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平成三十年の大晦日・・・ゆく年くる年

本日はいうまでもなく大晦日。
平成三十年の末日です。
昨年の大晦日は新しい仕事についてから初めて大晦日に、というよりも大晦日から三が日の期間で唯一のお休みが取れました。
とはいうものの、急きょ半日だけですが出勤要請がありまして、正確には午後だけ休めました。
帰り道で吉祥寺に途中下車、井の頭公園や、駅ビルの食料品売り場などへ行った記憶があります。

大晦日の井の頭公園2

さて、なんと今年は大晦日から元旦、二日の三日間お休みになったのです。
なんと奇跡的。
とっても、ハッピーです。
なによりも母にそれを伝えると、大喜びされたのです。
僕の実家はおせち料理の販売もやっていて、大晦日の晩まで大忙し。
まるで蕎麦屋のようですが、そんなこんなで母も疲れてしまって、元旦には兄たちの訪問も断っていました。
仕事帰りに僕だけ、夕食をいただきに実家へ帰っていたのです。
そんな仕事の状況なので、僕はむしろ元旦仕事でよかった、などと思ってました。
だけど、この喜びよう・・・。
本当はお正月を誰かと人並みに祝いたかったのだなぁ、と反省しました。

今年はどんな年だったでしょうか・・・?
あんまりいいたくありませんが、改めて周辺国に恵まれない国だなぁ、との思いです。
直近の話題では自衛隊哨戒機へのレーザー照射事件、戦時労働者への賠償判決による条約違反、自衛艦の旭日旗問題などもありました南朝鮮。
そして、チャイナではファーウェイのスパイウェア問題、南沙や尖閣での紛争事案、アメリカとの貿易戦争。
忘れてはいけないのが、米朝の初会談がありましたね・・・。
いずれも近隣の特定アジアです。
まったく頭の痛い問題ですが、もっと迅速に実効性のある対抗措置を取ってもらいたいものです。
現政権になってこれまでよりもマシな対応ともいえますが、国民のストレスも相当なものでしょう。

大晦日の吉祥寺3

さて、僕は一昨日までに休日を使って大掃除を終えました。
ほんの少しですが断捨離しました。
いらない衣類がたくさんあって・・・。
本当はもっとあるのですよね。
スーツなんかは昔のはほとんど着れなくなっている筈。
今日になって、お正月に必要な食料品などを買い出ししました。
僕は大晦日に吉祥寺へ行くのが大好きなんです。
デパ地下や駅ビルなど食糧品売り場がたくさんありますから。
活気があって大好きです。
元旦よりも大晦日のこの雰囲気の方が好きです。
みんなウキウキしているのが伝わってくるからなんでしょうね・・・。

さて、例年だと夜はそばを食べて、ビール飲んで、近所の神社へお参りです。
今年は休暇もいただいたので、せっかくだから浅草寺へ行こうと思っています。
混雑必至ですけど、一度くらいは行きたいと思ってました。
僕もじきに夜中に出歩くのはきつくなっていくだろうな、と思うので・・・。
頑張って行ってきます。
年末寒波が心配ですけど・・・。

ではよいお年をお迎えください。

お焚き上げ

Tag : 多摩武蔵野文化散策

蓬莱に一斗の酒でおめでたや

「蓬莱に一斗の酒を盡しけり」

蓬莱に一斗の酒を尽くしけり

正岡子規の俳句です。
「蓬莱」は勿論、伝説上の山のことですが日本では富士山を指すことが多いです。
おめでたい表現のもありますので、季語としてお正月の句ですね。

もうじき年が変わり、平成最後のお正月を迎えます。
この時期に正月にちなんだ俳句を色紙に散らしてみました。

一斗の酒とは、十升・・・およそ18リットルとのことです。、
某らが日常ではあまり聞きなれない単位ですが、一斗缶というものがありましたね。
まぁ、それだけたっぷりのお酒ということです。

富士山にお酒を一斗、捧げました・・・そんな意味でしょうか。
蓬莱山を富士山になぞらえて、それで「おめでたいお正月の句」。
日本人にしかわかりづらい感覚かもしれません。
「一 鷹 二 富士 三 なすび」
などといって、富士山を初夢に見るとおめでたい、などというのも日本独特のものです。

