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まぁ、日本茶でも飲めや

先日、小庵の雨漏りによる内装復旧工事を行ったことは既に書いたとおりだ。

工事には当然の如く、大工さんや内容工事業者が来た。
日がな僕はその間、家にいて時間を潰していたのだが、彼らは当然一日中働き通しだ。
お昼には休憩もするし、途中休憩タイムもある。

お昼はめいめい車に戻って済ませたか、外食をしたようだ。
だが、3時の休憩にはホストとしてお茶とお茶菓子を出した。
さて、その際に出したお茶についてだ。

僕は日頃は、珈琲を飲む習慣で、決して日本茶は飲まない。
以前はほうじ茶に凝っていたので、吉祥寺のゴールデン街にあるお茶屋さんで茶葉を買って飲んでいた。
しかし、緑内障が判明してから、あまり因果関係はないと言われているが、夜の珈琲だけにしてお茶類はノンカフェインの麦茶のみにした。
以来、飲茶の習慣はほぼなくなった。

お茶セット

しかしながら、大工さんなどにお茶を振る舞うのに、珈琲はないだろう。
そこで、お茶っ葉ではなくティーバックになっているほうじ茶を買ってお茶を淹れた。
やはり茶菓子に合うのは日本のお茶だろう、と思い・・・。

しかし、淹れて思ったのはティバックのはあんまりおいしくない、ということだ。
お出ししておいて申し訳ないが、僕も飲んでみたらあんまり美味しくなかった。
やっぱり、お茶の葉をがばーっと開けるような急須に入れないとダメなんだ。

僕が大学生のときにゼミの先生が紅茶好き、ミルクティーが大好きな方だった。
やはり紅茶の入れ方にもこだわりがあるようで、確かに淹れて頂いたものは美味しかった。
そうなんだよな。
やっぱりこういうものは、ちゃんとした淹れ方をしないと・・・。

最近はどちらかというと、煎茶の方が美味しく思えてきた。
以前、人にいただいた急須も活躍させなばなるまい・・・。

Tag : 文化

「ゆくへも知らぬ 恋の道かな」

「由良の門を 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな」

由良の門を渡る舟人をたえゆくへも知らぬ恋の道かな

小倉百人一首の46番歌です。
曽禰好忠(そねのよしただ)の歌とされています。

冒頭の地名は、京都にある由良川の河口を指すようです。
舟がゆらゆらと流される様に掛けているようです。
河口という場所は、潮の満ち引きの影響で非常に危ない場所で、小型船舶にはとりわけ危険です。
そんな場所で「かぢをたえ」とは、かぢを失ってしまったのでしょう。
ここでいう「かぢ」とは舵のことではなく、櫓や櫂などのように舟を操るための道具。
かぢを失った舟は、波間を行方も分からないまま流されている有様は、まるで恋の道を迷っているようです。
文字通りにはこんなところですね。

九段下6

ところで詠み手の曽禰好忠は、天才的な歌人であり万葉の言葉を使って、当世風の優れた歌を作りました。
歌人としてたいへんな評価を得ていたようではありますが、一方でとても自負心が強い人物です。
悪くいえば我が強くて、のぼせ上がっていたようです。
この歌は秀歌ではありますが、あまり深みがありません。
そこで、定家の目論見としては、この歌を曽禰好忠自身に対する戒めとして選歌したのではないか、という説もあります。
天狗になって孤立を深めている曽禰好忠をして、「ゆくへも知らぬ 恋の道かな」に掛けたというものです。
「ねずさんの日本の心で読み解く百人一首」(著:小名木善行 )の解説です。

人間みな謙虚になりましょう、というものです。

新宿で「線は僕を描く」

映画『線は僕を描く』を観てきた。

仕事帰りだったので、都合の良い時間に上映スケジュールのあるTOHOシネマを利用した。
21日からの上映だったと思う。
なので、丁度一週間経っている。

ジムなどで据え付けのテレビがあるが、そこではよく番宣をしていた。
映画なので番宣とは言わないかな・・・?
とにかく主演の若手俳優・横浜流星くんとヒロインの清原果耶さんが出ていた。



