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皐月も終わり夏が来たと実感する

今日で皐月も終わりです。

とはいえ、皐月らしい月ではありませんでしたね。
やっぱり例年より、気温が上がったため暑い夏が来た感じがあったからでしょうか?

もう一つ思ったのは、ちょっと雨も過ぎやしてませんか?
早々と梅雨入りしてしまったのかと思いました。

夏の銀座3

日本の夏は厳しいですからね。
なにしろ、空気が湿っていて、木陰で休んでも暑いこと、暑いこと。
日本の夏は「逃れられない暑さ」です。
湿気というものは、まさしくそれな訳です。

これからますます、ますます、そんな季節になっていくのです。
げんなりしますね。

僕は若い頃は、夏が大好きでした。
海も好きだし、泳ぐのも苦手ではないし、冷房はガンガン効いてたし・・・。
でも、暑いのは苦手になってきたなぁ。
昔と違って、冷房をつけたりする余裕もあまりないし。
身体から熱を放射していないせいか、会社の冷房が効きすぎている、と感じるようなことがあります。
歳のせいね・・・。

来月は本格的に梅雨入りしそうです。

梅雨明け美術館通り2

Tag : 文化武蔵野多摩

群青に雲掃く朱夏の國大和

「群青に雲掃く朱夏の國大和」

群青に雲掃く朱夏の國大和

太田鴻村の俳句です。
生没年1903 〜 1991のため、明治~平成に亘って生きた人物です。

朱夏というのは、夏を意味します。
五行思想で、朱を夏に充てるため出来た言葉のようです。
人生の期を示すこともあります。
青春期・朱夏期・白秋期・玄冬期・・・のような感じですが、この場合は単純に「夏」という意味でしょう。

「大和は 国のまほろば たたなづく 青がき
山ごもれる 大和し 美 (うるわ)し」

倭建命の歌ですが、幾重にもかさなりあった青い垣根のような山やまにかこまれた大和、を讃えています。
「群青に雲掃く」という言葉もここから来ているのでは、と思います。
垣根のように連なった山々は、雲を刷いた(掃いた)ように見えたのでしょう。

入道雲

「朱夏の國」はいかなる意味か・・・入道雲が連なった山々を想起させたので、夏に詠んだ歌だともとれますが。
まさか、人生期で「働き盛りの壮年期」を充てた訳ではないと思いますが。

いずれにしても、この歌もまた大和を讃えた句であると思います。

Tag : 文化多摩歴史武蔵野読書和歌俳句

睡眠に関する雑学

こちらの動画は睡眠に関する雑学が短時間で学べる。
ほんとうにちょこっとの時間なので見ても損した気にはならないと思う。



睡眠に関する蘊蓄はあれこれと今までも見てきた。
まぁ、僕自身うつで一日の規則的なリズムが崩れて、まったく眠れない時期もあった。
だが、実はこれは本当に規則的なリズムの喪失が原因だったので、単純な方法で解決できた。
なお、これは「自分の場合」なので、他の人のケースに当てはまるかどうかは知らない。

参考までにご紹介すると、わざと「睡眠飢餓状態」を作り出すのだ。
要するに、一日3時間睡眠を一週間ほど続けて、睡眠不足でどうしようもない状態を作るのだ。
眠くてどうしようもないときは、身体が猛烈に睡眠を欲求する。
このときにぐっすりと眠規則正しく寝る規則正しく寝るようにする。
こうして、眠れない時期を脱した。

この動画では、理想的な睡眠時間は7時間程度と言っている。
僕はいまはもっと短くて、6時間弱だ。
通勤電車で眠くなるときがある。
休日の日は7時間寝ると、たしかに一日中眠気がでることはない。
たっぷり寝た、という気になる。

仕事の日にもこのくらい寝れれば良いのだが、と思う。

Tag : 文化

都知事選へ行こう、そしてさらばと言おう。

まもなく東京都知事選が行われる。
再来月のことではあるが、おそらくあっという間になると思う。

さて、この都知事選は東京都民が良識を示せるか、どうかが最大のポイントだ。
東京都というのは、いろんな地方からの流入人口が多いのが特徴だ。
それらは、巨大な浮遊票になっている。

