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今日は夏越しの大祓

いやはや、早くも半年たちましたね。
今日は半年の晦日です。
神社では茅の輪くぐりが設置されています。
この茅の輪を三回くぐって、お参りすると半年の間にたまった厄の禊ができるそうです。
一昨日の休みの日に、回ってきました。
茅が青々としていて清々しく、きっと厄が落ちた事でしょう。

夏越の大祓い2

僕は、困った人なので、この輪が設置されると何度も禊をしてしまいます。
と、いうよりも茅が枯れてしまうまで設置されていますので、神社に行くたびにくぐることになるのです。
まぁ、禊を何回しようが困ったことにはならんでしょう。
心がそのたびに清々しくなればそれでいい。

季節はまさに梅雨の真っ最中。
ざんざんと降り続くわけではありませんが、天気はどちらかもいうとぐずついた感じ。
洗濯物もなかなか乾かないし、それよりも急に雨模様になると台無しに。
なんとも困った季節ですね。

浅草橋夏祭り3

今年は5月あたりから夏日があったりして、高温の初夏でした。
梅雨時は雨が降るので、比較的気温は過ごしやすい。
まだ、ほっとできます。
梅雨明けはどうなるんでしょうね。
今年は冷夏とも言われていますが・・・。

クーラーをほぼ使わない僕んちは、猛暑は非常に辛い。
にゃんこくんはむしろ有り難いようですが・・・彼らは冷房嫌いなんですよね。
砂漠の動物だから、暑いのはいいとして、湿気はダメそうな気がしますが・・・。
快適な場所を探すのが得意なにゃんこは日中どこにいるのやら・・・。

ベランダの鉢植えに撒いた朝顔は、蔓を出して伸びてきました。
まだ花が咲くのは先になりそうです。
おそらく梅雨明けの頃に咲き出す気がします。
いい時期に撒きました。
この夏の楽しみは、この朝顔でしょうかね・・・。

朝顔2016夏
※画像は一昨年の朝顔です。

Tag : 多摩武蔵野文化自然

実家のにゃんこもきっとそばにいるから・・・

実家の巨大ニャンコ。
「うず」より3歳年下のアメショ―男の子。
実家の母が今年1月に大腿骨の骨折をして入院した。
入院はひと月以上の長期にわたり、このニャンコは母が不在の期間に没した。
享年13歳。
「うず」より2年長く生きたことになるようだ。

実家に来た時から、「うず」を兄として育った。
ゆっくり寝ていたい「うず」に、まとわりついていたそうだ。
いらだった「うず」は、時折怒り出したそうだが、この子も大きくなると仲良しになったようだ。
「うず」に負けないくらいの巨漢。
やっぱり、母が朝昼晩とご飯を食べさせすぎたのだろう。
いつも腹ペコだった「うず」。
※久しぶりに「うず」の回想録もリンクしますね。

「うず」が僕のうちに引き取られてから、実家ではひとりぼっち。
実家は商売をしているので、日中は誰もいない家で寝ていたようだ。
淋しい思いをさせたとしたら、僕にも罪がある。
「うず」を独り占めして申し訳なかった。

実家の仏壇横には、この子の納骨された壺がある。
最期をみとった兄が簡単な祭壇を設けていた。
遺影は綺麗な瞳が空を見つめているようだ。
その祭壇に、ペット保険の会社からのお手紙があった。
死去のため解約したら、送られてきたらしい。
文章が書かれていて、母に読んでみてほしい、と言われた。

巨大猫2

なんのことはない、「虹の橋」の詩が書かれていたのだ。
僕は「うず」の時に、この詩に出会った。
僕もだいぶ救われた。
母も同じように感銘を受けたそうだ。

「うず」のことで打ちひしがれていた僕だが、母にはこの詩について教えなかった。
母は僕の瞑想や座禅の習慣を、「シンコーシューキョー!」とか「オウムガー!」という。
精神世界的な話や仏教とか宗教的な話にすぐにアレルギー反応を起こすからだ。
それがどんなに人を傷つけていたのか、自覚もないままに・・・。

実家のニャンコを喪ったことで、僕が「うず」を亡くしたときに嘆きようを本当に理解したといっている。
ことあるごとに、亡くなったニャンコのことを僕に話すようになった。
「虹の橋」が心に響いたのなら、この歌も気に入るだろうか・・・。
実は、この歌は聴かせたことがあるが、その時はさほど関心を示さなかった。
まぁ、いい。
機会があったら聞かせてやろうか・・・。



また、ちょっとだけバージョンアップしたみたいですね。

Tag : ネコねこアメショーペットロス

バカ殿様の三味線演奏/お笑い界の大重鎮の名演映像!