まぁ、この主演のおふたり・・・ますますでよかった。
イケメン俳優さんはこんな繊細な役柄をさらりとやるのかな、と思ったが、意外にもなかなかよかった。
そりゃ、わかさもあれば粗さもあろうが・・・。
清原さんも一応は美形の若手画家という役であったが、そえrほど完璧な美人というのでもない。
そこがよい。

さて、ストーリーだが基本的には原作を大まかに踏襲している。
しかし、映画で尺が短いこともあるのだろうが、映画版としてストーリーは再構成されていた。
原作だと霜介が手伝った展覧会で、千瑛がいきなり宣戦布告をするのだが・・・それがなかった。
湖山の自宅で出会って、いきなり指導を受けたりしていた。
冒頭の一波乱がない分だけ、ふたりの関係は穏やかに進行した様に思う。
だが、故に千瑛の心の動きが緩慢でそこは見応えがなかった。

とはいうものの、そもそももとの原作自体がさほど優れた作品でもないため、再構築したところであんまり抵抗がない。
原作に対する固執がないぶん、映画バージョンに対応しやすかったと思う。
尺が短いので、話のテンポがはやく思えるが、すんなりと割り切れるのだ。
むしろ原作は原作者が水墨画家ということもあり、「水墨画における精神性」がやや押しつけがましい。
なにしろ「線を引く」だけで相手の性格がわかっちゃう、という特技をみなさんお持ちだったりして、「持ち上げすぎ」と思う。
そんな原作の嫌みな部分が多く、そがれているのはケガの功名だろうか・・・。



さて、篠田湖山・・・世界的な水墨画の巨匠・・・・であるが、演じた俳優は三浦友和である。
いやはや、あの三浦友和がもう老人役をやるのだとか・・・。
時代も過ぎていったんだなぁ、と思う。
しかし、僕のイメージする湖山よりは若かったかもしれない。
僕は「美味しんぼ」の唐山陶人氏のようなイメージをもっていた。
そのため、もっとお年の俳優さんの方が印象に合う。

意外だったのは、湖山の親友で大巨匠である藤堂翠山が女性に設定変更されていたことだ。
ちょっとこれは残念だった。
話の途中では気がつかなかったが、この役を演じているのが富田靖子だった。
これまた時代の流れを感じてしまう配役であったと思う。

そして、一番弟子・西濱湖峰を演じるのが江口洋介。
これは適役だったと思う。
飄々としたキャラクターで、普段は雑仕事ばかりこなしている。
食事の支度、掃除、庭の手入れ、展覧会の準備など、まるで湖山の便利屋さんみたいであった。
しかし、湖山が席上揮毫をするさいに病で倒れてしまった。
その代役として筆を振るったのが西濱であった。

なんだかんだいっても、この話は学園もので有ると思う。
そのため、エンドロールで流れた主題歌がこの映画にピタリと合っていた。
若年向けのストーリーに、この若々しい歌がマッチしていた。
なんだか、そもそもがこんな歌みたいなものだったのだ。
映画に主題歌が追いついた感じである。

結果をもう一度、いうがまずまず良かったと思う。
難を言えば、展示されていた絵があんまり良くなかったと思う。
そんなことを思った後に、エンドロールでは数多くの有名な水墨画家が名前を並べていた。
きっと、これみよがしに水墨画の世界をアピールしようと協賛したのだろうか・・・。
ちょっと残念である。


Tag : 文化読書映画芸術

霊感商法にご用心!

統一教会はいまマスゴミではトレンドワードとなっている。

正直、まともな一般国民からすればどうでもよい話だ。
たんにテレビしか見ていない高齢者がのせられていきりたっているにすぎない。
第一、霊感商法などはすでに下火になっている。
「政治と宗教」という建前に載せられて、騒ぎ立てているのは情報難民といわれている高齢者だけだ。
おかげで政権与党叩きができるから、メディアは全力ではやし立てているだけなのだ。

江戸東京博物館ニコライ堂

はっきりいって、僕も興味は無い。
僕自身、宗教とは縁が無い。
僕の母親などは、「宗教=新興宗教=オ●ム真理教」という考えで、宗教そのものを忌避している。
ただ、その嫌悪感情のせいで、宗教との正しい距離感がまったく思考の外にあるため、人生観や死生観がほぼない。
おかげで、朝●新聞などというカルトの虜になっていることに自覚すらない。