端的に言えば、彼らは地元愛がほぼないのだ。
仮に選挙にいったとしても、さほどの関心もなければ地元の縁故もない。
その結果、ポピュリズムに走ってしまうのが落ちだ。

東京五輪エンブレム

そんな東京都民が生み出したのが、ポピュリズムの権化である現東京都知事の小池百合子である。
政策通でもなければ、行政通でもない。
ただただ、「巨大な権力を握りたい」「女性初の総理大臣になりたい」と考えている亡者だ。
今回の選挙に仮に出馬して、当選すれば3期目となる。
そして、上記の理由で再選の目が非常に高い。
残念なことに、である。

氏の都知事立候補にあたっての公約は、かの「7つのゼロ」が有名である。
噴飯ものだが、残業0だの満員電車0,花粉症0、とかいうあれだ。
はっきりいってマニフェストとも言いがたいと思うが、結果は「達成0」と思う。
なにしろ、そもそも達成度を計る指標が不明瞭なのだから目標設定自体が不合格と思う。
(ある意味、明瞭ともいえるが、その場合は明確に「達成0」と言える)

このように公約違反も甚だしく、さらには余計なことばかりしている印象もある。
もっとも馬鹿馬鹿しいのは「新築家屋の屋根に太陽光パネル設置義務化」とか「電気自動車の推進」だ。
自然エネルギー依存により、自然破壊を推し進める・・・欺瞞としかいいようがない。

小池氏が今回立候補する見通しが大きい。
そして、立憲民主党の蓮舫氏が、都知事選に無所属で立候補をすると名乗りを上げた。
この構図は・・・「学歴詐称」vs「二重国籍」ということか。
なんとも情けない・・・東京都はこんなのが候補になるというポストに堕したようだ。

せめてもの、いずれにも票を投じないよう都民は良識を持って欲しい。



Tag : 文化多摩武蔵野

今年の夏も元気に咲けよ、朝顔!

今年も暑い夏になりそうです。

毎年のことではありますが、少しでも・・・見た目だけでも涼しく過ごしたい。
というわけで、今年はいつもより早く種まきをしました。
もちろんのこと、夏の風物詩・朝顔です。

朝顔発芽2020

例年だと、6月に入ってから撒いてますが、今年は早々と撒いてしまいました。
昨年・一昨年はケチって種を100均で買ったのですが、ちゃんと園芸店で買いました。
国内産のちゃんとした種です。
(昨年のはやっぱり「●国産」でした・・・)

土を植木鉢に入れて、種をまいて、水をたっぷり。
ちゃんと育ってくれますように・・・。
7月下旬の梅雨明けくらいには咲いてますように・・・。

2016朝顔8月

梅雨時の生育具合がちょっと気がかりです。
この時期にちょっと冷えると、植木鉢の土の表面にカビがびっしり出で来ることがありますから。

個人的には画像のような青か紫の朝顔が好きです。
涼しく感じますからね。
購入した種はあいにくと色は混合でした。

Tag : 文化自然

もはや自律的に再生できない日本なのか(その2)

いろいろな意味で、やっぱり我が国が詰んで来てしまっているな、と思うのです。

例えば、エネルギー政策です。
これを考える上での最大のファクターが「地球温暖化」だの「脱炭素」だのとなってしまっている現状です。
誤った認識からは、誤った選択しか選べません。
地球に優しい、はずの太陽光発電が山林や国立公園、遺跡などを破壊していることを理解しているのだろうか。
太陽光パネルがそれだけ有害物質を含んでるのか、自然エネルギー依存がどれだけ電力の不安定化に繋がるのか。

夏空

・・・・
現政権の大増税路線です。
いよいよもって国民負担率は5割を超えようとしています。
安倍政権時代の10%への消費増税を最後に、大きな増税はしていないように思われているかもしれません。
そこが現政権の嫌らしいところで、扶養者控除の見直しとか東日本大震災の復興増税の延長のような「見えづらい増税」、社会保険料の引き上げ、「支援金制度」などと名称の変更など、国民の知らないところで我々の可処分所得の減少をもたらしています。
これらはいわゆる「ステルス増税」等と言われています。

新聞

・・・・
そして、移民政策です。
我が町では前市長が目論んだ「外国人参政権(住民投票制度)」を紙一重のところで阻止しました。
しかし、いま国は様々な歯止めを壊して、どんどこと無資格・無技能労働者とその家族を移民として受け入れようとしてます。
ものすごい勢いで間口を拡げています。

