドにシーツをかぶせ、ベッドメイクすると・・・。
なんだか気に入ったみたいです。
ちゃっかりと、ベッドで丸くなって、なんと頬ずりまでする気に入りよう。
頼むから、爪で傷をつけるなよ。新品なんだから!
今日は、爪きりだ!
最大級の台風が接近中
またしても台風が関東に接近しています。
しかも超特大のもののようです。
進路がまた冗談のようなコース。
太平洋をそのまま北へ進んでくれれればいいのに、よりによって急激なカーブを描いて日本列島へ。
今日の予報では関東のちょっと上を直撃するような感じだった。
太平洋にある高気圧のせいで、このようなコースを辿るようです。
30日くらいから暴風圏に突入でしょうか・・・。
通勤などへの影響はあるのでしょうか。
まさか帰宅難民なんてことは?
この台風、現在も発達中のようです。
海表面が27度以上の海域にいるので、エネルギー充填中らしく。
報道ではよく風に飛ばされたサンダルや傘などがガラスに当たって、ガラスが壊れたり、サンダルが突き抜けたりしている画像をやっていました。
ちょっと、まさかの映像です。
まぁ、さすがに小庵の階までモノが飛んでくることはないでしょうけど。
油断は大敵ですね。
養生テープなどをガラスに貼ったりする手当を紹介していました。
心配なのは、帰宅できないで「小うず」にご飯をあげられないことだよな~。
一晩帰れないだけじゃなくて、翌日も仕事があるから二日もご飯を食べれなかったりしたら…。
「うず」のとき使っていた自動給餌器は実家で稼働中。
こんなときには使いたい気になってしまいます。
さてさて、無慈悲に時は過ぎ、台風は迫ってくる。
被害最少を祈るばかりです。
しかも超特大のもののようです。
進路がまた冗談のようなコース。
太平洋をそのまま北へ進んでくれれればいいのに、よりによって急激なカーブを描いて日本列島へ。
今日の予報では関東のちょっと上を直撃するような感じだった。
太平洋にある高気圧のせいで、このようなコースを辿るようです。
30日くらいから暴風圏に突入でしょうか・・・。
通勤などへの影響はあるのでしょうか。
まさか帰宅難民なんてことは?
この台風、現在も発達中のようです。
海表面が27度以上の海域にいるので、エネルギー充填中らしく。
報道ではよく風に飛ばされたサンダルや傘などがガラスに当たって、ガラスが壊れたり、サンダルが突き抜けたりしている画像をやっていました。
ちょっと、まさかの映像です。
まぁ、さすがに小庵の階までモノが飛んでくることはないでしょうけど。
油断は大敵ですね。
養生テープなどをガラスに貼ったりする手当を紹介していました。
心配なのは、帰宅できないで「小うず」にご飯をあげられないことだよな~。
一晩帰れないだけじゃなくて、翌日も仕事があるから二日もご飯を食べれなかったりしたら…。
「うず」のとき使っていた自動給餌器は実家で稼働中。
こんなときには使いたい気になってしまいます。
さてさて、無慈悲に時は過ぎ、台風は迫ってくる。
被害最少を祈るばかりです。
山居生活で人生をよりよきものへ
先日、僕と実家の休暇が重なったこともあり、母が小庵を訪ねてきました。
いつもは、僕が自転車で実家へ行っているのですが、母が「小うず」に会いたい、というので。
齢をとった母に来させるのは気が引けたけど、母も外出したかったんだろう。
実家にいると、商売をしている兄たちがいますが、何時でも仕事の延長で気が滅入るらしい。
景気が上向いているとはいえ、実家の商売は厳しい状態だという。
