サッカーコラム J3 Plus+　

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【Jリーグ】プレーヤー別の戦力補強の評価 (その3) ～初瀬亮・米原秀亮・トゥルスノフ・町田也真人など～ (2018年-2019年オフ) | | |　

21人目： MF 米原秀亮 (ロアッソ熊本→松本山雅)　・・・　B+

　・184センチの大型ボランチ。プロ2年目の2018年はJ2で27試合に出場。飛躍のシーズンになった。
　・左利きでパスの精度が高い。Rマドリーやアルゼンチン代表で活躍したMFレドンドを彷彿とさせる。
　・「3バックの左」でもプレー可能。2018年にJ2でプレーしたボランチの中では指折りの有望株。
　・ポテンシャルは間違いない。「J1で出場機会を得られずに伸び悩むのでは？」という心配がある。

　→　2018/04/04 　【東京世代】「和製・レドンド」と呼びたいMF米原秀亮(ロアッソ熊本)
　→　2018/12/16 　【移籍市場】 MF米原秀亮(ロアッソ熊本→松本山雅)の移籍への評価は難しい・・・。

22人目： GK 朴一圭 (FC琉球→横浜Fマリノス)　・・・　B-

　・J3を制したFC琉球の絶対的な守護神。J3では屈指のキーパーとして活躍してきた。
　・180センチなのでサイズには恵まれていないが俊敏性があってフィードも正確。守備範囲が広い。
　・GK飯倉の壁は高いが新生・マリノスのサッカーに合った攻撃的なキーパーと言える。
　・埼玉県出身で韓国国籍になるが在日枠の要件を満たしている。外国人扱いはされないはず。

23人目： MF 白石智之 (グルージャ盛岡→カターレ富山)　・・・　B-

　・2017年は沼津で20試合で4ゴール4アシスト、2018年は盛岡で26試合で3ゴール3アシストを記録。
　・サイドでボールを持って仕掛けることが出来る。打開力の高さはJ3でも上位クラスと言える。
　・盛岡では前半戦は左サイドハーフでプレー。シーズン途中から右WBでプレーするようになった。
　・タイプ的にはMF新井に似ている。2人の名前を並べると江戸時代の朱子学者になる。

24人目： DF 初瀬亮 (ガンバ大阪→ヴィッセル神戸)　・・・　C+

　・定期的に五輪代表に招集されている世代有数のSB。左右両サイドを遜色なくこなす。
　・もともとは右利き。左足の練習を重ねて最近は左足でプレイスキックを蹴るシーンも多い。
　・ハリルJAPANの時にフル代表に招集されたが今シーズンは低調。J3のG大阪U-23でも精彩を欠いた。
　・J2のクラブに修行に出るのがベターな選択だったと思う。神戸行きはリスキーに思える。

　→　2018/08/30 　【五輪代表】早野宏史さんがMF初瀬亮(ガンバ大阪)を酷評した件について
　→　2018/12/12 　DF初瀬亮(ガンバ大阪→ヴィッセル神戸？)は過大評価されているのでは？と思う。

25人目： DF 中島大貴 (カマタマーレ讃岐→ブラウブリッツ秋田)　・・・　B+

　・大卒2年目のCB。190センチの高さを生かした空中戦の強さが最大の武器となる。
　・2017年は17試合に出場。2018年は19試合に出場して1ゴールを記録した。
　・レギュラーは確保できなかったが「空中戦の強さはJ2でも屈指」の存在と言える。
　・2017年の「自陣での空中戦勝率」は驚異の82.0%。J2の中でナンバー1だった。

26人目： DF トゥルスノフ (ネフチ・フェルガナ→レノファ山口)　・・・　A-

　・U-23ウズベキスタン代表として1月のU-23アジア選手権で優勝を経験している。
　・フル代表にも抜擢されており、アジア杯のメンバー入りの可能性もある。187センチの長身。
　・動画を見る限りでは大柄な割にはある程度のスピードがある。スピード不足で困ることはなさそうだ。
　・空中戦はやはり強い。フィードに関しては得意そうには見えない。23才なので若さも魅力になる。

27人目： MF 河津良一 (グルージャ盛岡→ヴァンラーレ八戸)　・・・　C+

　・2015年に専修大から千葉に加入したがわずか半年で沼津に期限付き移籍となった。
　・2年半プレーした沼津でも通算で12試合の出場のみ。思うように活躍の場は与えられなかった。
　・2018年はJ3の盛岡で15試合に出場。加入初年度ながらチームのキャプテンを任された。
　・献身的なプレーが出来るのは魅力。2019年がJリーグ初年度となる八戸への完全移籍となった。

