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「夏越の大祓」で半年間の禊ぎをしましょう

今日は6月末日。
月の末日を晦日といいます。
一年の一番最後は大晦日ですから納得ですね。

今月、水無月は一年の半分が過ぎたことになります。
なので、大晦日ほどではありませんが、この晦日もちょっとした祭事があります。

『夏越の大祓』といいます。

夏越の大祓い6

この神事は、神社に設置された茅の輪を三回くぐって、半年間の厄を落とすというものです。
くぐり方にも作法があって、まず最初に左側に時計と反対回りで一回。
次に右へ時計回りに一回、そして最後にまた時計と反対回りで、計3回くぐります。
それぞれ、輪をくぐるときに回る方向の足で踏み出してくぐるのだそうです。

田中訥言筆十二ヶ月風俗図屏風 《部分)1

あんまりなじみがないかもしれません。
僕も以前、やり方を知らないという老婦人に教えて差し上げました。
親切な神社であれば、周り方の解説がありますので、気軽に行ってみてください。

梅雨も本格的になって、いよいよジメジメしてきましたね。
今年は梅雨入りが早いなんていっていましたが、結構湿気がなくて過ごしやすい日が多かったです。
さぁ、これから本格的な湿気の夏へ。
日本の夏はとにかく湿気がやっかいで、本当に息苦しくなります。

どうかのこる半年も健康にお過ごしください。

夏越の大祓い7

Tag : 文化多摩武蔵野歴史自然

二子玉川ちょこっと散歩

五島美術館を山門からでたあと、徒歩で二子玉川までお散歩です。
歩いて15分程度でしょうか。
短いお散歩ですが、まぁ、いってみればただの帰り道ですから・・・。
それにしても、二子玉川の変わりようにビックリします。
(ちなみに一度だけ以前にも歩きました)

五島美術館二子玉景色

この駅前の大型施設は「二子玉川ライズショッピング・センター」といいます。
中まで見ていく時間はありませんでしたが、外観だけでもお腹いっぱいになります。
いやはやでかい。
美術館からも見えますので、巨大なショッピング・センターです。

二子玉川ライズ1

かつては二子玉川といえば高島屋。
そこくらいしか行くところはありませんでした。
いや、このライズのある場所には遊園地があったのですね。
二子多摩川園とかいう名前だったと思います。

僕はそれよりかは「いぬタマ」「ねこタマ」なんかの方が記憶があります。
わんこやにゃんこと遊べる施設があったのです。
いまや、それらは跡形もありません。
二子玉川ライズ2

それらの施設の跡地を再開発して出来たのが今の姿のようです。
バブル崩壊の影響を受けて、計画は結構すったもんだしたようです。
計画が長期化したため、地権者も世代交代したりして、いろいろ計画にも変更があったようですね。
もとはオフィスや商業施設の計画だったようですが、バブルが弾けて次第にマンション整備などの方向転換したようですね。
そのため、無機質な商業施設ではなくて、人が大勢暮らすような計画に変更したのでしょうか・・・。

二子玉川ライズ3

でかい商業施設でもありますが、駅前の八百屋さんは似つかわしくないアナログさでした。
お洒落なお店もありましたよ。
ビールを飲んだり、コーヒーを飲んだり、時間帯によって自由自在。
なんといっても駅がでかい。
田園都市線と大井町線が乗り入れする駅ですからね。
渋谷までのアクセスも良いので、ここで暮らすのも便利が良さそうです。

まぁ、僕はこういうところは住みたくはありませんねぇ。
お買い物には良いけど、居住空間として息が詰まりそうです。

Tag : 多摩武蔵野散策

切り立つ崖を庭園に・・・五島美術館

世田谷区上野毛にある閑静な住宅街の中にある五島美術館。

五島美術館表門

美術館に入館すると正面に庭園が拡がります。
左右に展示室があるのですが、この入ってみての印象はまるでこの庭園が目玉展示のようです。
敷地面積は庭園を入れて役6000坪あります。