昔ながらの商売ではやっていけないので、薄利だが仕事がないよりまし、と引き受けている仕事があるようだ。
母は昭和の人。
実家に嫁いで、ずっと商売を父とやってきた。
仕事や子育て、祖父母の世話、そして父の世話・・・。
ずっと働きづくめだった。
最近になって、このままだと仕事だけの人生になってしまう。
自分のこと、趣味のことなどはまったく切り捨ててきたという。
小庵にきたときに意外なことを言っていた。
僕のいまの生活をみて、悪い選択ではなかったのだ、と見直している、と。
病気で会社を辞めようとしていたとき、最後まで母は反対していた。
弱った僕を叱咤するように、自分の知人の息子さんを例をとって非難した。
僕は、その批難から懸命に逃げた。
批難と戦う精神力は残っていなかった。
おかげで3日間くらい寝込んでしまった。
そして押し切るように職を辞した。
そんな母だったが、いまの僕が自分のやりたいことをしながら静かに暮らす姿を初めて肯定した。
収入や社会的立場に固執せずに、自分のために生きていること。
自分の生涯を顧みて、それを羨ましいと思ったのだろうか。
僕はこれまでも、母の大反対を押し切って自分を貫いたことがある。
僕はそれらでことごとくよい結果を出した。
そういうと母は意外に思うだろう。
いや、実際そう思っていたふしがある。
僕が小さなころ、生まれて初めて将来なりたい職業を口にしたときのことだ。
僕は小学低学年で反論もできない時分のことだった。
「冗談じゃない。そんな仕事、絶対にダメ!」
初めて口にした将来やりたい職業・・・「漫画家」だった。
幼い僕が生まれて初めて話した夢は、反論もできないまま露と消えた。
そのことを話すと身に覚えがないようにびっくりしていた。
きっと、「子供には好きなことをのびのびとやらせてきた」と思っていたのだろう。
・・・いや、実際押し切った後(漫画家のことではない)は僕の選択を見守ってくれたのだから、そうなのかもしれない。
結果を手にした僕の姿を母は誰よりも喜んでいた。
自分が反対したことはすっかりと忘れたかのようだった。
今回母もまた、僕と同じように「経済至上主義」の幻想から抜け出たのだろうか。
僕が思い通りに暮らすことで母が羨むなら、それも孝行になるのだろう。
僕は、僕の選択に間違いはないと固く信じている。
いつもは、僕が自転車で実家へ行っているのですが、母が「小うず」に会いたい、というので。
齢をとった母に来させるのは気が引けたけど、母も外出したかったんだろう。
実家にいると、商売をしている兄たちがいますが、何時でも仕事の延長で気が滅入るらしい。
景気が上向いているとはいえ、実家の商売は厳しい状態だという。
昔ながらの商売ではやっていけないので、薄利だが仕事がないよりまし、と引き受けている仕事があるようだ。
母は昭和の人。
実家に嫁いで、ずっと商売を父とやってきた。
仕事や子育て、祖父母の世話、そして父の世話・・・。
ずっと働きづくめだった。
最近になって、このままだと仕事だけの人生になってしまう。
自分のこと、趣味のことなどはまったく切り捨ててきたという。
小庵にきたときに意外なことを言っていた。
僕のいまの生活をみて、悪い選択ではなかったのだ、と見直している、と。
病気で会社を辞めようとしていたとき、最後まで母は反対していた。
弱った僕を叱咤するように、自分の知人の息子さんを例をとって非難した。
僕は、その批難から懸命に逃げた。
批難と戦う精神力は残っていなかった。
おかげで3日間くらい寝込んでしまった。
そして押し切るように職を辞した。
