無心庵山居日記
市中にて心静かに山居生活を送る
【二十四節気】今日から「大寒」
今日から二十四節気の「大寒」です。
二十四節気で最後の節気になります。
一年でもっとも寒いとされる時期で、実際に最低気温はこの時期に記録されることが多いようです。
江戸時代の暦の解説書「暦便覧」には
「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
と説明がされています。
大寒と小寒を合わせた30日間は、「寒の内」「寒」「寒中」などと呼ばれます。
寒中見舞いはこの時期に送るものとされています。
寒の内の中でも、小寒の初日は「寒の入り」、大寒の最終日は「寒の明け」といいます。
また、この厳しい寒さの中で、心身を鍛えることを「寒稽古」といいます。
この時期に武道や習い事などを上達させるために早朝稽古などが行われます。
「寒中水泳」なども、この時期に行われるものとされています。
ちょっと気が早いかも知れませんが、この「大寒」の節気が終わる頃になると、梅の花が咲き出します。
寒い中でも楽しめ花は、「梅」「蝋梅」「椿」があります。
春の訪れを感じさせてくれるようで、楽しみですね。
二十四節気で最後の節気になります。
一年でもっとも寒いとされる時期で、実際に最低気温はこの時期に記録されることが多いようです。
江戸時代の暦の解説書「暦便覧」には
「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
と説明がされています。
大寒と小寒を合わせた30日間は、「寒の内」「寒」「寒中」などと呼ばれます。
寒中見舞いはこの時期に送るものとされています。
寒の内の中でも、小寒の初日は「寒の入り」、大寒の最終日は「寒の明け」といいます。
また、この厳しい寒さの中で、心身を鍛えることを「寒稽古」といいます。
この時期に武道や習い事などを上達させるために早朝稽古などが行われます。
「寒中水泳」なども、この時期に行われるものとされています。
ちょっと気が早いかも知れませんが、この「大寒」の節気が終わる頃になると、梅の花が咲き出します。
寒い中でも楽しめ花は、「梅」「蝋梅」「椿」があります。
春の訪れを感じさせてくれるようで、楽しみですね。
新年の上野・不忍池探訪
年明けて初めての上野です。
上野と言えば、上野公園、不忍池、数々の博物館・美術館としてアメ横など・・・。
まぁ、アメ横は置いておいて、文化の集積地であります。
このあたりは明治の時代を代表する文化人もこぞって居を構えていました。
有名なところでは、横山大観、そして森鴎外。
ちょっと離れていますが、正岡子規なんかもそうですね。
なるほど、上野公園内では子規にゆかりのある野球場なんかもある。
健康なころにはここでやっていたのでしょうか。
大観邸は池の畔にいまもあって、「横山大観記念館」として一般に公開されています。
さて、この寒々しい週末にやってきました。
聞いたところ、次の週は暖かな気候になっているとか・・・。
でも僕はちょっと寒いくらいの方が好きなので嬉しいくらいです。
冬の乾燥した空気は、その延長に青空が保証されています。
都会であっても、いくらかは空気が綺麗な気がしてくるのです。
いつもどおり、上野御徒町駅から地上に出て不忍池へアプローチ。
実はこの日は対岸にある東天紅で僕の所属団体の新年会があったのです。
池の南側に沿って歩いて行きました。
いやはや、池の中はもうすっかり蓮が枯れてしまっています。
もう葉が自重で折れ曲がって、水面に浸かってしまっているのもある。
死屍累々という、新年にはふさわしくない言葉ですが、それほど生命力のない景色です。
ただ、それがいいんです。
それこそが、次の生命の循環を感じるから、僕は好きなんです。
池の一部では、この枯れてしまった蓮を除去しているようですね。
放っておいたら、池が汚れてしまうでしょう。
毎年の生命の謳歌には、こうした人の手が必要なのが不思議です。
自然のままでは維持できない自然、というのはもはや自然ではないのでしょうか・・・。
いまは大寒・・・ちょっと前ですが・・・。
池の水面が凍っている部分がありました。
お昼前だったので、そうなんでしょう。
明け方には全面凍っていたのかもしれません。
ゆっくりとこの景色を楽しむまもなく、東天紅に着いてしまいました。
でも、毎年この景色を見れるのが幸せです。
上野と言えば、上野公園、不忍池、数々の博物館・美術館としてアメ横など・・・。
まぁ、アメ横は置いておいて、文化の集積地であります。
このあたりは明治の時代を代表する文化人もこぞって居を構えていました。
有名なところでは、横山大観、そして森鴎外。
