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文人画への憧れ~池大雅(3)

さてさて、池大雅について回を重ねて3回目となりました
が、その割に大雅の作品に触れていません。
ご容赦ください。
僕は学芸員でもないし、美術研究家でもありません。
なので、作品についての評論は他の専門書や図録に
お任せして、僕が感じたこと思ったことのみ書かせて
いただきます。

そもそも僕は池大雅の作品を実物では見たことがあり
ません。たぶん・・・。
なので、そもそも評論できる立場にもないわけです。

それでも、敢えてひとつだけ池大雅の作品を挙げて
みようと思います。
正直なところ、贔屓にしている作品ではありません。
むしろ、ネガティブな印象を得たからこそ挙げてみたい
のです。

「曲江行楽図巻」という絵です。
大雅が30代の頃のものではないかと言われてます。
お手本となる作品を模写したものかと思われるのに納得
します。他の大雅の作品とはちょっと画風が異なるのが
一見してわかります。
大雅はこの画のどこに魅かれて模写したのでしょう。

正直なところ、僕はこの絵について「いい」と思いません
でした。
と、同時にそれは僕自身の壁となっていることを自覚
させてくれました。

僕はどうも細部や、線質にこだわるところがあって、
この「曲江行楽図巻」はそれを再現したものであるかの
ようです。
決して、この作品が自分の技量に劣っているというつもり
はありません。
ですが、この細い線質や繊細なタッチは、決してこの絵の
成功に貢献していないように感じています。
細かすぎるが故、繊細すぎるが故に、絵の持つ魅力や
訴求力を損ねているように感じるのです。

近年の日本画などを見ていると、江戸時代の絵画とは
決定的な断絶を持っています。
この断絶は一体どうしてだろうと思います。
まさしく、江戸時代の絵画の方が訴求力があるように
僕は考えています。

現代風の日本画、水墨画は確かに技巧的で、繊細で、
たいしたもんだ、と思うほど美しい絵になっています。
ですが、何を訴えたいのか、表現したいのか、そのよう
な点では、江戸時代以前の作品に比べて劣後している
と思うのです。

僕はある権威のある展覧会で、帰りのエスカレーター
に乗っていると、後方の老夫婦がこのようなことを
言っていたのを思い出します。

「最近の作品はどれもこれも巧いし、立派なんだけど
なにかおおっと感心するような作品はないんだなぁ」

この老紳士がどの程度絵画に精通している御仁なの
かわかりません。
でも僕には正鵠を射た言葉だと感じました。

結局、大雅についてあまり触れていないような気が・・・。
(おしまい)

Tag : 文化歴史読書日本画

東京マラソンに集う人々

今日は朝からやや空気が緩んでいました。
ほんの少しだけ、朝の凍てついた寒さは和らいでいた
ようです。

さて、今日は東京マラソンが開催されました。
さして、気になるわけでもありませんが、都庁付近にいき
ましたので嫌でも目につくわけです。

電車の中でもなんだかそのまま走れるような格好の人が
散見されました。
いや、そもそも僕が家を出て駅まで歩いて行く途中で、
家からマラソンの恰好をした女性が出てきて・・・。
まさか、この辺を走るんだろうな・・・と思っていたのですが
なんと駅へ行って電車に乗った。

参加者は3万6千人だそうです。
観客含めたら相当な人数だろうなぁ、と思います。
普段は映像とかで観る訳ですが、直に人混みをみるとその
規模が実感できます。
都庁からスタートして、銀座や浅草などを通り、ゴールは
お台場の東京ビッグサイトらしい。

東京マラソン2

都庁周辺は車だけではなくて、入場者や通行者にも規制が
かかっていて、西口の地下道から上の道路にはいけない
ようになってました。
いやはや、警察だって大変だ。
特に出場者はゲートで荷物検査などもされていました。

東京マラソン1

スタートまでは観ている訳にいきませんでしたが、沿道には
大勢の観客が・・・。
僕は思うんですが、マラソンや駅伝を観戦する人って、
何を楽しみにするんだろう。
だって、全体を見渡せるわけでなし、特定の選手はすぐに
いっちゃうだろうし。