そんな母だったが、いまの僕が自分のやりたいことをしながら静かに暮らす姿を初めて肯定した。
収入や社会的立場に固執せずに、自分のために生きていること。
自分の生涯を顧みて、それを羨ましいと思ったのだろうか。
僕はこれまでも、母の大反対を押し切って自分を貫いたことがある。
僕はそれらでことごとくよい結果を出した。
そういうと母は意外に思うだろう。
いや、実際そう思っていたふしがある。
僕が小さなころ、生まれて初めて将来なりたい職業を口にしたときのことだ。
僕は小学低学年で反論もできない時分のことだった。
「冗談じゃない。そんな仕事、絶対にダメ!」
初めて口にした将来やりたい職業・・・「漫画家」だった。
幼い僕が生まれて初めて話した夢は、反論もできないまま露と消えた。
そのことを話すと身に覚えがないようにびっくりしていた。
きっと、「子供には好きなことをのびのびとやらせてきた」と思っていたのだろう。
・・・いや、実際押し切った後(漫画家のことではない)は僕の選択を見守ってくれたのだから、そうなのかもしれない。
結果を手にした僕の姿を母は誰よりも喜んでいた。
自分が反対したことはすっかりと忘れたかのようだった。
今回母もまた、僕と同じように「経済至上主義」の幻想から抜け出たのだろうか。
僕が思い通りに暮らすことで母が羨むなら、それも孝行になるのだろう。
僕は、僕の選択に間違いはないと固く信じている。
まだまだ、どピーカンの空
台風過ぎて、ほっと一息・・・する間もなく、相変わらずの夏空。
日差しは強烈で、これがあるから夏は終わりそうにない。
ベランダの朝顔は、一足お先に枯れてきた。
お盆を過ぎたら、夏の暑さも下り坂。
そんなのはひと昔前の話だ。
日差しが強いと、街の景色もちょっと違って見える。
色彩が強く感じる。
南国やカリフォルニアなどの絵画やアートは原色で明るいけど、納得できる。
やっぱり日差しが違うからなんだ。
暑いだけなら我慢できる?
日本の夏は湿気が大変。
湿気がないなら、木陰に入れはいいだけのこと。
湿気があると、木陰に入っても息苦しい。
日本の神様は、我々に厳しい贈り物をしてくれた。
それでも、数年前よりも過ごしやすいと感じるのは気のせいか。
単に代謝が落ちたために過ごしやすくなっているのか?
なんだか、気が滅入ってくので、こんなことは考えるのをやめよう。
気が付けば、8月も下旬に。
子供たちは、もうすぐ夏休みが終わり。
海や山や、プールや田舎に行って大いに遊んだろうか。
朝晩の電車が、ほんの少し窮屈でないのもあとわずかだ。
またしても台風が来るようだ。
夏の終わりに台風が来る。
台風過ぎたら、暑さもふっとんだ、なんてのが嬉しいのだけど・・・。
それも、まだもう少し先だろう。
髪を短く刈って、多少なりとも暑さをしのごう。
日差しは強烈で、これがあるから夏は終わりそうにない。
ベランダの朝顔は、一足お先に枯れてきた。
お盆を過ぎたら、夏の暑さも下り坂。
そんなのはひと昔前の話だ。
日差しが強いと、街の景色もちょっと違って見える。
色彩が強く感じる。
南国やカリフォルニアなどの絵画やアートは原色で明るいけど、納得できる。
やっぱり日差しが違うからなんだ。
暑いだけなら我慢できる?
日本の夏は湿気が大変。
湿気がないなら、木陰に入れはいいだけのこと。
湿気があると、木陰に入っても息苦しい。
日本の神様は、我々に厳しい贈り物をしてくれた。
それでも、数年前よりも過ごしやすいと感じるのは気のせいか。
単に代謝が落ちたために過ごしやすくなっているのか?