五島美術館庭園から見た建物

多摩川に向って深く傾斜する庭園は、国分寺崖線の地形を利用しており、斜面には武蔵野の植生を生かした雑木林で、ツツジ、枝垂桜など、季節ごとに多彩な花を咲かせます。
斜面にはほかにも「大日如来」や「六地蔵」など伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏が設置されています。
また、散策路には明治時代に建てられた茶室「古経桜」(こきょうろう)や、古材を使用した立礼席の茶室「冨士見亭」があります。

五島美術館茶室

言われてみれば・・・伊豆急なんかは東急グループなんですね。
伊豆の下田駅の近くには昔から東急デパートがあって、伊豆急=東急との印象を受けます。

これまで気がつきませんでしたが、庭園には古墳があったようです。
たしかに丸くなっていて古墳があったように見えます。
ただ、言われなければわからないくらいの規模でした。

五島美術館古墳

この庭園ですが、かなりの傾斜なんです。
なので足腰の弱い人やお年寄りには無理かもしれません。
僕もいまだ健脚ですので、いまのうちに楽しんでおきましょう。

五島美術館二子玉景色

崖の下の方を見渡すと、木々の間から二子玉川の巨大なビルがそびえてみえます。
以前来たときは、こんな風には見えませんでした。
意識するしないで見える景色も違ってきますね。

結構、複雑な坂道が入り組んでますので、足が棒にならない限りは色んなコースで楽しめます。
この日は、一回下ってまっすぐ山門に出てしまいました。
一回下ると崖線をまた登る気にはなれませんね。
山門の先にある出口は、逆戻り・・・再入場は出来ません。
出口専用なのです。

五島美術館山門

もう少し春から初夏の頃に来た方が植物は楽しめたかもしれません。
藤棚も枯れていて味気ありませんでした。

Tag : 文化多摩武蔵野散策自然

上野毛・・・五島美術館への道

大井町線で二子玉川より一駅、上野毛駅。

五島美術館の最寄り駅です。
二子玉川からも近いのですが、正面玄関へ行くには段丘を登らねばなりません。
僕はいつも行きは上野毛駅から、帰りは山門から出て二子玉へというコースです。
なんでこんなかというと、ここには国分寺崖線があるからです。
こんな多摩川に近い場所で・・・と、思うかもしれませんが、もともと国分寺崖線は多摩川の河川段丘です。

五島美術館の近くの坂

上野毛を降りると、直ぐに環八通りがあることに気づきます。
これを渡って、住宅街の中に美術館があります。
環八を渡った通りをまっすぐに歩いて行くと、行く先が見えなくなります。
そう、急な下り坂になっているのですが、これが国分寺崖線です。

坂まで行かずに、手前で右折してその先に美術館があるのです。
閑静な高級住宅街。
各戸がそれぞれとても立派です。
そして庭付きですが、今時の建物の後ろに樹木がこんもりと林のようです。

五島美術館への道

うっそうとして林の中をくぐり抜けるように進むと、五島美術館の表門です。
美術館の建物の後ろに庭園があって、その庭園は崖線の坂に築かれています。
なので、美術館は崖の上に建っていることになるのです。

五島美術館表門

ここの庭園に来ると、小金井市にある「蒼浪泉園」を思い出しますね。
いい庭園ですよ。
展示を見ないで、庭園だけ見学することもできます。
その際にも、入場料はかかりますが、リーズナブルな料金になっています。

僕はjこの庭園を見て、美術館や博物館の展示は美術品だけではないことに気づきました。

Tag : 文化多摩武蔵野散策自然

LED電球を初めて買いました

小庵の電球はほとんどがパルックなどの蛍光管電球です。
一部、むかしながらの白熱電球も使っています。
理由はただひとつ、安いから・・・。

LED』電球ばやりですけど、なにしろLEDは高い。
電球一個にそんなに・・・と目玉が飛び出るような価格に圧倒されてついつい手が出ない。
LED電球は寿命が長いし、電気コストも低いと聞きます。
トータルで考えればそっちの方が安いのかもしれません。
頭では理解しています。