万国旗

なんと、それは「少子化社会対策」だというのです。
日本人の減少を止めずに、外国人をどんどん増やしている。
社会と社会インフラと社会保障などをどんどん外国人に蚕食させて、日本人を追い詰めているのです。

まるで悪夢の民主党政権の復活、いやそれ以上かもしれません。
いまの政治の中心にいるのが、”終わった”と言われて久しい自民党政権なのですから。

これって、本当に日本社会の終焉が近いのでしょうか。
それとも、ここまで近代以降の社会制度がガタガタになってきているが、もはや自律的にリストラクチャできないところまで来ていて、一回カオス状態にならないと新しい21世紀社会に生まれ変わることができない状態なのでしょうか・・・。

なんにしろ、世紀末の様相ですね・・・。

< おわり >

Tag : 文化

もはや自律的に再生できない日本なのか(その1)

今月は「くらやみ祭」があったりして、お祭りが終わった後でも延々と戯れ記事を連発して、浮世離れをしてました。
いよいよ、祭の記事も尽きたところで、ほっと一息。
現実世界に戻って見渡してみると・・・。

いやはや、一息どころかため息が吹き荒れる有様です。
ええ、そうです。
現実世界が・・・です。



先月末に東京15区で日本保守党の旗揚げ選挙がありましたね。
そこでは、候補者の飯山陽氏が善戦しましたが、結果としては立憲民主に軍配が上がりました。
他の地区ですから、僕らの手出しができるものではありませんが、地区の諸兄には大猛省をしていただきたい。
よりによって、「立民」って、どんな選択だよ、と地元民の意識を疑ってしまうのです。

まぁ、僕のため息はそこではありません。
飯山氏の演説や主張の拡がりがそこまでしかなかったということです。
いろいろと問題のある選挙で、選挙妨害なども横行して既存政党に有利に働いた、ということもあるでしょう。
ただ、やっぱり問題意識をもって候補者を選んで欲しいのです。

明日の記事で、その論点をいくつか具体的に挙げていきます。

< つづく >

Tag : 文化

百里来し人の如くに清水見る

「百里来し人の如くに清水見る」

百里来し人の如くに清水みる

細見綾子(1907年3月31日 - 1997年9月6日)の俳句です。
あまり知らない俳人ではありますが、兵庫県出身で明治の時代人のようです。
50歳近くになって、いま僕の住んでいる自治体に転居しています。
90歳没ですが、1981年には勲四等瑞宝章を受章されていました。

この句の季語は「清水」となります。
「百里来し」とありますが、具体的な距離を指すわけではなく、遠き道を行くことの喩えでしょう。
「百里の道を行く者は九十九里をもって、道半ばとす」
旅は最後まで気を抜いてはいけない、ということでしょうが・・・。

そんなはるばると百里の(長き)道をやってきた人は、旅の疲れを癒すためにまずは水を飲みたい。
そんなときにみる清水はなんというありがたいものでしょうか。
そのような旅人の気持ちになって、道端に清水をみつけたのでしょうか。

中学・高校のころに夏合宿で、長野県の伊那へ行きましたが、そこの合宿所はとても水がおいしかった。
夏なのに冷たくておいしい水が蛇口から出てくる。
なんとありがたいことだったか。

それ以上に、運動で汗を流した合間に口に含む伊那の水のうまさ。
水というものは無色透明ではありますが、ときに何ものにも代えがたい感動を受けることがある。
「清水」が夏の季語である以上、このような解釈しかできないと思うがいかがなものでしょう。

水の流れ

Tag : 文化自然俳句

日本の政界、日本の未来に光はあるか・・・「橋下徹の研究」

ちょっと前に出ていた本だが、図書館でやっと借りることができたので手にした。

「橋下徹の研究」(百田尚樹著 飛鳥新社)

橋下徹というのは、いうまでもなく、もと大阪府知事・大阪市市長、そして日本維新の会、大阪維新の会の発起人である。
もともと、橋下徹氏と百田尚樹氏は仲が良かったそうで、たしかに僕も大阪府・市の二重行政を解消して、行政をスリム化しようとした大阪都構想の頃によくこのお二人の話題を耳にしたことがあった。