なんだか、気が滅入ってくので、こんなことは考えるのをやめよう。
気が付けば、8月も下旬に。
子供たちは、もうすぐ夏休みが終わり。
海や山や、プールや田舎に行って大いに遊んだろうか。
朝晩の電車が、ほんの少し窮屈でないのもあとわずかだ。
またしても台風が来るようだ。
夏の終わりに台風が来る。
台風過ぎたら、暑さもふっとんだ、なんてのが嬉しいのだけど・・・。
それも、まだもう少し先だろう。
髪を短く刈って、多少なりとも暑さをしのごう。
桃の花咲く不思議な里へ~桃花源記
「桃花源記」・・・陶淵明の代表作でもあり、いわゆる桃源郷について描かれた記です。
桃源郷という言葉は理想郷とほぼイコールになっていますが、実際にはその内容まで詳しく理解している人は一部でしょう。
それくらいこの言葉が広く浸透している証左でもあります。
知らない人は、あぁ理想郷には桃の花がいっぱい咲いているんだなぁ・・・程度だったりして。
さて、これも以前に書いた「五柳先生伝」と同じく原文や読み下し文はここに掲載しません。
例によって、概略をさらりと。
晋の時代にある漁師が川を行くと、場所がわからなくなってしまった。
すると突然、桃の花咲く林に行き着いた。
さらにすすむと、漁師は川の源流に行き着き、そこの山にある洞穴をくぐると、広い里に出た。
そこは美しい田畑、池、鍬や竹の林が広がる里だった。
住む人はみな見慣れない衣服を着ていて、漁師を見るとびっくりし、驚いた。
村中の人が集まり漁師をもてなし、彼の話を聞いた。
村の人はみな秦の戦乱の時代にここにきて住みつき、外界と隔てたそうだ。
数日の間、漁師は歓迎を受けたが、いよいよ去ることにすると、村の人は「外界の人には話さない方が良い」と言った。
帰り道、漁師はそこここに目印を帰り、その地の長官に村のことを伝えたが、再びその村に行き着いた人はいない。
・・・
こんな感じです。
実際には、これに序やら、里の暮らしぶりなどを描写した部分などがありますが、話の大筋は以上のようなものです。
実際には、桃の花は入口に象徴的に咲いていたのですね。
理想郷には、ちょっと時代や風俗の違いこそあれ、平和な里に楽しく平和に暮らす人々がいたのです。
決して、楽園にいた訳ではありませんが、田畑を耕して働き、つつましく暮らしています。
でも、戦乱の世に比べれば、そこは楽園にしか見えないのかもしれません。
いまだって、テロ集団は世界中を暴力の「うず」に巻き込んでいる。
近隣の横暴な国家が領海を荒らしたり、自衛隊機をロックオンしたりして脅しかけている。
経済は実は戦争の序盤戦だというし、社会での競争、競争は人の神経をすり減らしている。
到底、安寧な社会ではない。
世の辛い出来事を避けて、異世界で暮らす人々への憧れなのでしょうか。
だけれども、陶淵明が厭世的になって田園に帰ってきたことや、隠遁生活を目指したことの心境を擬した創作のようにも思えます。
平和に田園で暮らすことは、平凡なことのように思えますが、それが世なら、たやすく為し得ることでもないようです。
そうですよね。
僕らだって、田舎で薪割でもしながら暮らしたいけど、会社やお店で働いて、さまざまな課題をこなすうちに頭髪も白くなってしまう。
いまは老後だって、楽じゃない。
施設に入るにも、高倍率のくじをあてねば入れないし、年金は減額、税に圧迫されてしまう。
働き盛りの人が高齢化するころには、社会保障の諸制度は破たんしているのかもしれません。
どんな時代でも理想郷は遠く見果てぬ夢のよう。
例えそれが一見平凡に見える世界であったとしても。
桃源郷という言葉は理想郷とほぼイコールになっていますが、実際にはその内容まで詳しく理解している人は一部でしょう。
それくらいこの言葉が広く浸透している証左でもあります。
知らない人は、あぁ理想郷には桃の花がいっぱい咲いているんだなぁ・・・程度だったりして。
さて、これも以前に書いた「五柳先生伝」と同じく原文や読み下し文はここに掲載しません。
例によって、概略をさらりと。
晋の時代にある漁師が川を行くと、場所がわからなくなってしまった。
すると突然、桃の花咲く林に行き着いた。