バカ殿様といえば、ドリフターズの志村けん演じる得意のキャラクター。

標題はちょっと間違っています。
正確にはバカ殿様が、志村の三味線映像を目にするというもの。
CM映像のようです。
非常にコンパクトなストーリーだが、非常によい。
志村けんが格好いい!



10年以上も前のことだが、志村けんとビートたけしがコラボで演奏/演技を魅せてくれたことがある。
志村けんは三味線で、たけしはタップダンスで。
対談番組かなんかだったと思うけど、これがまた非常によかった。
まさしく、芸人とは「芸」を持ってこそナンボという感想だった。

そんなこと思い出して、YOUTUBEを検索してみたら、あった。
これです。



動画のコメントでも書かれていますが、直前にコントを披露していたかと思ったら、ラストにこれ。
そのギャップに鳥肌がたちます。
僕も当時、非常に感激したものです。
この時代はまだ、テレビの演出家も才能があったのでしょうね。

いま、これだけのことをできるお笑い芸人がいるのだろうか。
観る機会はほとんどないが、本当に笑いが取れる芸人すらいないのではなかろうか。
平成の名演奏/演技だったと思います。

拍手。

Tag : 文化

破格の野球人・大谷翔平選手に拍手

すごいですね~。
今月に入って本塁打を量産しています。
先日は日本人選手初のサイクル・ヒットを達成しました。

日本人初ということは、イチローも松井も達成していなかったということですよ。
まぁ、サイクル・ヒットなどというものはメジャーでなくとも、そう易々とはできないと思いますが・・・。

大谷翔平選手(LAエンジェルス)

ピッチャーと打者の二刀流でメジャーに挑戦した選手です。
昨シーズンを終えて、ひじの手術を受けたのち、5月にチームに合流。
今年は指名打者として、ピッチャーでの登場は次のシーズンになりそうです。

野球場

たしかドラフトの時、メジャー側は二刀流での起用に難色を示したチームが多かったと思います。
今頃はそれらのチームは歯噛みして悔しがっているでしょう。
それほどのスケールと、能力と、幸運を持っている選手です。

プロ野球の頃には、結構悪い評判も聞きました。
ファンサービスがなっちゃない、といった感じのものです。
しかし、そういった悪評はメジャーでは聞きません。
むしろ、ファンサービスも、人格的な部分もかなり好評です。
日本での噂は、実はマナーのなっちゃいないファンが一方的に大谷を誹謗中傷していたものとも聞きました。

しかし、今どきの若い日本人は世界で大暴れしているじゃないですか。
もう、世界に対して物怖じするような世代ではないのでしょうね。
五輪でも、メジャーでも、サッカーでも・・・・そうそう、最近NBAデビューした日本人選手もいましたが・・・。

今年はラグビーのワールドカップもありますし、来年はいよいよ東京五輪です。
世界に羽ばたき、果敢に挑戦する日本人の若者の姿を見たいです。

東京五輪エンブレム

Tag : 文化

時代も変わる、嗜好も変わる・・・さらばジャンクフード

僕も昔は大好きだったコーラ飲料。
コカコーラもペプシも好きだった。

小学生の頃、「コーラを飲むと骨が溶ける」と、言われた。
そのせいかわからないけど、僕の実家では子供はコーラ禁止だった。
しぶしぶと、子供時代の僕はファンタで我慢。

中学生にもなると、部活などで仲間と買い食いしたりする。
そんなこんなで、僕もコーラを自由に飲めるようになったと覚えている。
ペプシVSコカコーラの戦争も勃発していた。
最初は元祖コカコーラ派だったけど、徐々にペプシもうまいと思うように。