僕は際どいながらも、自分なりに距離感を掴んでいると思っているため、かろうじて自分の親の滑稽が見えている。
そうはいいながら、危機は過去にあったのかもしれない。
念のため、ここで独白しよう。

僕が社会人になって、数ヶ月したころのことだ。
悩みを抱えていて、吉祥寺の街ナカを歩いていたときだ。
路上である男性に声を掛けられた。
「あなた!眉間から光が出ていますよ!悩みをお持ちですね?」
と言われた。
今、考えるといかにも胡散臭い。


だが、そのときたまたま頭を抱えるような問題を抱えていたため、その言葉に隙を作ってしまったのだ。
とある、ビルの会議室か応接室かわからないが、そこで悩みを話した。
さんざん聞いてくれたのは、その男性とアシスタントの女性だ。
・・・・
そして、彼らはこういった。
「貴方はご自身のやりたいことを断念すべきです。そして社会のリーダーとして成長すべきだ。」
正確には覚えていないが、たしかこんな言い方だったと思う。

ハナミズキ4

僕は急速に冷めた(醒めた)。
この話が実際、宗教であったかはわjからない。
なにかの育成セミナーのおすすめだったのかもしれない。
だが、僕は「自分がやりたいと思っていることをやめろ」と言われて、一気に醒めた。

騙されなくてよかった。
たんに「自分がやりたいこと」がはっきりしていたせいだ。
もっと、迂闊な性格だったら騙されていたのかもしれない。
こういうことも、そして宗教も、心の隙が狙われやすいのだろう。

歴代首相の追悼演説に涙

25日、野田佳彦元首相が衆議院本会議で安倍晋三元首相の追悼演説を行った。



その動画がYOUTUBEで公開されているので、僕もそれを視聴した。
このところのメディアの狂乱ぶりと、それを視聴している高齢者の不見識に辟易としていたが、野党であってもそこは仮にもかつての一国の宰相である。
なかなかの演説に胸を値で卸すとともに、感銘したのも事実だ。

国葬儀への招待状について、「不参加」の意思表示をネット上で自慢する低俗な同党の政治家もいたが、この野田元総理は毅然とした態度で儀式へ参加されていた。
政治家としての評価はまったくしていないが、今回の一連の行動とこの追悼演説は、儀礼に叶った立派な物で有ったと思う。
実に感動的な演説であった。
これがまた、現在の党首や直近の物で有ったらと思うと、ぞっとする。
無論、そのあたりも見越しての人選で有ったとは思うが・・・。



そして、こちらは国葬儀の際の、もうひとりの元宰相・菅義偉元総理の追悼の辞である。
テレビ●日の名物社員が物議を醸すねつ造発言で大騒ぎになった、その対象となった「名演説」である。
こちらも文句なしに胸に迫るような言葉で有ったと思う。
万年野党のようにケチばかりつけるかのテレ●の名物社員ですら、文句の付けようがないものだった故に、あのような難癖になったという見方もあるようだ。

政治家たるもの、政策立案能力や行政能力、外交など多くの能力が求められるが、さすが「言葉の力」の本家本物である。
人を感動させて、動かすことが出来るものである。
そのような面目躍如の素晴らしい追悼の辞であった。

「わっしょい吉祥寺」の再来!

先日、小庵のポストに「」わっしょい吉祥寺」が迷い込んでいました。

以前にも紹介しましたが、吉祥寺・三鷹・武蔵境エリアのフリーペーパー。
この手の冊子が増えていますが、良質な物は結構よかったりします。
やっぱりど・ローカルな内容だと嬉しくなります。

わっしょい吉祥寺
(*画像は以前のです)

まぁ、リーペーパーですから資金源はやっぱり主に広告料と思われます。
なので、広告だらけなのは仕方ない。
いろいろな制約があっても苦労していいものを出していれば、それはそれでよい。
それこそ、日経新聞のスポーツ欄みたいに、コンパクトな紙面で充実した記事が並んでいると評価する人もいる。
へたなスポーツ新聞よりもよかったりしますからね・・・。

もとい。
「わっしょい吉祥寺」
今月の特集は「秋の味覚」「ハロウィーン」。
あとのほうはどうでもよい。

正直なところ、個々の記事やお店紹介がどうとかではない。
来月、また吉祥寺で飲み会をする予定があるんです。
場所は候補として、吉祥寺か西荻窪。
メンバー構成によって、どちらかにしようとしていますが・・・。