さらにすすむと、漁師は川の源流に行き着き、そこの山にある洞穴をくぐると、広い里に出た。
そこは美しい田畑、池、鍬や竹の林が広がる里だった。
住む人はみな見慣れない衣服を着ていて、漁師を見るとびっくりし、驚いた。
村中の人が集まり漁師をもてなし、彼の話を聞いた。
村の人はみな秦の戦乱の時代にここにきて住みつき、外界と隔てたそうだ。
数日の間、漁師は歓迎を受けたが、いよいよ去ることにすると、村の人は「外界の人には話さない方が良い」と言った。
帰り道、漁師はそこここに目印を帰り、その地の長官に村のことを伝えたが、再びその村に行き着いた人はいない。
・・・
こんな感じです。
実際には、これに序やら、里の暮らしぶりなどを描写した部分などがありますが、話の大筋は以上のようなものです。
実際には、桃の花は入口に象徴的に咲いていたのですね。
理想郷には、ちょっと時代や風俗の違いこそあれ、平和な里に楽しく平和に暮らす人々がいたのです。
決して、楽園にいた訳ではありませんが、田畑を耕して働き、つつましく暮らしています。
でも、戦乱の世に比べれば、そこは楽園にしか見えないのかもしれません。
いまだって、テロ集団は世界中を暴力の「うず」に巻き込んでいる。
近隣の横暴な国家が領海を荒らしたり、自衛隊機をロックオンしたりして脅しかけている。
経済は実は戦争の序盤戦だというし、社会での競争、競争は人の神経をすり減らしている。
到底、安寧な社会ではない。
世の辛い出来事を避けて、異世界で暮らす人々への憧れなのでしょうか。
だけれども、陶淵明が厭世的になって田園に帰ってきたことや、隠遁生活を目指したことの心境を擬した創作のようにも思えます。
平和に田園で暮らすことは、平凡なことのように思えますが、それが世なら、たやすく為し得ることでもないようです。
そうですよね。
僕らだって、田舎で薪割でもしながら暮らしたいけど、会社やお店で働いて、さまざまな課題をこなすうちに頭髪も白くなってしまう。
いまは老後だって、楽じゃない。
施設に入るにも、高倍率のくじをあてねば入れないし、年金は減額、税に圧迫されてしまう。
働き盛りの人が高齢化するころには、社会保障の諸制度は破たんしているのかもしれません。
どんな時代でも理想郷は遠く見果てぬ夢のよう。
例えそれが一見平凡に見える世界であったとしても。
元気のみなもと・とろろ芋
実家から山芋を貰ったのを機に、ついに購入した調理具。
これまで、使う機会があまりにも少ないとみて買うのをためらっていました。
今回、最寄りのホームセンターで比較的お安く手に入れることができました。
すり鉢、とすりこぎ。
早速「とろろ」を作ってみた。
手が痒くなってしまうのを防ぐために、手袋だの、いろいろ対策はあるようです。
一番お手軽な「熱湯に浸ける」という方法を使いました。
意外にも、本当に痒くはならなかった。
無論、そのための対策なのですが・・・。
皮をむいて、おろし器でおろすと、ねばねばの粘体に。
さらにそれをすり鉢ですります。
ゴリゴリ、ゴリゴリ。
調味料・・・出汁と醤油と卵黄で味を調える。
全部、適当にやってみましたが、案外うまくできた。
できた!
美味そう!!
大好きなどんぶりご飯に少しづつネバネバのとろろをかけて食べる。
滋養強壮によいらしい。
精がつくらしい。
どうでもいいが、美味すぎる。
なんで、うちでつくるご飯は美味しいんだろう?
これまで、使う機会があまりにも少ないとみて買うのをためらっていました。
今回、最寄りのホームセンターで比較的お安く手に入れることができました。
すり鉢、とすりこぎ。
早速「とろろ」を作ってみた。
手が痒くなってしまうのを防ぐために、手袋だの、いろいろ対策はあるようです。
一番お手軽な「熱湯に浸ける」という方法を使いました。
意外にも、本当に痒くはならなかった。
無論、そのための対策なのですが・・・。
皮をむいて、おろし器でおろすと、ねばねばの粘体に。
さらにそれをすり鉢ですります。
ゴリゴリ、ゴリゴリ。
調味料・・・出汁と醤油と卵黄で味を調える。
全部、適当にやってみましたが、案外うまくできた。
できた!