今の時期は関東では空気が乾燥していますので、厳しい寒さがますます増幅されますよね。
でも、そのおかげで西の空はいつも遠くまで見晴らせます。
冬は富士山が見やすい季節。
しかも、頂上が冠雪されていますので、理想的な富士山の姿が拝めます。
以前、富士吉田市で近くに鎮座する富士山をみましたが、街なかでも富士の威容が凄かった。
あんなのを毎日見れるって、なんて有り難くお目出度いのか・・・。

来る平成の最後のお正月、そして新しい元号の年へ。
良い年が迎えられるといいですね・・・。

山中湖から富士山2

Tag : 文化俳句自然

素晴らしき国史「日本国紀」で学ぶ(12)・・・アメリカとの衝突

第一次世界大戦で、荒廃したヨーロッパのかつての列強は衰退していきました。
四年以上続いた大戦争は、近代兵器を駆使し、両陣営合わせて戦死者一千万人、戦傷者二千万人、行方不明者八百万人という悲惨さでした。
これに反して、戦時好況に沸いたのが日本とアメリカです。
重工業品はもとより、欧州からの輸入が途絶えたアジア地域へ物資などを供給していたのです。

戦争が終結して、パリで講和条約が結ばれましたが、アメリカ大統領が「国際連盟」の設立を提唱しました。
日本はこの国際連盟規約に「人種差別の撤廃」という文言を入れることを提起。
人類史上初めて、人種差別を否定する主張が展開されたのです。
それを行ったのは我々日本人の先人なのです。
このことを僕たちは忘れてはいけないと思う。
そして、その後の大東亜戦争・・・別名:太平洋戦争に強くかかわっていくのです。

日本は各国と何度も協議し、条項の成立を目指します。
投票の結果、多数決で賛成十一、反対五となりました。
しかし、議長国のアメリカは「このような重要な議題は全会一致でなければならない」と却下したのです。
日本人が有色人種のなかで唯一、大国としての地位を示したとはいえ、依然世界は・・・この国際連盟も白色人種優位であることが露見したのです。

日本橋2

それでも、二百五十年以上も鎖国により西洋文明から隔離されていた国が、わずか半世紀足らずで列強と肩を並べたのです。
同盟国であるイギリスをはじめ、西洋諸国は日本に対して敬意を払うようになっていたのです。
だが、出る杭は打たれるとでもいうのでしょうか・・・。

アメリカは欧州と比べて、植民地主義から出遅れていた国です。
アジア地域の利権を得るための足掛かりとして満州への進出をもくろんでいたのです。
満州鉄道の経営に関する覚書を外交官の小村寿太郎に一方的に破棄されたアメリカは激怒しました。
これ以降、アメリカは日本との敵対を決定的なものにしたのではないでしょうか。
アメリカ国内では日本人移民への排斥や人種偏見が激化していきます。

ここから、大東亜戦争という日本にとって歴史上空前の戦乱の時代へと流れ込んでいくのです。

Tag : 文化歴史読書

年の瀬のむさしの散歩

今年最後のお散歩になるかもしれません。
とはいっても、お散歩ではないのです。

久しぶりに自転車で所用に出かけたので、その途中の景色を画像に収めました。
南の方角へいけば甲州街道、そして多摩川原橋。
北上すると保谷、西東京市。
比較的新しい幹線道路です。

グリーンパーク遊歩道1

車道の他に自転車専用のレーンが両サイドにあり充実しています。
沿道も緑が深い綺麗な道ですね。
それもそのはず、この沿道にはグリーンパーク遊歩道があります。

かつて武蔵野競技場線という国鉄中央線の支線がありまして、その跡地です。
鉄道の通っていた後ですから、公園というよりも遊歩道として残されたのですね。
以前にもこの場所については記事にしました。
その時は春先だったかもしれません。