いまパソコンを使っている部屋の天井にある白熱電球が消えました。
3個付いているうちの一個ですが、パルックではないやつが消えました。
いつものように、パルックを買おう思って買いに行きました。

白熱電球だと、360円程度、パルックで700円程度、そしてLEDだと900円くらい。
二千円も三千円もするわけではない。
このため思い切って買ってみました。
LED電球を・・・。

ノスタルジー1

とりつけでみたところ、他の2個よりも若干明るく感じます。
しかし、節電効果や寿命などは直ぐに分かるものではない。
わかったときには後悔しているのでしょうね・・・余程さきではない限りは・・・。

今後、徐々にうちの仲もLED比率を高めていきましょう。
本当にこわれにくいのかしら・・・。
今日買った物くらいで、節電効果があるとも思えませんが・・・。

思えばスマホにしろ、5Gにしろ、このLEDにしろ・・・。
僕は最先端にはあまり縁がないようです。

Tag : 文化

今秋公開!「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」

いよいよHPがUPされたようです。
とはいえ、その内容は限定的ですが・・・。



早々と古代くんは艦長に就任するようですね。
そして新クルーとして「ヤマト3」で登場した土門竜介が早々と出るようです。
まぁ、旧作でいろいろとやらかした新クルーの北野哲也は2199で既に交代要員で登場していますしね。

ストーリーを見てみると、どうも舞台は銀河系内のようですが・・・。
早くもデスラー総統が銀河系内に移住先(ガルマン・ガミラス本星?)を見つけるのですが、そこで星間国家との衝突があるようです。
イスカンダルやガミラス星には暗黒星団帝国が侵攻してこないのですかね?
そして、ボラー連邦まで出てくるのでしょうか?
二代目サーシャの乳幼児姿はみれるのでしょうか・・・。

メカニックでは戦闘空母「ひゅうが」に注目。
主力戦艦の後尾甲板がフラットになっているような感じ。
いいですね、海上自衛隊の「いせ」みたいで。

個人的には暗黒星団帝国のメカが大好きなんですが・・・。
最後にでてくるプレアデス級は期待してしまいます。

宇宙戦艦ヤマト1

Tag : 文化映画

夏の月もまたよしかな

与謝蕪村の俳句です。

「月今宵松にかへたる宿りかな」

月今宵松にかへたる宿りかな

半紙に散らしてみました。
与謝蕪村は僕としては、俳句も好きですが何より蕪村の書画作品が好きです。
もともと蕪村は俳人としてよりも画人としての方が本当な筈ですが、教科書にも出てくるからでしょうか、俳人としての方がより知られている気がします。

句の意味としては、「今夜の月は宿を松のうえにした(変えた)ようだ」

前日はどこに宿したのかはわかりませんが、松の枝にかかる月を見て今夜の宿は松なのだな、と思ったのでしょうか。
不思議なもので、月というものはなぜか話しかけたくなるものです。
物静かで包容力があるように感じるためでしょうか・・・。
蕪村もそれでこのように物語りしたのでしょう。

夏の月はあまり印象がありません。
どうにも夏は夕立があったりして雲がかかって宵に月の存在感がありません。
月の存在感と言えばやはり秋ですが、夏の月であるからこそ句作できたのかもしれません。

秋の弧月3

Tag : 文化多摩武蔵野歴史俳句

台湾の危機は日本の危機(その2)

そんな台湾はとても親日的で、東日本大震災のときに破格の義援金を送ってくれた。
人口や経済規模から考えれば、ダントツであった。
かつての大日本帝国時代を知る古老だけではなく、若い世代の人も日本語を話し親日的であるらしい。

いまその台湾が危機に陥っている。
武漢ウィルス対策で世界の優等生だったはずが、いま市中感染が爆発的に広まっているという。
日本政府はそんな台湾にアストラゼネカのワクチンを寄贈した。
これはグッドジョブだ。
アストラゼネカのワクチンは日本では使われることはないが、台湾では認可済みらしい。
以前の台湾パインの件もあり、ようやく日本は大震災のお礼をできたようだ。