28人目： MF 小林成豪 (モンテディオ山形→大分トリニータ)　・・・　B+

　・神戸での2年間は力を出し切れなかったが期限付き移籍先の山形で大ブレイクした。
　・J2で34試合に出場して12ゴール2アシストの活躍。大飛躍のシーズンになった。
　・切れ味鋭いドリブルが武器。決定力がアップしてゴール前で危険な選手に成長した。
　・大分のシャドーのポジション争いは激しい。どこまで出場機会を得られるか。

29人目： MF 松下佳貴 (ヴィッセル神戸→ベガルタ仙台)　・・・　B+

　・ボランチが主戦場となるが2列目や左SBでもプレー可能なマルチプレーヤー。
　・2017年はJ1で25試合に出場したが今シーズンは9試合の出場のみ。当初はスタメン組だった。
　・パスの精度が高くてクレバーさも持っている。元仙台のMF三田のような活躍が期待される。
　・2017年の「90分あたりのタックル数」がJ1で4位。守備面でもチームに貢献できる。

30人目： MF 町田也真人 (ジェフ千葉→松本山雅)　・・・　B+

　・2017年から千葉の10番を背負っている。昨オフは名古屋が獲得に乗り出したが千葉に残留。
　・今シーズンは25試合で4ゴール2アシスト。肩を負傷して長期離脱を強いられた。
　・テクニックがあって攻撃的なセンスにあふれた選手。千葉一筋だったので自身初のJ1挑戦となる。
　・松本山雅はシンプルなサッカーなので余計に変化を加えることが出来る選手は重要になってくる。

投票　・・・　最大で20人まで投票することができます。

　・【Jリーグ】今オフの補強の中で「特に効果的な補強だ」と思うのはどれですか？ (その1)　→　111票
　・【Jリーグ】今オフの補強の中で「特に効果的な補強だ」と思うのはどれですか？ (その2)　→　57票
　・【Jリーグ】今オフの補強の中で「特に効果的な補強だ」と思うのはどれですか？ (その3)　→　6票

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表1. 今オフの移籍に関する12段階の評価 (一覧)　・・・　150名

分類	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
分類	クラブ名	0	5	7	6	8	6	6	1	0	0	0	0	0
J1	コンサドーレ札幌				1	1
	ベガルタ仙台					1
	鹿島アントラーズ					1
	浦和レッズ		1	1		1
	FC東京
	川崎フロンターレ		1	2
	横浜Fマリノス				2		1
	湘南ベルマーレ				1	1	1	2
	松本山雅					2	1	1
	清水エスパルス
	ジュビロ磐田
	名古屋グランパス						1
	ガンバ大阪				1
	セレッソ大阪			1
	ヴィッセル神戸		2					1
	サンフレッチェ広島				1
	サガン鳥栖			1			1
	大分トリニータ		1	2		1	1	2	1
分類	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
分類	クラブ名	0	4	6	8	21	13	12	2	1	0	0	0	1
J2	モンテディオ山形			1		1		1
	水戸ホーリーホック						2	1
	栃木SC				2	1
	大宮アルディージャ					1
	ジェフ千葉			1	1	1	2
	柏レイソル
	東京ヴェルディ						1
	町田ゼルビア				1	1	1
	横浜FC						1
	アルビレックス新潟				1			1
	ツエーゲン金沢						1	2	1
	ヴァンフォーレ甲府		1			1	2
	FC岐阜		1	1		1
	京都サンガ					2	1
	ファジアーノ岡山		1					1						1
	レノファ山口			1	2	1		1
	徳島ヴォルティス		1			7		1
	愛媛FC					1		1
	アビスパ福岡					2
	V・ファーレン長崎						1	1
	鹿児島ユナイテッド							1
	FC琉球			2	1	1	1	1	1	1
分類	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
分類	クラブ名	0	1	3	7	7	6	10	4	2	0	0	0	4
J3	ヴァンラーレ八戸							1
	グルージャ盛岡				2		1	1	1	1				1
	ブラウブリッツ秋田				1	1	2	2	1	1
	福島ユナイテッド							1
	ザスパクサツ群馬		1		1	2	1	1
	Y.S.C.C.横浜
	SC相模原				1	1		1
	長野パルセイロ					1		2
	カターレ富山				1		2	1
	藤枝MYFC			1	1				1					1
	アスルクラロ沼津
	ガイナーレ鳥取
	カマタマーレ讃岐								1					2
	ギラヴァンツ北九州
	ロアッソ熊本			2		2