吉祥寺イルミネーション2

吉祥寺だったら、「浜やん」にしようかな、と思っていました。
けれども、この冊子を見たらどこか新しいお店にしてみてもいいな、などと思いつつ。
けれどもひさしく行ってない「浜やん」も捨てがたい。
「浜やん」知ってます?
東急デパートの北側にある島料理のお店です。
島料理・・・八丈島とか沖縄料理で、お魚がとても美味しい。

いまから楽しみになってきました。

Tag : 文化多摩武蔵野散策

西行の「中務集」で修行中!

「中務集」・・・西行の筆蹟と考えられています。

中務というのは人名で、女流歌人で、父が中務卿・式部卿であったため、その官名を女房名としました。
母親もまた有名な歌人・伊勢です。
中務集は、その中務の歌を集めた本です。

中務半紙臨書

西行もまた仏道の修行の傍ら、歌人としても有名です。
もとは武家の生まれて、鳥羽上皇に仕えましたが、23歳のときに出家しています。

この本は西行が60歳の頃に書いたものと言われています。
小野道風・藤原佐理 ・藤原行成らに代表される平安中期に完成した和様の書風の流れを汲んでいます。
細いが力強い線、のびやかで直線的な連綿で、平安時代末期の優品と言われています。

画像は僕がこの「中務集」から一句を選んで半紙に散らし書きしたものです。

「ながれつつかげもみるべしみぎはなる きくにこひしき人はならなん」

似ているかどうかはわかりませんが、ただいま学習中です。
ただ、「本阿弥切」のように、特徴がはっきりとまだつかみ切れていません。
形ばかりとならないよう、しっかりと勉強します。

Tag : 芸術和歌文化

きれいスッキリ、ウォシュレット

まぁ、自慢するような手の話ではないことは確実です。
ましてや、ブログで紹介するような話でもないかもしれません。
でも、ここは僕の「日記」であり、僕の「出来事」でもあるため書いてしまいます。

えー、結構長きに亘って対応を考えあぐねていた案件で、拙宅のトイレのウォシュレットを買替えました。
だいぶ前から調子がおかしかったのですよ。
使用すると水漏れがして床が水浸しになっていました。
なので、使用をずっと停止していたのです。

買替えウォシュレット1

あ、いや、トイレ自体は使ってしましたがね・・・。

このウォシュレットというものは、人類史上に残る大発明かもしれません。
僕はあんまりお通じがよろしくない人です。
スプレーでお●りに水を当てると、マッサージ効果で便が出やすくなります。
また、あそこの周辺に多少残っているときなども、水でいくらか吹き飛ばして、お尻も綺麗になります。
いろんな効果があるようです。

買替えウォシュレット2

古い機種は廃棄しました。
小庵が建てられたときに設置されていたものを使っていました。
今回購入したのは、メーカーの推奨機種とのことでした。
前の機種とほぼ同スペックのものです。
よって大した機能はないようです
でも、機械ってあんまり機能を詰め込みすぎない方が良い。
機械の構造が複雑になれば、それだけ壊れる機会も増えていく。
シンプル・イズ・ベストですね。

さてさて、散財して新しいウォシュレットにしたのはいいけど・・・。
便秘気味で、家ではなかなか使う機会がありません。
なにはともあれ、便は気持ちよくできるのが一番です。

上からトイレ3

【二十四節気】今日から「霜降」

今日から二十四節気の「霜降(そうこう)」。

文字面からして寒そうになってきました。
江戸時代の「暦便覧」には、「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と記されています。
空中にある霧が冷気によって、霜となって降りてくる、ということを指しています。

紅葉カエデ井の頭池

日中はともかくとして、朝晩は確実に冷えていると思います。
やっぱり上着がないと寒いですからね。
かたや、満員電車の中などでは温かすぎて上着が徒になる。
まだ寒さに体が慣れていないこともあるでしょう。
なんとも難しい季節です。

そんな時期であればこそ、風邪を引くなど体調管理を難しい時期です。
病気だけではなく、腰痛持ちの人も要注意。
この時期がもっともぎっくり腰が多い季節なのです。
いっそのこと、寒い寒い真冬の方がぎっくり腰にはなりづらいのですよ。
移行期というものはなにかと注意を要する時期なのです。