だからといって、走る方も自分にできる気がしない。
僕はこれまでに走った最長距離はせいぜい15キロ程度
だろう。
スプリントよりも長距離の方が得意だろうけど、さすがに
42キロも走れる気がしない。
途中でドリンクやバナナなどのエネルギー補給もする
らしい。
そりゃそうだろう。
3時間程度で走れるのは超一流選手だ。
普通の人は、5~6時間かかるらしいから、途中でお腹も
減るだろうし大変だ。

でも、これだけの大勢の人を、選手以外にも動員する
ような競技はほかにあるまい。

2020年にはもっと大規模なイベントが待っている。
4年後はどんな日本に、東京になっているのだろう。

(*)「文人画への憧れ~池大雅」は一回スキップします。

文人画への憧れ~池大雅(2)

池大雅の作品は、まさしく詩書画一体といった感じで
重要文化財の「前後赤壁図屏風」や「洞庭赤壁図鑑」
など、支那の景観を描写した作品が多いです。
大雅自身は支那に渡ったことはないそうです。

したがって、これらの作品群は想像の景色を書いたもの
で、実際にはたとえば赤壁と洞庭湖が同時に見えるよう
な場所は存在しないとのことです。

このようなところが東洋画の鷹揚なところであり、創造性
の高いところだといえます。
西洋画風に厳密に見えるようにしか描かない絵画では
ありえない描写です。
こういうと西洋画派の人には叱られるかもしれませんが、
実際、西洋画は写実性を追求しすぎて活力を喪った
ところで、浮世絵や広重画に出会い、驚愕し、印象派だの
キュービズムなど新たな潮流を生み出したのだそうです。

そりゃーそうですよね。写実を追求したところで写真には
叶いませんから・・・。

絵の心得がある人はご存知でしょうが、写真に撮った
風景を起こして絵をかいても失敗します。
人間の目でとらえた光景は、写真と異なりそれ以上の
情報量が盛り込まれているからです。
主観であったり、周辺情報が印象に残っていたり、
細部の省略が行われたり、そこは様々です。
そもそも人間の視界は額縁のような四角ではなくて、
横長のパノラマビューです。

池大雅もやはり、東洋画の技法を駆使して描いています
が、古式ゆかしき山皴や樹木表現、波や雲など、独特な
形をしていて、写実的描写ではありません。
「こんな形の木、ありえねーよ」
と思うでしょうが、僕自身あるとき、はっと気が付いたのは
これらの造形が実に対象物の特徴をとらえているのです。
以後、僕の自然を見る目は水墨画の造形とほぼ一致して
います。

ありのままに描いたところで、人の心をとらえることは
できないものだ、ということを大雅を始めとする日本画
東洋画の古画は教えてくれるのです。

さらに続く。

Tag : 文化歴史読書日本画

文人画への憧れ~池大雅(1)

少し前にも、富岡鉄斎を書きましたが、僕の文人画への
憧れは留まるところを知らず、さらなる深みを探ってます。

もともと、芸術関係では音楽<美術であり、特に絵画に
関しては小さいころから高い関心を持っていました。
もっとも、小さなころは絵画と言えば水彩画な訳ですが
一応絵は達者な方だったと思います。

壮年期に入って日本文化への回帰に方向転換する中で
目にしたものが水墨画です。
日本の代表的な絵画美術。
最初に関心を引いたのは、宮本武蔵の「枯木鳴鵙図」
でした。

まぁ、それは別の話として、始まりはそんなところです。
次第に日本画の美しさに目覚め、近代日本画の名作を
多数生み出した岡倉天心ら日本美術院の時代の作品
群に注目するようになりました。
いまでは僕の心は更にそれを過ぎて文人画へと移って
いるようです。

どうにも、古画の模写など勉強をしていると、近代日本画
にも満足がいかず、昔の時代へと心が泳いで行くのです。

池大雅・・・江戸時代・十八世紀の時代の画家です。
名前からして彷彿されますが、上方(京都)の人物です。
幼少の頃から、書にも秀で、大人も顔負けの筆さばきで
あったそうです。

池大雅ご自身は「文人画」家とは定義できなさそうです。
あくまで、厳密な意味では・・・という意味ですが。
文人画とは、すなわち教養のある人、知識人、高士たち
が余技として筆を振るったものです。
まさに、富岡鉄斎の言葉通りなのですが、つまりは職業絵師
ではないことが前提になります。
池大雅は職業絵師なので、その前提から躓いてしまいます。

