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【くらやみ祭】今日は「品川海上禊祓式」

さて、今年もやってきました。
本日は待ちに待った令和6年『くらやみ祭』の行事の初日です。

品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)

これは神事の一環のため一般人は見守ることが出来ません。

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「汐盛り」とも呼ばれる神事であり、神職一行が品川海上に出て身を清めるとともに、清めの汐水を神社に持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用する。ここからくらやみ祭の一連の行事が始まる。
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こちらの映像にこの「汐汲み」が収録されています。
品川沖で行われます。
京王線に平行して府中付近を走る街道がありますが、道路標識によると「品川街道」となっています。
なるほど、昔はこの街道を通ってきたのですね・・・・。
いまどきは高速道路を走ってくるようです。

今日、くみ上げた汐水は神社境内にお清めのために撒かれるのに使われるようです。
塩が含まれていますから、文字通りお清めの水となるのでしょう。

Tag : 文化多摩武蔵野歴史

今日は「昭和節」

今日は「昭和節」。

昭和天皇のお誕生日であり、僕が子供の頃は「天長節」・・・つまりは天皇誕生日だった。
「昭和節」といういいまわしはしない。
そのような呼び方をする時代でなかったせいだ。
だが、11月3日が「明治節」であるならば、今日は「昭和節」であってもよいだろう。

九段下5

昭和天皇のお誕生日が祝日として残された経緯は、ちょっと複雑である。
純粋に昭和天皇を偲ぶ日として、という理由だけではないためだ。

大きな要素として、この日がGWの一角を成す祝日でもあったからだ。
GWというのは、カレンダー的に一年でももっとも大きな連休である。
盆暮れ正月に並ぶ大型連休である。
多くの人が消費活動に勤しむため、経済効果も大きい。

このような理由もあって、昭和天皇が崩御されたのちも、「みどりの日」として残された。
昭和天皇が自然をこよなく愛され、生物学者としてもご活躍されたことが由来である。
その後、多くの国民の希望もあって、現在の「昭和の日」として改正された。

九段下4

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす」という趣旨となっている。
また、「みどりの日」はそれまで「国民の休日」であった5月4日に上書き的に移動した。 

経緯には紆余曲折があったかもしれないが、やはり日本の歴史を俯瞰しても極めて困難な時代であった戦後期を、国民と一緒に乗り越えられた昭和天皇を偲ぶ国民の心と絆は深く、そして堅い。

今日は昭和天皇のお誕生日である「昭和節」。

日章旗2

Tag : 文化歴史

自転車と人生と・・・

赤い自転車に乗り換えてから、遠出の回数は減ったと思う。

真っ赤な自転車1

乗り換えた赤い自転車はママチャリ、その前の自転車はさほど高価ではないものの、サイクリング仕様だった。
まぁ、普通に走るだけならママチャリは楽な乗り物とも言える。
しかし、やっぱり遠乗りするならサイクリング車の方がいい。
やっぱり、お尻を上げて駆けるように漕ぐほうが、力の分散がなくて効率的に推進力になる。

ママチャリに乗り換えたときに、瞬時にその感覚があった。
サドルがどうにも低くてかなわない。
足の力がペダルに伝わりにくい。

遠乗りの回数が減ったのは、年齢のせいもある。
まだまだ体力はあるといえど、昔ほどではない。
気温や天候に左右される度合いが増した。

マイ自転車

ママチャリに乗っていると、それでまぁいいか・・・と妥協的になった。
サイクリング車にまた乗りたいという欲求はあるが、「年齢考えろよ」と自分を抑制する自分がいる。

こうして歳をとるほど、人生がつまらなくなっていくのだろうか・・・。
自分の親を見ていても、そう思うことがある。
足腰が萎えて、外出もままならないと、日々を家の中だけで過ごすことが多いようだ。
「お出掛け」をしたくて、僕は先日親にねだられたが、車もないため断った。
ろくに歩けもしないくせに、電車で外出などできる筈がない。