ちょっと離れていますが、正岡子規なんかもそうですね。
なるほど、上野公園内では子規にゆかりのある野球場なんかもある。
健康なころにはここでやっていたのでしょうか。
大観邸は池の畔にいまもあって、「横山大観記念館」として一般に公開されています。
さて、この寒々しい週末にやってきました。
聞いたところ、次の週は暖かな気候になっているとか・・・。
でも僕はちょっと寒いくらいの方が好きなので嬉しいくらいです。
冬の乾燥した空気は、その延長に青空が保証されています。
都会であっても、いくらかは空気が綺麗な気がしてくるのです。
いつもどおり、上野御徒町駅から地上に出て不忍池へアプローチ。
実はこの日は対岸にある東天紅で僕の所属団体の新年会があったのです。
池の南側に沿って歩いて行きました。
いやはや、池の中はもうすっかり蓮が枯れてしまっています。
もう葉が自重で折れ曲がって、水面に浸かってしまっているのもある。
死屍累々という、新年にはふさわしくない言葉ですが、それほど生命力のない景色です。
ただ、それがいいんです。
それこそが、次の生命の循環を感じるから、僕は好きなんです。
池の一部では、この枯れてしまった蓮を除去しているようですね。
放っておいたら、池が汚れてしまうでしょう。
毎年の生命の謳歌には、こうした人の手が必要なのが不思議です。
自然のままでは維持できない自然、というのはもはや自然ではないのでしょうか・・・。
いまは大寒・・・ちょっと前ですが・・・。
池の水面が凍っている部分がありました。
お昼前だったので、そうなんでしょう。
明け方には全面凍っていたのかもしれません。
ゆっくりとこの景色を楽しむまもなく、東天紅に着いてしまいました。
でも、毎年この景色を見れるのが幸せです。
今日は「小正月」
今日は「小正月」です。
「小正月」とは、元旦1月1日が「大正月」というのに対してものです。
実際には、この定義といいますか、日付自体も幅があるようです。
地方によっては、15日を「小正月」と呼んだり、15日の前後数日を含めて呼んだりもするようです。
あるいは、1~7日を大正月、8~15日を小正月と呼んだりする場合もあるそうです。
お正月に一所懸命働いた主婦を方をねぎらうために「女正月」ともいいます。
あんまりピンと来ないですよね。
では、「小正月」の行事には何があるでしょう。
お正月の縁起物を持ち寄って燃やす「どんど焼き」が挙げられます。
地域によっては「左義長(さぎちょう)」や「道祖神祭」「さえのかみ祭り」、「鬼火(おにび)たき」「さいと焼き」「三九郎」とも呼ばれます。
松飾りやしめ縄、お正月にしたためた書き初め、昨年に授与したお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに持ち寄ってお焚き上げする地域の行事です。
お正月に各家庭に来られた歳神様をお見送りするための行事でもあります。
縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。
「小正月」とは、元旦1月1日が「大正月」というのに対してものです。
実際には、この定義といいますか、日付自体も幅があるようです。
地方によっては、15日を「小正月」と呼んだり、15日の前後数日を含めて呼んだりもするようです。
あるいは、1~7日を大正月、8~15日を小正月と呼んだりする場合もあるそうです。
お正月に一所懸命働いた主婦を方をねぎらうために「女正月」ともいいます。
あんまりピンと来ないですよね。
では、「小正月」の行事には何があるでしょう。
お正月の縁起物を持ち寄って燃やす「どんど焼き」が挙げられます。
地域によっては「左義長(さぎちょう)」や「道祖神祭」「さえのかみ祭り」、「鬼火(おにび)たき」「さいと焼き」「三九郎」とも呼ばれます。
松飾りやしめ縄、お正月にしたためた書き初め、昨年に授与したお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに持ち寄ってお焚き上げする地域の行事です。
お正月に各家庭に来られた歳神様をお見送りするための行事でもあります。
縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。
今日は「成人の日」
今日は「成人の日」。
いわずもがな、成人を迎えた若者のための日です。
「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている・・・そうだ。
いまでは、この成人の日は18歳から対象年齢だそうですね。