ですが、文人画とはもともと絵の技巧を競うものではなく、
その背景にある思想や教が重視されているようで、その意味
では近現代的解釈での文人画家としてよいのではないかと
思います。

つまりは実態(職業としているか)ではなく、その精神性で
判断すると池大雅は文人画家といえるとのことです。
以前に紹介した本「文人画のすすめ -詩書画一体の世界
 新しい絵画の時代を拓く-」(豊島 宗七/著 秀作社出版)
でも、そのような定義を提唱していました。
こちらの記事もご参照ください。(「文人画の洒脱な世界」)

続きます。

Tag : 文化日本画

褒め育てる

なんだか昨日の記事では「小うず」のことをこっぴどく書いて
しまったな、と少し反省してます。
「うず」がとても優しくて癒し系の愛嬌満点の子だったことは
確かだけれども、この「小うず」だって、愛嬌は満点です。
違うのはその愛嬌の性格、というか種類・・・。
ふたりとも違ったタイプの愛嬌があります。

「うず」は大人しくて平和主義、甘えん坊で人見知り。
「ごはんが食べたい」とか「お水が飲みたい」、そして、
お風呂場での「頭を撫でて」・・・可愛い仕草のお願いポーズ
で人を魅了します。
人に愛されるけど、「うず」はとても人見知り。
知らない人が来ると、いつも驚いて隠れちゃう。
でも、僕にはいつもどこでもついてきてグリグリ、グリグリ
甘えてきた。

それに対して、「小うず」の愛嬌とは・・・。

かくれんぼ

この子は反対に人見知りしないで、明るい子です。
はしゃぐときは思いっきりはしゃいで、遊ぶ時も思いっきり
遊ぶ。
遊びがエスカレーションして噛んだり、襲い掛かってきたり
するんです。
(本当はわかっているんだけど)壁やドアの陰にひそんで
いて、僕が通ると襲い掛かってくる。
まるで、人を驚かせるみたいに。
立ち上がって全身でガバッと抱きついてくるのです。

個室で遊ぼう

明るくて天真爛漫。
それが「小うず」のよいところ。

はしゃぎすぎで困った子になるときもあるけど、この子は
本当は遊んでいるだけなんです。
小さい頃にうちに来たため、兄弟と学ぶべき社会性に
欠けてしまったのかな、と思い、噛みついてきたときは
僕も彼の手や足を噛みつきかえしてました。
「小うず」は「ぎゃー!」などと悲鳴をあげますが、まったく
懲りた様子がない。
きっと、それ自体楽しい遊びになってしまったんだろう。
幼児の頃は、噛むふりして指で手を押しつぶしてました。
そのときも「ぎゃー!」とかいって楽しんでたみたいだった。

この子は寝る前に癒してくれないけど、僕に明るさを
ふりまいているようだ。
僕が出かけるときは、隠れるような仕草で見送ってくれる。
ガバッと抱きついてくるときみたいに・・・。

いかないで抱っこ

そう、明るさという愛嬌をふりまいているんだと思います。

Tag : ネコアメショーねこ

一難去ってまた一難

手術も無事に終えて、心配でしたが翌日にはもうケロッと
した顔で大暴れの「小うず」。
カウンターや机の上のものを落としまくるわ、いろんなもの
を散らかすわで、自由奔放に過ごしています。

手術をすると、ネコはホルモンバランスが崩れて、いろんな
影響がでるようです。
よく言われるのが、太ってくるとのこと。
「うず」も術後一年間で太ったようだ。
(当時離れ離れだった・・・)

いまはスリムで4キロくらい。「うず」が腎臓を害してから痩せた
ときの体重に等しい。
だけど、実際にはいまが適正体重のような気がします。
4月に12か月齢になりますので、大人用のフードに変える予定。
いいころだと思います。
丁度いいタイミングでカロリー過多の子供用フードを卒業だ。

ホルモンバランスで期待してるのは、このちょっと乱暴な性格
が大人しくなること。
虫が良すぎでしょうか・・・・・。

困ったちゃん

・・・・・良すぎなようです。

手術より前からなので、ホルモンの影響は関係ないでしょうが
最近寝るときに僕の顔をひっぱたくようになりました・・・。

寝ようとして、目をつぶるとバシっ!
なんと、額の辺りを平手打ち(ネコパンチか?)してきます。
結構痛いんですよ。
何より不意打ちなものですから、びっくりします。
おまけに寝ようとする一日でもっともほっとする瞬間に・・・。