美味そう!!
大好きなどんぶりご飯に少しづつネバネバのとろろをかけて食べる。
滋養強壮によいらしい。
精がつくらしい。
どうでもいいが、美味すぎる。
なんで、うちでつくるご飯は美味しいんだろう?
閉会、そして2020年東京五輪へ
リオ五輪が終わった。
結果、日本のメダル獲得数は金12個、銀8個、銅21個の計41個。
個数の問題ではないが、これもまた結果なのだ。
次の五輪、2020年東京五輪へ向けて弾みがついた。
メダリストも、残念な結果になった選手もみな全力で戦ったのだ。
健闘を拍手で讃えたい。
正直なところ、あまり興味なかった。
この直前のロンドン五輪はなんだかオリンピックがここまで堕ちたかというくらい酷かった。
商業主義、メダル至上主義、不正、反則、審判の買収、ドーピング・・・。
ここまで、堕ちた国際大会の意味はないと思った。
頑張っている選手には悪いと思ったが、こんなところ目指すなんて時代錯誤になるのでは、なんて思った。
だけど、今回の五輪は比較的クリーンなイメージがあった。
ロシアの件があったのもあるが・・・いや、あれがやはり大きかったのではないだろうか。
クリーンなイメージに同期するように、日本人選手の活躍が光った。
真面目に頑張っている選手が報われている・・・そんな印象がある。
もともと日本人は不正行為などが嫌いで、真面目に努力する。
そういう選手が報われるという、まともな時代の到来を予期させてくれた。
これなら、東京五輪は近年最高のクリーンな大会であることが期待できる。
新しい東京都知事も着任して、閉会式へ赴いた。
さぁ、あと4年だ。
選手はどこまで成長し、ひたむきな努力をしてくれるか。
今回の銅メダルは、東京五輪の金メダルの種となりうるか。
これなら東京五輪も期待できる。
いい大会にしてほしい。
清々しくて、美しいオリンピックの本当の姿を、世界に見せつけたい。
いや、僕らがそうしなければならないんだ。
結果、日本のメダル獲得数は金12個、銀8個、銅21個の計41個。
個数の問題ではないが、これもまた結果なのだ。
次の五輪、2020年東京五輪へ向けて弾みがついた。
メダリストも、残念な結果になった選手もみな全力で戦ったのだ。
健闘を拍手で讃えたい。
正直なところ、あまり興味なかった。
この直前のロンドン五輪はなんだかオリンピックがここまで堕ちたかというくらい酷かった。
商業主義、メダル至上主義、不正、反則、審判の買収、ドーピング・・・。
ここまで、堕ちた国際大会の意味はないと思った。
頑張っている選手には悪いと思ったが、こんなところ目指すなんて時代錯誤になるのでは、なんて思った。
だけど、今回の五輪は比較的クリーンなイメージがあった。
ロシアの件があったのもあるが・・・いや、あれがやはり大きかったのではないだろうか。
クリーンなイメージに同期するように、日本人選手の活躍が光った。
真面目に頑張っている選手が報われている・・・そんな印象がある。
もともと日本人は不正行為などが嫌いで、真面目に努力する。
そういう選手が報われるという、まともな時代の到来を予期させてくれた。
これなら、東京五輪は近年最高のクリーンな大会であることが期待できる。
新しい東京都知事も着任して、閉会式へ赴いた。
さぁ、あと4年だ。
選手はどこまで成長し、ひたむきな努力をしてくれるか。
今回の銅メダルは、東京五輪の金メダルの種となりうるか。
これなら東京五輪も期待できる。
いい大会にしてほしい。
清々しくて、美しいオリンピックの本当の姿を、世界に見せつけたい。
いや、僕らがそうしなければならないんだ。
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