ところが、あるときツィッターで靖国問題に橋下氏が言及したときに、有本香氏が激突した。
その際に、やむにやまれず百田氏も参戦したのだが、このときにできた亀裂が後に尾を引いたようである。
著者は、このときに主張のおかしさとともに、橋下氏に対し違和感を感じたそうだ。
この御仁は、主張の内容よりも単に「議論でマウントをとりたい」という傾向があるようだ。
そのため、後から振り返る、とそのときそのときで言っていることが支離滅裂になることになるとのことだ。

令和二年終戦の日靖国2

ところで、橋下氏は現在政界からは身を引いて、TVコメンテーターとして活躍をしている。
最近では(この本を出した当時なので約2年前くらい)、ウクライナがロシアの侵略を受けて戦争状態になったことでの、コメントがおかしいと様々なところから指摘を受けている。
いわずもがな、世界の趨勢をみても、どう考えてもロシアを非難すべきところ、橋下氏はロシアに寄ったコメントが多いようだ。
と、いうよりも遠回しにロシアに利する意見を表明しているようにしか見えない。

たとえば、命が最も大切なのだから、ウクライナ国民はとにかく逃げろ、領土は一旦放棄して独裁者が死んだら戻れるかもしれない、といったことだ。
これは僕にでも反論できる。
そんなことをいって、北方領土も、竹島も戻ってきていないじゃないか!と。

著者はこれらの言動に違和感を感じ、整理した結果、驚愕の推論を立てた、それがこの本だということだ。
詳細はここで説明するに尺不足であるが、結論から言えば橋下氏の主張は東アジアのある国のためのものである。
彼が市長時代に行った咲洲メガソーラー事業への●○電力のステルス参入でもわかるとおり、「ある国」の利益誘導にすべて繋がっているのだ。

お台場レインボー

この本が鳴らす警鐘は、単に橋下徹に対するものだけではないと思う。
いまの政界を見よ。
再エネ議連や日本学術会議、その他多くの産業界への「ある国」の我が国への浸透である。
それらを総合すると、我が国がバブル崩壊後、平均給与がいっこうに上がらない事実を含め、我が国の弱体化させるような政策だらけだ。
それを修正しようとする、政界の勢力図もまったくない。
安倍晋三なきあとの日本政界、いや日本国内にはもはや国民のための政治はどこにもない。

暗澹たる気持ちではあるが、せめても僕自身、日本のためになにをすべきか、何が出来るか、それを考えざるをえない。

Tag : 文化歴史

脱・100均への道は果てしなく・・・

小庵の最寄り駅の前にあるスーパーでは、先月1フロア全体を大改装しました。

売り場の最上階で、以前は家電製品、寝具リビング、キッチン用品などが並び、そのほかに専門店と100均やりました。
それが、なんと専門店はそのままにして、のこりすべてを100均にしてしまったようです。

三鷹南口商店街

もともと、需要はなかったのでしょうね。
家電製品なんかはなくして、寝具やキッチン用品は他のフロアへ移ったようです。
まぁ、僕自身も家電は乾電池や消耗品をたまに買うくらいでした。

しかし、それでも100均で埋め尽くすとは・・・。
無理もない、みんな節約志向ですからね。
給料は上がらないし、増税やステルス増税でみんな家計が厳しい・・・。

新宿でも大型書店のあったフロアが減床されて、なんと100均になっていました。
書籍の販売はかねてより厳しいと言われていましたが、なんとその後に100均が入るなんて・・・。
知性や文化の象徴たる本屋さんが沈没し、安物買いの店が入る・・・。
まさしく悪貨が良貨を駆逐する、というところです。

僕もたまに利用してしまいます。
直近では例えば、歯磨き用のカップや、お弁当のおかずカップ、使い捨てのポリ手袋とか・・・。
消耗品系が多いですけども・・・。

ただ、商品のラインアップは広範です。
日常の生活で使うものは大抵揃っているかもしれません・・・・100円で。

新宿大久保1

こんな売り場がひとフロア占有してしまうあたり、脅威を感じます。
なぜなら、これらはほとんどがメイド・イン・チャイナです。
我が国日本がどんどん貧しい国になっていくような気がします。

事実、来年にはインドにもGDPが抜かれ、世界第五位に転落するようです。
これらに僕らが依存するほど、良質で高価(標準)な日本製品が駆逐されていく。
勇気を出して決断したい気もするが、重税は今まで以上に肩にのしかかっていく。
こんな政治状況ではダメですよね・・・。

Tag : 文化

プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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