いまにママチャリも乗れない日がくるのかもしれない。
まぁ、それも仕方がないのかもしれないけど。

多摩湖自転車道

Tag : 散策文化

漢詩「琴書自足閑中楽」

琴書自足閑中楽天地能容酔後狂

「琴書自足閑中楽天地能容酔後狂」

琴書自ら足る閑中の楽、天地能く容る酔後の狂(きんしょおのずからたるかんちゅうのたのしみ、てんちよくいるすいごのきょう)と読みます。

意味は、「琴を弾き、書を読むはおのずから閑中の十分な楽しみで、酔っ払いの無頓着なる狂生をもよくこの天地間に受け入れてくれる」というものです。

わかるような、わからないような・・・だが、おそらくは古書を読みふけって歳月を忘れ、濁酒に酔って我が身を天地に任せる、と思います。

充分に調べる時間はありませんでしたが、この句は文字数や字面、書きよさに重点を置いて選んだものです。

むさしの山居の生活を送る僕のささやかで、慎ましい生き方を現わしているのであれば良いのですが・・・。

かな墨

Tag : 文化歴史漢詩

郷土博物館は軒並み休館日

どうにもこうにも、最近あんまり博物館・美術館へ行けていません。

理由のひとつには、あまりよい展示がないためでもありますが・・・。
五島美術館も、出光美術館も、根津美術館も・・・どうにもいまひとつですねぇ・・・。

郷土博物館もご無沙汰です。
これはなによりも、休館という事情があって仕方ありません。


江戸東京博物館入り口


台東区にある江戸東京博物館はリニューアルのため、2025年まで休館中です。
一昨年くらいに、閉じるひと月前くらいに観に行きました。
さてさて、休館&リニューアルの効果がどのくらい出るものでしょうか?

東京都府中市にある郷土の森博物館はどうでしょう?
実はこちらも休館で、大工事が行われているようです。
当初は、プラネタリウムなどがある本館のみのリニューアルだったのですが、電気系統の修繕をせねばならないと園内すべて閉鎖になったようです。
でも、こっちは7月20日に再開するとのことです。
いいなぁ、暑くてうだる時期かもしれないけど、涼しい本館で常設展とプラネタリウムを観ましょうか?

郷土の森復元建物2

なにか美術品もよいものがあれば見たいけど・・・。

Tag : 文化歴史芸術美術

寄り添って幸せなおねんねを

春は曙・・・。

空気も暖まってきて、布団もそろそろ替え時です。
冬の間は、羽毛布団。

小庵に初めて入居したときに買ったものだから、なんともう二十四年も使っているのかぁ・・・。
綿の布団に取り替えれば、にゃんこくんとの密着度も高まります。
しばらくは幸せな安眠生活ができそうですね~。

良い子良い子

しばらくはってのは、夏のタオルケットの季節になると、くっついてこないからです。
まぁ、寂しいけれどお互いのためですからね・・・。

さて、それは置いておいて・・・。
過日、いつものように一緒にねんねしていたら嬉しいことがありました。
腰が痛いので、ちょっと横向きに寝返ったのですよ。

おねむの様子4

しばらくすると、「小うず」が僕の顔に手を伸ばしてきました。
さわろうとしているのか、なんなのか・・・。
目を開けると、ちょうど横臥している僕の胸のあたりにまで、移動していて、それで手を伸ばしていたのです。
いうまでもなく、お顔の近くに寄ってきている。
顔と顔を寄せて寝ていたのです。

嬉しいなぁ。
にゃんこくんは飼い主にお尻を向けて寝ることはあっても、顔の近くで寝るなんてあんまりない。
「小うず」も幼児のころは枕元で眠ってたけど、それ以降は僕の脇の下が定位置です。
幸せな気分になってまたウトウトと眠ってしまった。

ふっくら布団6

ちょっと、いやな思い出もあります。
それは「うず」のこと。
「うず」もまた、そんな行動をとったことがありますが、それはあと数日ってときのことでした。
夜中、僕の顔をじっと眺めていました。
そして、同じように顔を寄せて眠っていた。
・・・・・・

大丈夫。
「小うず」は、まだまだ元気だし。
素直に幸せを味わいましょ。

Tag : ネコねこアメショー

ゴトゴト寝台列車の旅もまたよろし?