流石に僕も怒って、おしおきとして寝室を締め出します。
入れてほしいと泣き喚き、未明に目を覚ますとドアの外で
また鳴いている。
いつものおしおきですが、その割にあんまり効かないん
ですよね。
反省していないというか・・・。

「うず」は優しい子で、寝入りはいつも僕の腋の下で丸ま
ってグリグリ、グリグリ。
朝は掌で優しく頬にぽんと触れて、お願いポーズで起こして
くれた。
とっても幸せな朝晩だった。

それに対して、このばかネコは・・・・・・(怒)。
甘えることだけは「うず」以上のくせして、こともあろうに
親の頭をはたくなんて・・・。

天真爛漫で明るい性格だけど、欠点も強烈だ。
先が思いやられるよ・・・。

Tag : ネコアメショーねこ

話すこと、喋ること

今日は本当はうめ祭りへ行くつもりでしたが、昨夜から
の雨や天気予報から断念してました。
蓋をあけてみれば午後にはうっすら晴れ間も見えて
ました。
でも、結局曇りがちで、梅を見てもあんまり綺麗には
見えなかったでしょうね。

さて、身近なテーマなんですが・・・。
僕は口が達者な方ではありません。
いや、たぶん昔からの僕を知る人は「口下手もいいとこ
やろ」というくらいです。

そうはいいながら、口頭表現力というものはビジネスの
場では必須のスキルであり日夜克服するために努力
した日々もありました。
研修の講師をしたり、何年かに一度くらいは人を感心
させるスピーチをすることもありました。

なんというか、借りてきた言葉でしゃべるのがダメですね。
ところが、仕事というものは必ずしも得意分野のことだけ
話せばいいというものでもありません。
ときに相手を困らせることも・・・。

ある上司には、「お前の話は聞いていて疲れる。俺に話を
したければめしを奢れ」といわれる始末でした。
まぁ、この上司に認められたくて発奮しましたが・・・。

さてはて、うつで会社を辞めて、もう二度とビジネスの世界
で認められたいなど思うまい、と己に戒めました。、
結局、人なんて越えられない壁というものはあるわけですし
克服と言えば聞こえはいいですが、弱点ばかり強化しても
幸せにはなりません。
それよりもむしろ長所を伸ばす方が健康にもよさそうです。

そんな風に悟りきったというか、居直っていましたが、最近
とみに口頭表現力が衰えてきたみたいです。
なんだか情けない。
巧く話ができない自分に昔のように自己嫌悪しています。

百田さんみたいに自由自在にしゃべれる人が羨ましい。

今日は何の日?

今日、職場の女性に「今日何の日か、知ってますか?」
と言われました。
僕は女性にしては珍しいな、といぶかしげに
「竹島の日」
と答えました。
この日を知っているなんて、見上げた子だ。
なんて思いましたが、
「え?誰かの名前ですか?」
というので、「島根県の竹島だよ。県条例で定めた日らしい」
と答えると「何のための日ですか?」
やっぱり知らなかったんだ・・・と思いつつ、
「領土を取り戻すための誓いの日じゃない?」
と答えると、「あぁ~」と合点してました。

さて、肝心のその女性の求めていた答えは「猫の日」という
ものでした。
2月22日で、2-2-2・・・にゃんにゃんにゃん・・・だそうです。
なんだ、ただの駄洒落か・・・と軽く流したのですが・・・。
なんと!
「猫の日」とは、Wikipediaによると「愛猫家の学者・文化人が
構成する猫の日実行委員会が一般社団法人ペットフード協会
と協力して、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともに
この喜びをかみしめる記念日」というものがあったそうです。

知らなかったー!
まぁ、知ってたからどうということもないようですが、愛猫家の
僕が知らないことが許せなかった。
メジャーじゃないけど、なんだか猫の日グッズなども売られて
いるらしく・・・ただの駄洒落の脱力ジョークじゃなかったんですね。

さて、知っていれば「小うず」にもなにか与えればよかったかな、
などと思いつつ何の準備もしてませんでした。
せめて、今夜はゆっくりと一緒に寝て、いっぱい撫でてやろう。

「なんだか、今日はよく撫でられるな・・・まぁ気のせいか・・・」
なんて思うのかなぁ・・・・。

3ネコ

花粉の季節到来!