グリーンパーク遊歩道3

今回は紅葉がきれいです。
とはいっても、もうすっかり冬なので落葉直前ですね。
でもいい具合に色づいていて景色もいい感じでした。

あぁ、最近は玉川上水のほとりを自転車でいくことも少なくなったから・・・。
ここもまた、玉川上水です。
いつもよくいった三鷹や吉祥寺方面の上水流域より上流です。

グリーンパーク遊歩道2

自転車でさーっと流してしまうと、あっという間の景色です。
できれば徒歩で楽しみながら眺めたい景色ですが・・・。
そんな時間の余裕ができるのは、徒歩だとキツイ老後なのかもしれません。
病気で会社を休んでいたころ、玉川上水を遡る自転車旅や多摩湖自転車道で村山貯水池まで何回か走った。
本当にやっていてよかったなぁ、と思いました。

冬の空は高い。
年の瀬もせまり、もうじき大晦日です。

Tag : 多摩武蔵野散策

職人さんの栗羊羹

クリスマスは西洋発祥のイベントです。
だから、食べ物は七面鳥のロースト。
食後には洋菓子、ケーキなど。
特に日本ではクリスマス向けのケーキがわざわざあるくらいです。

モンブランノエル

この西洋の行事を流行らせたのは洋菓子メーカ- だという噂も。
僕が子供の頃はせいぜいデコレーションケーキくらいだったと思いますが・・・。
最近はブッシュ・ド・ノエルだかなんだといって、木の切り株を模したロールケーキのようなものがあります。
因みに画像は先日食べたケーキで「モンブランノエル」・・・結構安くて美味しかったです。
ノエルってのはクリスマスって意味なんですね。
脂肪や砂糖をたっぷりと摂取してしまいます・・・。

さて、クリスマスが終わったら、日本はガラリと和風に転換します。
このダイナミックさがなんともいえませんね。
正月までは、ダイエットのためにお菓子がしばらく我慢してもいいですが・・・。
我慢できない人には和菓子をお勧めです。

栗羊羹1

こちらの栗羊羹は僕の実家の近所にある和菓子屋さんのもの。
もう、ご主人もいい加減お歳のようですが、まだまだ頑張っているようです。
最近では経費がかさむので、「ザラメを少し使えばいいじゃないの」といわれたそうです。
するとご主人、憤慨して

「そんなもの混ぜるくらいなら、俺は店を畳む!」

と仰ったそうです。
その職人気質、僕はしびれてしまいますね。
子供のころから、よく食べていたこのお店の和菓子。
そんなご主人の心意気があっただなんて・・・。
話を聞いただけで、お菓子に敬意を払ってしまいますよ。

実際、美味しいです。
心意気に・・・感謝。

栗羊羹2

素晴らしき国史「日本国紀」で学ぶ(11)・・世界のひのき舞台へ

さてさて、明治以降になると途端に歴史が生々しくなってきた感じがします。
やはり開国後に西洋文化を取り入れた世界で生まれ育った世代には、江戸時代と違って実感があるのでしょう。
それだけ、事件や現象も多くなってきますが、それだけ資料も揃っているからでしょうね。

明治維新以前に幕府が諸外国と結んだ不平等条約に苦しみました。
よくいわれることですが、日本は世界中の金(ゴールド)の半分くらいを保有していたとかなんとか。
分量についてはなんともいえませんが、それだけ多くのゴールドがあって豊かだったという事です。
なにせ、市中に流通している貨幣が黄金でできていて、町民まではもっていたのです。
それらが諸外国との不利な条約によって、どんどん流出していく。
明治時代には、かなり厳しい財政状況であったようです。

不平等条約はそれだけではありませんが、これらを取り戻すのに日本人は多くの血を流したことになります。
日清、日露戦争の勝利によって、諸外国の日本への敬意は格段に上がりました。
日米修好通商条約の最後の不平等条項である「関税自主権がない」という条文を消し去ることに成功しました。
これにともないイギリス、フランス、オランダなども続いて改正に応じたのです。

これなんですよね。
国同士の約束事である条約を変更するには「力」によるものでしか達成できない。
因みに、この条約改正の翌年に明治天皇が崩御されました。
苦しく厳しい時代を乗り越え、見届けた偉大な天皇であられたと思います。

みたま祭り2

時代は大正時代へ。
世界では第一次世界大戦がはじまり、欧州は戦火が渦巻く大混乱へ。
戦場となった欧州は荒廃し、諸国の力は衰えていきました。
さほどの犠牲を払うことなく軍需品などの輸出で利権を得たのが、アメリカと日本でした。、
重工業が発展して、空前の好景気となります。