自動販売機

20代の頃は転勤先で自分専用の冷蔵庫を持つようになると、二リットルのボトルでいくらでも飲めた。
だけど、次第に世の中健康ブームになっていく。
代わりに、お茶飲料やミネラルウォーターをがぶ飲みするようになっていった。
30代の始めの頃、会社の一つ年下の不健康なおっさんが、職場でコーラを飲んでいた。
「いい歳してコーラかよ」
と思った自分にびっくりした。
あぁ、いつの間にかコーラのあの甘ったるさと人工的な味付けに嫌悪感を持っていたのだ。

そういえば、ジャンクフードも縁が遠くなった。
マクドナルドもケンタッキーもご無沙汰だ。
せいぜいスーパーで買ったピザや、手製のホットドッグを食べるくらいだ。

時代も変わる、嗜好も変わる。
マクドナルドも、コカコーラも、本格派コーヒーを売り出す時代。
いま、平均寿命は80歳以上になったが、これは現在の後期高齢者の平均寿命だ。
僕らの頃の平均寿命は百歳を超えるという。
嗜好も、もっと変わっていくのだろうか・・・。

三芳パーキングエリア

街なかの小道に溢れるノスタルジー

一年でもっとも日の長い今日この頃。
帰りの時間もまだ外は明るい。
気温もまださほど上がっていない。
帰りの時間帯は心も開放されていて、いろんなことを考えている。

夏の桜並木

小庵の近所は昔からの戸建て住宅も少なくない。
こんな街並みには細い路地が似合う。
日頃はできるだけ、バスも車もあまり通らない小道を使って駅を往復する。
こんな小道は結構、季節感もある。

戸建て住宅には小さいながらも庭がある。
ブロック塀などで仕切られているが、庭には植木があって緑が嬉しい。
家ごとに好みの木々を植えているのだろう。
松だったり、梅だったり、ハナミズキやカエデ、木蓮など・・・。

夏雨空1

羨ましいなぁ、と思う。
小庵はマンションなので、ベランダしかない。
仕方ないので紫陽花の鉢植えや、夏には朝顔の栽培をしたりしている。
日とはやっぱり地べたに足をつけていないとだめだと思う。
子供の頃は平屋建ての日本式住宅だった。
仕事柄、料理を出すための座敷もあって、縁側と庭があった。
庭の土をいじったり、池で金魚を放したりした。

夏が本格化する直前の、気持ちが解放された帰り道。
小道で庭の木々や、飼い犬をみて心が和んだ。
懐かしい景色な気がした。
この街は住んでから、かれこれ十九年。
途中、六年くらい地方にいたりしたけど・・・長くは住んでいない。
そんな街でも、懐かしさを感じる。

はけの道2

郷土や、ふるさと、そして我が日本。
土地に根を張っている気がする。
それは、転勤の度に感じた。
僕はやっぱり生まれ育った土地が好きなんだ。
地方の暮らしも今思い出せば楽しかった思い出も多い。
でもやっぱり、ここなんだ。
地方で地元に根を張って働いている人が羨ましかった。
僕も、僕のいるべき場所で自分を活かせる暮らしをすればいい。

幻想的な空模様2

Tag : 多摩武蔵野散策自然文化

久しぶりに今川焼を大盛りで

業務用スーパーで、牛乳とホットケーキの粉を買ってきました。
以前、ドラッグストアの食料品売り場で粒あん500gが格安だったのでうちにありました。
あとは僕のやる気の問題のみ。

書道展の作品作りが一段落したので、休日にいっちょ焼くか、と気合一発。
その割には、卵が不足していて夜中にスーパーへ行ったりしましたが・・・。

今川焼2

久しぶりに使います。
今川焼の鉄板、4個穴。
結構、重いんですよ、これ。
人の頭ひっぱたいたら、血をふいて大怪我します。
決してそんなことしませんが・・・。

本当の今川焼はホットケーキの粉なんか使わないのでしょうけど、簡単便利です。
1キロの袋を半分使って、卵と牛乳でたねを混ぜる。
弱火で鉄板を温めて、たねを焼き形に少しづつ投入。
周りが焼けたらあんこを入れて、片側2個を合わせて今川焼一個に。
くっつくまで少々焼いて完成。