僕はかつて大阪で仕事をしたこともあり、当時の知り合いも少なくはありません。

それ以来は、滅多に行ってはいませんが、やっぱりたまに会いたくなる知り合いもいます。
以前は、JR新幹線で往復していました。

武漢ウィルスの影響があった時期のため、早朝発最終発の割引チケットを購入。
さらにGOTOの割引があったこともあります。
お蔭でお安く移動できました。



さて、この動画では、それよりもさらにお安い移動手段があるようで、ご紹介します。
なんとなんと、寝台特急とのこと。
大阪駅を0:30発であるという。
ただし、普通の寝台を借りるとさらにお高くなってしまいます。
なにやら、寝台もどきの半個室で寝そべって一晩あかすと、朝の7時くらいに東京駅に到着です。
なかなかいい。

一度やってみたいものだが、しかし行きはどうする?
東京からの寝台特急はあるのだろうか?
しかし、さすがに連続車中泊は厳しいなぁ・・・。

Tag : 文化

Flow of Time  サングラスに 季節は過ぎ・・・

" Flow of Time “

杉山清貴さんが作詞されているんですね。



僕は最近のアルバムは購入していないので、初めて聞きました。
とても良い曲です。
彼らしい曲だし、明るくてテンポもいいし。

最初の詞から、珍しく春の歌かな?
と勘違いしてしまいましたが、どうやら年間通じて仲間とワイワイしているよう歌です。
このジャンルの歌はたまにありますね。
アルバム「realtime to paradise」の「タイを外して」なんかに似てます。

お姿はさすがに、昔とは変わってそれなりのお歳を数えられていますが、声の爽やかさは変わらず。
若い頃の一本調子な感じではなく、むしろ、伸びやかさにも円熟味を感じるといいますか・・・。
失礼な事を書きましたが、僕が杉山清貴さんに感じるのは、本当にいい歳の取り方しているなぁ、と。
きっと、自分の表現や音楽を大事にしているからなんだろうな。
無理しない、背伸びしないで、自分の理想を追い続けたから、なんじゃないかな。

先日UPした「FIRST FINALE ALIVE」の動画のなかで、「大きなメインストリートではなく、横のある小さな道に、すてきな景色があるんじゃないか」と話してますが、そのとおりの生き方をされたんだろうと思います。

湘南七里ヶ浜

Tag : 文化芸術自然

久しぶりにマカロニ・グラタンを作ってみた

久しく作っていなかったレシピです。
マカロニグラタン。

マカロニグラタン1

正確にいうと、似たようなレシピは作っていました。
ドリアです。
どっちかといえば、米好きな僕としてはドリアなんですが、ドリア用の残りご飯ってのがなかなかできなくて。
僕は結構、律儀に炊いたご飯は食べきってしまうのですよ。
夜、2合炊いて、半分は夕飯に、そして残り半分は翌日のお弁当。

マカロニグラタン2

そんなで、ドリアにも久しく離れていました。
だったら、マカロニ買って作ればいい、とごく当たり前の発想がありませんでした。
まぁ、たしかにグラタン用のマカロニが業務用スーパーで売ってないんですよね。
しかたなく、サラダ用のマカロニを使っています。

自家製ドリア2

作り方はドリアとなんら変わりません。
お米を入れるか、マカロニをいれるかの違いのみ。

ドリアのときよりも、クリームを増量した方がよさそうですね。
それでも、美味しく出来ています。
料理はたのしい。(^∇^)

土の匂いを知っているか?

僕が小さな頃はよくどろんこ遊びをした。

子供の遊び場である公園などには、必ず砂場というものがあった。
そこいらに地面が露出していたので、土をこねたりして遊ぶのは日常だったと思う。

園芸売り場

雑木林などでは、地面を掘って昆虫の幼虫を捕まえたり、秘密基地を作ろうなんてこともやった。
学校の行事で芋掘りをしたときも、土を掘ってみたり、土をいじったりを体験した。
花壇で植物を栽培したりもした。
とにかく、土に馴染んだと思う。
詩的な意味では無くて、本当に土の匂いを知っていたと思う。

稲穂3

最近の子供はどうなんだろう。
学校で僕らと同じように、花壇や畑で植物を育てたりはしているだろう。
しかし、地面の露出の少ない昨今では、土に馴染む機会も限られているだろう。
「土の匂い」なんて、知っているのだろうか・・・。

僕らの食事の基本が農産業で収穫されたお米である以上は、国民の大多数が土の匂いを知っているべきだ。
土の地面が、すべての事の中核であることを知らずして、日本人たるや?
僕自身が日頃、地面に馴染んでいないため、よくわかる。

シェア畑

まぁ、案外杞憂だったりもする。
意外にも子供達は土をいじったりしているかもしれない。
家庭菜園などをしている世帯もある。
・・・・・

いやはや、それも一部の話だろうなぁ・・・。

Tag : 文化多摩武蔵野歴史自然

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無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

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「小うず」二代目。H27年生。♂
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