■ 激動のシーズンになった2018年2017年の昇格プレーオフを制して「1年でのJ1復帰」を決めた名古屋は激動のシーズンを過ごした。開幕2連勝と好スタートを切ったが、その後、長いトンネルに入った。8連敗と勝てない時期が続いたが、夏にDF丸山やDF中谷やDF金井やMF前田直などを獲得。大型補強に成功すると元ブラジル代表のFWジョーの大爆発もあって夏場に7連勝。一気に勝ち点を積み上げて最下位を脱出。残留圏内に浮上した。
このままいきそうな雰囲気だったが秋以降は停滞。最終節を16位で迎えることになった。最終節の湘南戦(H)も前半に2失点する苦しい流れだったがFWジョーの2つのPKで2対2の同点に追いついた。ライバルの1つだった磐田が後半のアディショナルタイムに失点して1対2で敗れたので劇的な形で何とかJ1残留を決めることが出来たがジェットコースターに乗っているかのような浮き沈みの激しいシーズンになった。
FWジョーとMFガブリエル・シャビエルとGKランゲラックという3人の助っ人の活躍が目立つシーズンになったがベテランのMF玉田も奮闘した。2列目で起用されるケースが多かったが23試合に出場して3ゴールを記録。J1通算100ゴールまであと1つに迫りながら今シーズン中に達成することは出来なかったが主力としてJ1残留に大きく貢献した。いい位置でボールを受けて攻撃のリズムを作るケースが多かった。