この調子で計16個できました。
ご覧ください、この山盛り具合・・・。

今川焼3

あんこがいつもの400gより多かったので、あんこのボリュームを増やせた筈。
それでも、いつもと同じ個数かぁ・・・。
多少、いつもより多くなると思っていました。

冷凍庫に入れて、デザートに必要な分だけレンジで解凍して、トースターで焼け目をつける。
当分、おやつには苦労しないなぁ。
あんこのおやつは大好きです。

ちょっとよかった「夏子の冒険」

標題にあるタイトルは、三島由紀夫の小説だ。

ちょっと前に記事にしたが、不愉快な思想関係の本を読んだときに、三島作品をまた読んでみたくなった。
そんなんで、図書館で三島関係の本を借りた。

「英霊の聲」「憂国」などのように、2.26事件をモチーフにしたような作品を最初に借りた。
「豊饒の海」シリーズを最初から読みたい気もあったが、第一巻がいつも貸し出し中で借りれない。
かつて、二作目の「奔馬」のみ読んだが、シリーズの前提を知らずに読んだため、ところどころ理解できなかったこともある。

「英霊の聲」「憂国」が収録された本の次に借りたのが「夏子の冒険」だ。
題名からは、どんな話なのか想像できない。
三島作品にしては、くだけた題名だなぁ、などど勝手に思った。
まぁ、はっきりって僕は俄か読者であるが・・・。

出版当初はたぶん、「現代風」の軽い作品だったのではないだろうか。
社会背景や政治思想などの要素はあまりない。
どっちかというと、「潮騒」などのような日常の中に非日常を練りこんだような話だ。
風景描写も美しいのも、「潮騒」に似ている。
話しの舞台が、函館や札幌、千歳、支笏湖近辺の北海道だからというのもある。

主人公の夏子は、現代風のちょっとスレたところがあって、男性関係も斜に構えたところがある。
没日常的な男性に魅力を感じないため、函館の修道院へ入るといいだす。
母親、伯母、祖母らの心配をよそに、3人を伴って修道院へ向かう夏子。
その旅の途中で、猟銃を携えて北海道へ迎う毅という男性に出会う。

カウボーイハット

毅はかつて、旅行でアイヌの家庭に宿泊し、そこにいた女性・秋子と恋仲になる。
しかし、旅から東京へ帰った途端に、秋子が人食い熊に襲われ死亡したと知る。
今回の旅は、そのクマの出没情報を聞いて秋子の仇討のために向かうところだったのだ。

毅に強い関心を持った夏子は、修道院入りをやめて、母たちをまいて毅に同行するようになる。
最初ははた迷惑な珍客に閉口していたが、夏子の行動力と冷静な判断力に舌を巻き同行を認めることになる。
クマの出没情報があった牧場やアイヌ集落を巡り、ついに現地の狩猟会の協力を得て熊を追い詰める。

夏子を中心に話が展開した冒頭は、ただきままでわがままな女性の生活を描くコメディーのようだったが、熊の追跡は始まるやストーリーは引き締まった感じになる。
しかし、夏子を捜索する母親3人の道中はコメディー以外の何ものでもない。
緊迫したドラマと、婦人三人組のコメディーが錯綜して、なんとも軽快なテンポで話がすすむ。
最終的にアイヌ集落で熊を追い詰めるのだが、ご婦人三人組の宿泊した家に熊が侵入。
祖母が恐怖に駆られて、熊がいると思い込んだところに、手にしていたとろろこんぶを投げつけたのを、大手柄と思い込む祖母のコミカルなエピソードもあり、なかなか楽しい。
毅の猟銃によって仇討は終了するのだが、秋子の父親のしんみりとした喜びのシーンなどは心が打たれる。

途中から、主人公が夏子から毅へバトンタッチされたかのようだが、どっこい最後に夏子のターンとなって終了した。
最後のちゃぶ台返しはある意味痛快だ。
このストーリーの展開や感動をひっくり返したようにも思えるが、実は夏子の持つ原則が通底したようにも思える。
深い思想信条とはかけ離れた軽妙な作品で楽しかった。