かつては、この日の地方自治体で成人式が開催されていましたが、近年はそこがバラケだしたそうです。
18歳と言えば、大学受験のさなかです。
かつては「成人の日」にセンター試験が行われていたこともあったくらいです。
とても成人の日どころじゃありませんね。
いまではハッピーマンデーのため毎年日付が異なりますが、かつては15日が成人の日でした。
これは、15日が小正月であり元服の儀が行われていたことも理由のひとつらしいです。
一時期は「成人式」といえば荒れていましたが、近年はどうなのでしょうか。
血気盛んな成人たちが、酒盛りをしたりして大暴れしていましたが・・・。
なんでも、最後のひと暴れ・・・だったそうです。
いやはや、「成人の日」が最後の若気の至りのお祭り騒ぎになってしまうなどと・・・。
逆でしょうが・・・。
この日から立派になって振る舞いを正さねばならないのですけど。
まぁ、なんにせよ成人辺りの年齢の人にもいろいろいますようで。
この前も、電車の中でお年寄りに席を譲っている若者がいました。
・・・その他多くはスマホ見て下向いてますけどね。
心よりお祝い申し上げます。
いわずもがな、成人を迎えた若者のための日です。
「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている・・・そうだ。
いまでは、この成人の日は18歳から対象年齢だそうですね。
かつては、この日の地方自治体で成人式が開催されていましたが、近年はそこがバラケだしたそうです。
18歳と言えば、大学受験のさなかです。
かつては「成人の日」にセンター試験が行われていたこともあったくらいです。
とても成人の日どころじゃありませんね。
いまではハッピーマンデーのため毎年日付が異なりますが、かつては15日が成人の日でした。
これは、15日が小正月であり元服の儀が行われていたことも理由のひとつらしいです。
一時期は「成人式」といえば荒れていましたが、近年はどうなのでしょうか。
血気盛んな成人たちが、酒盛りをしたりして大暴れしていましたが・・・。
なんでも、最後のひと暴れ・・・だったそうです。
いやはや、「成人の日」が最後の若気の至りのお祭り騒ぎになってしまうなどと・・・。
逆でしょうが・・・。
この日から立派になって振る舞いを正さねばならないのですけど。
まぁ、なんにせよ成人辺りの年齢の人にもいろいろいますようで。
この前も、電車の中でお年寄りに席を譲っている若者がいました。
・・・その他多くはスマホ見て下向いてますけどね。
心よりお祝い申し上げます。
今日は「鏡開き」
今日は「鏡開き」。
「鏡開き」とは、お正月に神様の依り代としていた鏡餅をさげていただく儀式のことです。
年神様の宿る鏡に見立てた餅を開くことで年神様をお見送りします。
さらにお餅を食べることで年神様の恩恵を体内に取込み、無病息災を願います。
鏡開きでは、木槌を使って鏡餅をたたいて割ります。
神様の依り代であった鏡餅を刃物で切りつけるようなことはしません。
昔の武家の慣わしで刃物は切腹を連想させるという説もあります。
このため、鏡餅を切るというような表現は使わず、「開く」という言葉を使います。
このようにして、木槌で叩いて「開いた」お餅を手で小さく割っていき、食べるサイズにしていきます。
お餅はとても堅くなっているので、食べやすく調理する必要があります。
もっともポピュラーなのは、「お汁粉」または「雑煮」ですね。
「雑煮」はお正月にいただいたので、すっかり飽きた場合にはお汁粉が一番。
僕も毎年、この時期に小豆を煮てお汁粉にしています。
まぁうちの場合は鏡餅自体飾っていませんけどね。
「鏡開き」とは、お正月に神様の依り代としていた鏡餅をさげていただく儀式のことです。
年神様の宿る鏡に見立てた餅を開くことで年神様をお見送りします。
さらにお餅を食べることで年神様の恩恵を体内に取込み、無病息災を願います。
鏡開きでは、木槌を使って鏡餅をたたいて割ります。
神様の依り代であった鏡餅を刃物で切りつけるようなことはしません。
昔の武家の慣わしで刃物は切腹を連想させるという説もあります。
このため、鏡餅を切るというような表現は使わず、「開く」という言葉を使います。
このようにして、木槌で叩いて「開いた」お餅を手で小さく割っていき、食べるサイズにしていきます。
お餅はとても堅くなっているので、食べやすく調理する必要があります。
もっともポピュラーなのは、「お汁粉」または「雑煮」ですね。
「雑煮」はお正月にいただいたので、すっかり飽きた場合にはお汁粉が一番。
僕も毎年、この時期に小豆を煮てお汁粉にしています。
まぁうちの場合は鏡餅自体飾っていませんけどね。