アタッカー→ MF野津田は昨夏に仙台に加入したが主力として活躍している。パスサッカーに取り組んでいる仙台のサッカーにうまくはまった。広島からの期限付き移籍になるが広島に戻るのか?仙台に残るのか?広島への思いは非常に強いと思うので「広島に戻る。」という選択肢もあるとは思うが仙台で充実したシーズンを過ごしているのでこのタイミングで仙台を離れるのは勿体なく感じるところもある。
今夏にJ2の徳島からJ1の鳥栖に個人昇格を果たしたMF島屋(鳥栖)だったが鳥栖ではほとんどチャンスをつかめなかった。鳥栖は監督が交代したばかりなので、今後、序列が大きく変わる可能性はあるが運動量が豊富で得点力のある選手なので鳥栖での立ち位置が低いままであるのならば今オフの移籍もありえる。山口でも徳島でもコンスタントに結果を残してきた選手なので興味を示すクラブは多いだろう。
J2の昇格争いは佳境を迎えているが「J2でプレーするアタッカーの中で屈指の存在」と言えるのはMFマテウス(大宮)である。MFマテウスには個人昇格の可能性がある。もちろん、大宮がJ1復帰を果たした場合はそのまま大宮に残る可能性が高まるが大宮がJ1昇格に失敗した場合は多くのJ1のクラブが関心を寄せるだろう。とにかく「打開力のあるアタッカー」はJリーグの移籍市場で人気を集めやすい。
先のアジア大会の銀メダル獲得に大きく貢献したMF岩崎(京都)は「日本人の若手のアタッカーの中では屈指の有望株」になるが京都では力を出し切れていない。今シーズンはなかなかゴールを奪えずに苦しんでいるがポテンシャルが高い選手であることは明らか。京都を離れる意思があるのであれば多くのクラブが関心を寄せるのは間違いないところ。そろそろJ1の舞台で存在感を発揮しないといけない。