この二国がのちに世界の覇権争いを行うことになるのです。
いよいよ出てきますが、「満州」に関する利権に米国が乗り遅れることで日本に対する敵意が顕れてきます。
その前にも、国際連盟での「人種差別撤廃」の条文は議長国であるアメリカの「全会一致でなければ認めない」という一言で覆されました。
結局のところ、世界は依然として白人至上主義が大勢を占めており、そこにはやはり「力」がものをいう時代であったのです。
日本の持った理想、人類初の提案である「人種差別撤廃」は叩き落されたのです。

時代の趨勢というものもありましたが、日本の外交力のなさというものが露見していった結果、ずるずると大東亜戦争へと雪崩れて行った・・・。
江戸時代の鎖国政策は文化の隆盛を生み出した反面、日本に決定的な弱点をもたらしたともいえないでしょうか。

井の頭池と紅葉1

Tag : 文化歴史読書

クリスマスも一緒にねんね

今月は「日本国紀」関連の記事ラッシュでなかなか登場の機会がありませんでした。
先日のにゃんこ関連記事も「うず」のお誕生日でしたし・・・。

機会こそありませんでしたが、「小うず」が実生活で影が薄かったなんてことはありません。
いつもより増して濃密な時間を過ごしてましたよ。
相変わらずのいたずらぶりに時に、カッとなったりもしますが・・・。
僕だって、たまに足元をうろつかれて踏んじゃったりしましたし。
そんなときの悲鳴も可愛いです。
いや、本人は災難でしょうけど。

めっきり寒くなりました。
とりわけ、昨夜のイブの帰り道は寒かったです。
それまでは、朝はかなり厳しかったけど、帰りはさほどではありませんでしたから。
そう、朝は非常に辛いんですよね。
なんたって、布団の外に出る勇気が必要で・・・。

グリグリ膝のうえ1

夜はいつも、「小うず」が寄り添って寝てくれます。
この子は小さい時からそうでしたが・・・。
初めて家に来た日の夜も、僕の枕元で丸くなって寝てました。
僕の顔に寄り添うようにです。

すっかり大きくなった今ではさすがに顔の横では寝ません
でも、いつも布団の上からフミフミしてから、腋の下あたりで丸くなります。
フゴフゴ、フゴフゴと咽喉を鳴らして嬉しそうに丸くなります。
一晩中、ずっと脇の辺りで寝ています。
「うず」のように夜遊びに出かけたりはしていないようです。

おねむの様子3

寝る直前は、遊びたくてしょうがなくて、僕の手にじゃれついたり噛みついたり・・・。
どっちも甘えているんですよね。
どんな形であっても、この子は常に僕に甘えている。

猫はひとの役には立ちません。
犬のように番犬にもならないし、馬のようにモノを運んだりもしません。
赤ん坊のように将来、年老いた自分の面倒もみてくれません。
それなのに、人は猫に無制限の愛情を与えたくなる・・・。

思うに、猫って愛情を形にしたものではないかと思います。
愛ってやつは、実は猫の形をしているのでは・・・。
だって、そいつは不恰好でもあり、滑稽でもあり、とても愚かです。
だから「愛」のようじゃありませんか・・・。

クリスマスだからじゃないですが、大好きなにゃんこくんで哲学してみました。

猫じゃらしが好き

Tag : ネコねこアメショー

今夜はクリスマス・タイム・フォーエバー

今年のカレンダーは年末年始ともよいようですね。
なんとクリスマス・イブは天長節の振り替え休日のため祝日です。
そして、お正月は飛び石連休のようになっていますから、うまくお休みをとれば大型連休になる人もいるでしょう。
まぁカレンダーと関係のない僕には無縁ですが。

11月のハロウィーンには苦言を呈す僕ですが、まだクリスマスには寛大です。
僕も青年の頃には、いろいろと楽しみました・・・。
といっても、めくるめくような恋の季節としてではなく、単純に雰囲気を楽しんだだけです。
僕は誰かと一緒にいるよりも、ひとりで雰囲気を楽しむ方が好きでしたから。