支笏湖かぁ、きれいな湖だった。
橋の上から深い水深の湖底まで覗けるような透明度。
もう一度、行きたい気がする。

夏の日差し2

Tag : 読書小説自然芸術

今日は令和元年の夏至

今日は「夏至」です。
いうまでもなく、一年でもっとも太陽の出ている時間が長い日。
夜の最も短い日です。

秋の夜長、っていうのはよくいいますが、夏は「短夜」(みじかよ)っていうんですね。
あまり使わないので、知りませんでした。

夏の日差し1

「夏至」は二十四節季で、「立夏」と「立秋」の中間でもあります。
「夏に至る」ということですから、これから徐々に暑さも増して行くでしょう。
正午の太陽の位置を南中高度と言いますが、これが一年でもっとも天頂に近い高さまで行きます。
真上からさす太陽・・・一年で最も太陽の勢いが強まる日です。

日本では夏至は梅雨時に当たります。
よって、気温は比較的低め。
夏の真っ盛りと言えば、やっぱり七月か、お盆までの8月ですよね。
このあたりが小学生の頃は不思議でなりませんでした。
なんで、夏至が一番暑くならないのだろうって・・・。

夏空

今週の前半は梅雨の中休みで、晴れの日がありました。
夕方、日の暮れがとても遅い。
通勤で最寄駅に到着した時は、まだ陽が傾いていました。
明るくて、とても自由な時間が多く感じます。
不思議なものですねぇ・・・。

さて、これから夏本番です。

伊豆のビーチ

Tag : 多摩武蔵野天文自然

実家の母の電話報告

実家にいる母に電話をした。
ちょっと報告、とバス旅行で水戸へ行ったらしい。
同じ年の友達と連れ立ったそうだ。

今年の初めに大腿骨を骨折し、入院中に手の橈骨も骨折。
入院生活は一か月以上に及んだ。
日頃から朝歩いたりしていたため、病院でも驚かれるほどの速さで治ったようだ。
この年齢になると、大概のお年寄りはケガと共に身体能力を加速的に失っていく。

それでも、退院してからは体力の低下が自覚できると言っていた。
恐らくはケガを治すことで、もろもろのエネルギーを費やしてしまったのだろう。
若い頃ならエネルギーも回復するのだろうが、歳をとるといままでの貯金を失う一方なのだ。

ガクアジサイ

母の場合は、これに視力の低下も手伝い気力を半減させている。
僕にも遺伝で伝わったが、母は緑内障がかなり進んでいる。
これに加えて、白内障もあったようだ。
退院してから、白内障の手術のため三日ほど再入院した。
緑内障によって欠損した視野もあるため、快癒することはない。
手術はうまくいったようだが、視力が安定するまで時間がかかるとのことだった。
そんなこんなで、いろいろと気が塞いでいたようだが、今回の旅行で少し希望が持てたらしい。

僕も安心した。
そのうち、以前から行きたがっていた本川越へ連れて行ってやろうと思っていた。
だが、視力が安定するまでは待った方がいいと思っていたのだ。
今回は以前使っていたちょっと度が強めのメガネを景色を見るときに使ったようだ。
あとひと月くらいで新しい眼鏡が作れるらしい。
秋ごろには連れて行ってやれるだろう。

僕も本川越など行ったことがない。
「小江戸」とか、「蔵造りの町並み」といったキーワードで観光名所があるらしい。
これまでも、父がいなくなってから奥多摩やら桜や梅の花見などに連れ出していた。
母は僕が学生の頃、昔の友達と疎遠にしていることを非常に気にしていた。
「友達がいなくなるからマメに付き合うようにしろ」、とかお節介をよく言っていた。
その母は、父がいなくなって実は自分自身に友達がいないことに気付いたようだ。

実家の仕事は土日がメインのため、交友関係も狭い。
入院中に見舞いに来てくれた、実家でパートに来ている同い年の女性と友達になれたそうだ。
せめてこれまでの時間を挽回するように、外出でもなんでもしてほしいと思う。

2017花壇のガクアジサイ2

Tag : 多摩武蔵野散策

プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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