御岳渓谷の紅葉10

霜降の季節のイベントは、「紅葉狩り」です。
いよいよ木々も色づいてくるころです。
地域によってばらつきはあるでしょうが、紅葉狩りはこれからであることに間違いはありません。
一年でもっとも色彩に彩られる美しい時期です。
読書の秋、芸術の秋・・・。
紅葉の公園のベンチで本を読んだり、画材とスケッチブックをもって景色を写生したり、秋を満喫してください。

食欲の秋といえば・・・。
この時期は秋と鮭です。
秋の果物と言えば、「梨」「柿」「葡萄」「栗」。
なかでも柿は一番身近でいいですね。
「柿が紅くなると医者が青くなる」そうです。
ビタミンCなどの栄養価が高いためだそうです。

次郎柿

秋鮭の特徴は、産卵前のため身が引き締まっていて、脂分が控えめなことです。
身があっさりとしているので、そのまま焼いて食べるよりも、バターを使ったホイル焼きやムニエル、フライといった料理に向いています。
ビタミン類や脂肪酸、アスタキサンチンが豊富ということです。
僕はお弁当のお握りの具に鮭をよく使いますので、いまひとつ鮭に季節感を感じません。
たまにはちゃんちゃん焼きでもやってみようかな・・・?

Tag : 文化多摩武蔵野自然

小庵の雨漏り補修工事完了!

やれやれ、小庵の雨漏りによる内装復旧工事が完了しました。
あしかけ3年・・・・ようやく、終わった・・・。

いえ、工事に3年かかったわけではありません。
工事自体は今週着工して数日で終わりました。
実のところ、雨漏りの原因を特定するのが困難だったため、いろいろ紛糾してたのです。

内装工事5

3年前に台風の影響で・・・風も雨も酷い台風でした。
台風一過の翌日、小庵のいつも僕がパソコンを使用している部屋の床が水濡れ状態になっていました。
フローリングの隙間からにじみ出ている様子で、床板もだいぶ傷んでしまいました。

小庵はマンションです。
マンションの躯体は共用部になるため、僕は管理会社に連絡し、調査が入りました。
床板と壁紙は補修が必要となりましたが、浸水した場所がわかりません。
散水実験などを行った結果、コンクリートなど躯体には問題がなさそうなため、通気口からの浸水と推定。
通気口は屋根があるベランダに通じているため、僕としてはちょっと信じがたい。
たしかに酷い台風だったが・・・。
そこで、通気口に雨風が入りづらくするようにガラリ(カバーのようなもの)を交換し、一年くらい問題ないか検証してみたのです。

内装工事4

その間、たいした台風は来ませんでしたが、管理会社の判断もあり工事を進めることになったのです。
しかし、見積額が理事会で紛糾したらしく・・・。
管理会社は数ヶ月なしのつぶて・・・僕も怒り心頭で状況を聞き出しましたが・・・・
いやはや、人事異動で着任した担当者が酷い対応で、・・・詳しくははしょります。
すったもんだがありましたが、結局また一年持ち越しになって、今週に工事となったのです。
上記の画像は事前調査のため壁を先行して開いてみたものです。

工事内容は、フローリングと壁紙の総張り替えと、浸水部分の傷んだ壁と床の補修です。
大工さんやら内装業者やらが入れ替わりで入っておりました。
僕は家を空けるわけにはいかないため、有給休暇でずっと自宅待機。
「小うず」は僕が一日中いるので喜んでくれるかと思いきや・・・。
知らない人が、うちに来て大きな音を出すもんだから、怖がってずっとソファーのカバーの中に潜っていました。
カワイソウニ・・・。

さぁ、ごらんください。
修繕後の小庵の一室です。

内装工事3

さすがに床板は木材なので、同じ物を調達するのは不可能です。
これだけ一番似たものをチョイスしましたが、やはり違いが出てしまいます。
(右側がおニューです)

内装工事2

まぁ仕方ないですね。
2000年に竣工した物件ですから、同じ物がなくて当たり前でしょう。
でもほっとひと安心しました。

きっとボクもそうだろう・・・。
彼の場合は違う意味での安心ですけどね・・・。

内装工事1
プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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