三寒四温で、春も近い。
ここ一週間で五月並みの陽気の日が何度かありました。
本当に驚くばかりです。

二月って言ったら、通常は一年で最も寒い時期。
大雪が降ってもおかしくない。
たしかに暦の上では春だけど、いつだって暦は実態よりも
先を行っています。
三月になって急激に春めいてくるのは分かるのですが、
やっぱりエルニーニョ現象とやらのせいですかい?

春の訪れといえば、桜か梅か・・・。
いいですね。
日本人は、梅、桃、桜・・・木に咲く花が大好きだ。
だけど、訪れるのは花ばかりではありません。
恐ろしい、恐ろしい、スギ花粉が来ます。

わが東京、多摩・武蔵野は近郊の八王子やら青梅以西に
豊かな自然のお山があって、杉もたくさんあります。
以前、奥多摩で歩いているときに、山肌一面に群生する
杉が風で揺れているのを見て、
「おお!山が動いている!山が生きている!」
なんて感じました。
言葉にすると陳腐ですが、本当にそんな感じしました。

あの木々から、花粉がブワーっと!
身の毛もよだちます。
僕も花粉症にはここ十年位悩まされていて、毎年錠剤を
飲んでます。
今年も一昨日あたりから飲み始めました。

テレビCMで杉林から花粉がブワーっと飛び散るイメージ
画像があると思いますが、酷い人になるとあの画像を観た
だけでつらくなるそうです。
僕はそこまでではありませんが、コンタクトレンズを使って
いるときはとてもつらいときがある。

アレルギーとか、体質とかあると思いますが、アスファルト
に囲まれた生活をしていると、路面が花粉が吸収しない
から余計舞う量が増えているみたいで、これも現代病と
言っていいでしょう。

気温の変化も激しいし、体調管理もしっかりせねば。
インフルエンザも流行っているみたいです。
お気をつけて。

Tag : 多摩武蔵野

ネコのいる生活で海外にいけない

近頃行っていない海外旅行・・・。
別に取り立てていきたい国があるわけでもありません。

よくよく考えれば、綺麗な海やビーチが好きなだけで、
これまで行ったところは、ハワイ(オアフ・ハワイ)、グアム、
バリ、オーストラリア(ケアンズ・エアーズロック)と、見事
に海のあるところばっかし。
(バリは実はビーチがあまりきれいではない)

パリだのロンドンだのと、都市を観光する趣味はないし、
長期間フライトで苦痛を感じるのもいやだし・・・。
ただ、のんびりしたいだけなんですよね。
その点で考えれば、日本国内の宮古島は相当いいところ
でした。
なんせ、行きは朝一の羽田発直行便で、帰りは夕方宮古
発の便なので、全日まるまる遊べて、最高級のビーチで
くつろげる、というお得感。

いまはニャンコが一緒なので長期の旅行は無理みたい
です。お金も暇もないですし。

それでも、海外旅行はよい経験も積めますし、知見も拡が
ります。
旅のパートナーがいれば相談なんかもできますし、一人で
行くのは危険もありますが、度胸が付きます。
オーストラリアには一人で行きましたが、なんとかやれる
ものです。

因みに僕は英語はそれほど得意ではありません。
一般的な日本人レベルの語学力で、身振り手振りを交えて
なんとか切り抜けるレベル。
空港の免税店では、日本人のおばちゃん店員に(日本語で)
話しかけたら「私しゃべれないでーす!」と逃げられた経験が
あります。
グラサンして、ひげを生やしていたので、麻薬の運び屋と
思われたのか、あちこちの空港でチェックされました。

僕の両親が国内旅行ですら、家を留守にするとネコ達に
会いたくなって、すぐに帰りたくなる、といってましたが、僕も
同じ。
また、ハワイに行きたい、とか砂漠も意外といい、とか思う
けれども、ニャンコ達を手元に置きたいよな~。
「むさしの散策」のカテにするか、「日々雑感」にするか、迷い
ますなぁ。

Tag : 散策

プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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