いままでもクリスマス・ソングの曲を何度か紹介していますが、日本の曲はあまり紹介していません。
僕の最も好きな曲のひとつをご紹介します。
シングルでヒットした曲ではなくて、アルバム曲・・・それもベストのなかに収録されているものです。

ZARDの「クリスマス・タイム」です。



坂井泉水さんの透き通るような声、そして切なくなるような歌詞が気にっています。
「君の代わりはいないよ」
というフレーズは、なんということのない言葉ですが、この曲のなかで坂井さんの声で聴くとなんとも・・・。

ひところ、浦安から横浜のみなとみらいまで湾岸を走りながら、ずっとこの曲を聴いていました。
湾岸の夜景と、クリスマス・・・。
坂井泉水さんとドライブをしているような・・・・妄想がとまらない
懐かしいな。

お台場デックス

Tag : 多摩武蔵野

今日は平成最後の天長節

今日は世間では「天皇誕生日」です。
それでもいいですけど、僕はやはり天長節をいいます。
毎年の祝日ですが、今年はさすがに違いますね・・・。

天皇皇后両陛下軽井沢

今年は平成最後の天長節。
今上陛下の最後の天長節です。
来年からは平日になるのでしょうか・・・。
皇太子殿下のお誕生日は2月23日です。
ご即位は5月ですから、現・皇太子殿下のための天長節は再来年になります。
とすると、来年平成三十一年は天長節がない年になるのですね・・・。

現時点では、来年以降の今日が祝日になるのかは決まっていないそうです。
おそらくは平日になるのでしょう。
12月もまた、6月と同じように祝日のない月になるのですね。
ただ、大晦日はお休みの会社が多いので、さほど影響はないでしょう。

天皇陛下軽井沢

ご在位期間中の最後の天長節ですから、きっと一般参賀は大賑わいになるかもしれません。
残念ですが、僕はお休みではないので行けません。
数年前に新年初参賀は行ったことがあります。
あぁ、今上陛下には2年前に軽井沢で「お見送り」をさせていただきました。
ご高齢であられるのに、陛下は駅までのバスの中でお立ちになられて沿道の人々に手を振ってにこやかでした。

不況や天災の多かった平成の御代。
多くの日本の被災者らを励ましておられた両陛下・・・。
天皇陛下・・・万歳。

日章旗2

今日は冬至・柚子湯の思い出

二十四節気で今日は冬至。
いうまでもなく、今日は夜の長さがもっとも長く、昼が短いという日です。
皮膚感覚では冬が極まるように思えるのですが、気温が下がって寒さが極まるのは新年1月~2月くらいです。
真ん丸い地球の表面が冷えていくには時間がかかるのですね。

日本では冬至に太陽の気がもっとも弱まって、これから徐々に回復していく転換点。
陰が極まり、陽へ還ってゆくという言葉に「一陽来復」があります。
穴八幡宮でも今日から金運を授けるお札が配られるようです。

穴八幡宮1

さて、冬至と言えば柚子湯です、
あったかいお風呂に柚子を浮かべて、香りを楽しみ、血行促進で体調を整えます。
もとは陰が極まる日ですので、禊で厄を落とすためと言われています。
小庵では残念ですが、今年もやっていません。
うっかりしていたのもありますが、今思えば先日スーパーで柚子を安く籠で売ってたなぁ、と。
お風呂に入浴剤を入れたりすることはしていないんです。

僕の子供の頃、実家は木造平屋でした。
お風呂はかまどで焚いていたのを覚えています。
薪を割って、火の中へ投入して燃やしていたのも記憶にあります。
その後、ボイラーになって、建てなおした鉄筋のうちでは給湯器になって・・・。
でも、かまどで焚いたお風呂で柚子湯や菖蒲湯に入ったのも覚えています。

不忍池枯れ蓮1

昔ばかり懐かしがっていてはいけませんが、でも昭和レトロな当時の光景もよい思い出です。
あのころの方が、ちゃんと物を大切にしてエネルギーも節約していたのかもしれません。
当時は節約なんて考えがあったかは知れませんが、自然にそうなっていたのかもしれませんよね。

さて、明日から運気が上がっていくそうですよ。
寒い寒いと縮こまっていないで、寒風で身が引き締まる、という気持ちで新年を迎えましょうね。
プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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