陸上自衛隊ヘリ

折しも台湾は、チャイナの脅威を最前線で受けている。
台湾海峡、尖閣諸島は我々が絶対的に守らねばならないシーレーンである。
我が日本は尖閣のみにあらず台湾をも守らねば明日はないのだ。
ここがとられると、沖縄も危ない。
そして海外からの石油を始めとする輸出入にも大打撃を受けるだろう。

日台間の連携こそがいま大事な大事な取り組みなのだ。
米軍は台湾侵攻を想定して既に入国しているという。
戦争ばかりしているダメな国でもあるが、このような有事の対応は日本の数千倍上を行くのも確かだ。
いま台湾がもっとも世界が注目するアジアの国なのである。

Tag : 文化歴史

台湾の危機は日本の危機(その1)

これが住宅の話だったら、いやなら引っ越せば良いのだが・・・。
国の話となると非常にやっかいだ。
なにしろ近所におかしな連中がたくさんいるとはいえ、国は引っ越すことなど出来やしない。
あいにくと我が日本は世界中でもっともついていない場所に位置している。
世界で最もご近所に恵まれない国が日本だ。

ご近所さんはと言えば、傲慢で非礼で公害だらけの大国・・・。
独裁者が核兵器を作ってミサイルを飛ばしまくる基地外国家。
難癖ばかりつけてひたすら金を無心する乞食国家。
そして、先の大戦が終わる矢先に同盟を一方的に破棄し、領土を蹂躙したかつてのルルクス主義者の末裔。

伊豆城ケ崎4

げんなりするような隣人ばかりだが、ひとつだけ・・・たったひとつだけ価値感を共有できる国がもう一国ある。
それが「台湾」・・・・正式には「中華民国」だ。
かつて・・・戦前までは我が日本帝国に組み込まれていた。
日本の統治下では、日本自身が苦しい状況だっただけに過酷な面もあったようだが、戦前を生き抜いた人たちはみな口を揃えて「日本の統治時代はよかった」というそうだ。

台湾に於いて、台湾の発展のために力を尽くした日本人もまた多い。
例えば、八田興一(はったよいち)は「アジア最大規模のダムを作って農作地を開拓するプロジェクト」を実施した。
そして忘れてはならないのは、陸軍中将 根元博だ。
戦争が終わり、チャイナ共産党軍と一緒に戦い、これを破ることで台湾の独立を守った。
墜落するときに、我が身を犠牲にして脱出せずに民家のない場所で墜ちた空軍パイロットが、台湾で神社に祀られているという。

< つづく >

Tag : 文化歴史

【二十四節気】今日から「夏至」

今日は「夏至」。
そして二十四節気では今日から「夏至」という期間です。



一年でもっとも昼の時間、つまり日の出から日の入りまでの時間が長い日です。
とはいえ、時期は梅雨。
このため、日照の時間はかならずしも長いとは限りません。
また、暑い盛りはまだこれからなので、今日から徐々に昼の時間が短くなっていくと言っても肌感覚ではわかりませんね。

冬至は、カボチャをたべたり、柚子湯につかったりと行事や風習がありますが、夏至にはこれといった風習がありません。
関西の一部では、タコを食べる風習があるそうです。
この時期は農業がとても忙しい時期で、なかなか行事を行う余裕がなかったのでしょうか・・・。

動画でも紹介されていますが、今月の末日には神社で「夏越の大祓い」という神事があります。
この日記でも毎年紹介していますが、この時期神社では鳥居をくぐると茅の輪が設置されています。
この輪を三回くぐって、半年間の厄を落とすのだそうです。

夏越の大祓い4

Tag : 文化多摩武蔵野自然

プロフィール

無心庵ひょっとこ斎

Author:無心庵ひょっとこ斎
郷土と自然とネコをこよなく愛する多摩っこ。

愛猫:
「うず」(十一歳没)
→*「愛猫思い出」(↓カテゴリ)

「小うず」二代目。H27年生。♂
→*「ネコ煩悩」」(↓カテゴリ)

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